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-【この作品は、表題と「略奪愛~友達の好きな人と秘密のH~」を含む短編集です】「今日は逃げないのか?俺が好きならこいよ」幼馴染のしーちゃんは裏路地で私の胸をはだけ敏感なところに指を這わせ、ヌレヌレになった私の奥に深く突き入れた。ずっと昔から大好きだったお隣のしーちゃんにふられちゃった。公衆の面前でエッチな行為をしようって言われたんだけど、キス以上の行為は出来なくて…。そのしーちゃんが目の前で私の知らない女の人とエッチをしてる。人が入って来るかもしれない街の裏路地で私に見せつけるように…。逃げない私を誘うしーちゃん。こんな人通りの多い街の裏路地で私の敏感なところをグジュグジュになるまで刺激して、私の奥に突き入れるしーちゃん。感じちゃってる私も変態なのかな…。
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-うらない大好き中3少女・森本ぱせりは《しし座》。赤毛の頭がニンジンみたいな男の子・斉木郎は《おひつじ座》。幼なじみの2人の相性はバッチリなはずが、顔を合わせればケンカばかり……でもぱせりは郎に片思い中。中学校生活の部活動も残り1か月ほど。そんなさなかに男子バスケ部のマネージャーとして入部してきた「ミス二年」こと高田美果は、何かにつけ郎にべったり。そんな2人の様子を見て、ぱせりの心中は穏やかでなかった。そして毎年恒例の3年生男女混合試合。郎とぱせりは同じチームになってしまう。自分への態度と美果への態度がまったく違う郎にいらだち、全然呼吸があわない2人……。ある日、ぱせりは偶然、美果が落とした手紙を拾ってしまう。これは……ラブレター!? 岡本ゆり先生がお贈りするドキドキ&胸キュンラブコメの名作、第1巻(全4巻)!!
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-「僕が捕まえたいのは、先輩だけ…」 警視庁捜査一課刑事・小嶺貴昭(こみねたかあき)と後輩刑事・神代雅哉(かみしろまさや)。ふたりには誰にも言えない秘密があった。 それは最近私生活でもパートナーになったこと。 小嶺は初めての彼氏ということもあり中々素直になれず、悶々とする日々を送っていた。 そんな中、麻薬がらみの殺人事件で温泉旅館に潜入操作することに。 突然のことに戸惑っているふたりだったが、なんと露天風呂で事件の鍵を握る男女に遭遇してしまう! とっさに彼らの目を欺くため、カップルのフリをするのだが…。 小嶺のあまりの可愛さに捜査を忘れ、カラダ中を執拗に愛撫していく神代。 事件を追おうと必死に抵抗する小嶺だったが、不敵に笑う神代に怪しげな媚薬をお尻に挿入され、快感にカラダを支配されてしまう。 後輩の愛棒に貫かれ、捜査の事も忘れ昇天してしまう小嶺。 はたして事件と恋の行方は!? そして意外な事実が待ち受けていた!! 「こんな感じてる場合じゃないのに…、ゆけむりの向こうに事件が―――」
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-家出した少年(吉川竜太)が秋葉原の街角でぶつかったのは、BL大好きの腐男子、堂島聖人。 聖人は秋葉原で同人誌を買って家に帰る途中にだったのだ。慌ててその場から逃げる竜太。しかし竜太は慌てるあまり買ったBLコミックスをその場に置いていってしまう。あわてて聖人の後を追いかける竜太。すると聖人はお寺に入っていく。そう聖人はお寺の息子だったのだ! 驚く竜太。しかも、お寺の壁を見ると住み込みでの坊主の募集が! 家出中の竜太は、聖人にも興味があったので問い合わせてみたら、即採用。 そこから竜太と聖人の奇妙な生活が始まるのだが…。何せ聖人は男の子大好きの腐男子。しかも美男子。そんな聖人を見ているうちに竜太は聖人に欲情し、しかも彼の性癖を想像しているうちに竜太の聖人に対する欲望は止まらなくなっていき…。
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-朝、起きたら僕は「女の子」になっていた! 原因は不明。もしかして昨夜ムラムラして、幼なじみの保健の先生の賢兄ちゃんをオカズにし、「もし僕が女の子」だったらと思いながらオナニーしてしまったからなのか…どうかは分からないが、とにかく女の子になってしまった僕。困ったので賢兄ちゃんに相談しにいったら、賢兄ちゃんも欲情しちゃって…。 賢兄ちゃんも僕のことをオカズにしていたらしく、欲情した2人はお互いのアソコを舐めあうことになって、そしたら…。 あの大ヒット作『桃色男子』でおなじみ、藤井あや先生が温め続けていたネタ、「女体化男子」をケータイ書き下ろしで披露! 女の子化した男の子があんなことやこんなことまで…!
