豊田正義の作品一覧
「豊田正義」の「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―」「妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「豊田正義」の「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―」「妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部卒。『消された一家』、『告発!「イエローキャブ」―マスコミ公害を撃つ!』、『オーラの素顔』などの著書がある。
Posted by ブクログ
殺し合う家族は内側から北九州連続監禁殺人事件を描くフィクション作品でした。
本作はそのノンフィクションで、外側から事件を見る、価値のある本でした。
松永が法廷で皆を笑わせたというところが、本当に怖かったです。
皆が自分の行いを知っているというのに雰囲気を変えてしまえるということは、
松永を不審に思った被害者たちが懐柔されてしまったことに一致します。
背筋が凍りました。
一方で緒方は、一審の死刑から二審で無期懲役になったということで、フィクション作品から読んだ自分としては救いがあったように思えます。
彼女は確かに加害者ではありますが、同時に被害者でもあったので……
この本では上告しようと思う
Posted by ブクログ
あまりに凄惨で評価をつけるべきではないと思うが、こんな現実が本当にあったということを残して、知れたことに対して評価をつけた。
どう感想を書いていいかわからない。
筆者が書いてあるように松永の心のうちは全く分からず、底のない悪と虚栄心と自己愛しかないように見えた。
およそ一般の人間が理解できる感覚ではないと思えたし、反社会性パーソナリティ障害やサイコパスという言葉でしか説明できないのだと思う。
法廷で松永が話した内容に笑いが起こるという異常さが、この男の危険性をよく表していて、被害者の多くが松永のことを気に入ってしまい、平たく言うと良い人で魅力のある人だと男女ともに思い、そこからはめられていく
Posted by ブクログ
アジア・太平洋戦争に於ける日本軍の最悪の戦法として特攻があるが、一般的には航空機を用いた航空特攻を思い浮かべる人が大半だろう。海軍、陸軍合わせて四千名以上がその航空特攻に駆り出され、若い命を散華させた事は余りに有名である。それ以外にも人間ロケット弾としてアメリカからは「バカボム」とまで呼ばれた、ジェット推進の桜花(正に人が入ったミサイルそのもの)や、小型潜水艦である回天など、映画などでも題材にされるメジャーな特攻兵器もまだまだあるわけだが、本書が扱う小型特殊艇による特攻はそれ程多くは知られていない。何故なら、戦中戦後長きに亘り、その存在すらをも絶対的な機密事項とされたこと、そして実際の戦果を上