教養としての認知科学

教養としての認知科学

2,640円 (税込)

13pt

4.3

人間はどのように世界を認識しているか?「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介.自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.

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教養としての認知科学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月25日

    「教養としての」という枕詞がついた本は、大体、難しい内容をわかりやすく噛み砕いてくれた本が多いと思っているが、本書はなかなか、そうはいきません。
    私なりの解釈を言えば、本書は、人間がハマってしまう「思い込み」についての本だという風にざっくり理解しています。しかし、それなりに難解。
    「アハ体験」という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月04日

    四章くらいまではだいたい知っている内容
    五章あたりからドライブし始めて、人間の進化の行く末にドキドキしてきます

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    Posted by ブクログ 2020年08月05日

    人間の「物事に対する認知」におけるプロセスや、それによって生まれる「思考のクセ」を様々な学問から科学的に証明している本。

    【学び】
    ・物事に対する認知

     -表情フィードバック
      └ある感情状態になると表情や身振りに出ると言われるが、これは逆だという主張
    ◎セルフマネジメントには理想的な感情によ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月10日

    認知科学を専門としない読者を対象に書かれたと思われる初学者にわかりやすい入門書。論旨と実例のバランスが素晴らしく、読者を飽きさせない。

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    Posted by ブクログ 2019年05月21日

    『認知科学を学ぶならまずはこの本』
    認知科学を非常にわかりやすく、また面白く書いてくれている本。といってもエンタメ方向に走っているのではなく、本当に知的好奇心を刺激してくれる本です。
    他人に認知科学の基本を伝えたいという場合にも使いやすい本。この中からトピックを選択して話してもいいし、直接本をワタシ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月16日

    認知科学の入門書。門外漢の私でも読めるくらい平易に解説されてる。

    ロボット工学、教育学、心理学、哲学など、いろんな分野を横断している分野で、それゆえに分かりにくい部分もあるけど、学ぶという機能の広さを感じられて、興味がわいた。

    今後もこの分野をフォローしてみたいと思います。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月23日

    表象と計算という伝統的な認知のフレームワークを見直し、「生物学的シフト」つまり知性を生物学的な特質をもつものとみなす考え方にもとづき、多様なリソースの中で絶えずゆらぎながら生成と変化を繰り返すという、知性の姿にせまる本。

    認知科学は学際的である。心理学、哲学、言語学、教育学、人類学、生理学、神経科...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年04月22日

    おもしろい。「知性」という曖昧な概念を科学的に位置づけることができる。この本を踏まえた上で昨今のAI=人工知能の議論に目を向けると、また違う視点で見ることができそう。内容としては『サブリミナルインパクト』を既読だったため、驚きは大きくなかった。

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