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-医者の卵である夏目はいつも失敗ばかりの研修医。指導医はイケメンの鬼塚。 鬼塚は他の大学病院を追い出されたという噂もあるが、腕はしっかりしている。多少ぶっきらぼうなところもあり、他の研修医や医者からは問題人物と見られているが、夏目の面倒はしっかりと見ている。 そんな鬼塚に夏目は好意を持ち始めていた。そしてその気持ちは鬼塚にも…。 ある日、夏目は帰宅途中の電車の中で痴漢にあってしまう。それも男の痴漢に。 ショックを受ける夏目、しかし男の手は巧みに夏目のアソコを攻めていく。もうどうしたらいいかわからないときに、現れたのが何と鬼塚。 すんでのところで痴漢から夏目を救ってくれた鬼塚だったが、夏目は事件のショックと今までの鬼塚への想いがそこで一気に爆発! 鬼塚も夏目の心を惑わせる振る舞いに、今まで封印していた想いが噴出し、ついに2人は研修医と担当医という間柄を超えた行為に…。
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-BLに新機軸! なんとテーマは「うめぼし」(笑)! ある日、学園で出会ったのは「うめぼし」を食べながら本を読む美少年だった。そこに体調不良の健吾が偶然にベンチに座り、美少年(樋山)のうめぼしを食べてしまうと、樋山の目に涙が。うろたえる健吾。あわてて次の日健吾は、うめぼしを買ってくるのだが、それは樋山の好む味ではなかった(笑)。 不思議な出会いから始まった二人の交流。 そんな中たまたま健吾の手に持っている、うめぼしを樋山がパクッと食べたら、健吾の体にビビっと電流が! その瞬間から樋山を意識してしまう健吾。 そして、その感情と欲望は日に日に大きくなっていき、ついに健吾は抑えきれない自分の気持ちを確かめるためにある行動を…!
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-現役女子大生作家が描く現役女子大生のラブストーリー! 『私だけが知ってる優しい先輩のSな部分…』 女子大生がほのかな恋心を抱いていたのはサークルの先輩。 恋のキッカケは本当に小さなものだったが、日に日に想いは募っていく…。 卒業を機に遠方に引っ越してしまうという先輩をあきらめきれず、思い切って告白してみるのだが…。 「君の一週間を僕にくれないか?」 淡い期待をしたのだけれど、先輩にお願いされたのはただの引っ越しのお手伝いで…。 何も起こらないまま時間だけが過ぎていくなか、開けてはいけないと言われていた箱を開けてしまうと…。 『うそ、なんで先輩がこんなモノ…』 きっと誰もが共感する、現役女子大生の甘酸っぱい《ラブストーリー》!
