家入一真の作品一覧
「家入一真」の「居場所をつくる 引きこもりでも、中卒でも。明日からはじめるコミュニティづくり。」「お金が教えてくれること」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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著作に『こんな僕でも社長になれた』などがある。
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
FIREというキーワードでBOOKOFFオンラインで何冊か買った中の1冊。どうもFIREというWordで引っかかったのではなく著者がCAMPFIREというサイト?会社?の人だから引っかかったみたいだ。
でもそれは読み終えてから気がついたことで、本の内容は良かった。クラウドファンディングについての本。最近私が考えてることにリンクしていたのですっと内容が入ってきた。
最近考えてることというのは以下のようなことだ。
私も50代半ばに近くなり、たぶん人生の折り返し地点を過ぎている。希望して仕事を辞めたわけでもないが、辞めることになって結果的にFIRE(Financial Independence, Retire Early、経済的自立、早期退職)したみたいになった。今までの人生、大学を出てから職を変わりながらも生活のために働いてきた。そして今、生活にも困らなくなり家事の傍らに趣味も楽しめるようになった。でも果たして自分だけが良いでいいのか?と考えた時に、社会貢献ということを考える。
ユニセフに寄付していた時もあったけど、寄付額の半分は人件費や広告費としてユニセフが取ると聞いたことがあり、なんだかなと思ってやめた。
今は国境なき医師団に月々1,000円、Wikipediaに月々150円寄付している。
得をしたいと思う気持ちが年々薄れていく。食べ放題でたくさん食べたなら得なのか?そのために半年ジムに通って減量プログラムをやる羽目になるならそれは一体得だったのか?
セール品のバックを買ったとする。本当に欲しかったのは実は色違いのやつだったけど、そちらは値引きしてなかったので50%OFFだった方を買ったとする。
嬉しくて毎日愛用するが、見るたびに「本当は色違いの方が良かったかな」とちらっと思ったりする。だとしたらそれはお得なのか?
なんだか話が逸脱したけど、「必要なものは必要なだけ買い、セールだからという理由では買わない」ということをしていると部屋が散らかる要因になるモノは増えないし、買ったものは大事に使うし、契約したサービスはよく使うようになるし、で、お金はそこそこあればいい、という結論に達する。
なにもプール付きの大邸宅に住みたいわけじゃない。自家用ヘリコプターで移動したい訳じゃない、
なので、お金が無尽蔵に欲しくはない。むしろちょうどいいだけあればいい。
だとしたら他所に寄付するのもいいじゃないか。感じのいいお店にお金を落とすのもアリじゃないか、と思う。
この本は自分が得をすることだけのためにだけでなく、他人を助けてプラスの価値を作る、ということに関する本だ。あるいは若い人たちの考え方なのかもしれないが、私にも理解できた。
それが全てではない。問題もあるだろう。だけどそういった流れがあるということ自体に励まされた。
Posted by ブクログ
「小さく素早く立ち上げる」
小さく素早く立ち上げて都度軌道修正していく。
考えすぎて行動しないよりは失敗しても行動する方がよほど良いということです。
必要以上に身構えて大金を用意してもリスクが大きくなるだけです。
初期費用をできるだけ抑えて動き出しながら自分にできる範囲で投資を増やしていく。
起業家だけでなく仕事全般に通じると思います。
固定観念や常識に縛られて何もしないよりは動いて何かしてみた方が絶対に良いです。
考えるよりスピード勝負で形にすること。
「ストーリーをつくる」
誰がどんな思いで何を実現しようとしているのか。
ストーリーを見せることでファンや仲間ができます。
仲間には自分にできないことを頼れます。
お金も自然と集まってきます。
「ファンをつくる」
熱意を見せてファンをつくる。
ストーリーと熱意がファンを増やします。
結局のところ自分をさらけ出して信頼関係がいかに築けるかにかかってくると思います。
信頼を積み上げた行く末にファンが増えてくるんやなあと思います。
「自分商店化のすすめ」
著者は個人のスキルやセンスやノウハウや時間を切り売りすると書かれています。
会社に全てを売り渡すのではなくて自分の得意分野を必要に応じて切り売りすることを考える。
収入源を一つにするとそれほど多く稼げないですが複数持てば必要な収入を得ることは可能になるという発想の転換です。
自分の能力を掛け合わせると希少な人材になれます。
これから自分をブランディングしていくのに絶対必要な視点やと思います。
Posted by ブクログ
【要約】
日本社会は成熟し、「お金がすべて」という商業主義から、「目的を達成したい」という自己実現主義へ価値観のシフトが(若い世代を中心に)起こっている。インターネットはあらゆるものを民主化し、人々の多様な価値観に応えるプラットフォームを生み出してきた。自分の挑戦をするべく声をあげた個々人へ資金を民主的に調達することが、クラウドファンディングの社会的意義である。CAMPFIREは、お金が滑らかにめぐる、自分の存在を肯定してもらえる小さな経済圏を増やしていくことを目指している。
【所感】
資本主義の限界と新たなモデル構築の必要性、という話については
「父が娘に語る経済の話。」(ヤニス・バルファキス)
「持続可能な資本主義」(新井和宏)
を通して学んだ。
本書の「小さな経済圏」というアイデアは、一つの解となりうる提案だと思う。
「さとり世代」と呼ばれる現在の20代以下の人には共感しやすい考え方である一方、現在の日本の大半を占める中高年層にはあまり理解されない発想であるかもしれない。それだけに、CAMPFIREの挑戦はまだまだ続くのだろう。クラウドファンディングによる資金調達で自分の挑戦を続ける人も次々に現れ、結果としてより幸福度の高い社会が実現していけば、そうした年齢層にも受け入れられ、むしろ支援されるようになるのかもしれない。