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「谷川流」の「涼宮ハルヒの憂鬱」「「涼宮ハルヒ」シリーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「谷川流」の「涼宮ハルヒの憂鬱」「「涼宮ハルヒ」シリーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
関西学院大学法学部卒。2003年『電撃!! イージス5 盾と羊と』でデビュー。『涼宮ハルヒの憂鬱』で第8回スニーカー大賞受賞。同作から始まるシリーズがTVアニメ化や映画化もされた。その他作品に『学校を出よう!』、『絶望系 閉じられた世界』などがある。
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Posted by ブクログ
好きだったハルヒの言葉
「外来文化ばかりもてはやしていてはダメよ。土着の風習を尊重してこそすべてのイベントを楽しむ権利が発生するの。だって廃れちゃったらもったいないじゃない。それだけ楽しみが減るんだから。古典に親しむ事を忘れた人間はどんどん変な方向に走っていってしまうんだわ!」
→今残っているものを守る。新しいものに飛びつきすぎない。それは巡って自分の楽しみに変わる。て感じかな。
「特別授業に集中する必要はない。しかし授業以外のことも何一つ考えないようにする。」
→仕事中に気が散漫しまくっている私にとっては耳が痛いお言葉。当たり前だが、一番難しいことな気がする。
「あたしが欲しいものをくれるんだったら火星にだって取りに行ってあげる。」
→まさに竹取物語ではないか。かぐや姫の役回りはキョン。好きな人がくれるものであれば、どんなに遠く離れた場所にあっても取りに行く。こんな言葉を綴って貰えるキョンは本当に幸せ者だ。
人を心から想う。簡単のように見え、私にとっては一番難しいことだ。こんな気持ちになれる相手を、早く見つけたいものだ。
鶴屋さんの逞しさ
「あたしはねっ、楽しそうにしてる人を見ているだけでたのしいのさっ。」
「だいたいあたしには向いてないっさ!だったらあたしは自分にできる別のことをするよ!」
→高校生にてこの達観した目線には感服させられる。自分の役割を完璧に理解し、存分にその役を楽しむ。身の丈に合わない夢を見ないリアリスト的な一面も感じる。できることを全力で。人が幸せになる為に必要な目線だと思う。
長門の葛藤
「一緒に困ることのできる普通の仲間になれる」
→異なる立場だからこと補えるが、同じ目線でいることも大切なこと。一緒に困る。優しさと愛を感じる言葉で大好き。
「心地よい沈黙。黙りっぱなしでも気づまりにならずに済む相手は貴重。」
→その通りである。
いいようもない絆と信頼で結ばれていることがわかる、キョンと長門の姿に眼福です。
「朝比奈さんは無知で苦しみ、長門は知りすぎている自分に苦しんでいた。」
→知らなくて苦しむこと以上に、知りすぎて苦しむことの方が辛いのではないか。なぜなら、夢を見ることができないから。妄想できないし、希望も持てない。不安も恐怖も焦りも抱きにくいから、感情が動かない。そう考えると、朝比奈さんは人生を謳歌できているように見えてくる。今はあんなんでも、将来、あんなにも美麗で明晰な女性になることができるし。
無知でいること、それも幸せの一つ。
朝比奈さんの境遇
「未来のために必要だが、未来を推測されるのは困る。
という意味では、何も知らされておらず脅威にも感じない朝比奈みくるは完璧な駐在員。」
→役に立ちたいと悩む朝比奈さん。本人は気づいていないだけで、十分役に立てている。こういうことは日常でもいくらでも起こり得ている。まずは自分の存在意義を振り返る。自分を愛している人のことを思い出してみよう。
その他
→宝探しの時のピクニックにて、お昼ご飯をみんなで食べるシーン。大変に美味しそうなおにぎりや惣菜が脳裏に浮かび、最近めっきりまともな食事を取れていない私にとっては衝撃だった。ああ、私も朝比奈さんが作ったご飯を食べたい。
「役割を投げ捨てたいと思うことがある」との小泉。
→様々な経験をしているキョンへの羨望。彼はハルヒによる被害者でもあり、ハルヒに福音を与えられた存在でもある。彼も苦労人である。小泉が心から笑う瞬間を心待ちにするばかり。
→キョンは激動の一週間を通じ、更に今の日常を愛しているということを再認識する。「憂鬱」よりも重厚に語られたこのテーマ。本当に素晴らしい。
「朝比奈さんはいつか元いた未来に帰ってしまうかもしれない。しかしとりあえず、今はまだ帰っていない。それでいい。楽しい時間を連続させていれば、おのずと未来も楽しいものになるだろう。」