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-「ダメッ私たちまだ出会ったばかりなのに…」 文房具メーカーで事務をしている瀬戸愛香が街で拾ったのはキレイな“男の子”!? 行くあてがないという彼を放っておくこともできず家に連れて帰ることにするのだが…。 「俺を拾ってくれたお礼にイイことしよう」 彼が一宿のお礼として提案してきたのはH!? 必死に抵抗しつつ、こんなことはしてはいけないと説得するのだが、彼は「理解できない!」とふて寝してしまう。 なしくずし的にはじまった同居生活。 キマグレで世間知らずだけど、どこか人懐っこい彼に愛香はだんだんと心惹かれていくのだが…。 『こんなに一緒に居るのに自分のことはなんで話してくれないの…』 愛してしまったが故に、近くて遠い存在―――。 「ねぇ、あなたの過去には何があるの…」
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-『大好きな彼氏がお兄ちゃんだったなんて…』 離れて暮らしていた父が亡くなったことで、自分たちが血のつながった兄妹だったことを知った都(みやこ)と歩(あゆむ)。 運命に翻弄された二人は別れを選び、兄と妹としてやり直すことを決めたのだが…。 愛し合った記憶が邪魔をして、お互いを強く求めてしまう。 そんな二人の関係を父の後妻の連れ子である泰人(弟・ひろと)に知られてしまった。 そのことで義弟から脅された都は、歩や母を傷つけないために自らのカラダを差し出すしかなかった。 泰人の舌がいやらしく絡みつき、執拗で乱暴な愛撫が都のカラダを調教していく…。 嫌なはずなのに…泰人にカラダの奥を貫かれる度、背徳感が快感を増長させ、都の下半身は激しく濡れていく…。 「私のカラダ、泰人くんに染められちゃう…」 それでも心は歩を愛し続けていたのだが、泰人との行為を歩に目撃されてしまい…。 一つ屋根の下で、愛と欲望にまみれた『最悪の三角関係』がはじまる…。
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-『私のハジメテは 口いっぱいの いちごの味』 突然出会ったのは、青い瞳の“パティシエ”! ある日、料理好きの狩江実衣(かのえみい)が通学していると、目の前に倒れている青年が! 金髪で青い瞳を持った彼。思わず彼に自分で作ったお弁当をあげたところから実衣の運命の歯車が廻り始める…。 本田・レナルド・アルベールと名乗る彼は、なんと実衣のクラスの転校生! 彼は日本人とフランス人のハーフで、そして料理の達人! レナルドからの猛烈なアプローチに困惑する実衣だったが、彼のセクシーな料理作りの手つきに見とれ、ついイケない妄想をしてしまう。そんな実衣の気持ちをレナルドはすぐに見抜き、強引に抱きしめる。 戸惑いながらもレナルドのキスと愛撫に感じてしまう実衣。優しさの中にも激しい彼の求愛。さらには、あまーいスイーツを使った官能的なプレイで、実衣のココロとカラダはトロトロに溶かされて…。 『どうしよう私、Hな女の子になっちゃった…』 天才イタリア人シェフも加わり、実衣をとりまく運命の歯車は少しずつ狂っていく…。 『君の甘いカラダを、俺だけのパティスリーにしてあげる。得意なのはお菓子作りだけじゃないんだよ』。
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-新しい学園生活を学生寮で送ることになった彼女。 しかし案内された寮は男子寮! しかたなく男性2人と同じ部屋で生活するハメになってしまうのだが、その2人はかつて彼女にイジメられていた男性だった! そう、これは男性2人の復讐劇! そんなことを知る由もない彼女は男性の罠にハメられていく! 彼女に攻め寄る男の手! しかし罠と知っても彼女の体は2人からの快感に抗えず、ついには2人のアレが前からも後ろからも…。初めての快感に彼女も大胆になり…。
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-四つ上の士郎ちゃんは家が隣の幼なじみ。 そして私(ルイ)の大好きな人。今日も夢に出てきちゃうほど大好き! そんな士郎ちゃんが、なんと私の学校の教育実習に! びっくりしたけど嬉しい毎日。でも、他の女の人に言い寄られたりしたらどうしよう…。 保健室で二人っきりになったときに、思い切って告白してみたら、そのまま流れで、Hなことに。 そのHがとても素敵でついついもっとイヤらしいことを…。
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-通学途中の彼女を襲ったのは悪質なチカン! 大切な体を汚されて茫然自失の彼女の前に現れたのが、幼なじみの警察官! すんでのところで助け出された彼女だが、高ぶった気持ちと彼の彼女への想いが交錯し、ついには取り調べ室で二人の想いが…。 こんなことあっていいんですか? いや愛し合っていればいいんです!
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-「これで俺好みのエッチな女に調教してあげる♪」セックスに積極的になれないまひるに、彼氏の望がそういいながら嬉々として彼女に付けたのは、ラブグッズ用の貞操帯!? スイッチを入れるといいところに当たるけど、振動が弱くてイキたいのにイケないという状況に陥ったまひるは、涙目で望にエッチなお願いを…。ラブグッズ、放置プレイ、お仕置き、お外セックスにコスプレ…腹黒変態彼氏が策士すぎて、まひるはいやいやながらもいつもイカされちゃう! 「縛られてこんなことされて興奮してるの?」イケメンで完璧だけどドSで変態な彼氏に、順調にエロく調教されていく天然彼女。ふたりのちょっぴり過激なラブエッチにドキドキ間違いなし!
