文芸社作品一覧

  • ヒロシマの影
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    広島に原爆が投下されてから1ヶ月も経たない9月3日、イギリスのデイリー・エクスプレスの特派員だったウィルフレッド・バーチェットは単身で広島に入り、原爆による惨状と被爆者たちが奇妙な症状を呈して次々と死んでゆくありさまを「原爆による疫病」と名づけた記事で発表しました。この記事は検閲を逃れ、原爆による放射線障害の悲惨な状況を世界中に知らせることになったのです。
  • もうひとつの8050
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    1巻594円 (税込)
    廉と凜は、双子の兄妹、ずっと一緒にいて育ってきた。長じて、廉は仕事を辞め、家に引きこもってしまう。凜は、結婚し一男に恵まれる。それから月日が流れ、母の病気を理由に、父に頼まれ、凜は息子を連れて実家に戻った。そこに父が病気で倒れ、母には認知症が。そして引きこもり続ける廉。一人の女性が、両親、兄、自分のことに向き合い、気づき、得たことは…。
  • モモの家出
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    2歳の三毛猫モモはツンデレタイプの女の子。飼い主のナナミに多少の不満はあれど、なかよく平和に暮らしていた。ところが、ある日突然、ナナミが子猫を連れ帰り、チャチャと名付けてかわいがるように。ナナミにないがしろにされたと感じたモモは、やんちゃなチャチャへのいらだちも募らせ、ある朝家出をしてしまう──。モモの語り口で先住猫の気持ちを描いたハートフル絵本です。
  • レイライン THE LOST SWORDs
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    1巻1,683円 (税込)
    天叢雲剣【あめのむらくものつるぎ】の所在を研究する考古学者・桜井康造が何者かに惨殺され、その遺品である手帳を持つ、娘の考古学者・桜井哲子、そして彼女の身を守る使命を受けた刑事・進藤志郎を狙い、次々と魔の手が2人に襲いかかってくる。「日本」という国の定義が、根幹から覆されてしまうかもしれない、手に汗握るサスペンス・ストーリーから、あなたも目が離せない!
  • 愛を探す旅
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    私たちの生きる世界は、想像するよりも遥かにドラマティックで、孤独感、不安感、劣等感などのネガティブな感情から生まれる“生きにくさ”も幸せになるために必要な感情だった。どうか、この一冊が今必要としている人へと届き、少しでもあなたの生きる世界が愛で溢れますように──(本文より抜粋)。ありのままの自分で幸せに生きられるようになる方法を綴ったエッセイ。
  • 逢うは運命よ、別れも運命
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    運命の人と人生を歩めたこと、苦難と向き合ってくれたこと──すべてに感謝! 夫婦二人三脚の人生を語った講演録。「人の世の常とは言え、近時、何かと心配事多く、また争い事も絶えないささくれた世の中ですが、いつの日か、この本を手に取ってくださった方が、たとえ一人でも共に泣き、共に笑ってくだされば、ボクはこんなにうれしいことはありません」(本文より)
  • 仮想部
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    1巻693円 (税込)
    大学2年の若葉こうは1年の並木かすみに突然コクられ、二人は付き合い始める。そして初デートの日。女性に慣れていない若葉を応援しようと若葉の仲間たちは二人のあとをつけるのだが、彼らもまた若葉と似たようなもの。そんな中、二人の心はどんどん近づき…。うぶな二人と彼らを応援する仲間たちの笑いと胸キュンの青春ストーリー! さあ、あなたもガチな恋の目撃者になろう!
