坂本龍一の作品一覧
「坂本龍一」の「新版 縄文聖地巡礼」「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「坂本龍一」の「新版 縄文聖地巡礼」「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
◯ でも細野さんは、そういう勉強をしてきたわけでもないのに、ちゃんとその核心をわがものにしている。(146p)
◯ もともと現実は虚構で、虚構も現実で、境い目はないんです。(228p)
◯ ドビュッシーの、あの人類史上最も洗練されていると言っていい音楽にも、フランスの帝国主義、植民地主義の犯罪性が宿っている。(292p)
◯ できるだけ手を加えず、操作したり組み立てたりせずに、ありのままの音をそっと並べて、じっくり眺めてみる。そんなふうにして、ぼくの新しい音楽はできあがりつつあります。(317p)
★ご自分の人生について、誠実に語られていて、とても面白かった。お父様が編集者をされていた
Posted by ブクログ
自分がいつ死ぬか知らないから、わたしたちは人生を、尽きせぬ泉であると思ってしまう。しかし、物事は無限回起きるわけではない。ごくわずかな回数しか起きないのが実際だ。子供のころのある午後をあと何回、思い起こすであろうか?それがなければ自分の人生がどうなっていたかわからないほどふかいところで、いまある自分の一部になっているそんな午後であってさえ、たぶん、あと4回か5回だろう。いや、もっと少ないかもしれない。満月がのぼるのを見ることは、あと何回あるだろうか?たぶん、20回か。そして、それなのに、無限回あるかのように思っている。
…坂本さんが音楽を担当した1990年の映画『シェルタリング・スカイ』(ベ