酒見賢一の作品一覧
「酒見賢一」の「墨攻」「陋巷に在り(1~13) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「酒見賢一」の「墨攻」「陋巷に在り(1~13) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
今でもすごい
30年以上前、「ビッグコミック」で連載されていた本作を読んでいた。
当時から圧倒的な「戦場のリアルさ」を感じさせる作品だと思っていたが、今久々に読み返してもやはりすごい。
戦国末期の話と言えば、今ではすっかり「キングダム」が代表作となっているが、少年マンガとしての面白さはともかく、戦場のリアルさと言う意味で言えば本作とはやはり比べものにならない。
今回読み返す前でも、古代中国のリアルな戦闘と言えばこの「墨攻」がまず頭に浮かぶほどの圧倒的な存在感があった。
本作はこのジャンルに於いて、稀代の名作の1つと言えると思う。
Posted by ブクログ
好奇心が服を着て歩いているような素直な平民少女の銀河が後宮へ召し上げられ、前代未聞の活躍を遂げる話。
銀河がいかに真っ直ぐで破天荒な人間であるか、彼女が成した偉業がどのようなものであったか、ということが歴史小説風に記されている。
サッパリした性格の銀河が、彼女の周りのくせのあるルームメイトや女大学の師範といった魅力的な人物との丁々発止なやり取りや不思議な魅力のある双槐樹との関わりで少しずつ変わっていくところがじわじわ面白かった。銀河の偉業を語る上で欠かせない男、ここぞというときに命を張る博奕に勝ち続ける渾沌に関しても少なからぬ分量が割かれているが、一貫して気分屋であるという彼の在り方もなかな