双葉文庫作品一覧
-
3.9イヒカは深山で、ある子供と出会う。子供は謎めいた女によって山に閉じこめられていた。子供がイヒカに頼む―ぼくを助けに来て。大切なお守りを預かり、助けに戻ることを約束したイヒカ。だが二人は数奇な運命に呑みこまれてゆく。人間の信義に胸が震え、緻密かつ壮大なスケールに心奪われる、傑作大河ファンタジー。
-
3.8
-
3.8
-
3.8
-
3.8
-
3.8
-
3.8女子大生の時町見初は、幼い頃から「あやかし」や「幽霊」が見える特殊な力を持っていた。誰にも言えない力を抱え、苦悩することも多かった彼女だが、現在最も頭を悩ましている問題は、自身の就職活動だった。受けれども受けれども、面接は連戦連敗。まさに、お先真っ暗。しかしそんな時、大学の就職支援センターが、ある求人票を見初に紹介する。それは幽霊が出るとの噂が絶えない、出雲の曰くつきホテルの求人で――。「妖怪」や「神様」たちが泊まりにくる出雲のホテルを舞台にした、笑って泣けるあやかしドラマ!!
-
3.8
-
3.8
-
3.8
-
3.8時は平安。天皇の血筋を引き、容姿端麗、歌の名手でもある在原業平は、今日も昼間から女房を口説いていた。ところが、あと少しというところで、絶世の美女にして最高の女性歌人である小野小町から、お呼びがかかってしまう。お互いに認め合う小町からの頼みとあらば、断るわけにはいかない。小町の依頼は「この恋文を書いた男を探してほしい」というもの。そして、手紙の中には逆さになったわすれな草。涼しげな表情の小町に、業平はなにか訳ありだとにらむが…。当代きっての美男美女が織りなす、平安王朝謎解き絵巻!
-
3.8
-
3.8
-
3.8「世界で一つ、大切な時計をお作りします」親の転勤で京都に越してきた高校生の菜奈は、白川通りで素敵な時計屋を見つけた。その「白川時計店」で働く幸也は、菜奈を何かと気にかけてくれるが…ある日、菜奈は幸也にある能力があることを知る――「大丈夫、大切なことは“時間屋さん”が教えてくれる」……時を操る力を持つ“時間屋”をめぐる、奇跡の物語。
-
3.8
-
3.8両親が亡くなり、姉のいる京都に引っ越してきた高校生・天野瑞樹。ある日、瑞樹は少年に『甘露堂』という甘味処まで荷物を持っていくのを手伝ってほしいと声をかけられる。甘露堂へたどり着き荷物を開けると、そこから「ナリソコナイ」と呼ばれるあやかしが出てきて、店の至る所を食い散らかしてしまう。賠償金を支払うため『甘露堂』でバイトをすることになった瑞樹だが、そこはなんと神様がお客様の甘味処で!?
-
3.8会社をリストラされた木崎朋美がレトロなBARで出会ったのは、ジョニー・デップさながらの弁護士・城之内隆一。その場でスカウトされ、彼の事務所に勤めることになった朋美だが、来るのは“猫探し”や“ストーカー退治”など奇妙な依頼ばかり。抜群にイイ男なのに普段は残念な京男子・ジョー先生と、絶世の美少年高校生・海斗君に囲まれた事務所の本業は“お祓い”だった!? 望月麻衣、待望の新シリーズ!
-
3.8生まれつきあやかしの見える高校生・草壁彰良は、父親の死をきっかけに奈良に住む親戚の額田真奈歌に引き取られることになった。彰良は真奈歌の営む喫茶店「万葉茶房」で働き始めるが、そこはあやかしたちの憩いの場でもあった。彰良は趣味で万葉集の歌をそらんじれるのだが、あやかしたちにはこの歌が大好評。歌を聞きに来る常連客も出るほどで――奈良の喫茶店を舞台に、あやかしと人間たちの交流を描いたハートフルストーリー。
-
3.8
-
3.8「プロレスを見ることは、生きる知恵を学ぶことである」―。著者が30年以上に及ぶプロレス観戦から学びとった人生を歩むための教養を、余すところなく披瀝。今もっとも注目すべき文系芸人による初の新書登場。90年代黄金期の週刊プロレスや、I編集長時代の週刊ファイトなどの“活字プロレス”を存分に浴びた著者による、“プロレス脳”を開花させるための超実践的思想書。文庫版のみ収録の対談など含めて、待望の文庫化!
