作品一覧

  • 老人と海
    4.1
    1巻770円 (税込)
    老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。 翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。 簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
  • 老人と海
    4.0
    1巻880円 (税込)
    巨大魚と格闘する老漁夫の姿を通して描く、現代の神話。 20世紀アメリカを代表する作家、アーネスト・ヘミングウェイ。 彼の生前に発表された最後の小説にして、ピュリッツァー賞・ノーベル文学賞を受けるなど世界的に高い評価を得た『老人と海』。 劇作家・批評家の福田恆存によるその翻訳は、日本でも初訳(1955)以来、改訂を重ね、累計500万部を超える大ベストセラーとして読み継がれてきました。 本書は、いわば、日本語訳としてこれまで最も愛されてきた福田訳の、待望の新版です。 今回新たに、ヘミングウェイ作品および『老人と海』が日本でいかに読まれてきたかを示す、作家たちのエッセイを巻末に収録。 〈一生に一度は読みたい、文学の底力を示す名作〉として今も親しまれ続ける小説の、装い新たな復刊です。
  • 移動祝祭日
    4.0
    1巻649円 (税込)
    1920年代、パリ。未来の文豪はささやかなアパートメントとカフェを往き来し、執筆に励んでいた。創作の苦楽、副業との訣別、“ロスト・ジェネレーション”と呼ばれる友人たちとの交遊と軋轢、そして愛する妻の失態によって被った打撃。30年余りを経て回想する青春の日々は、痛ましくも麗しい――。死後に発表され、世界中で論議の渦を巻き起こした事実上の遺作、満を持して新訳で復活。
  • 老人と海
    4.0
    1巻660円 (税込)
    初訳から60年、まったく新しい「老人」の誕生! 数カ月続く不漁のため周囲から同情の視線を向けられながらも、独りで舟を出し、獲物を待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、3日にわたる壮絶な闘いが始まる……。原文を仔細に検討することによって、従来の活劇調の翻訳とは違う「老人」像が浮かび上がる! 決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描いたヘミングウェイ文学の最高傑作。
  • 老人と海(新潮文庫)
    3.9
    1巻572円 (税込)
    八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。
  • 河を渡って木立の中へ(新潮文庫)
    3.5
    1巻1,045円 (税込)
    第二次大戦後数年を経たヴェネツィア。アメリカ陸軍大佐キャントウェルは、貴族の娘レナータと刹那の逢瀬を重ねる。彼の心の傷を癒すため戦争の真実を明かしてくれとせがむ恋人に、重い口を開いて語ったのは、凄惨な戦いの全貌と自らの判断ミスで多くの部下を殺してしまった悔恨の情だった……。年の離れた愛しい人、戦争の不条理、迫りくる終焉の時。著者自身を投影して描く愛と死の物語。

ユーザーレビュー

  • 老人と海(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    老人が小舟に乗り、カジキと死闘を繰り広げる話。
    独り言を言いながら、自分を奮い立たせ、手のひらをボロボロにしながらも自分を見失わない。
    大きなカジキを釣り上げるもそれで終わりではなく、自然は厳しい。目に見えない大切なものに気づける物語。

    0
    2026年01月28日
  • 老人と海(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    短めなので読みやすかった。
    カジキを捕えた後持ち帰るシーンは終始ハラハラドキドキした。カジキとの格闘は長ったらしい感じがした。

    0
    2026年01月25日
  • 老人と海(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    老人と魚の死闘。
    有形ではなく無形の獲得。
    未来へのバトン。
    母なる海は恵みももたらすが、厳しさも教える。

    0
    2026年01月24日
  • 老人と海(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    想像していたよりワイルド。
    主人公のイメージが読み進むごとに変わっていくようで面白い。最初は良く言えば優しい老人。くたびれた、もう周りに相手にされないような寂しさの感じる生活のようにみえた。
    しかし、船の上で魚と格闘するようすは孤独ではなく孤高、マイペースなのは生き方を妥協しなかった当然の姿勢に思えてくる。魚を腹に入れ、若いときのエピソードが語られ、一人でサバイバルする姿が描かれると共に、老人だったはずのイメージがパンプアップされて漁師の男に姿を変えていた。少年が懐いていたのも納得がいく。
    帰路で、もう人盛り上がりするのもアクション映画のようでいい。釣り上げた魚がライバルから相棒に変わる。

    0
    2026年01月18日
  • 老人と海

    Posted by ブクログ

    古本屋でなんとなく目に止まり、「そういや読んだことなかったな」と手に取る。
    獲物を取れなくなったキューバの老人が、海で大物と出会い、向き合う話。
    短編のため、すぐに読み終わる。翻訳もわかりやすい文体でなされていて、非常に読みやすい。

    心打たれた。
    船上での情景描写と独り言、海洋生物との対峙。
    老いた体と海の瑞々しさ、得たものを失う虚しさ。
    全てが詰め込まれていた。

    0
    2026年01月09日

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