『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
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天皇杯決勝を前に、ジャイキリ読後記録。
26巻は引き続き千葉戦。
スタンドのゴロー達、自宅観戦の羽田達。そして、ポジション入れ替えられた選手たち。
何か起こりそうな予感。
達海の選手達への言葉が凄く響いてきた。
ゲキを強く飛ばす訳でもないのからこそ、すっと心に入っていく描き方が凄く良い。
これは選手達はヤル気になるだろう。
本当、面白い!
策略家ミルコビッチ監督対して大胆なシステム変更で応戦するETU。
達海監督の求める挑戦者のスピリットを選手は発揮できるのか。
スタンドではスカルズとおっちゃん達が…。結束するのか対立するのか。
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教授の異名を持つミルコビッチ監督率いる千葉の戦術的サッカーの前に先制を許すも、挑戦者らしくあろうとするETU。
選手交代含めポジションを大きく変え、後半に臨む。ぶっつけ本番のシステム変更に選手が応え、椿の飛び出しが赤崎の同点弾に繋がる。
ゲームの裏で奮闘するゴローの姿とまとまり始めるETUサポーターの面々にも注目。
"挑戦者はいろんなもんに立ち向かってかなきゃなんねぇんだよ。
相手とか自分とか環境とか状況とか。
試合の主導権が向こうに行っちまってんなら、そこから流れを引き寄せられるかが試されてるってこと。
判定にブツクサ言って下向いてたって何も変えられない。
挑むべきもんは山程ある。
俺たちが本当にここから前に進みたいならね。
そして、それはさ、難しくはあってもつまらないことではないよ。
挑戦を選んだ先には必ず何かを得た自分がいる。
それを知ってる奴らは挑戦を苦と思わない。
成長できるはずだと自分に期待して目の前のことに希望を持って立ち向かえる。"
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互いの思いと思いがぶつかり合う千葉戦も終盤である。後半、一点ビハインドから同点にして試合をひっくり返したETUだが、千葉の側の選手らにも思いがあり、その激しいぶつかり合いがある。
実に熱い物語だ。これは星五つをつけざるを得ないだろう。
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策略家の監督である対千葉との試合の話し
新旧サポーター団体がひとつになろうとしてる話
印象深かったのは、
『勝負の世界
挑戦者にふさわしい者こそが勝利をつかむ』
って言葉。
仮に順位が上だったりしても、チャレンジスピリットを持てということ。
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千葉戦。ミルコビッチ監督は、ETUを研究し徹底した対策を取って来た。ボランチのスペースをなくし、両サイドの裏を突破され、さらにはマクレガーの高さを活かして1点先制。試合は千葉ペースで前半終了。
達海はここで「自分たちの形」にこだわることを捨て、新たな強みを見つけるため、椿をボランチに上げる。
一枚下がった王子が比較的広いスペースでコントロールすることで、攻撃に厚みが増し、同点に追いつく。
スカルズの羽田たちがいないサポーターは、田沼が覚悟を決めてまとめあげ、ひとつとなろうとしていた。この声援が選手を動かす。
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スカルズとおっちゃんらの確執を抱えつつ試合はクライマックスに。
応援したいという純粋な気持ちと、自分がついてなきゃっていうエゴ……のはざま。まあ、分かるっちゃ分かる。
おっちゃんらは勝手だなーと思うけど、喧嘩しちゃうのは、違うよね。
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『「そう…つまり、ボクにとってこの位置は攻撃における三列目、その意識しかないってことさ」「守備の意識は何処行ったんだよ! お前それっぽく自分勝手なこと言ってるだけじゃねえか!」』
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めちゃめちゃ面白い!
「挑戦」大事だなぁ…。
「挑戦を選んだ先には必ず何かを得た自分がいる」
覚えておきます。
最近椿くんがとってもしっかりしちゃって、頼もしいようなちょっと寂しいような。
王子は相変わらず王子でした。
さんざんダメダメで、クロに言われても言い返すこともできなかった赤崎くんが最後に決める、という流れは良かったなぁ。
サポーターも、なんとかひとつにまとまったし。
旗持ってるお兄さんと男の子の再会にニコニコ。
指笛親子かわいかったです。
「自称・最も監督に頭の上がらないヘッドコーチ」頑張れ!
着々と死亡フラグを立てるマクレガーさんに、似たもの同士の奥様。
マクレガーさん面白い…。
次巻は羽田さんの職業が明らかに!
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『プロフェッサー』ミルコビッチの術中に嵌り、奇策で応戦する達海。マクレガー軍曹は死地に赴き、英雄になりきれない『意外性の男』椿、チャレンジャー精神でついに覚醒か?