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-日輪村を守る土地神“三島”は、前任の“暁”から引き継いだばかりの新神。人間の平と暁が恋に落ち人間界で暮らすようになってから、その立役者である神々の長“大国主神”がちょくちょく三島の元を訪れるように。相手が長でも気にせず振舞う三島を大国主神もどこか気に入っている様子だった。土地神が一人前になる為“御精神(神様のち●こ)”を授かる儀式“和冠”をひかえた三島は、暁たちのことを思いながら愛という物が理解できず悩んでいた。そんなとき大国主神が、愛を知りたければサッサと御精神を持てば良いと言い出して!? 孤高の長が無垢な新神に、めくるめく愛の指導!
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-私立一心学園高校に転校してきた姫神正人は、誰よりも正義を愛する男だった。その溢れんばかりの正義感は暴走をし、転校初日に番長の田ノ森をぶっ倒してしまう。周りを見回せば、エスケープに早弁、不純異性交遊……そう学園は「ワル」の巣窟であったのだ。そしてその中でも教師も恐れるワルの軍団がのさばっていた。その名も学園仕置組「必殺組」!! 当然のことながら必殺組に日々立ち向かう正人。その姿に心動かされ、冬海、百地、亜国は正人と共に学園を救う戦隊を結成する。その名も「学園戦隊プロジェクトV」!! ついに必殺組との決戦をむかえる……果たして!? 星川とみ先生がお贈りするコミカル学園ヒーローアクションの名作、第1巻(全2巻)!! 表題作の他、「ワンダーBOY」、「黒蝶館」の2作も同時収録!!
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-時期はずれの転校のため、友人の少ない女子高生・清田希世美。ある日、『アヴァベルオンライン』と、それを楽しむ吉乃、アレクサンドラという少女たちと出会い……。大人気スマホMMОRPGがコミックで登場!!
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-人工の女、自然の女 作家は常にストーリーを考えている。女性だ。彼女の担当編集者もまた女性。彼女は時に一人でストーリーを考え、それを今一度確認するように編集者に披露する。今書きつつあるのは、ジェンダーを越境する人物の小説。女なのに男の意識で生きてきた人。女になりたい男。その男から「女であること」の何たるかを吸収したい女。作家の趣味が全国の防波堤を見て回ること、という設定が象徴的だ。防波堤とは、陸の力と海の力が激突する場であり、それは性の境界を思わせるものでもある。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-淡いブルーとスカイブルー 女性同士の出会いと恋愛を描いた短篇小説。女性二人が、もう一人の女性の結婚式に出席するため夜の国道を2台のクルマで、つまり、一人1台に乗って連なりながら走っていく冒頭のシーンからして鮮やかである。1度目は電車の中。2度目はバーで。ごく短い時間のうちに2回会ってしまえば、それは偶然を超えて、運命になる。一人が一人に言う。「誰にも、その人を支配している色があるのよ」。そして一人は、淡いきれいなブルー。もう一人がスカイブルー。二人は絶妙なブルーの相違を互いの内に抱きながら生きる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-誕生日のドアは、一人で通れ 一緒に生活している男女がいる。まもなく男の35歳の誕生日がやってくる。3日後には、今度は女の35歳の誕生日だ。しかし、家の中の空気はおだやかではない。彼と様々な女性との関係がバレてしまったのだ。一つひとつ暴露されているあいだも腹が減ったといっては食事を作り、コーヒーを飲み、書いた小説(男は作家なのだ)をさんざんにけなされてもその小説について悪びれずに語ってしまう男がなんともユニークだ。誕生日、というものが毎年やってくるドアだとすれば、今年は一人でくぐるしかなさそうだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-「ストーリーは過去であり、過去はストーリーだ」 波乗りを好む男が、雑誌の取材でインタヴューに赴く。相手は57歳。その人も波乗りの練達で、しかもその人の祖父こそが、日本で初めてのサーファーの可能性もあるという。加えて彼の家には、日本最古のサーフボードが保存されている。過去はどんどんどこからか湧いてきて「波が呼ぶんだよ」という小説の話、その映画の話、ハワイの話に広がってゆく。「波が呼ぶんだよ」とはまさに片岡義男の小説のタイトルであり、ハワイは作家の父方のルーツである。自伝的要素を巧みにフィクションに混入した、手の込んだ作品だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-嫉妬心から好奇心へ、自分自身へ 愛する人の死。