  • 海に向かう風の匂い
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    1巻594円 (税込)
    都心から少し離れた遊山中学校に赴任することになった若き無量。彼は己の信念のもと、新校長の打ち出す「生徒を肯定する」教育方針に共感を抱いた。しかし、生徒の暴力沙汰は収まらず、教師同士も思想の違いから対立に明け暮れている。このような状況で無量に一体何ができるのか? 新校長の方策は成功するのだろうか? 実際の教育現場で悩み、格闘してきた筆者が展開する人間ドラマ。
  • 感じるままに想いをこめて
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    1巻891円 (税込)
    「飛ばせ 飛ばせ/風にのって/飛ばせ 飛ばせ/雲にのって/とばせ とばせ/ この想い」(「想い」より)。本書のタイトルが示すように、日々の生活の中で感じる違和感や共感、喜怒哀楽を感性の趣くままに素直な言葉に乗せて綴っている。すべての生き物、命を慈しみ、今生きていることへの感謝、平穏な日常生活を営む幸せを詠い、さらには社会や世界へも目を向けた作品が心を打つ詩集。
  • 関東軍生き残り軍属の満洲国紀行
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    満洲国における悲惨な出来事は伝承されていますが、その出来事の裏側には、共に生き残るために我が身の危険を顧みずに人類愛を施していた方々がいたとの事実が消え去りそうになっています。そのような人類愛を施す行為は、戦争の無い世界を構築して行く上で、必要不可欠な基礎行為であると私は信じています。満洲国の〈語り部〉を自認する著者が、戦時中から敗戦後の貴重な体験を語る。
  • 宮本武蔵
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    宮本武蔵の実像については未だに謎の部分が多い。この武蔵像は、求道者としての剣聖宮本武蔵とは全く異なり、立合う前に、自ら突拍子もない行動に出て、相手の拍子を狂わせ、一瞬の隙に付け込み、あるいは裏をかいて相手を打ち倒す、何が何でも相手に勝つ、詭道の剣鬼宮本武蔵である。時として、このような狡猾な策略家としての武蔵も、読者に訴えかける何かがある。
  • 牛舎ニウマレセシ衣食住 昭和三十年代 私の長屋暮らし
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    懐かしい昭和のかおりがする長屋暮らしの様子と、その頃の家族の在り方を描いたエッセイ。「家族」というものを意識することもなく過した時代を、改めて意識し直したとき、浮かんでくるのは断片的なものではあるけれど、そのかけらを集めて紡いだ時に出来上がる家族像こそ、自分が大切にしたかったものだと教えられる。著者は、どこで生まれようと懸命にもがいて、と人々にエールを送る。
  • 銀行員を経営顧問にするという選択
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    長年メガバンクで法人融資に携わり、現在は独立経営顧問として活躍する著者。銀行員には科学的な知識の蓄積〈サイエンス〉と経験の蓄積〈クラフト〉によって身に付けた「勘」と「感性」が大切であり、それらを持つ銀行員を経営顧問として活用することが「永続する幸せな会社づくり」に繋がると説く。中小企業の経営者、与信判断に関わる銀行員に向けたビジネス書。
  • 空からのおくりもの
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    「あなたが受け取ったプレゼントは何ですか?」世界にたったひとつのあなたへのおくりもの。両手を大きく広げて受けとめて! この世に生まれ落ちた子どもたちは、世界にたったひとつの自分だけのおくりものを空から受け取っているのです。何を受け取っているのでしょう。きっとあなたも「すてきなおくりもの」を感じて、育てていけるでしょう。ちいさなヒントが詰まった絵本です。
  • 経済学と科学
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    「社会や経済には法則があり、必ずしも人間の思い通りにはならない」と語る著者が、マクロな視点から、また時にはミクロな視点から「経済」について科学的手法で考える。ケインズ理論について、どこの会社にもいる(?)「働かないおじさん」について、お金儲けの方法、日本社会の矛盾、政府は予算をどう使うべきかなど、ユニークな視点で縦横無尽に語る一冊。
  • 黒犬と雷神
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    繰り返される怪物〈黒犬〉との戦い。その発生には秘密が?! 〈煤かぶり〉と呼ばれる怪物〈黒犬〉を狩るため、賞金目当ての冒険者が集う町リクソス。獣狩り集団〈銀の爪〉の若き狩人レンドは、〈記録師〉の少女ミーネとともに黒犬討伐に挑む。しかし、二人の特殊な力が、黒犬の知らせざる真実を暴き出す。これは、ただの狩りでは終わらない。衝撃の結末が待ち受ける。
  • 今日も明日も上向いて 投稿活動五十年、私の人生
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    満洲からの引き揚げ体験から、母のこと、夫のこと、青春時代のこと、大好きな大谷選手のこと、そして、心のよりどころとなる「信心」のこと……。さまざまな媒体に投稿し、採用された作品を中心に、一冊の本にまとめました。「どんなにつらい日も、お陽さまはいつだって私を暖かく包んでくれる。だから、上を向きましょう!微笑みましょう!」という元気がいただけます。
  • 私の定年退職日記
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    きっと誰もが一度は抱える不安な気持ち…その不安の正体を知りたい!「定年退職」にまつわる日常のひとコマから、揺れる気持ちと新たな門出への希望を綴る。「よし、ないのなら私が書こうではないか!同じ頃、何十年ぶりかで日記をつけ始めた。定年退職と人生の一大イベントにあたって、日々どんなことを思って過ごしたのか。どんな出来事があったのか」(本文より)
  • 紙カルテの余白 ~小児科医の本音~
