極刑
  • 値引き

極刑

836円 (税込)
585円 (税込) 5月31日まで

2pt

3.8

愛娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。龍樹の陰の“制裁”を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。猛毒ミステリー『いっそこの手で殺せたら』で大注目の新進作家、衝撃のデビュー作。

...続きを読む

極刑 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    娘を殺され、被害者家族の会で知りえた下衆どもを闇に葬る現代の必殺仕事人のような主人公。
    主人公の詳細は深くは描かれていないが、いずれ明らかになるのか・・・
    加害者を闇に葬るのは爽快だが、単純にそう思うだけでなく何か考えさせられるものがあるような感じがします。
    主人公は姿を消したのですが、次作を期待し

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    犯罪被害遺族の男が、卑劣な悪人に制裁を加えるお話

    以下、公式のあらすじ
    ----------------------
    娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。
    一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。

    龍樹の陰の"制裁"

    0
    2023年11月15日

    Posted by ブクログ

    愛娘を殺された主人公が、陰で犯罪者たちに制裁を加えるミステリー。
    被害者を自殺に追いやったレイプ犯。
    車で多くの子どもたちの命を奪った暴走者。
    女性たちを虐待しながら逆恨みを抱く男。
    自身の不満と劣等感を解消するためにネットに暴露を繰り返す男。
    彼らを執拗に追い詰める主人公の行為と、彼が営む居酒屋で

    0
    2023年06月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    加害者がどのような罰を受けるのが被害者にとって1番良いことなのか、色々考えさせられる。
    前半は主人公によるスカっとする私刑が続くが最後の事件は現実的な結末であった。続編を読んでみたい。

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気読み。
    半田龍樹が、どういう答えを出すか。心の揺れ。

    罪を犯しても反省もなく相手が悪い、何で俺が…、そこにいるのがいけないんだ、「正しい」方法だ等と自分勝手な考えばかり…。

    逃げ続ける彼らに、言い逃れができないほどの証拠を叩きつける。

    龍樹の風貌から、最初は、強気な態度をみせる。
    彼の丁寧

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    娘を殺された半田龍樹は、新たな「被害者」や自分と同じような「被害者遺族」を増やさないよう、犯罪者たちを自らの手で裁くようになる。

    司法を逃れたり、刑期を終えて出所しても全く悔恨の情のない者たちを、追い詰めてゆく龍樹の執念は、常軌を逸しているとも言えます。「娘が生まれた意味(=娘が殺されたことが社会

    0
    2023年03月25日

極刑 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

双葉文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小倉日向 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す