綿矢りさの作品一覧
「綿矢りさ」の「グレタ・ニンプ」「生のみ生のままで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「綿矢りさ」の「グレタ・ニンプ」「生のみ生のままで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2001年『インストール』でデビュー。同作は文藝賞を受賞し、映画化されている。『蹴りたい背中』では19歳という最年少で芥川賞受賞。『夢を与える』、『勝手にふるえてろ』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
ちょっと控えめな性格の俊貴は、同じビルに勤務する笑顔が可愛いくて穏やかな由依とエレベーターで運命の出会いをし結婚するが、なかなか子宝には恵まれなかった。だが、不妊治療を4年間続けた末、夫婦2人で生きていくと決めた矢先、由依の妊娠がわかり…。
恋愛小説のイメージがある綿矢さん。なんとまぁ、ぶっ飛んだ作品を書いたものです。そして、私はこの手のものが大好物。
全編コメディ。でも、女性とはこうあるべきという偏見や男性の育休など、社会的要素も含まれていて、考えさせられることも多い。
出産を経験した身としては、由依の変化が少しは理解できるけど、こういったコメディ的なものが苦手な方は苦手な作品かな。
Posted by ブクログ
出だしから最高。こういうセンス抜群の豊かな感性で自在に綴っていく語り口の読み物を欲していたことに気付かされました。自分に足りない、渇きを覚えていた成分がここに。
と思っていたら、文章の色合いは日常ドラマを綴るものへと少しシフトします。情感を喚起するものとは違うフィールドをつかって、現実的な感情の生々しい部分も描いています。それでも、カミソリの刃によるようなドギツイ切り付けはありません。淡々とした日常生活が尊重されている作品ですから、まあ、前原という男性上司のような面倒くさくて怖いタイプの人が出て来はするのだけど、全体的にいえば、あたたかな物語になっています。付けくわえて言うと、あたたかな物語