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    病気の子供を治す、それが小児科医の仕事。だが、相手が子供ゆえに大人と違った難しさも多い。子供に向き合うだけではなく、その親、時には祖父母まで相手をし、理不尽な思いも受け止めなくてはならない。時には「親に先立つ不孝」を見る事も。しかし、熱があってもクリスマスを祝う子供たちの、キラキラした瞳に心洗われる事もある──。優しさこそ医療の本質、それを著したエッセイ集。
  • 七度目の出会い、そして・・・・・・
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    1巻594円 (税込)
    九州に生まれた好青年・総司の生涯と、彼の人生の節目で必ず遭遇する女性との奇縁を描いた「第一章 七度目の出会い」。総司の家族が遭遇した、時空を超えた出会いの物語「第二章 過去と未来との出会い」。総司の息子、勒が出会った不思議な少年「こやくん」の大活躍を描く「第三章 スーパー少年こやつ」。不思議に絡み合う3つの「縁」を描く、軽妙・爽快な連作集。
  • 七福神様からのプレゼント
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    とある家に持ち帰られた七福神の置物。お店の店主は「奥の奥に飾るように」と言ったが、家族は床の間に飾ってしまう。そこから次々と不運が訪れ、ついに占い師に相談することに。神々の思わぬケンカが発覚し、家族は解決を図ることにする。この絵本は、不思議な神話の世界と家族の物語を描き、読者に神様の存在とその力を感じさせる作品。信じるか信じないかはあなた次第。
  • 女鳥羽川の流れ
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    1巻1,485円 (税込)
    ホンモノ? ニセモノ? ふとしたきっかけで古美術の世界に踏み込んだ男が人間の欲や騙し合いから「真実」を探しだす。最後にたどり着いた「宝」とは──。「古美術の面白いところは、どの美術品にも分岐点があるということだ。……今思えば、あれが人生最大の分岐点だったような気がする。人生は様々な岐路に出合うが、右か左かでその後の人生が大きく変わってくる」(本文より)
  • 小説家に憧れて
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    私にとって、書くことは生きること。自伝的エッセイ一編と、小説二編。書くことの面白さを知った小学校時代から、中学、高校、大学を経て社会人になった今までを振り返りながら、書くことへの憧れ、必然性を率直に描いた自伝的エッセイ。そして、そんな著者の書いた小説「冬の海」と「ある文学青年の手記」。書くことへの思いがあふれた一冊。
  • 心のたまてばこ
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    幼少期から晩年までの人生を通し、著者は数多くの愛、別れ、そして困難に立ち向かってきた。四歳で母を亡くし、義母との生活や法曹界での経験を経て、著者が見つめ直す自らの人生観と家族の絆。本書は、日々の営みや大切な人との記憶がいかに支えとなり、心の中で生き続けるかを描いたエッセイであり、読者の心にも響く人生の軌跡と温かな共感が詰まった一冊である。
  • 身近に知ろう「林 子平」 ─教育家としての人となり─
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    1巻1,188円 (税込)
    外圧が強まり始めた江戸時代後期、いち早く海防の必要性を唱えた者が仙台にいた。林子平──父の不祥事による家門の断絶、部屋住みという惨めな境遇にも屈することなく、近い将来日本が見舞われる危機を『海国兵談』などを出版し幕府に訴えたが、罪に問われてしまう。生涯独身を貫き教育家としての一面もみせていた、この不運の〈賢人〉のことをあなたはどれくらい知っていますか?
  • 人間関係、音楽、外国と日本のはなし ~町の一音楽教師から見えた世の中~
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    長年音楽教室を経営してきた著者が世の中を語る、1作目『女と男のはなし』、2作目『子どもと大人と親のはなし』に続くシリーズ第三弾! 今回は友人、上司と部下、親子、嫁姑……様々な人間関係にまつわる問題や女性の生き方について、独自の視点で斬る! 演奏家、音楽家の立場から音楽の成り立ちや歴史、諸外国との比較についてもわかりやすく解説したエッセイ。
  • 青春 忘れえぬ友
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    著者・利根森一郎と友人の星野淳一との交遊を通じて描く思い出の記録。中学時代からの星野との関係や、知能テスト、音楽活動、女性との関わりなど多様なエピソードを通じて、星野の内面や才能、葛藤を探求している。特に、彼の芸術的感受性と社会との摩擦、そして早すぎた死に至るまでの道筋が描かれ、友情の深さと人生の儚さが浮き彫りにされている。
  • 絶頂神殿3003
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    北アルプス・立山連峰。標高3003メートルの神域に鎮座する立山絶頂の神殿は、山岳宗教の荘厳と神秘の世界を現代に語り継ぐ神話である。地元富山で活躍する著者の写真と解説による立山本。【内容】立山絶頂の神殿/立山神殿御遷宮/別山神殿遷座式/修験、仏国土、神々の座/御遷宮の舞台・立山本峰の雪/神殿設計図/雄山山頂実測/[後記]遷宮待望論の起源/[附録]雲上の御遷宮
  • 千年の亡霊
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    「狼と犬は人に殺されることを知っている。滅ぼされることを知っている。狼と犬は人に滅ぼされることによって、人を滅亡への道連れにしようとしているのだ」……ある狼の命を守るため、日本中の犬が一斉に姿を消す。そして一堂に集まった犬たちは、攻撃の矛先を人間へと向けるのであった。……現代社会の「いのち」の軽視、自然破壊に警鐘を鳴らす、壮大なスケールを誇る問題小説。
  • 中小企業のための経営戦略論
