蝉谷めぐ実の作品一覧
「蝉谷めぐ実」の「見えるか保己一」「紙魚の手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「蝉谷めぐ実」の「見えるか保己一」「紙魚の手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
全盲の天才学者が感じたのは、絶望か希望か。
塙保己一って何者か?
多くの人に彼の生き様を知ってほしい!
歴史小説って、難しいのでは…?
と思う人も多いかもしれません。
安心してください!
本作は、ただの歴史小説というよりも、彼の周りの人を描いた人間ドラマに近い。
かなり読みやすい作品です◎
私も、一気読みしてしまったほど。
【「太平記」の一説】
「人の五体の内には、眼にすぎたる物ばかりなし。眼を失はば、万の人に劣れる事、乞児に等し。さればこそ、けん人せい人も、眼を第一に重んじて、万の巻物、経論の文を読み、万里の外をも望み見る事、眼の力に依るなり」
とあるように、1番失って怖い五体は
Posted by ブクログ
塙保己一。江戸時代の全盲の天才国学者の彼は、数多の古典を分類し、合冊した叢書『群書類従』を刊行したことで知られています……とこれは日本史の教科書(とか用語集)にはこんな感じで書かれていて、正直、私もお名前を知っているだけでした。本書はそんな全盲の学者の半生を綴った作品になっています。
幼い頃に失明を経験し、それでも学問の道を志し、周囲から評価されていき、『群書類従』の刊行にいたるまでの成功のプロセスを描いた作品……と表現しても決して間違いではないのですが、たぶん〈そういう話〉をイメージして読みはじめたひとほど、作中から受ける印象は異なってくるのではないか、と思います。評価されればされるほど
Posted by ブクログ
塙保己一も「群書類従」もこの本を読んで初めて知りました。盲目で本発行するってどういうことと興味津々で購入。
文章も読みやすく、自分が知ってる歴史上の人物が出てきたりして楽しく読めました。特に根岸鎮衛が実はあの人で…というのがあって、根岸様好きなので嬉しかったです。
最初の方は、保己一視点で話が進むので、周りの人達の無意識に発した言葉や、良かれと思ってついた嘘にこちらも一緒に振り回されました。
最初の奥さんになった人がお弟子さんと浮気してるのですが、保己一視点だと奥さんの言葉を鵜呑みにして浮気に気づかなかったり、お弟子さんに嘘をつかれて疑心暗鬼になってしまったり…。あと輝ちゃん…。何してんだこの