羽生飛鳥の作品一覧
「羽生飛鳥」の「〈歌人探偵定家〉シリーズ」「『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ! 鎌倉武士」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「羽生飛鳥」の「〈歌人探偵定家〉シリーズ」「『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ! 鎌倉武士」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
すでに世は源氏の世。平家の生残りである平保盛が、藤原定家とともに事件解決の謎に迫っていく。
第1話 女性が殺され、その生首が木から吊り下げられて、そこには紫式部の「めぐりあいて」の句が書かれていた。美しい和歌を汚されて、藤原定家が怒り狂う。
第2話 件の二人と、定家の父俊成、西行の4人で昔語り。西行の恋物語の不思議を読み解いていく。
第3話 また女性が殺され、遺体に刺さった高札に在原業平の「ちはやふる」の句が書かれている。またしても怒り狂う定家。
第4話 保盛の父頼盛の安元の大火の火元について遭遇した謎を解く。保盛は父に火元について尋ねたところ、菅原道真の「このたびは」の句を口ずさむ。
Posted by ブクログ
ホームズな定家(和歌が好きすぎて変人だが謎解きは上手い)とワトソンな保盛(検死はできるが謎解きはできないフィジカル強し)のバディが様々な和歌絡みの事件を解決していく連作短編ミステリ。
和歌が絡むとキャラがぶっ壊れる定家が面白い。
史実でも変人だったようなので、あながち的外れではないキャラ造形だと解説で知って本気でびっくりした。
あと、保盛が以前読んで好きだった『蝶として死す』に出てきた平頼盛の息子と知って、それにも本気でびっくりした。
最初の話はちょっと解決が弱いかなと個人的には思ったのだが、2話目からは俄然面白くなった印象。
定家の推理がきれっきれである。
その時代だからこその常識がトリッ
Posted by ブクログ
鎌倉時代、かつて名うての盗賊であった小殿は穏やかな隠居生活を送っていた。そこに訪れる様々な人たちに小殿が語るかつての悪行と、それにまつわる不可解な謎解き。読みやすくしかし読みごたえもある連作歴史ミステリです。
謎解きの魅力はもちろん、小殿の話を聞きに来る歴史的有名人たちのキャラクターも面白いです。特に上皇さまのお茶目さがツボでした。そして「明けの明星」もまたきっと有名な誰かなのだろう、と思っていたら……!
お気に入りは「?倒」。かつて救われた少女に恩を返すため、正倉院に盗みに入った小殿。そこで出くわした殺人事件の謎を描いた本作ですが、しかしその後明かされた別の謎が何とも切なくて印象的でした。