西村京太郎の作品一覧
「西村京太郎」の「読楽」「十津川警部捜査行 宮古行「快速リアス」殺人事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「西村京太郎」の「読楽」「十津川警部捜査行 宮古行「快速リアス」殺人事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京都立電機工業学校卒。『寝台特急殺人事件』、『天使の傷痕』、『終着駅殺人事件』など数えきれないほどの作品を手がける。多くの作品はテレビドラマ化や映画化され、大変有名である。受賞歴も数知れず。日本推理作家協会賞や江戸川乱歩賞の選考委員歴もある。
Posted by ブクログ
オーソドックスなミステリー。
まずは本のカバーがとてもおしゃれだった。
私が購入した際は赤い背景に原稿用紙、そして『この推理小説のトリックは、双生児であることを利用したものです。』の文字。
とある本の紹介動画でこの本の存在を知り、購入したが、このキャッチコピーが確かに押されており、自分自身もこの謳い文句に釣られて購入した。
また、もう一枚のカバーもとても素敵だった。
舞台である雪山の山荘。
この一枚のイラストのお陰で読みながらも情景がとても浮かび、物語にぐんと引き込まれたと感じる。
一種の芸術的な絵画の様な雰囲気で、このカバーの栞や文具小物等が有れば買いたいと思ってしまうほど。
作中にも度々
Posted by ブクログ
面白かった!!!
東京で起きた一卵性双生児による連続強盗事件と、謎の手紙に呼び出された若い男女が雪深い山荘で次々に殺されていく連続殺人事件。ふたつの事件が同時に進行する構成がまず面白い。
冒頭から「この推理小説のメイントリックは、双生児であることを利用したものです」と大胆に宣言されるこの作品は、ノックスの十戒への挑戦であり、アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』へのオマージュでもある。『十角館の殺人』よりも先に、こんな面白いものがあったなんて知らなかった。
トリックそのものは宣言通りだし、割と分かりやすいのに、物語の構成と展開があまりにも巧妙で、気づけば一気読みしてしまった。トラッ