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    「既存の事業に改革・改善を加えて組織全体で取り組みを実行し、強化していくことが必要です。これらに取り組む場合に大事なことは、新しいことを柔軟に取り入れる体質を作っておくことです」(「おわりに」より)。兄と二人で始めた資本金10万円の清掃会社が、今やビル総合管理業を中心とする栃木を代表する企業に成長。その創業者の発想法とは。
  • 昼下がりのうたた寝
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    著者の経験してきた恋愛と失敗の数々は、悲哀を含みながらもどこかで笑ってしまいそうになる。その他、親切な人に出会って、この世も捨てたものではないと実感させられた体験。しつこい電話セールスの撃退。映画館での不思議な出来事。日常の自分をゆったりと見つめて言葉にしていったエッセイが、まるでうたた寝の中で見ている夢のような気分にも誘われていく。
  • 鶴姫の千羽織 守らなかった約束
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    1巻594円 (税込)
    ひとつだけ約束してください。私が裏で機織りをしているとき、絶対に家の中を覗かないことを…。誰もが知っている民話を新しい視点で描く。幸せに暮らしていた与一とかくにょうの夫婦に起きた悲劇の始まりは、お殿様からの使者だった。織布七巻を三十八日で作って欲しいと頼まれた二人。五日経ち、十一日が経ち、三十八日が近づく。「まだかな?」と思った与一はとうとう……。
  • 日出子 幼少の記
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    「戦うことはどうかやめて下さい」。幼き頃、戦時中に旧満州へ渡った著者が、日本に引き揚げて新たな生活を手に入れるまでを綴った戦争体験記。「現代もいろいろな苦痛はつきまとっていますが、あの太平洋戦争を考えると、平和あってこその世界です。どんな困難にも立ち向かって、世界中の人の真の平和を成し遂げる日がいつか来ると信じたいです」(本文より)
  • 日本国誕生の物語 ─記紀を超えて─
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    1巻1,287円 (税込)
    我が国には日本の始まりを記した『古事記』と『日本書紀』がある。しかし、名前を変えたり、神話形式にしてわからなくしたり、当時のヤマト政権が都合の悪い部分は隠したり、他の人が行なったという風に改ざんしたりして、本来の歴史を見えなくしている。いつまでもこの書を「国史」として置くわけにはいかないであろう。あなたは『古事記』『日本書紀』のウソをいくつ知っていますか?
  • 脳トレ! かわちゃん先生の3色ぬりえ本
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    子どもから大人まで、気軽に楽しめる。それがぬりえです。この本は、ぬりえの基本を練習し、実際に絵に色を塗って、ぬりえのコツを覚えるための本です。すべてのぬりえを完成させたときには、あなたはぬりえの達人になっているでしょう──脳を活性化! 赤、青、黄色の3色の色鉛筆で影をつけたり、グラデーションをつければワンランク上の塗り絵の完成です。
  • 八十歳 面白がって船旅三昧
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    80歳になっても船旅が楽しくて仕方がない。何が待っているか分からないことも、偶然出会った人同士が友達になることも、予想外の出来事も、自分の趣味が思わぬ交流に役立つことも。限定された船という場所でいかに楽しい旅を続けるか、という工夫を乗船客全員が考えるからこそ、常に新鮮な魅力にあふれ、いつまでも消えない感動を味わうことができる。
  • 八十七歳、闇と光
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    八十六歳の時、右腕を折った。入院、手術、リハビリ。思うように腕が使えず、人生が終わった、と思った。まさしく闇の中にいた。しかし大好きな池波正太郎先生100周年という節目に、今書かなければという思いに突き動かされて筆をとった──。野球好きで恵まれた環境に育った少女が、結婚を機に夫の会社のために日本中を飛び回る。八面六臂の波乱の人生をおくることになった女性の自伝。
  • 彼氏はアンドロイドバスター
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    秩序を乱すアンドロイドから人間社会を守る為に、立ち上げられたのが、アンドロイドバスター。大学生のジュリアの彼、フレディは、そのアンドロイドバスターで、任務に忙しい。しかし、どんどんアンドロイドは増え続け、彼女の友人も両親も気づけば……。そして彼女は世界の真実を知り、変革を決意する──。近未来に何が起こるのか? 大どんでん返しのSFファンタジー小説。
  • 百舌鳥の歌
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    1巻1,485円 (税込)
    世界遺産の百舌鳥耳原を舞台に、令和4年の出来事や日々の暮らしの中で感じた様々な事柄を情感豊かに歌い上げた歌集。ロシアのウクライナ侵攻、元首相の逝去、エリザベス女王の葬送から、四季折々の自然の描写、身近な動植物への愛情、そして個人的な心の機微まで、さまざまなテーマが万葉集以来の伝統的な和歌の形式で綴られる。過去から現在、そして未来へと繋がる歌の心が響き渡る一冊。
  • 風の強かったあの日から ~急性骨髄性白血病とつながりがくれた明日~
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    1巻1,089円 (税込)
    働き盛りの著者を襲った急性骨髄性白血病。無事に治療を終えたものの、わずか半年で再発してしまう。緊急入院からの骨髄移植を経て現在も病気と向き合い続けている著者が、入院中の状況や心情などを記録した闘病記。著者は言う、“自分だけ”ではなく“自分なり”の気持ちで──病気を宣告された人や辛い思いをしている人は、そのことと戦うのではなく“自分なり”に向き合ってほしいと。
  • 福井のひ・と・み That's life.