深く、悲しい喪失からこの物語は始まる。自分が表現する才能は無いが、音楽に係わる仕事をしたいと考えた主人公の女性は自分が世に送り出そうと考えていた女性歌手の遺品の整理をし、遺されたノートを見ていく過程で、亡き彼女の「恋愛生活」を知る。親しかったのは自分だけではなかった嫉妬心に震えるが、やがて嫉妬心は好奇心に変わり、トランスジェンダーの魅力を備えた女性、また別の作家の女性まで現れ、そこに身を投げることによって、今まで知らなかった自分の可能性が花開いていく。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-その複数の声を、一人で聞くということ ホテルに一人の女性が滞在している。彼女は朝食を取るために下まで降りていくがウォークマンを携帯させている。そこにはテープが挿入されており、いま、彼女は、その音声をイアフォンごしに聞きながら朝食の時間を楽しんでいる。そのテープには、2週間前に女性3人でさんざんに語り合ったことが録音してあるのだ。その時の熱気。口調。辛らつさとあけすけな内容。それらが朝の彼女の頭蓋の中に響き渡る。そしてその会話のあとの行為についても思い出している…… 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-記憶に残りたい、影響を与えたい、と願う素直さについて 物語の舞台は1950年代と思われる。敗戦から立ち直りつつある東京の発展を考慮して「これからは不動産だ」とハワイから来日した日系二世の男がいる。主人公はその男の息子(18歳)と、隣家の5歳年上の娘だ。父親から言いつけられた庭の整備を通じて二人は親密になるが、やがてハワイに戻る日がやってくる。互いに好意を持っている自分たちを励ますように彼女はある行動に出て、それは翌年、19歳の彼の晴れやかな姿となって結実する。年下の男子に影響を与えたい、と願う健全な女性の思いがまぶしい。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-海をめぐる二つの小説 ビターな味わいの小説である。まずは、おだやかな家族の風景から一転して悲劇が訪れ、しかしその悲劇は小説として書かれたものだった、という仕掛けから始まる。そして物語の視点は、その悲劇の小説を編集者として受け取った男のものとなる。その男は海辺で偶然、かつての知り合いと会い、その知り合いが小説を書こうとしていることを知る。知り合いの書いたものを読んでみると……そこに悲劇は無いが、編集者には不徹底な失敗した小説としか思えない。最初も最後も小説に係わる、あくまでビターな作品である。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-ヒントに近づくのか、遠ざかるのか 結婚をめぐる座談会が複数行なわれ、それらを収録した書籍が作られようとしている。担当者は独身の女性だ。この小説は二部構成になっていて、一部は全員が独身男性の座談会。二部は全員が男性作家の座談会だ。女性との付き合い、友人知人のエピソードなどを持ち出し、結婚、というものについて彼らは縦横に議論を交わす。一部も二部もたいへん饒舌である。この饒舌は虚無か? 必ずしもそうとは言えないが語るのが全員が男性であり、構成者だけが女性というところにもしかすると作家のシニシズムがあるのかもしれない。 【目次】 第一部 第二部 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-縛る、とはどういうことか 二人の女性がいる。その姿、身長、着ている服に共通したものがあり、そして年齢も共に28歳。非常によく似た二人だ。春の夕暮れ、世間ではまだ多くの人が働いている時間に彼女たちはホテルの11階の部屋に入る。ここからが自分たちだけの時間だ。自分たちだけ、でありつつ同時にそこに、二つの道具が挿入される。カメラとロープ。カメラは三脚で固定され、身体はロープで固定される。縛る、ということ、縛られる、ということの果ての無い快感がそこにある。縛ること、縛られることは彼女たちの生き方だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-誰にも知られることなく起こり、そして終わる 主人公は、およそ生活感のない一人の女性。彼女はピストルと、ピストルがもたらす狙撃に興味がある。しかしピストルの入手は日本では許されない行為だからカリフォルニアに渡ってピストルと、自分が持って生まれた狙撃の名手である、という事実を入手する。その後に行なわれる行動は、日常に亀裂を入れたい、という彼女の欲求のままに行なわれ、モラルや感情は一顧だにされない。すべては冷静に、最も怖ろしいままに進行する。そして被害者がすべて男性である、という事実をはたしてどう受け止めるべきなのか? 