中村文則の作品一覧
「中村文則」の「教団X」「ご本、出しときますね?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中村文則」の「教団X」「ご本、出しときますね?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
福島大学行政社会学部応用社会学科卒。2002年『銃』で第34回新潮新人賞を受賞しデビュー。『遮光』で第26回野間文芸新人賞、『土の中の子供』で第133回芥川龍之介賞を受賞。その他作品に『掏摸<スリ>』、『悪意の手記』、『何もかも憂鬱な夜に 』などがある。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
天才スリ師の生き様を描いたノワール小説。めちゃくちゃ面白かった。
両利きのスリ師すげえ。
主人公が一人称「僕」なので、主人公が知り得た情報しか読者にも知らされないのがとても効果的でスリリングな読み心地を与えてくれた。何を書くかより、何を書かないかが徹底されていて、そのまま話が進むので主人公の不幸な境遇がそのまま体に入ってくる。極悪人の木島にスリを強要され、何を盗めば良いかわかっても、それがどう使われるのか全くわからない。木崎はとんでもないことをしているのは間違いないのだが「知ろうとするな」と一蹴されるのが痛快だった。クズと悪党しか出てこないアンダーグラウンドすぎる1作。
あらすじ。
主人公は
Posted by ブクログ
文庫版発売後すぐに購入したのだけど、大切に大切に読んでいたので気付いたら読み始めてから2年経っていた。びっくり。
ゲラゲラ笑って笑い疲れて本を閉じる日もあったし、唸るほど考えて本を閉じて、それでもまだ考え続けるような日もあった。
P.280
小説には大抵、主人公がいる。
僕達は主人公に同化し、時に客観視しながら小説を 読むけど、「個人」に着目して読んでいることに変わりない。
テレビなどでは人間を「 外側」から見るけど、小説の多くは「内面」から見ることになる。
人間の内面描写に最も適しているメディアは、小説であると僕は思っている。
そして、小説を読む、つまり個人の内面を見、それに寄り添う習慣