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    1巻1,089円 (税込)
    「ふと気づくと、自分がこんな年! と思うほどの年齢になっていました。思い起こすといろいろなことがあり、よくここまで生きてきたと思います。子育て、家の守り、仕事などがんばって今がある。今までの人生いろいろなことがあり、人生のゴールが見えてきた今、私が見てきた景色、私が思ったことを残しておきたいと思いました」。心地よい空間へと誘ってくれるフォト&ポエム集!
  • 夢の先へ
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    子供の頃、小説家になりたかった。しかし日々の生活にその思いは埋もれていった。その間に私は結婚、出産し、離婚。再就職して仕事に邁進した。子育てしながらの仕事は辛い時もあったが、私の人生も充実させてくれた。子どもも巣立ち、「第二の人生」のスタートに立った私の心を過るものとは? これからの人生の覚悟と決意を込めて、小説『桜の先にあるもの』も同時収録。
  • 奪われた未来 日航123便墜落事件から40年、遺族としての結論
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    1巻1,683円 (税込)
    信じがたい話として受け止められるであろうが、【日本航空123便の惨劇は、「520人が死んだ」事故ではなく、「生きていた524人」が時の権力によって「命」を断たれた事件である。それが、我が子たちがなぜ死なねばならなかったのかを調べ続けた末に、私が確信するに至った結論だ(「まえがき」より)】。遺族として40年間苦しみ抜き、調べ抜いた末のファイナル・アンサー。
  • 36歳、初めて推しができました。
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    1巻1,485円 (税込)
    離婚後、5歳の娘を連れてシェアハウスに移り住んだ34歳の倫子。同居している女性たちに支えられながら、子育てと仕事に邁進していた。ある日、いつも元気な娘が発達障害と診断され、不安でいっぱいになる。だが、そんなとき、運命の「推し」との出会いが訪れる。好きなものに囲まれる時間ができたことで、世界の見え方が変わり、なぜか毎日も良い方向に進んでいくようになって──。第7回人生十人十色大賞長編部門最優秀賞作品。
  • ヒロシマ・ナガサキの映像は隠蔽されていた 二人の米軍兵士と、制作されなかったヒロシマ・ナガサキの貴重な映画
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    本書は1946年にアメリカ軍の特別チームによって広島と長崎で撮影され、すべてを鑑賞するのに20時間を要する衝撃的な映像の物語である。このカラーフィルムがわたしたちにおよぼした影響は底知れず謎めいている。それというのも、このフィルムが数十年ものあいだ隠蔽され、ほとんど人の目に触れることがなかったせいもあるが、それ以上に、計り知れないものを秘めていたからである。
  • 「グレーゾーン」のつぶやき 地味で厄介な「生きづらさ」の克服
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    様々な形の「生きづらさ」がある中で、自分が感じる「生きづらさ」は、社会や多くの「生きづらさ」を感じている人と「共有」できるものなのかを確かめることが「総仕上げ」なのではないか──長い間「生きづらさ」を感じて生きて来た著者が、どのような思索や試行錯誤を経て、社会コミュニティに「自分らしい」居場所を見つけることが出来るようになったかを綴る一冊。
  • 13,328日 ~あなたの時間~
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    1巻990円 (税込)
    当たり前に生きているうちには気が付かないことがたくさんある。その最大のテーマは「命あることの意味」かもしれない。36年間と半年ほど(13,328日間)でその生涯を終えた英樹は、ある日、劇場に招かれる。スクリーンには自分の人生が映し出され、一人で鑑賞する。子どもの頃には分からなかった家族の考えや、親身になってくれた姉の姿を初めて知る。生きているときには見えていなかったものとは……。
  • RI過剰投与
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    1巻1,287円 (税込)
    放射線技師が医師からの指示で小児に与えた放射性医薬品の量が問題になった。メディアは数値だけを取り上げて危険性を強調し、病院内では力関係によって技師にだけ責任が押し付けられた。技師の家庭では、妻や子が誹謗中傷やいじめを受け、そして技師はついに……。正義とは何か? 真実とは何か? 決して一面からでは分からない問題にどう向かい合うべきか? と世に問う医療小説。
  • あいたかったよ
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    幼稚園バスに乗りたいなー。お友達となかよくおしゃべりがしたいなー。乗ってどこへ行こうかなー。幼稚園にバスで通いたいけど、家が幼稚園に近すぎてバスに乗せてもらえない。ぼくはバスで幼稚園に通うお友達を、うらましく思いながらながめてた。でもある日、ぼくの家の前にバスが止まって──。ファンタスティックでどこか郷愁を誘うほのぼの絵本。
  • アンタレス ~あるテレパスの告白~
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    テレパシー・フィールドと呼ばれる空間で意思疎通をする「テレパス」。彼らは権力者から疎まれる存在でもあった。テレパスの中でも唯一「サード」と呼ばれた、特殊な能力を持つ青年は、半ば強制的にアンタレス星系での調査に同行させられる。それから半世紀以上が過ぎ……彼が告白した真実に世界が驚嘆する。老若男女に向けた、明快にして王道のSF小説。
