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Posted by ブクログ 2024年02月06日
最初は、橋本弥生さんが犯人ではないかと思った。しかしある事件をきっかけに、陽子の境遇が明らかになってくるうちに犯人はその事件の被害者の息子だと思ったけど、真犯人は陽子の親友であったことに驚いたがさらに終盤での橋本弥生さんからのカミングアウトが一番驚いた。まさか陽子の子供ではなく晴美の子供だったなんて...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月05日
なんと悲しく、逞しい物語だろうか。児童養護施設で育った二人は大人になり、それぞれの道を歩いていた。だがある日誘拐事件が発生する。
湊かなえと言えばイヤミスの第一人者というイメージが強くあるが、本作で描かれるのはイヤミス云々ではなく人間ドラマである。人の人生は生まれた時から決まっているのか? という...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月08日
最近色々な作家さんの作品を手に取っていたので、久々の湊かなえさんの作品になります。
子供を誘拐された新人絵本作家で本作の主人公の高倉陽子、誘拐された裕太。旦那さんは父親の地盤を継いだ県議会議員の高倉正紀。陽子と同じ境遇である新聞記者で親友の晴美。
正紀の親友であり後援会の会員で酒屋の岩崎。正紀の秘書...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月11日
TVドラマの書き下ろしだったとのことで読後にキャスト
を見て松雪泰子とりょうだと知った。キャストを知ってしまうと読みながらどうしてもチラつくのでなるべく先に小説を読むようにしているけど最近は映像化が早いから追いつかない。巻末に『あおぞらリボン』という絵本がありそちらも興味深く読めたけれど実際に5歳児...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月12日
愛息子が誘拐されても冷静沈着な陽子に母としての偉大さを感じた。
児童養護施設で育てられた晴美と里親で育てられた陽子は同じような境遇で親友同士。
政治家の夫と幸せな家庭を築き、その上絵本作家として世間から注目を浴びた陽子に対して晴美は嫉妬や妬みが少なからずあったのかなぁと思わせる作品だった。
作中の鍵...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月24日
湊かなえさんの未読の作品を読みたいと思い手に取った。
途中で展開が読めてしまったものの、先が気になり一気読み。
イヤミスではなく読後感がいい作品だった。
解説の「人は生まれた環境でその後の人生が決まるのではなく、人生は自分で作っていけるものだというメッセージを込めたい」という湊さんの想いが素敵だなと...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月18日
基本的に僕は、物語の行末を当てたり予想したりしながら読むタイプではなく、ただただ純粋に読んで、当然のように驚かされながら読み進めるタイプだ。ほんとにびっくりしながら読むので、読書が純粋に楽しい。
だけど、今回は先を予想してしまった。
親友のことも、お母さんのことも。
残念。
びっくりし損ねた。
そ...続きを読む
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