カミュの作品一覧
「カミュ」の「異邦人(新潮文庫)」「革命か反抗か―カミュ=サルトル論争―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
印象深かったのはパヌルー神父の演説の変化。主語が「あなたがた」から「私ども」に変わったことが感動。他人事でなく「我々のこと」なのだと忘れてはならないと思った。
「すでに大病等に悩まされる人は、他の病気からは免除される」というコタールの考えも印象的。
リウーさんは囲いの中の人であると同時に、囲いの「外の人」としての役割も兼ねていたように思う。彼の妻が遠くで療養している、という設定は、「オランの町の外の人の気持ち」も読者に味わってほしかったから与えたものなんじゃないのかなと思った。
てか正体不明の「語り手」、あんたか〜い! 予想がことごとく外れてた。最後のほうで「分かった、この人しかいない!
Posted by ブクログ
死刑を宣告された直後のムルソーがとても印象的。
昔父親が死刑執行を見に行き、胃の内容物を吐いたことを思い出すムルソー。そして彼は死刑執行場面をたくさん見てら、吐きたいと考える。そうできることを想像し、喜悦の波に飲まれる。
彼は母親の葬儀で泣かなかった。このことからムルソーは、一般的な感情が欠けた異質な存在と捉えられてしまった。でも彼に感情がないわけではないと思う。何度かママンの言葉を思い出したりもしてるし。
私にはムルソーが、「一般人」たちの共感性や迎合性、演技のできるさまを羨ましがっているように見えた。
だから「人と同じように死刑執行を見て吐きたい」と思ったのかもしれない。
ぼんやりとし
Posted by ブクログ
名作にはやはり、名作と言われる所以がある。
いや〜〜〜思ったよりも全然読みやすくて、
そして嫌いじゃない。むしろ好き。
なんだろう………
苦しい&暗い気持ちにならない名作って
意外にも少ないんだよなぁと改めて感じつつ、
この作品はなんでだかかなり前向きな気持ちになる。
勿論、ムルソーの考えや動機の全てを受け入れるという訳ではないけれど、少なくとも納得や共感する部分があって、
さっぱりしたというか…そんな感じの気持ち。
カミュの『ペスト』をずっといつ読むか…
と思いながらなかなか踏み出せずに、
短めな今作を読んでみたけれど、
より他の作品も読んでみたい!!と思った!
ちなみに、ワン