  • おはなししましょ
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    孤独な老女、ツヤおばあちゃんは、動かなくなった体でベッドに横たわり、世界とのつながりを失いかけています。しかし、彼女の窓辺には花の妖精が現れ、彼女に話しかけ始めます。この絵本は、花びらが舞い、妖精の声が聞こえる魔法のような瞬間を通じて、おばあちゃんが再び笑顔と会話を取り戻す過程を描いています。美しいイラストとともに、孤独を乗り越える希望の物語。
  • オラホノ国
    -
    1巻495円 (税込)
    今の日本を考えるきっかけに! 理想的な国オラホノから見えてくるものは…? 私は、Qさんと知り合う。「オラホノではそんなものはないよ」オラホノとはQさんがかつて住んでいた国で、そこには軍事力も資本もない。「それでどうして外国の侵略から国を守ったり、経済活動をするんです?」教育、徹底した話し合い、欲望のコントロール…、Qさんの話への興味はつきないのだった…。
  • かえる
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    ある陸地に現れた1匹のかえるが、ページをめくるごとにどんどん増えて……、ゲロゲロ大合唱! ちぎり絵で表現したかえるが愛嬌たっぷりで、手作りならではの温かみのある雰囲気。子どもたちは「ゲロゲロ♪」とかえるの鳴きマネをしながら、ページをめくるのが楽しくなることでしょう。お子さんと一緒に、ぜひ声に出して楽しんでいただきたい絵本です。
  • かにかくに世に出ることは難しい
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    昭和・平成と、何かと話題の中心とされてきた年代である「団塊の世代」。「もはや戦後ではない」から高度成長期、バブル景気とその終焉と、時代のさまざまな局面に立ち会ってきた著者の人生を振り返ります。「企業戦士」として業界の最前線に経ち、我武者羅に走り続けてきた人生を俯瞰で見つめたとき、辿り着いた思いとは何だったのでしょうか。
  • かめくんのお月さま
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    ひとりぼっちのかめくんは、いつも池にうつるお月さまを眺めています。お月さまに会いに行きたいと思っているかめくんに、ちょうたちが声をかけます。「かめくん、ねがうんだ。このそらに。はなってごらん、きみのゆめを。」──小さなからだで力強く生き抜くかめくんやちょうたちの姿を通して命の尊さを描き、生き物の命を大切に思う心を育むファンタジー絵本。
  • カワセミの君
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    1巻495円 (税込)
    学生時代からの友人、ジュンコさんが亡くなった。訃報を聞いて北海道まで駆け付けた和子だったが、そこで彼女の生きていた日常に触れて──「裂き織り作家─ジュンコさん」。メキシコで暮らす娘のもとに旅をした母。女一人の海外旅行は、見るもの聞くもの、すべてが心ひかれ新鮮で──「メキシコシティはかつて湖だった」。人との出会いと歴史の発見を綴るエッセイ。
  • コナトゥス・カレンダー ~生命の図形と星々の記憶~
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    17世紀のオランダで哲学者ベントは、人間の本質と自由を探求していた。一方江戸では幕府天文方の隼人が、西洋暦と東洋暦の間で揺れていた。そして忍者の頭領赤影は、墓を暴き少年に人体をスケッチさせていた。一件何の関連もなさそうな3つのファクターが実は……。〈人体〉は宇宙の営みそのものだ。コナトゥス──それは人間の本質、内なる力……。AI活用のNEO小説。
  • これからの時代を救う法華経 失われた30年を取り戻すために
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    失われた30年は何が原因だったのか。能力によって人を差別し、軽んじる傾向が日増しに強くなっている現代だからこそ、法華経を学び直す必要があることを説く。「今、悩んでいたり、人から愛されなかったり、認められずに苦しんでいるとしたら、ぜひ『法華経』に触れ、味わうようにして学んでみてください。そこには、あなたを救う最も重要な教えが表現されているはずです」(著者より)
  • サワーの水面は夜明けに揺れる
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    1巻693円 (税込)
    同性の恋人に振られたばかりの茜と、アセクシャルで苦しむ太一。“普通”ではないと傷つきながら生きてきた二人が出会って意気投合し、互いの良き理解者となって距離を縮めていく。恋人ではなく、友だちともいえない男女の行き着く先は──。俳優や脚本家として活動している著者がLGBTQ+をテーマに描いた小説家デビュー作。本当の“多様性”とは何かを問う、ごく“普通”の愛の物語です。
  • じぶんでっていうけど
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    幼い娘あいちゃんと母の日常を描いた小説。毎朝の服の選び方や準備に奮闘する姿を通じて、子育ての喜びと困難をリアルに描写。保育士であり母でもある著者が、自身の経験を基に描いたストーリーが、読者に共感と温かい気持ちを届ける。あいちゃんの成長と母の愛情が織りなす、心温まるエピソードが満載。親子の絆や日々の小さな奇跡を描いた感動的な物語であり、読む人の心に深く響く。
