作品一覧

  • Jミステリー2025~FALL~
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    今読みたいミステリー作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。第8弾も最前線で活躍する作家たちが競演! 日本ミステリーの旬が詰まった一冊! 今回の執筆陣は、誉田哲也、葉真中顕、真梨幸子、荻堂顕、五十嵐律人、中山七里、の六人。人気作家の極上の読み心地をご堪能ください。
  • 飽くなき地景
    3.7
    1巻2,145円 (税込)
    土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わる宝を守り、文化に関わる仕事をしたいと志す治道だったが、祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか、その裏側で「無銘」にまつわる事件が巻き起こる。刀に隠された一族の秘密と愛憎を描く美と血のノワール。
  • いちばんうつくしい王冠
    3.6
    1巻2,420円 (税込)
    夏休みの初日、目が覚めたあたしは、見知らぬ体育館にいた。周りには7人の少年少女と、着ぐるみを着た謎の人物が発した言葉――「キミたちにはこれから、一本の劇を演じてもらいます」。なぜあたし達はここに連れてこられたのか。そして、劇が完成した先に待つものとは。その理由と物語の結末が明かされた時、読む者の心も炙り出されていく。吉川英治文学新人賞受賞後第一作。人間の心の深淵に迫る青春エンタメ大作。
  • 擬傷の鳥はつかまらない(新潮文庫)
    3.5
    1巻990円 (税込)
    訳ありの依頼者の身分を偽装し、別人としての人生を与える「嘘の仕立て屋」を生業とするサチ。ある日、彼女のもとへ大金を持った二人の少女が訪ねてくる。その数日後、少女の一人が謎の転落死を遂げた。残された少女を守るべく、事件の鍵を握る男を探し始めるサチは、嘘と裏切りにまみれた過去からあまりに切実な「真相」にたどり着く——。ミステリ界を牽引する若き鬼才、衝撃のデビュー作。
  • 不夜島(ナイトランド)
    4.0
    作家 貴志祐介氏、絶賛。 『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。 「ほんの一瞬だけなら何でも手に入れられる、俺の唯一の特技だ」 一攫千金の夢が渦巻く欲望の“街”その男は、ただ魂(マブイ)を求めた―― 第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。その最西端の与那国島では、一本の煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆるものが売買される密貿易が行なわれていた! 腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純は、ある日顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にする。終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵が島に上陸したというのだ。 元憲兵探しに乗り出した武だったが、時を同じくして、謎のアメリカ人女性から 「姿も形も知れない “含光” なる代物を手に入れろ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。 相棒の島人とともに奔走する武は、やがて、世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれていく……。 琉球と台湾の史実をもとに描き出す、 サイバーパンク巨編!
  • ループ・オブ・ザ・コード(新潮文庫)
    4.5
    1巻1,155円 (税込)
    20年前に歴史の一切が“抹消”された、かつての独裁国家〈イグノラビムス〉。今や多数の企業が参入し、理想郷となったその国で、突如児童200名以上が原因不明の奇病を発症した。世界生存機関から派遣された私は、現地調査で人々の抱える闇に気づく。だが悲劇は再び目の前まで迫っていた。歴史を奪われた国に隠された衝撃の真実とは。混沌を生きる全ての人に捧ぐ、エンターテイメント超大作。

ユーザーレビュー

  • ループ・オブ・ザ・コード(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    歴史とは、現実であり虚構。
    歴史とは、過去であり未来。
    歴史とは、呪縛。

    過去を“抹消”された国家、《イグノラビムス》を舞台とするSF作品。

    「私」を「私」たらしめている要素とは?
    土地。民族。家系。
    性別。年齢。家族構成。
    身長。体重。髪の色。

    どれかが変わったら「私」ではないのか。
    どれが欠けたら「私」でなくなるのか。

    全てを白紙にしたら、人類には何が起こるのか。

    0
    2026年02月14日
  • Jミステリー2025~FALL~

    Posted by ブクログ

    いろんな切り口のミステリーの集まりで、ボリューム薄めなので、サクッと読みやすい。
    誉田さんの『それはない』でスタートするのが良かった。こじれた話だけど、全体的に温かめのストーリー。
    葉真中さんの『21グラム』のオバケが見える設定、荻堂さんの『コンカフェ探偵ロゼ』のオクスリオッケーな設定、といった、事件内容は現実的だけど、基本設定が異常、が良かった。
    中山七里さんのミステリーを楽しみにしてたけど、私的にはミステリーというよりも、ヒューマンドラマを見ているような、このストーリーでは、脇役の善吉中心の温かいドラマにつながる“ゼロ”的な要素のストーリーな感じがして、とても良かった。この後佐知子さんと一

    0
    2026年02月11日
  • ループ・オブ・ザ・コード(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ディストピア系。過去の虐殺の歴史を先進国から糾弾され、歴史ごとクレンジング、リネームされた国の人々、断絶させられた歴史や文化、その中で発生した子供達の奇病。国連生存機関の主人公が病気の原因を探る中で過去の文化的風習に辿り着いたり、テロと戦う展開は映画のよう。それでいて、ベースのテーマは家族関係の根深い問題や、親と子の関係
    。子供は欲しいとは思えないが、親にはなりたいと思った、という最後に繋がる、壮大な物語だった。
    作者が20代と知って驚いた。

    0
    2026年02月09日
  • ループ・オブ・ザ・コード(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    綺麗な表紙のデザインと大好きな伊坂幸太郎の帯で即決購入した本だったが、読んで大正解の一冊でした。
    外国人の名前やおそらく武器の名前?みたいなのがなかなか覚えられず読み進めるのに少し苦戦したが、まるで一本の大作映画を見終わったような満足感と喪失感。

    メモに残しておきたいセリフがたくさんあった。
    生きる目的は何か。戦争とは何なのか。
    重たく複雑なテーマをいろんな人種や宗教やバックグラウンドを持つ登場人物達から考えさせられる良書でした。
    日本人の作家作品とは思えないほどの大きなスケールのお話でした。
    物語もとても素晴らしい。ハリウッドとかで映画化されたらいいな。

    0
    2026年02月08日
  • ループ・オブ・ザ・コード(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    過去に民族浄化ともいえる大虐殺を行ったことで、国連から国を《抹消》された国家。
    国民は完全にアメリカナイズされた国に住み、その《以前》のことを恥の歴史として口にすることでも罰せられる。
    そんな国で突然蔓延的に起こり出した、少年少女の、意識なく横たわり食欲も消えていく発作。
    中にはその発作によって亡くなる子も出てきて、
    そこに国連から派遣されてきた調査団。
    彼らもそこにいたるまでの人生にそれぞれに抱えてきたものがあって…

    登場人物は多くないのだが、いかんせん馴染みにくい海外の名前でなかなか入ってこないが、
    登場人物に慣れると、
    物語は一気に進むし、世界観にどっぷり。
    SFでありながら、登場人物

    0
    2026年02月06日

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