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姉の家を訪ねた弟が、突然結婚することを報告する。おずおずと切り出したのは「姉ちゃん、悪いんだけど、コロッケ作ってくんない?」。実はコロッケには姑にいじめ抜かれて苦労した今は亡き病身の母と、幼き姉弟との切ない思い出があった。姉が作るコロッケに期する弟の思いとは……。
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Posted by ブクログ 2023年02月20日
8編の短編からなる家族小説。この中で印象深かったのは「空箱の中身」「雛の手」「心のくしゃみ」「コロッケ泣いた」です。「心のくしゃみ」は、子供の視点から書かれているので、特に印象に残りました。森浩美さんの小説には、読み始めると惹き付けられるものが多く、まだ読んでいない小説を見つけようと思います。
Posted by ブクログ 2014年04月30日
森浩美さんの家族小説には毎回涙腺が緩んでしまう。 年を重ねるごとに、楽しいことよりも悲しいことや悩んでしまうことが多くなるため、こういった小説は心の処方箋になってくれる。
Posted by ブクログ 2014年03月02日
シリーズ6作目(のはず)。 どの作品も読むと心が温まります。 それぞれがどうとは言いませんが、これからも 折に触れて読んで行きたいシリーズです。 次巻にも当然期待です!
Posted by ブクログ 2014年01月18日
家族をテーマにした短編集。どれをとっても穏やかな結末にホッとしました。これってこの方の短編集6作目なんだそうですね。あとがきに書かれてました。うーん、やっぱり今の時代にピッタリなんでしょうね。
Posted by ブクログ 2014年05月17日
家族短編シリーズの6作目で、私が読むのは4冊目だけど、どうも登場人物達に共感できなくてイライラするなあ・・・ なんか自己中なんだよなあ、みんな。
Posted by ブクログ 2014年03月14日
現代の家族をめぐるちょっと切なくてあたたかな短編集 シリーズ6作目とか ハラハラドキドキというのではないけれど しっとりとひびきます ≪ やっかいで でも愛しくて 家族って ≫
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