  • ちからもちのノエルちゃん
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    大きな声で歌ったら、世界が変わった。とっても力がつよいノエルちゃんは、みんなから「こわーい」と言われて心がチクリ。そんなとき、空を眺めたり歌を歌ったり──自分の個性に悩む女の子が、ありのままの自分を好きになれるまでの物語を軽やかに描き出した絵本。あなたがあなたのままでいられる場所が、必ずどこかにある! そんなメッセージの詰まった一冊。
  • どこにいるの
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    「ねえ、ひいじいじは、どこへいったの?」父親の葬儀を終え、自宅に戻るバスの車内で4歳の孫から尋ねられたことがきっかけで生まれた絵本。すべての人や物が小さな粒からできており、亡くなった後も小さな粒となって大切な人のそばにいること。その生命の神秘をやさしいイラストと文章で綴り、家族や愛する人とのつながりを感じさせる心温まる作品です。
  • とのさまになる
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    父上のかっこいい姿をみてぼくは心に決めたのだ──。ぼくは大きくなったら父上みたいなとのさまになるんだ、と。そのためには、勉強も体力づくりも、いろいろやらなくてはならないことが、たくさんある。かっこいい父上の刀がほしかったが……憧れは手に入るのか?! ゆめは突然、現実へとしのびこむ。とのさまになりたい男の子をコミカルに描いた絵本。
  • ひとつの同時代史 駆け抜けた昭和・平成の八十年
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    I 太平洋戦争への道……どうしてあの戦争を阻止することができなかったのか、自らの経験を交えて再考する。II 戦後復興と経済大国の終焉……敗戦を経て、高度経済成長の波に乗り、我武者羅に働いた青春時代。その終焉までを見届ける。III 「コンクリートからヒトへ」が本当の豊かさ……もはや斜陽化の一途を辿る我が国ニッポンが、これから進むべき道とは何か。「清貧」をキーワードに。
  • へい! まぐろいっちょう
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    あるところに、まぐろが好きで好きでたまらない、すし屋の大将がいました。お客が何を注文しても、まぐろのすしを握りつづける大将は、ついには店をまぐろのすしで埋めてしまいます。それでもおさまらない大将は、街にくり出し、あらゆるものにまぐろの刺身をのせ、「まぐろのにぎり」に仕立て上げていくのですが……。仕事を愛する大将が繰り広げる、ちょっとシュールな絵本です!
  • ホテル ジャスミン
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    1巻693円 (税込)
    窓花は三年前に長谷川文学賞を受賞した小説家。作品を書き終えると「ホテル ジャスミン」で過ごす。コンシェルジュから極上のおもてなしを受け、スパやエステ、季節の料理を堪能する。窓花はピアニストの藤田と出会い、プロポーズされるが昔の恋人とも再会して……。春・初夏・秋・冬と移り変わる季節と揺れ動く恋心、ラグジュアリーなホテルライフを描いた恋愛小説。
  • ほほえみの詠
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    1巻1,089円 (税込)
    著者は「詩を書くということは、私にとって、日記をつけることのようなもの」と語る。そうして生み出された、季節の移ろいや大切な人への思い、折々に感じたことなどをまっすぐに表現した作品の数々から厳選して収載する。「君はもっと素敵な人になるのだろう/そんな君を私はそばで見ているほか/手だてはなく/それでいいと思ってもいる/君のほほえみの/そのそばにいるだけで」(本文より)
  • ママのささやきがきこえるよ ─私と息子の音とことばの科学の旅
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    「この本を書くことは、私にとって自分自身の身を削るような取り組みでした。今思うと、アレックスが生まれたときからそれは始まっていたのです。でも難聴についてしばらくは、全然何も知りませんでした。本当にたくさんの人々に感謝の気持ちを伝えなければならないと思います」。2014年、アメリカで刊行された『I Can Hear You Whisper』の翻訳書。
  • ママのだっこがいいの
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    長年、助産師としてママや赤ちゃんに寄り添う仕事をしてきました。愛情いっぱいの抱っこは、お子さんが生きていく上での原点です。心温まる安心安全な原点である抱っこが当たり前にできて、心が通じ合える親子関係が広がっていくのではないでしょうか。この本を通して、子どもと関わる楽しさを感じていただけたらうれしいです(著者より)。現役のベテラン助産師が描く抱っこがテーマの絵本。
  • まる、さんかく、しかくで なにが できるかな?
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    想像力を、ぐぐぐんとはたらかせよう! 簡単な形だけで思わぬものができる!? 絵本の中に出てくるうさぎのニーバ君。ほとんど「まる」「さんかく」「しかく」で構成されているよ。そう、まる、さんかく、しかくが描ければ、組み合わせでいろいろな絵が描けるようになるんだ。まる、さんかく、しかくを使ってあなたも何か、作ってみてね! 親子であそべるあてっこ絵本。
  • もったいないをなくしませんか? 片付けってSDGs?
