こちらの事情

こちらの事情

528円 (税込)

2pt

15万部を突破した『家族の言い訳』の著者が描く、涙の短編集。母を老人介護施設に預ける息子の心中を描いた『荷物の順番』や『晴天の万国旗』はラジオドラマ、試験問題になった出色の感動作。

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こちらの事情 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「家族の言い訳」の続編。家族にまつわる8つの短編があります。その中で、「葡萄の木」「短い通知表」「荷物の順番」は思わず胸にくる作品でした。歳を重ねる毎に、親の気持ちが解るようになると、家族を(夫婦も含め)題材にした物語に、更に著者の言葉の使い方と文章の使い方で涙腺が緩んできます。

    0
    2021年08月14日

    Posted by ブクログ

    『家族の言い訳』に続き、森浩美さんの家族シリーズ2作目。

    こちらも家族をテーマにした短編集なのですが、
    『こちらの事情』は『家族の言い訳』よりも
    少しばかり主人公の年齢層が上がっています。

    さくさく読める文章なのですが、
    1つ1つの話が心にぐっと来るので
    読み終えるのが惜しくなってしまいます。

    0
    2011年08月08日

    Posted by ブクログ

    家族は、良いなと思うときもあれば、その反面煩わしいなと思うこともある。
    しかし、ずっと会わないとまた会いたいと思えてくる。
    他人とは絶対に分からないことが、この本を通して見えてくる。

    今一人暮らしをしてる人は、自分の両親や妹、姉、弟、兄のことをどんな風に思って日々過ごしているんだろう。
    一日のほん

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    2010年07月03日

    Posted by ブクログ

    手に入れる事に必死だった頃を経てそれを守るために必死になる年代の家族の話。
    互いの事情に精一杯でぶつかり合い、後で後悔してもやり直すのは難しく。
    それでも今から出来る事、互いの気持ちを伝える事でまた新しい家族の形が始まる。
    ありえなくはない出来事で平凡かもしれない毎日を守るために進んでいく家族の姿を

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    何の気なしに手にとったのに、泣かされてしまった。
    家族をテーマに書かれた8作品の短編が胸に響く。
    こんなに上手くいかんやろと思うこともあるけれど、気持ちの描写が繊細で家族に会いたくなる。

    本当に家族って不思議。
    でもやっぱり嫌いになれない、大切な存在。

    0
    2019年07月06日

    Posted by ブクログ

    特に印象に残るお話というわけではないが、さらっと読めて、なんとなく「いい感じ」のお話が集まってる本。

    0
    2013年10月07日

    Posted by ブクログ

    表紙裏
    愛の消えた生活、ままならぬ人生・・・でも、人は努力する。そこにドラマが生まれる。「どの物語にも最後は“光”を残した。“救い”と言い換えてもいい」(著者あとがきより)。『晴天の万国旗』は数々の試験問題に、そして『荷物の順番』『短い通知表』『福は内』はラジオドラマの原作に選ばれた、珠玉の短編集。

    0
    2012年11月12日

    Posted by ブクログ

    ラジオドラマっていいですよね。

    最近はラジオなんてほとんど聞かないけど、若かりし頃は夜はラジオを聞きながら勉強という定番スタイルでした。

    テレビの映像があると、俳優のイメージが重なってしまうけど、音だけの世界だと、自分の思いや経験が頭の中で映像となって自分だけの世界が広がる。

    本を読んでいるの

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    2012年09月19日

    Posted by ブクログ

    *晴天の万国旗...リレーの選手に選ばれた息子だが...
    *葡萄の木...ぶどう狩りの前夜に起った小さな事件
    *甘噛み...母との旅行はペットの子連れ
    *短い通知表...家族で付けあっていた通知表
    *福は内...疎ましい田舎の親の深い温情
    *靴ひもの結び方...キャッチボールを余所の子と楽しむ夫

    0
    2011年05月26日

    Posted by ブクログ

    どの短篇集も、様々な事情に悩まされながらも頑張ろうとする様が良かったです。
    中には、最後「それは都合が良すぎるだろう!?」という作品があったけど。
    後書きによると作者自身が分かっててあえて描いたそうなので。
    それはそれで良いのだろうと思うようにしました。(^_^;)

    0
    2011年01月09日

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