直島翔の作品一覧
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
自分に心はないのか
ASDとADHDの特性を持つ人がこの世界で生きていくことがこんなにも息苦しく大変なんだと改めて気付かされた。
ドラマでは「わからないことがわかっていないとわからないことはわかりません。」と何度も繰り返していて、そこが物語の核にもなっていましたが、小説では自分は土星人だ。自転の早さがゆっくりな地球に住むにはかなり生きづらいということ。そして特性によって脳が支配されている自分に心はあるのかとたびたび悩む姿がとても印象的でした。
と同時にこれは小説の中のお話ではあるが、発達特性を持つ人も工夫してなんとか普通になろうと擬装して生きていくことはとても辛いし大変だけど決してできなくはないのだとある種希望のようなものももらえた気がします。
フィクションだけどノンフィクションのようであり、またそうであって欲しいと感情移入してしまうほどでした。