戌井昭人の作品一覧
「戌井昭人」の「あんたはだいじょうぶ」「戌井昭人 芥川賞落選小説集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「戌井昭人」の「あんたはだいじょうぶ」「戌井昭人 芥川賞落選小説集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2話収録本。
一つ目はタイトルの通りアメリカの道で、だいじょーぶ、あんたはだいじょーぶとずっと話しかけてくる女性の話。実はその人の過去は全然大丈夫じゃなくて、でもその紆余曲折な人生が彼女の大丈夫という言葉にパワーをのせて、いろんな人にそれは伝染していき…。
登場人物たちの過去は一人一人丁寧に描かれて、なおかつ戦争の前後の時代のため一人一人が壮絶で。
だからこそ、そこを生き抜いた人たちって本当に強く生きてるな~と感じる。
行きつけのバーや居酒屋には年齢層高めのお兄さんお姉さんがいて、いつもその人たちと飲んでるが、やんちゃしてた人のほうが人生に深みがあって今過去を語るとき楽しそうに話すよな~といま
Posted by ブクログ
なんて素敵で温かい子育てロードノベル!
タロは3歳、父ちゃん母ちゃんと神奈川県の海辺の町の一軒家に住んでいる。毎日貧乏長屋と呼ぶ部屋でちゃぶだいの傷跡から生まれたおにとかっぱ、ぬいぐるみの牛田うしのすけとの会議をして、海辺まで散歩してラジオ体操して、海の浄化のために石ころを投げて、元漁師やタイヤで鍛える兄ちゃんや芋パンを焼くお姉さんと交流するような日々を過ごしてる。
ミュージシャンの父ちゃんが九州から西日本して関東へ帰ってくるドサ周りツアーに向かう直前、母ちゃんが体調を崩し、とうちゃんはタロを連れてツアーに向かう。
前半パートの日常も良い、後半の親子ロードパートも楽しい。何よりラジオ体操
Posted by ブクログ
おにたろかっぱについての十項目
・タロは(今は)売れてへんミュージシャンの父ちゃん、デザイナーの母ちゃんといっしょに葉山で暮らしてる三歳児。
・「昭和の貧乏長屋」と名付けられたタロの部屋でタロはおにとかっぱの三人で脳内会議してる。それに参加したい父ちゃんはときどき上田ウシノスケに化けて混じってる。
・タロとこんなふうに濃密に遊んでられるのは今だけなんやろな、呑気でアホくさいことが幸せなんやろなと父ちゃんは思う。でもできるだけタロを喜ばせ続けなくっちゃとも思う。
・父ちゃんがドサ回りツアーに出ることになったときタロもついていくことになりこの本の後ろ半分は二人のゆる〜いロードノベル。
・タロがい