作品一覧

  • チェルノブイリの祈り 1巻
    完結
    4.5
    全4巻990円 (税込)
    「戦争は女の顔をしていない」の著者で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチが執筆した魂のノンフィクションが遂にコミカライズ!原発事故という、当時未曾有の惨事に遭遇した人々の悲痛な願いと静謐な祈りを書き留めた日本人必読のノンフィクション、待望の第1巻。
  • 戦争は女の顔をしていない 1
    4.2
    1~5巻1,100~1,210円 (税込)
    「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」……500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ。
  • 戦争は女の顔をしていない
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。(解説=澤地久枝)

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  • 亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版
    4.5
    1巻3,520円 (税込)
    「国際友好の義務を果たす」という政府の方針でアフガニスタンへ送り出されたソ連の若者たち.やがて彼らは一人,また一人と,亜鉛の棺に納められ,人知れず家族のもとへ帰ってきた…….作家がみずからの目と耳で体験し書き留めた同時代の戦争の記録.作品発表後に巻き起こった裁判の顚末など大幅に増補した,最新の版に基づく新訳.

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  • 完全版 チェルノブイリの祈り 未来の物語
    4.0
    1巻3,630円 (税込)
    一九八六年四月二六日,その事故は起こった.人間の想像力をこえる巨大な惨事に遭遇した人びとが語る個人的な体験,その切なる声と願いを,作家は被災地での丹念な取材により書きとめる.消防士の夫を看取る妻,事故処理にあたる兵士,汚染地に留まりつづける老婆――.旧版より約一・八倍の増補改訂が施された完全版.解説=梨木香歩

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  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと
    4.4
    1巻3,080円 (税込)
    20世紀の壮大な実験,ソ連.それが人びとの心になにを残したのか探るため,作家はソ連崩壊後,自殺者の家族や,強制収容所の経験者,民族紛争を逃れた難民,地下鉄テロの被害者,デモに参加して逮捕拘禁された学生らに聞き取りをおこなう――.街頭や台所で交わされるさまざまな市民の声を集め,21世紀のいま甦りつつある抑圧的な国家の姿をとらえた大著.

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  • ボタン穴から見た戦争 白ロシアの子供たちの証言
    4.2
    1巻1,430円 (税込)
    1941年にナチス・ドイツの侵攻を受けたソ連白ロシア(ベラルーシ)では数百の村々で村人が納屋に閉じ込められ焼き殺された。約40年後、当時15歳以下の子供だった人たちに、戦争の記憶がどう刻まれているかをインタビューした戦争証言集。従軍女性の声を集めた『戦争は女の顔をしていない』に続く、ノーベル文学賞作家の代表作。(解説=沼野充義)

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ユーザーレビュー

  • チェルノブイリの祈り 1巻

    無料版購入済み

    チェルノブイリの原発事故は自分が生まれる前に起きたもので、名前をよく聞いたのは3.11の時の福島原発事故と比べられるようになっていた時でした。原発事故がどのようなものか、3.11を経た今でもよくわかっているとは言い難いですが、少なくともまだ放射線の影響がよくわからない時、その事故を人々がどう見て、経験したか、この漫画を通して少しだけ体験しました。原発は本当に無くさなきゃいけないと思います… 毎日浪費するエネルギーを生み出すために人が命をかける必要がどこにあるのでしょうか…

    0
    2025年12月05日
  • ボタン穴から見た戦争 白ロシアの子供たちの証言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    白ロシア=ベラルーシ

    自分で穴を掘らせ
    その縁に立たせ
    子どもから順に撃つ
    大人が絶望するのを
    見るために

    お腹が空いて空いて
    お母さんという言葉を聞くだけで
    泣き声が止まらなくなる

    戦争
    この記憶がまだ残るのに
    なぜ繰り返す

    0
    2025年09月16日
  • 戦争は女の顔をしていない

    Posted by ブクログ

    ロシアによるウクライナへの侵略戦争が長期化している今だからこそ読んでおきたいと思った。
    タイトルは有名ながら、手に取ったことがなかった。
    内容としては非常に生々しい、従軍女性たちから聞き取った証言集。
    もっと書き手の主張が入ったルポライティングのようなものを想像していたが、インタビューに応じた女性の肉声が聞こえてくるような書きぶりによって戦争のむごさがより際立つ。
    「女たち」の視点ではあるが、前線に出される兵士たちの様子も証言から浮かび上がる。

    0
    2025年08月24日
  • 戦争は女の顔をしていない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    漫画のほうを先に読んで、旧日本軍よりマシかも…とか感想を持った自分を殴りたい。
    いろんな人がいて、いろんな手段で戦ったり、生き延びたりして。でも戦争がハッピーエンドで終わるなんてことない。これは今まさに繰り返されている悲劇だってことを教えられます。
    腹立つのは、解放された捕虜に「なぜ生きてる?」と問うとこ。せっかく地獄を生き延びても裏切りを疑われながら生きなきゃならないとか。
    著者のインタビュアーとしての姿勢が素晴らしい。「話してください。悪魔には鏡でその姿を見せつけてやらなければ」と。
    しかしウクライナとかベラルーシの人たちのインタビューなんだよね。こんなことされてドイツを許す気になるかとか

    0
    2025年08月05日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    Posted by ブクログ

    独ソ戦の女性兵士たちの話。
    国のために、と教えられて育った少女たちは国のために戦う気概を持っている。
    でも男物のパンツは死ぬほど嫌だし、三つ編みを切るのも悲しい。普通の少女なのに兵士のときは勇ましくなれるのは、人間のなかにスイッチみたいなのがあるからなのかな。
    日本の戦争漫画に比べて、理不尽な上官とかビンタとか出てこないのはお国柄なのか女性だからなのか。これから出てくるのが。
    兵士じゃない女性はちゃんと花柄のスカートとか履けているので、やっぱ日本よりもましかなと思ってしまう。
    原作も買ってあるので読まねばです。

    追記…原作読んだらあらすじからして不穏だった。戦争行った女性たちは差別くらったと

    0
    2025年08月02日

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