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-それを終わらせるのは銃弾 主人公は殺し屋。女性だ。彼女は、謎の組織からの依頼を淡々とこなす。容赦はない。ミスもない。しかしこの作品ではそうした仕事人としての側面以外にプライヴェートな彼女のパーソナリティも描かれている。彼女の恋人は、男性としての身体機能を残した女性であり二人の愛情に曇りはない。二人はやがて唐突な事件に巻き込まれるが、自力で解決してみせる。さらに彼女の友人との悲しい別れについても躊躇なく判断し、やり遂げてみせる。すべては、銃弾と共に。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-二人しか知らない会話の内容 自信に満ち、幸福な女性二人は共に28歳。二人は熱心な会話に余念がない。コーヒーを飲みながら、あるいはベッドの上で尽きることのない会話はあふれてくる。その内容はズバリ、男性が勃起する、ということの笑ってしまうほどの豊かさについてだ。二人は勃起についての経験を語り合い、女性との係わりについて考察し、それを常に手許に置いておくために模型を作ろうかと話し……彼女たちをあれほど充実した表情にしているものの正体を知っているのは作者と読者だけ(他の作中人物は知らない)だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-やってきて、去っていくアメリカの青 金髪。そして美しい青い瞳。アメリカからジャズ・ピアニストの女性がやってくる。右も左もわからない彼女を迎えに行き、なにかと世話するのは、彼女と同じエージェントに所属する男。彼もまた同じくジャズ・ピアニストだ。アメリカと日本、二つの国で共有されている古い歌、それらの演奏を通じて彼らは親密になり、彼女の日本滞在は心地良いものとなる。しかしながら彼女には、実は壮絶な過去があった。親密になれたからこそ語られたその過去と、ある預かり物を残して、彼女は次なるアジアの国へと旅立って行く。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-彼は指輪をくれた、彼女は写真を始めた 男性が女性に指輪を贈る、といえばプロポーズ、ということになりそうだが必ずしもそうでない場合もある。しかもその指輪は男性が作ったものであり、波とサーフボードまで精巧に刻まれているとなると、これはなかなかめずらしい事例ではないか。贈ったほうももらったほうも、それから別々の道を歩み、女性のほうは写真の魅力に目覚め、そしてカメラを指輪の上に落として波形をつぶしてしまったことで二人は再会する機会を得ることになった。ところが……その再会が、二人の最後の機会になってしまったのだ…… 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-姉という無限のバリエーション 女は大学教授。男は小説家。二人はホテルで会い、そこで男女の営みをふんだんに行い、ある時は日本の経済や社会構造について長く突っ込んだ会話を交したりもする。いささか奔放な、とはいえそれなりによくあるインテリ同士のカップルといえそうだがしかし、小説の冒頭からこの二人が姉と弟であると知らされる読者としてはやはり戸惑いと共に読み進めることになるかもしれない。弟が書く小説の女性はすべて、この姉なのだという。姉は無限の色彩を持つクレヨンであり、弟は真っ白な紙だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-眠ったら、けっして目を覚まさない女性の傍らで 28歳の女性がいる。出張先でさんざんな思いをして疲れ果てた彼女は同い年の友人を呼び出し、食事をし、酒を飲み、息を吹き返す。そこに友人の親しい男友達を呼び出し、宴は3人になった。ところで出張から帰って来た彼女にはお酒が入ると眠ってしまうクセがあった。その日もやはり眠ってしまい、残り二人はようやく部屋に運び込む。一度眠ったら絶対に起きない彼女の隣で二人はセックス。そして戯れに、この眠っている彼女に挿入してみよ、とそそのかす。さあ、男はどうする……という、秋の夜長の短篇小説。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-ないないづくしの関係が最高である 姉と弟がいる。何の不思議もない関係だが、ひとたび「男と女」になってしまうと一気に事態は変わる。互いに妻でなく夫でなく、結婚できず入籍できず恋人でも愛人でもなく、知らぬ仲でもなく他人に戻ることもできない。つまり、「姉と弟」でありながら「男と女」であることはそれだけで社会を歪ませるに十分なことなのだ。しかも弟は作家。彼は姉の言葉を、その教えを小説の中に吸収しようとし、その構想をまた姉の前で語り……こうしてますます、社会から逸脱した世界が広がっていく。