梓澤要の作品一覧 「梓澤要」の「あかあかや月―明恵上人伝―(新潮文庫)」「阿修羅」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 画狂其一 4.3 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻1,650円 (税込) 現代美術にも通ずる大胆な空間構成が高く評価され、欧米の美術界で江戸琳派の旗手として広く知られる鈴木其一。酒井抱一の内弟子として画業をスタートした其一は、師の死後、どのようにして「夏秋渓流図」「朝顔図屏風」のような奇想の絵を描いたのか!? 絵師としての苦悩、波瀾に満ちたその生涯を描く歴史小説。 試し読み フォロー 城主になった女 井伊直虎 - ノンフィクション / 人物評伝 1巻1,100円 (税込) 東に東海の雄・駿河の今川義元!北に信濃から侵攻してきた武田信玄!西は三河の徳川家康と織田信長の連合軍!たえず三方から狙われ、脅かされてきた遠江の小国・井伊家。次々と当主が殺され、出家した姫が、地頭職を継いで、井伊谷の平和のために立ち上がった。後の徳川四天王・井伊直政を育て上げた、知られざる戦国の女領主・次郎法師直虎の生涯。直虎を扱った歴史小説の作者であり、その生涯をいま、いちばんよく知る著者による徹底解説本。史蹟ガイド・年表も収載。 試し読み フォロー 華のかけはし―東福門院徳川和子―(新潮文庫) 4.0 小説 / 国内小説 1巻1,045円 (税込) 家康の孫娘、和子(まさこ)は「徳川の血を引く天皇の誕生」という悲願のため、後水尾天皇のもとに入内した。二度と、江戸の土は踏めぬ――。一触即発の朝幕関係、待望した皇子の夭折(ようせつ)、夫帝の突然の譲位。次次と襲いかかる荒波を持ち前の天真爛漫(てんしんらんまん)さと芯の強さで乗り越え、彼女は両家の対立を超えた存在となってゆく。歴史上唯一、皇后となった徳川の姫の、稀有(けう)な生涯を描いた大河長編。『華の譜』改題。(解説・近藤サト) 試し読み フォロー 井伊直虎 女にこそあれ次郎法師 4.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻1,012円 (税込) 戦国の世に、井伊家の領主となり井伊直虎を名乗った女性がいた。天文十三年、井伊家の当主・直盛のひとり娘の祐の運命は、その年を境に激変した。井伊家家老の裏切りにより、今川義元に謀反の疑いを持たれた、井伊直満と弟の直義が、駿府で生害させられたのだ。井伊家は、命を狙われる直満の子・亀之丞の秘匿を決行。許婚の亀之丞と引き裂かれた祐は、出家を決意し、次郎法師を名乗るが──。直虎の生涯を描いた傑作歴史長篇。 ※この作品は、二〇〇六年一月に新人物往来社より刊行されました『女にこそあれ次郎法師』を文庫化にあたり加筆・推敲し、改題したものが底本です。 試し読み フォロー 阿修羅 3.8 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻838円 (税込) 奈良興福寺の阿修羅像。その少年のような姿かたちの仏像に面影を刻まれた男がいた。藤原氏の一族に生まれながら、光明皇后、藤原仲麻呂らの専制を憎み、打倒藤原氏に起ち上がった橘奈良麻呂。みずからの出生の秘密に苦悩し、謀叛を企てた罪で非命の最期をとげた奈良麻呂の生涯を描く壮大な古代ロマン。1300年の時空を超えて、阿修羅の物語がいま甦える。 試し読み フォロー 捨ててこそ 空也(新潮文庫) 4.1 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻825円 (税込) 平安時代半ば、醍醐天皇の皇子ながら寵愛を受けられず、都を出奔した空也。野辺の骸を弔いつつ、市井に生きる聖(ひじり)となった空也は、西国から坂東へ、ひたすら仏の救いと生きる意味を探し求めていく。悪人は救われないのか。救われたい思いも我欲ではないか。「欲も恨みもすべて捨てよ」と説き続けた空也が、最後に母を許したとき奇跡が起きる。親鸞聖人と一遍上人の先駆をなした聖の感動の生涯。 ※文庫版に収録の「虚実のおもしろさ、仏教の核心」(ひろさちや)は、電子書籍版には収録しておりません。 試し読み フォロー 越前宰相秀康 4.3 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻825円 (税込) 家康が恐れたただ一人の息子――父・家康に疎まれ、秀吉の養子に出された秀康。関ヶ原の戦いの後に越前、福井藩の藩祖となり徳川幕府を支えた男の波乱に満ちた生涯。 家康を父に持つ於義丸は双子で生まれたため、忌避される。兄信康のとりなしで家康に息子として数年後に認知させた。しかし、秀吉の養子として徳川家を出され、豊臣秀康と名乗らされた。それも束の間、関東の名族結城家に養子に出され、父・家康の監視役とされる。家康が恐れた息子の短くも波乱の生涯を描く歴史巨編。 試し読み フォロー 喜娘 4.3 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻785円 (税込) 帰国を前にして皇帝代宗に謁見した第14次遣唐使一行の前に、ひとりの娘が現れた。第10次遣唐大使として入唐しながら帰国できず、唐の朝廷に仕えて一生を終えた藤原清河の娘である。その忘れ形見・喜娘を父の故国日本へ連れてゆくよう申し渡される…。帰国した喜娘たちの運命を軸に、日唐交流の秘話とロマンを描く歴史文学賞受賞の表題作「喜娘」、梅の老樹から浮かび上がる下級官人の数奇な過去「惜花夜宴」、ほかに「夏の果て」「すたれ皇子」「嘉兵衛のいたずら」の3篇を収録。平城京に生きる人々の息吹が今に甦る秀作集。 試し読み フォロー 方丈の孤月―鴨長明伝―(新潮文庫) 4.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻781円 (税込) 齢五十余にして粗末な庵で想う。私の一生とは何だったのか。下鴨神社の神職の家に生まれながらも、不運と挫折の連続。孤独を抱え、災禍に遭った都を悶々と歩き回る。やがて歌の才が認められ「新古今和歌集」に入撰するのだが――。晩年、独り方丈に坐し、筆を執る。「ゆく河の流れは絶えずして…」。人はどこから来てどこへ行くのか。世の無常と、生きる意味を見つめ続けた長明の不器用で懸命な生涯。(解説・細谷正充) 試し読み フォロー 荒仏師 運慶(新潮文庫) 3.7 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻781円 (税込) ひたすら彫る。彫るために生きる。それが仏師だ。全く新しい美を創造し、日本芸術史に屹立する天才運慶。その型破りな人生とは――。少年の頃、「醜い顔」と嘲られた運慶は、女の姿態や鎌倉武士の強靭な肉体に美を見出していく。快慶との確執、荒ぶる野心。棟梁として東大寺南大門の金剛力士像を完成させた絶頂期、病に倒れた。劇的な生涯を描ききる、本格歴史小説。中山義秀文学賞受賞作品。(解説・籔内佐斗司) 試し読み フォロー あかあかや月―明恵上人伝―(新潮文庫) - 小説 / 国内小説 1巻737円 (税込) 鎌倉初期・京都。戒律と理想に生きた一人の僧がいた――。十六歳で出家し求道のため自らの右耳を切り落とした明恵は、仏道に励み高山寺を開く。一世を風靡した法然を糾弾し、承久の乱の敗残兵を匿うなど、権力に屈せず釈迦の教えを貫く姿は、純真な魂そのものだった。気高さと無垢を併せ持ち、仏教史に鮮烈な足跡を刻む奇僧を、従者イサの眼を通して蘇らせた傑作長編。『あかあかや明恵』改題。(解説・玄侑宗久) 試し読み フォロー 万葉恋づくし(新潮文庫) 3.8 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻737円 (税込) 万葉歌人は、じつは恋愛下手でした――。若い大伴家持から恋歌を贈られた年上女性の、理性と情熱の揺らぎを描く「年下の男」。夫に愛想を尽かした妻が出した結論「しゑやさらさら」。恋の歌が苦手な女の前に現れた庭を愛する男との、不意の出来事が胸を焦がす「恋の奴」。その他、下級役人の滑稽な同棲「紅はかくこそ」など全七編。歌人たちのおおらかで不器用な恋の一瞬を、みずみずしく描く傑作。