日高敏隆の作品一覧
「日高敏隆」の「ソロモンの指環 動物行動学入門」「生物から見た世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
再読。
動物行動学者、日髙敏隆さん著作エッセイ集。
以下一部抜粋。
『動物学では、現在の動物の形が必ずしも最善とは考えない。そうならざるをえない原因があり、その形で何とか生きているのだと考える。
なぜそういう格好をして生きているのか、その結果、どういう生き方をしているのか。
そういった根本の問題を追究するのが動物学という学問なのだと思う。
いろいろないきものを見ていくと、こんな生き方もできるんだなあ、そのためにはこういう仕組みがあって、こういう苦労があるのか、なるほど、それでやっと生きていられるのか、ということが、それぞれにわかる。』
『世界を構築し、その世界の中で生きていくということは、
Posted by ブクログ
人はしばしば、自分が見えている世界を「生物にはどう見えているか(環境)」と捉えがちだが、本書が説くのは「生物は世界をどう見ているか(環世界)」という視点。人の目には部屋の中に机や椅子、本棚が見えていても、飛び回るハエには机の上の皿にある食べ残ししか知覚されていない。飼っている犬には食べ残しの他にも椅子やテーブルといった"座れるもの"が知覚されているかもしれない。さらに人の中でも、読書家であれば本棚は別の色を帯びてみえるかもしれない。
このように似ているようで異なる、生物の数だけ存在する環世界という発想がとても面白かった。
ユーザーであれば使いやすさや工数削減、エラー率を知覚