-
3.8
-
3.8
-
3.8
-
3.8樹海に抱かれた村で暮らす少年、大輝は、ある日、金色の体をした不思議な生き物と出会う。ルークと名づけて飼い始めるが、次第に大輝の体に異変が起きてくる――。静謐な美しい文章と瞠目の幻視力で綴る傑作ダークファンタジー。表題作を含む4編を収録。第25回山本周五郎賞候補作
-
3.8
-
3.7
-
3.7
-
3.7多くの読者から支持を集める「どんでん返し」シリーズ。今作でも、いま最も読みたい気鋭の作家が集合した。アイドルグループに所属する主人公の企みを描いた――芦沢央「踏み台」、殺し屋という裏の顔を持つ男が遭遇した事態とは――阿津川辰海「おれ以外のやつが」、時代ミステリーならではの動機に目を瞠る――伊吹亜門「遣唐使船は西へ」、残された手紙から謎を読み解く――斜線堂有紀「雌雄七色」、そしてクローズドサークル+ロジック――白井智之「人喰館の殺人」。少しの時間で大きな驚き。圧巻のミステリーアンソロジー。
-
3.7
-
3.7
-
3.7
-
3.7社会の理不尽に耐えかねて、新卒で入社した会社を一年で辞めた壷井千和は、外資系のスポーツ用品メーカー「ヴィクトル」に契約社員として入社する。そんな千和の前に現れたのはなんだか妖しい長髪の男。「よし、君は異動だね。第三商品開発部へようこそ!」「私まだ入社して一週間も経ってないんですけど……」。妖しい部署の妖しい部長、はたしてそこは『あやかし』の力を使って商品を開発する部署だった! 『あやかし×お仕事』ストーリー開幕。
-
3.7「失恋バスツアー」はちょっと変わった旅行ツアーで、失恋した参加者にどん底まで落ち込んでもらい、あとは上がるだけ、グイグイ元気になってもらおうというもの。添乗員の龍太郎は、添乗しているカウンセラーの小雪に自らがフラれたばかりで、なんとか巻き返したい。今回の参加者は超濃いメンツで、金髪のハーフ美女、自称パンクロッカー、謎の中国人など、彩り豊かな9名。ハプニングに翻弄される龍太郎だったが、意外な事実が次々と明かされていく。果たし龍太郎の恋の行方は――笑いあり、涙ありの感動ツアー、いざ出発進行!
-
3.7世の中には勝者もいれば敗者もいる。だけど、その勝ち負けは誰が決めるんだ? ――高校を卒業後、小さな鉄筋加工工場でアルバイトをはじめた俺。超ベテランの爺さんと組むが、その手は…「鉄の手」、建築現場で働く労働者との出会いで俺が決めたのは…「ヨンパチ」、地元の裸祭に参加しようか悩む俺…「フンドシ・トランス」など、勝ち馬に乗れない“俺”たちを描いた連作短編集。ひとつひとつの短編がかすかに繫がり、すべてを読んだ後に見えてくる景色に、心も体も躍り出す。 この作品は、二〇一二年に幻冬舎より刊行された『傍らの人』に訂正を加えて再編集をしたものです。文庫化にあたり、改題をしました。
-
3.7
-
3.7
-
3.7
-
3.7比嘉篤は、父親の診療所を継ぐため8年ぶりに東京から沖縄に帰った。元気なおばぁや謎の青年・宮城獅道しか診察に来ない毎日に辟易とする篤。ある日、診療所に朱色の髪の裸足の子供がやってきた。子供は篤のことを知っているようだが、篤に記憶はない。獅道は、その子は庭の枯れかけたガジュマルの木に棲む精霊キジムナーだと言うが――南の島の「神様」たちとの交流を描いた、心温まる物語。
-
3.7仕事と恋に疲れた高橋寛人は、亡き祖父のアンティークショップを継ぐために神戸に移り住んだ。そこで出会ったのは、お店を間借りしている修理職人の後野茉莉。古い物に全く興味のない寛人だが、茉莉が修理をするモノに触れているうちに、“過去”を修理する勇気をもらう…茉莉のもとには、今日も様々な修理の依頼が届いてくる。
-
3.7
-
3.7
-
3.7
-
3.7
-
3.7
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。