【感想・ネタバレ】井伊直虎 女にこそあれ次郎法師のレビュー

あらすじ

戦国の世に、井伊家の領主となり井伊直虎を名乗った女性がいた。天文十三年、井伊家の当主・直盛のひとり娘の祐の運命は、その年を境に激変した。井伊家家老の裏切りにより、今川義元に謀反の疑いを持たれた、井伊直満と弟の直義が、駿府で生害させられたのだ。井伊家は、命を狙われる直満の子・亀之丞の秘匿を決行。許婚の亀之丞と引き裂かれた祐は、出家を決意し、次郎法師を名乗るが──。直虎の生涯を描いた傑作歴史長篇。
※この作品は、二〇〇六年一月に新人物往来社より刊行されました『女にこそあれ次郎法師』を文庫化にあたり加筆・推敲し、改題したものが底本です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

大河ドラマを思い返しながら楽しく読み終えました。今の時代では信じられない激動の人生。その中でもがき苦しみながらも心優しい女城主。命尽きていく最後は涙でした

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

600ページの長ーい小説。でも飽きることなく最後まで面白く読めました。
梓澤要の本をはじめて手にとりました。男性の小説家と思っていましたが、読み始めると文章がなんだか女性っぽい。調べてみたら女性でした。
永井路子や杉本苑子の女性小説家の歴史小説が好きなので、親しみやすかったです。
梓澤要の別の小説もぜひ読んでみたいです。

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2017年01月10日

Posted by ブクログ

本日始まる大河ドラマに間に合った!というのは、どうでもういいが
この本は少ない直虎の史実に、歴史的事実を組み合わせて、
小説というより歴史をたどるような感じだったので、
そこを、どうドラマ化してあるのか、「大河」が興味深い。

つまり、枠組みは理解したので、フィクション仕立てがカギ。
という話も私事で、どうでもいいか。

時代がどうあれ
長年生きてきて思うのは「自分は自分であること」ほど難しいものはないということ。
甘えているわけではないが、自信がぐらつくことの多さ。

ことの決断、実行、対処。
すんなり出来たためしがないこと。
これでよかったかの、反省・後悔、多々。

ただ、事実が厳然とあるのだから、それを受け止めないでは前に進めない。
それが孤独で厳しい現実なのである。

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2019年03月15日

Posted by ブクログ

久振りのノンフィクション?
読み始めたら、次の大河ドラマの主人公と知れるが知らない方が良かった。
原作本でないので無視して読んだがどうしてもテレビを意識せてこの場面は?と云う読み方、知らなかったくらい地味な存在をどう盛り上げるのか?
伏線としては直政の血縁背景か?

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2016年12月13日

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