戦後史

戦後史

946円 (税込)

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1945年8月15日の敗戦から60年。戦後を否定的にとらえる論調や歴史意識が強まり、いま戦後最大の岐路に立っている。戦後とはいったい何だったのか。戦争とグローバルな視点を重視する貫戦史という方法を用い、アジアとの関係や戦争の記憶の問題に留意しながら、戦後60年の歴史を総括する。

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戦後史 のユーザーレビュー

3.6
Rated 3.6 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    「歴史の考え方」(岩波新書)での分析本である。分厚いが自分の体験も含めて文化的な面白い事実も含めて書いてあるので大学生でも容易に読める。戦後史を通して読むことができる本である。

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    体験の記述を多く採用し、人の記憶を大切に扱った戦後史だ。とても実感しやすい。
    1945年から2005年までをカバーしている。同じスタンスですべての出来事を記述しているのだとすると、戦後すぐから1960年までの記述もかなり恣意的に出来事をピックアップしているのだと思われる。
    そおれはさておき、「昭和天

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    2015年08月08日

    Posted by ブクログ

    本書では如何に第二次世界大戦が日本に影響を及ぼしたか、日本が大戦をどのように考えてきたかについて重視しながら、批判的に戦後史を叙述している。この本は小泉政権で終わっているが、今書いてもそんなに変わらないであろうことに気づく。ある意味「戦後レジーム」が地続きなのであり、それが政治を規定しているというこ

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    2015年07月13日

    Posted by ブクログ

    岩波新書の「戦後政治史」は有名だが、別な著者による岩波新書のの「戦後史」。

    2005年のイラク戦争や小泉政権までの主に日本の政治史を扱っている。ただし、海外の戦争党は簡単に扱っている。戦後の通史としては良い本ではないだろうか。

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    2013年04月23日

    Posted by ブクログ

    1945年8月15日の敗戦から60年。戦後民主主義を否定的にとらえる論調や歴史意識が強まり、いま戦後最大の岐路に立っている。戦後とはいったい何だったのか。戦争とグローバルな視点を重視する貫戦史という方法を用いて、アジアとの関係や戦争の記憶の問題に留意しながら、激動の60年を描きだす。

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    2009年10月04日

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