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比嘉篤は、父親の診療所を継ぐため8年ぶりに東京から沖縄に帰った。元気なおばぁや謎の青年・宮城獅道しか診察に来ない毎日に辟易とする篤。ある日、診療所に朱色の髪の裸足の子供がやってきた。子供は篤のことを知っているようだが、篤に記憶はない。獅道は、その子は庭の枯れかけたガジュマルの木に棲む精霊キジムナーだと言うが――南の島の「神様」たちとの交流を描いた、心温まる物語。
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Posted by ブクログ
沖縄の南城市の診療所を舞台とした医師がキジムナーはじめ精霊たちとの物語。クセあるけど、みんないい人たちで、暖かな気持ちになりました。待合室は元気なおばあや子供たちで診察後も賑わっているあたり、とってもいいです。
可笑しくて、そして、哀しい
精霊や、神様が、身近に居て、それを、信じている人達が、居て、 時代の流れの中で、消えていくものも有り、しみじみと、心に響いて、涙が出たよ。 また、帰っておいでよ~~。待ってるからね~~。
ほっこりしました(^^)
出身が沖縄なので馴染みがあり、ストーリーやキャラクターにとてもほっこりしました✴︎
東京の大学病院で働いていた篤は、父親により沖縄に連れ戻され、父親の診療所を継ぐことに。その診療所には、地元のおばぁたちの他に、不思議なものたちもやってきて・・・。少し「神様の御用人」の沖縄版みたいな感じもあるかな?でも、これはこれで、よかった。どのお話も、切なくも温かい、いいお話ばかりだった。
たしかに「神様の御用人」の沖縄版。 あちらより深みがない気もするが、おばあたちとキジムナー、精霊や神様たちとともにある姿は良かった。 でも、沖縄のおばあは「―ば?」と若者が使う沖縄言葉は使わない。そこがとても違和感だった。
幽霊は見えない方がいいかもしれないけど、キジムナーや神様は見えてもいいな。篤みたいにあまりいろいろと頼まれてもたいへんだけど、それ以外に害らしいものはないし友だちが増えるみたいでいい。 それと”おじぃ”とか”おばぁ”っていう呼び方が気に入った。未来少年コナンを思い出した。どこかあったかい感じがする。...続きを読む あと、ガジュマルがちょっとほしくなった。できればかわいいキジムナー付きのやつ。
『神様の御用人』の沖縄版、というレビューを見たけど、まさかそんな、と思いつつ読んでみたら、本当にそのまんまだった。いいのかそれで!? と思うレベル。主人公が医者である意味はそのうち出て来るのかねぇ?
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竹村優希
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