スカルズ&町内会ご一行様、応援連合を結成。
見所満載、です。
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マクレガー、サッカールーズ(オーストラリア代表)だったんか!前巻に書いてたかもしれないけど忘れてた。
そして今回の椿があまりおろおろしていなくて好き。段々プレーと自覚がマッチしてきているよね。挑戦者にふさわしい者こそが勝利をつかむ。
Posted by ブクログ
マクレガーのキャラが心に残りすぎ。あいつ中二病だろ。
ジーノボランチに対する不安。あれって、日本人のサッカー感そのままのような気がします。下がり目中盤はボランチ=守備の人、っていう。別に間違っちゃいないけど。自分もそういう感覚あるし。
ただ、CMFって言い換えると、全く別に感じるはず。あ、レジスタでもいいよ。
ジーノが守備をしない、ってのはポジション以前の問題なので。邪魔はしてるけどね。
記者さん(藤原だっけ?)の後半途中の感想が、すごくいいです。
『見方を変えれば… 千葉が対ETC仕様の「特別」シフトから… 当たり障りのない「普通」のシステムにまで… ETCに引きずり下ろされたとも取れるんじゃないの…!?』
こういうサッカーの見方出来るようになりたいなぁ。
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選手の個性、監督の采配、
戦術と駆け引きがまんべんなく
書いてある。
加えて、フロントやサポーターの
話も展開するので、話に深みが
出てとても面白い!
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ジェムユナイテッド千葉戦。プロフェッサーの異名を持つミルコビッチ監督の策略にハマってしまったETU。
達海は奇策に出る。大胆なポジションチェンジで新境地を拓く!?
理論・分析で相手の良さを消し、格上チームをも苦しめる千葉。
挑戦者であることを意識し、前へ進み続けることで何かを得る!
椿、そしてジーノが対照的な持ち前を違った角度から発揮し始めるのが面白い!
Posted by ブクログ
相手の弱点を徹底的に突いてくる相手に対し、後半から選手の士気を上げると同時に選手の入れ替えで挑むETU。それと同時進行でスタンドでは嘗てのファンとスカルズが吾朗を中心に一体感を見せたりと、徐々に進むにつれて皆が一体になって行くのを感じる1冊だった
Posted by ブクログ
実直なる傭兵マクレガー、母国に残した妻子を想い、異国の戦場に散る!()
ていうのは置いといて。
落とし所の見えてきたスカルズとゴローの確執や、巻末予告NEXTの衝撃的な煽りを見るにつけ、ああ…この達海猛と愉快な仲間達の物語は中盤をとっくに越え、確実に終結へ向かっていってるんだな…としんみり(´・ω・`)
いや、でもこの巻はやっぱりマクレガー巻だよね。
Posted by ブクログ
今巻は、勝負や人生を生き抜く上で挑戦する心は大事であり、自分を固めてしまった瞬間成長はないと訴える内容でした。選手もサポーターも一緒になって前の試合よりも一歩でいいから自分を変えていって進んでいく、そんな心構えが今回椿やゴローから見受けられました。
どんなに逃げたくても立ち向かう男の姿っていうのはやっぱりカッコイイですね。
Posted by ブクログ
相変わらず面白い。なかなか試合は進まないけど。
千葉との試合は押し込まれたまま先制されてしまう。後半はシステムを変えて挑む。
セリフもカッコ良い。「成長できるはずだと自分に期待して目の前のことに希望を持って立ち向かえる」
Posted by ブクログ
千葉戦
なかなかうまくいかないETU
奪われた先制点。
なすすべなく終わった前半、まとまりのない客席。
そして後半、
達海が仕掛けたものとは。
リーダー不在のスカルズとオヤジたちはどうなるのか。
この試合の挑戦者はどちらなのか。
Posted by ブクログ
24〜26巻の感想
やっぱり年上組は良い活躍するな。達海、笠さん、ジーノ、じいさん。
椿からの宮野へのロングパス→ジーノが決める
って場面は展開がわかっていても、ワクワクした。達海の「トコトンいい試合を目指そうぜ。とはいえ勿論、最後には・・・・・・そちらに泣いてもらうけどな」ってゆうセリフは胸弾む!!スカルズのメンバーの過去も明かされたし、これから新旧のサポーター同士がどう変化して行くのかも楽しみになっていくな。
千葉戦もなかなかワクワクする。教授のサッカーも仕方はあまり好きではないけどね。
後半の赤崎がゴールしたとこはスカルズがテレビで観てるのと同じように興奮する。本当の試合を観てるくらいの気持ちになる。選手も成長してるのがみられて楽しいし、ジーノがあまりしない表情やプレーを観れるのも楽しい。
ジーノはどこのポジションにいても仕事をするとこがイイよね。それに達海の考え方はやっぱり好きだな。
ホーム活動のジーノと達海も良かったね。さすがだと思った!さすが王子!さすが達海!
サッカーを普段観てない人間でも楽しめるからサッカー好きか観たらもっと楽しめるんだろうなと思う。