鈴木宏昭の作品一覧
「鈴木宏昭」の「認知バイアス 心に潜むふしぎな働き」「教養としての認知科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木宏昭」の「認知バイアス 心に潜むふしぎな働き」「教養としての認知科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
学びとは、ただ与えられたものをこなせば良いということではない。
与えられたものが、有識者にとって練り上げられたものであっても、それは単なる立方体の一側面を見たにしかすぎない。
一側面しか見ていないのだから、そこから多面を推測することが容易ではないことがわかる。
そして、この立方体を伝達する術はない(いまのところ)。
つまり、本書でいっていることは、そういうことだと思う。
結局、私たちに必要なのは探求心や知識欲だし、そういった欲望に向かわせる動機である。
そして、学校とはそういった動機付けを促す場であってほしいし、教師自身も常に探求の人であってほしい。
人は、欲望に向かって勝手に学ぶも
Posted by ブクログ
人はどう事物を見て(認識)、どういうふうに覚え(記憶)、どう考えるのか(思考)といったところ軸に、人間の認知の仕方をつぶさにながめ、解き明かしていくのが認知科学です。認知科学は学際的な学問で、多領域を横断して作られていく学問と言うことです。認知心理学、発達心理学、社会心理学、哲学、言語学、社会学、教育学、神経科学、動物心理学、生態学、コンピューターサイエンスなどが、認知科学で使われたり参照されたりしています。本書では、認識、記憶、思考についてのとらえ方、現在わかっている知見を読んでいくのもかなりエキサイティングなのですが、ここでは僕が特に気になったトピックをまとめる記事とします。
サバン