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「鈴木宏昭」の「私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化」「教養としての認知科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
人が犯してしまう様々な勘違いの原因を認知バイアスという概念で説明しており、人は何と愚かな生き物かと思わされる。同時に心理学者の行うイジワルな実験を除けば、認知バイアスは大方の状況で適切な判断ができるように最適化されたもので、実際に適切に対処できていると言う。であれば8章までの議論は何なんだったのかと思わずにはいられないが、このような仕組みがあると知っているのと知らないのとでは同じ失敗をしても状況の理解がまるで違うのだから、やはり大きな意味がある研究成果と言えるだろう。
第6章で言語に関するバイアスに関して状況モデルの構築と言う概念が紹介されるが、座学で第2言語を習得するのが何故難しいのかがよく理解できた。コトバは理解できてもその状況に身を置いたことがないから文章だけでは頭の中に状況を再現できないのだ。
この他にもいくつもの気付きを与える良書だった。