伊藤氏貴の作品一覧
「伊藤氏貴」の「読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する」「生きるために読む 死の名言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊藤氏貴」の「読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する」「生きるために読む 死の名言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【感想要約】
本書は情報過多と分断の時代に必要な読解力の重要性を示し、西欧の読解理論に基づく七つの技法を具体例とともに解説する。より深い読解へ導く、実践的入門書として最適な一冊である。
【内容】
著者は読解力の重要性が今後増していく理由として以下の2点を挙げている。
①インターネットやAIにより情報を探すことが容易になった分、そのテクストの裏にある筆者の意図を掴むことの必要性増大
②正しく相手の主張を理解した上で建設的に議論をすることの重要性
その上で西欧(比較断章法に基づく聖書分析が発展)で発展した読解技法に基づいて、7つの読む技法を紹介している。
①論説文の構造の分析と読解(前提常識に対
Posted by ブクログ
読む技法
詩から法律まで、論理的に正しく理解する
著:伊藤氏貴
出版社:中央公論新社
中公新書 2883
良書、テクストを徹底的に理解するための方法論を伝授する書です
本書は、「読む」などという生やさしいレベルではない。言語のテキストを「解釈する」、もしくは、「分析する」というほうが近いニュアンスと感じる
第七講に、ターヘルアナトミアの和訳に四苦八苦する前野良沢や、杉田玄白の話がでてきます
わずかなオランダ辞典にしっくりした表現がなく、何度も読みかえしたり、他の文献を読み漁る話があり、激しく共感しました。
学生のとき英語の数学の本を数頁づつ、和訳しながら、証明問題を行う持ち回りの授業で
Posted by ブクログ
作家の川上未映子さんが面白いとおすすめしていたので読んでみました。
樋口一葉は「たけくらべ」しか読んだことありませんでしたし、古文!教科書!みたいなイメージでした。
樋口一葉の伝記ではあるのですが、タイトルすごいですよね。赤貧って。借金記録だらけです。
女性が働くことが当たり前ではなかった時代の男不在家庭の貧困、現代ではあり得ないぐらいの多くの知人への借金、没落士族の矜持、慕っている師匠への恋と文学性の違い、奇跡の14ヶ月…短い生涯の中に名作が生み出されていくまでの過程がぎゅっと詰まっていました。明治に作家として食べていくのがいかに大変だったかよくわかります。
貧困にあっても芯のある気
Posted by ブクログ
私の友人はこう言う-「国語は好きだった。でも国語のテストは嫌いだった」と。
なぜならテストでは、例えば文中での主人公の気持ちを表している答えを選択肢から選ばせたり、短文で書かせたりするが、自分がそうだと思っていた答えと正答とが必ずしも一致しない、あるいは疑問が残るということが多かったかららしい。
私も国語教育のこの部分に前から疑問を感じていた。なぜ1つだけ正答を求めさせようとするのかと。私はこう考える-国語とは1つの正答を導き出すというより、そこに至る思考や論理を肉付けし、人間としての思考力を高めていく教科だと。よく使われる例えだが、授業で先生が「雪が溶けると何になりますか?」と子どもに質問
Posted by ブクログ
『銀の匙』という小説を中学の3年間かけてじっくりと読むという授業で、全ての学びの背骨である国語をしっかりと教えた灘校の教師橋本武さんという方をご存知だろうか?私は、サトマイさんのYouTubeで知り、本書を手にしました。最近の世相では効率的に、早いということに価値があるような趣ですが、学びに関してはそれが当てはまらないことが、よくわかります。
こんな授業を受ける機会があったら、受けてみたいと心の底から思います。
関連する書籍は他にもあるので、興味のある方は橋本武さんの書籍をぜひお読みください。そして、教材となった『銀の匙』も恥ずかしながら、未読なので私も読みたいと思っています。