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-あの瞬間はもはやどこにもなく、そして目の前にあるものはなにか? 作家がいる。作家はストーリーを自分の頭で考えるが何らかの外部からの刺激も必要だ。例えば一人の女性。バーに、あの女性がいたらいいな、と思えばいるし、思いがけず京都で再会したりもする。そんな都合よく……って当然だ、だってこれは片岡義男の小説なのだから。そして女性との会話の中には彼に書くことをうながしたまた別の女性、今では自分も作家になった女性の話題が出て会話に奥行きが生まれる。ある時、タイトルの着想が生まれ、そしてその時間もまた去っていき、さて今、彼の目の前にあるものは? 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-そして十年後も豪雨の日を迎える 女には、恋人と呼んで差し支えない相手がいた。その男が、話をしたい、ということでセダンで迎えに来る。女は激しい気性で、日本車の惨めさについて、戦後日本社会の貧弱さについて意見をぶちまける。やがて天候が変わり、湾岸線を走る車の上に豪雨が訪れる。彼女は豪雨の中、危険も顧みず、途方もない行動に出る……それからちょうど10年後の同じ日。また同じような天候だ。はたして彼女は何を思うのか? 短篇「八月の上半身」に話題としてのみ出てくる女性がここでは主人公。ぜひ、併読をお勧めしたい。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-凧がもたらしたあたらしい時間 一人暮らしの男性がいる。独身。彼には離婚歴がある。出勤前にコーヒーを飲みながら、写真立てを彼は見る。そこにはかつての妻の姿がある。そしてその妻が、凧を手にしていることに気がつく。さて、あの凧はどこにしまったのだったか? 思い立ったら探さずにはいられず、見つかったら、このまま出勤などしていられない。彼は外房の砂浜まで、一人で凧揚げに出かける。過去が急になつかしくなったのか。そうかもしれない。しかしその後、自分でも思いがけない行動に出て、あたらしい時間が始まることになる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-彼と過ごすこと、撮ること、外出すること 29歳の女性がいる。女優だ。訪ねてきた男性とベッドで過ごし、男性が帰る際はキチンと服を着て見送り、見送った後は自分も外出する。それがルールだが、もう一つ大事な行為がある。撮影だ。彼女は25歳から自分を撮り続け、30歳になったら写真集にまとめようとしている。ところで、彼女が外出して赴く先に、あるバーがある。この短篇のほかに「八月の上半身」「思い出の十二号埠頭」など『人生模様』に収録された短篇はどれも連作短篇としてそのバーと、登場人物の絶妙の重複がある。併読をおすすめしたい。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-彼は賢明な子だ、それにベーゴマがある 34歳の演歌歌手がいる。女性だ。最初の章では主に、彼女のたたずまいが描かれる。37歳になった元プロ野球選手がいる。二つ目の章が、彼の来歴と現在の素描だ。二人は離婚した元夫婦だが、主役は9歳の息子かもしれない。母と父は直接会うことはなく少年は母とホテルに泊まったり、父のほうに預けられる際には親戚にも囲まれたりしている。少年は多くを語らず、大人しいが聞かれたことの回答は明確で聡明だ。それにベーゴマがある。父とその兄から教わったベーゴマを、ほら、もう母親と楽しんでいる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-男は願い、想像し、そして書いた 片岡作品には、小説を書こうとしている人物がしばしば登場する。さらに付け加えるなら、こんなストーリーはどうだろうかと主人公が想像を思い巡らせている様子がそのまま小説になっている、という形式のものがいくつかある。この作品もまたそうだ。編集者として勤めている雑誌が廃刊の危機にあり、その状況を突破し、想像を巡らせ、そして見事に完成した作品を読者に提示して終わる。本作中にも出てくる他の片岡作品、「海をもらった人」「指輪の中の海」「波が呼ぶんだよ」と併読すると読む楽しみは倍増するはずだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-二度めには道があった 一組の男女がいるホテルの部屋。この小説は、その部屋から一歩も出ない。いや、正確には出るのだ、彼らの頭の中の思い出として。今日は、二人が出会ってちょうど1年目の日。そして女性の誕生日だ。二人の会話は、あからさまに二人がこれまで交わしてきた行為のこと。互いの身体をほめ合い、自分たちの相性を喜び、論じ、時に発見があって、飽きることがない。男嫌いと言われてきた女性が変わったのだ。彼女の中には男性を受け入れる「道」がなかった。