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「山」「猫」「珈琲」は著者がとても好きで大切にしているもの。これらに励まされ、また癒され、日々の執筆活動に励んでいる。上巻は、朝日新聞、神戸新聞、日経新聞などに連載されたエッセイを収録。デビュー10周年記念の初エッセイ集! ※特別収録/同郷のポルノグラフィティの楽曲『Aokage』をイメージした掌編小説。
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Posted by ブクログ
湊かなえさんのエッセイ。新聞などの連載をまとめたものですが、短い中に湊さんの人となりが分かるものが多く、通勤で楽しく読めました。読むと湊さんの地元の鯛そうめんが食べてみたくなり、注文して食べました。
湊かなえさんの小説が好きなので、こちらのエッセーが文庫化されるのを楽しみにしていました。 思わず声をあげて笑ってしまうような感じのエッセーではないですが、落ち着いた文章の中にクスッと笑えるところや読書が好きな主婦として共感できるところがあって楽しく読みました。 湊さんの作家になる前のお話や作家になっ...続きを読むてからの日常、作家として大切にされていることを知ることができて興味深かったです。 そして、お住まいの淡路島の食材の美味しさをはじめ島の魅力が満載で、読んでいると行ってみたくなってしまいます。 下巻を読むのが楽しみです。
エッセイ集だと、なんだが愚痴っぽいものもあるけど、 そういう批判的な内容はなくて、 淡路島のこととか、湊さんの生活を垣間見れて 面白かった。
様々な媒体で綴られてきた著者自身の数々のエッセイが、まとめられたのが本書。奇想天外かつ予想もできない結末で読者を惹きつけるミステリー作家として有名な著者。その著者の日常・身のまわりのこと、郷里因島で過ごした高校までの思い出、大学時代、サイクリングに登山、旅行、就職氷河期の就職とOL時代、青年海外協力...続きを読む隊、結婚後の淡路島での生活等々、別の一面が垣間見られるエッセイ集。
優しい語り口で日常を受け止める著者の言葉が、ストンと入ってきて心地の良いエッセイ。 …と同時に、「この人があの作品を!?」という驚きもあり面白い。 作家としての面だけではなく、妻の姿、母の姿、娘の姿…グルメな姿などなど、「湊かなえ」の言葉をまるっと堪能できる1冊。
湊かなえさんの小説は読んだことがありましたが、エッセイは初めてでした 淡路島にお住まいとは知らず、、 というか湊かなえさんの事を何も知らなかったと思いました Nのために のあのシチュエーションがとても好きです この本を読んで思ったことは、良い意味で、湊かなえさんが普通の人 だったことです 下巻...続きを読むも読みます!
ちまちま一つずつ、他のほんと並行しながら読んでいたら何ヶ月もかかっていた。 新作からずっと湊かなえ作を読んでいる。 わたしと「告白」、7年間ありがとうを読んで泣きそうになった。私が一番好きな作品は贖罪。日本のミステリー小説を読むようになったのも湊かなえがきっかけだった。私もありがとうと言いたい
実は、読書好きといいながら、ミステリーは苦手なので、湊かなえさんの作品を読んだことがありません。湊かなえさんを初めて見たのは、アナザースカイという番組で、青年海外協力隊でトンガに行ったことがあるからもう一度番組でトンガに行く!というものでした。その時のわたしが抱いた印象は「なんてかわいい声で、ナチュ...続きを読むラルで、気取って無くて、庶民的で、なんか好き」でした。こんなに自然体な雰囲気なのに、あんなドロドロ?な小説が書けるのか・・・と思ってしまいました。(TVドラマとかでは見ていたので) 朝日新聞でも、月1回くらい、夕刊のミニエッセイを書かれていて、楽しく読んでいました。でも、やっぱり小説は敬遠してて・・・。 最近やっと、食わず嫌いならぬ、読まず嫌いは損やなと思って、ほなエッセイから手を出してみよかと思って、この本(上・下)を読み始めたというわけです。 が、なんで今までこの人の文章にもっと触れようとしなかったんやー!と後悔するくらい、とにかく、湊かなえさんの文章がわかりやすい!読みやすい! そしてエッセイやからなのか、おもろい!何度吹き出したことか。今はマスク生活なので口元をほころばせていてもバレないけど、かなりニヤついて読んでました。 「上」の方は、新聞に掲載したミニエッセイをまとめたもの。1つの話が2~3ページのものやから、さくっと読めるのに、続きが気になって止まらん。そんな感じでした。新聞掲載ということもあってか、淡路島の宣伝(別に湊さんは淡路島観光大使とかではない)が多くて、自分の地元ではないのに、今住んでる地域のことが大好きなんだなという気持ちがあふれていました。ちなみに、わたしはコロナ前に淡路牛を食べに行きました。うまかった~!! あと、湊さんは大学時代に・・・あ、ネタばれになるので(エッセイやけど)、個人的メモの方に書いておくことにしよう。 そんなわけで、湊かなえさんの文章が好きになったので、多分、ミステリーといえども読めそうな気がします。
フツーのオバちゃんなのか?! いいヒトすぎて逆に怖い。笑 トンガ王国に縁があるとは驚き。 淡路島行ってみたいなあ、はもとたいそうめん!
湊かなえさんの作品感からは想像つかないような、普通の親しみやすい人柄が伝わってきて、なんだかホッとして嬉しくなるエッセイ集。 出身、大学、今の住まいなど、関西人のしては馴染みのある場所がよく出てくるのも嬉しい。
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