(解説・上野誠) 試し読み フォロー 遊部 4.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1~2巻712円 (税込) 信長に奪われた貴宝と謎の集団の数奇な運命――松永久秀と三好勢の抗争が激化する中、東大寺の大仏が焼き討ちされ、その後、信長に正倉院の秘宝を奪われる。二度の悲劇に、東大寺の薬師院院主・実祐(じつゆう)は、古(いにしえ)より正倉院の警護を司る呪術集団「遊部(アソベ)」に、秘宝奪還の命を下す。戦乱の世を舞台に、欲望に憑かれた人々の抗争と異形の愛を描く、空前絶後の傑作伝奇長編。<上下巻> 試し読み フォロー 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 梓澤要の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 井伊直虎 女にこそあれ次郎法師 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 大河ドラマを思い返しながら楽しく読み終えました。今の時代では信じられない激動の人生。その中でもがき苦しみながらも心優しい女城主。命尽きていく最後は涙でした 0 2025年11月28日 方丈の孤月―鴨長明伝―(新潮文庫) 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 下鴨神社の正禰宜惣官の総領息子に産まれ、何不自由なく育ってきた鴨長明。しかし父に先立たれ、後ろ盾がなくなったことで、ただの社人としての生活を余儀なくされる。30歳前後で婚家も追い出されて、身一つとなった長明。和歌にのめり込み、琵琶を極め、琵琶を手作りするまでになる。 後鳥羽上皇の時、和歌所に任命されるが、それも後鳥羽上皇とのゴタゴタで手放す。実朝に請われ鎌倉下向、また帰ってきて、外山の方丈で方丈記を綴る。 0 2025年10月27日 方丈の孤月―鴨長明伝―(新潮文庫) 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (6) カート 試し読み 匿名 購入済み 神職の家に生まれながら、父の早逝と親戚の企みのほか、自身の性格も災いしてその地位に登ることができず、婚家からも追い出され、やさぐれていく鴨長明。 あまりイメージのない人だったのだけど、かなりグダグダ具合で、はじめの方などはとても高名な随筆集を著した人とは思えないくらい。 歌や琵琶など興味を持ったことにはかなりとことんのめり込むが、何かで挫折の兆しが見えてくると途端に放り出してしまうあたり、他人事とは思えない^^; 晩年、最終的に色々なものを放り出し、小さな庵でそれまでに書き溜めてきた覚書などをまとめあげることは放り出さなかったんだな~とか・・・。 0 2025年02月17日 荒仏師 運慶(新潮文庫) 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.7 (7) カート 試し読み 匿名 購入済み 平安時代末期の平家全盛の頃、運慶が生まれた奈良の仏所は京の仏師に仕事を奪われていた。 平家による東大寺の焼討で長男を産んだ恋人をなくし、悲嘆にくれながら坂東へ向かった運慶は、そこで武士から仏像を彫るよう求められ、次第に自分のスタンスを確立していく。 時代の趨勢は京の天皇家・公家から鎌倉の武士たちへと移行しつつあったが、まだまだ不安定。 そんな中で仕事は次第に増え、東大寺の仁王像などだけでなく、各地でたくさんの仕事をこなしていくうちに、運慶の仏所は京の仏所をしのぐようになる。 才能とか努力とか、なんだかそういったことを色々考えさせられた気がする。 0 2025年02月10日 捨ててこそ 空也(新潮文庫) 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 人という存在は、なんとも我儘で、自分本位で、自分勝手で、ご都合主義で.....心底情けないが、それが人間なのですね。 六波羅蜜寺に行きたい。 0 2025年01月19日