しかし2度めからすぐに道ができ、彼は喜んでそこに挿入する。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-別れた男は今、かき氷を作る 35歳の作家がいる。つい5ヶ月前に離婚し、妻子と別々に暮らすようになった。取材で瀬戸内まで出かけ、東京に帰ってきた彼はふと、かつて3人で暮らしていた家に行ってみようと思い立つ。わずか5ヶ月しか経過していないのに最寄りの駅の様子や商店街、住宅地のたたずまいなどあまりになつかしく、強いときめきすら覚える。ところが……訪ねていったかつての住まいでは意外な経験をすることになる。そしてその後、姉と一緒に住んでいる現在の住まいに帰り、そこで今度は読者が、意外な経験をすることになるのだ…… 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-そして彼女も彼も、没入する 自身が写真家でもある片岡義男の小説には、しばしば登場人物が写真を撮る行為や写真について人々が語り合う場面が描かれる。この小説においては、友人の姉を男が撮る、という形になっている。ジャズ・ドラマーであり歌手でもあるその女性は彼の部屋を訪ねてきては水着に着替えてみせたり、欲求に従って大胆な行動をとる。撮る男と撮られる女は惹かれあっていく。撮ること、写真について語ることに加えて片岡作品の大きな力になっているもの、それは女性が撮られる際の、圧倒的な没入のあり方である。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-本コンテンツには、恋と罰【単話売】1~5話が収録されています。 菊池亜希子、震撼! 尾崎世界観(クリープハイプ)、推奨! 三十路半ばの独身塾講師・百合子がイケメンのラーメン屋店員・順に恋したとき、周囲も巻き込んだ四つどもえのメリーゴーランドが回り始める――。 『バイプレイヤーズ』『アズミ・ハルコは行方不明』の映画監督・松居大悟が4年の歳月をかけた初の長編漫画原作。 大ヒットコミック『奴隷区』のオオイシヒロトとのタッグで贈る、“片想いの向こう側”。 「まっすぐ、純粋に、狂ってる。 わかりたくないのに、 ちょびっとわかってしまう自分が怖い」 菊池亜希子 「映画みたいなマンガではなくて、マンガみたいな映画でもなくて、マンガみたいなマンガだった。 最初から最後まで、指を突っ込んで吐き出した気持ちが書いてあった。 友達の夢が叶って、ただ嬉しい」 尾崎世界観(クリープハイプ)
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-ふぬけたアイツに気合い注入!な入魂エロス5連発!!名目古グリズリー『ハルとユキ 第1話』 目標もなく無為な日々を過ごすDK・ダイキ。下校途中に脚を怪我した絶世の美青年・ハルと出会う。松葉杖をつく姿を見かねたダイキは、家まで送ってあげるのだが、そこで友だちになる約束をする―。南 志都『フルスイングでツッコんで! 前編』 テレビにも出はじめ、徐々に売れてきた若手漫才コンビ・監獄トリック。ボケの魁とツッコミの中好は幼なじみで同居中。ひとつ屋根の下で性処理をしあうヘンテコな関係でもある。そんな2人にメジャーな番組に出るチャンスが訪れる!トミタ『ピュアで可愛い僕の淫乱』 つきあいはじめて数ヶ月の秋央と幸介。デートして、キスまでには進んでいるのだが、なかなかそれ以上の関係に進めない2人。業を煮やした幸介は、強引にエッチに持ち込もうとするが!!?八川キュウ『穴があったら挿りたい 3』 ゲーム会社のプログラマー・川端はひょんな事からゲイの遊び人・有元にフェラをされてしまう。有元はいつものように川端をおとそうとアタックをかけていくのだが、次第に本気になってきてしまい…!!?広里かな『純情ハニーメランコリック 後編』 DKのさとしはバイト先の同僚から媚薬を盛られて襲われそうになってしまう。幼なじみの泰成はその現場に乗り込み相手を撃退に成功する。しかし、媚薬が効いてるさとしは泰成に救いを求め、2人は関係を持ってしまう…。青春ほとばしる表紙はウノハナ!!
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-俺のトスでお前のスパイクが決まる、その瞬間が一番好きだったんだ――。大学時代、セッターだった優一は後輩でアタッカーの了とは息の合ったコンビだった。ところが、試合中の怪我で選手として二度とコートに立てなくなってしまう。その辛さに耐えられず了や仲間に何も言わず引退を決めてしまった…。それから数年後、社会人になり会社と家を往復する毎日だった優一の前に、ある日後輩の了が現れ…。了、お前にだけは会いたくなかった…―。強引わんこ系×傷心持ちの無気力リーマン受けの嘘と本音を隠し合う、大人2人のセンシティブラブ!
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