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    「衣」も「食」も「住」も、「使わないこと」が一番もったいない。「もったいない」を少なくする・なくすためには、今ある物たちを使う・使い切ること。そう語る整理収納アドバイザーの著者による、資源を大切にするためのキーワード「3R(リユース、リデュース、リサイクル)」に着目した片付け指南。片付けで心もスッキリ、SDGsに貢献もできる! あなたもさっそく始めてみませんか。
  • ヤンク
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    1巻792円 (税込)
    飼い犬が亡くなり家族の気持ちが沈んでいたところに、中学生の誠兄(まこにい)がつれてきたのは、ドテッと太くて、くせっ毛で、しかも動きもどんくさい子犬。のんちゃん・けいちゃん姉妹は、どうにも気に入らなくて! かわいくもかっこよくもないけれど憎めない犬・ヤンクと、家族のにぎやかな日常をつづったあたたかな物語。昭和30年代の古き良き日本の家庭の雰囲気が漂う秀作。
  • 異色の恋 母娘ママ友
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    1巻990円 (税込)
    介護施設のデイサービスに通う厚弥季春は、施設のスタッフである夏季と、ほのかに惹かれ合っていた。夏季には三人の子どもがいたが、上の娘二人と末の男の子の年が離れていた。そのため、上の娘の子どもたち、つまり孫たちと自分の末子の年が近く、夏季は娘たちとママ友でもあった。90歳の季春と52歳の夏季。年齢を重ねた者同士の、豊かな絆を感じさせるプラトニックな関係を描いた小説。
  • 黄昏に
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    1巻693円 (税込)
    人生の黄昏を迎え…。定年退職後、一人でマンション住まいをしている真田幸信は、自由を楽しみながら、今後への不安と寂しさも感じている。幸信は、ふとしたことで知り合ったアラフォーの女性、矢島和子に慕情を抱くとともに、彼女の好意以上のものを感じる中で、希望を見出そうとするが…。高齢者を取り巻く問題、そして高齢男性の心の機微を描く小説。
  • 黄身とミルク
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    1巻792円 (税込)
    「一つの星に夢を願ったところ/何だか嬉しくなってくるっと見渡すと/いくつもの星が見えてくる/きっと君はそんなものをくれたんだよ」(「君がくれたまるい月」より)……前作『星の後ろ姿』からつながる月や星をモチーフとした作品たちに、「君」という丸くて優しい存在が新たなエッセンスを加えて……透明感はそのままに、やわらかで明るい雰囲気が感じられる第二詩集。
  • 机上には猫とお知らせがあった 学校事務職員がつぶやいてみました
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    学校事務職員の著者が、勤務体制が違ううえに多忙な先生方とコミュニケーションをとるために始めた「事務からのお知らせ」の発信。通常の事務連絡のみならず、著者が日常で感じたこと、子供の頃に読んだ本の情報、ちょっとしたクイズなどを盛り込んだコラムを掲載したことで、先生方との交流が深まっていった。12年間の「お知らせ」に掲載されたほっこりコラムから厳選した51編を収載。
  • 旧南部縦貫鉄道レールバス キハ101号の夢
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    「あのね、101号には夢があるんだって」「キハ101号の夢? どんな夢なんだい」「101号の夢はね、東北新幹線はやぶさとどっちが速いか競争したいんだって」「ええ!? レールバスと新幹線との競争だって」(本文抜粋)日本で唯一の動態保存〈南部縦貫鉄道レールバス〉と、それを見守る人々の夢と希望の物語。「出発進行~!」夢に向かってみんないっしょに──。
  • 月の雪路 不適切な今日子と不機嫌な黒桃
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    1巻1,386円 (税込)
    東京から城下町雪路に移り住んできた雅子。彼女がふと入った老舗寿司店で出会ったのは、若き女性寿司職人今日子と、その恋人の黒桃だった。二人の先進的な考え方に触発された雅子は、今日子の夢である実家の『月寿司』を継ぐこと、黒桃と家族になること、の実現のために協力することになるが……。より拓けた未来を模索する二人と、それを支える周囲の人々をスタイリッシュに描いた一冊。
  • 最期の「ありがとう」
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    母から認められるために、私はずっと無理をして喜ばれようとしていた。でも、あるとき、それをやめた。肉親である母は私のことを否定したが、相談員として耳を傾ける私は電話の向こうの人に「ありがとう」と言われる。私のほうこそ「ありがとう」なのだ。母に愛されなかった心の傷を、他人からの「ありがとう」で補っていた……。母親との関係を中心に家族を描いたエッセイ。
  • 最新テクノロジーを駆使した津波警報システム
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    1巻1,485円 (税込)
    政府は南海トラフで、マグニチュード8、または9の地震が30年以内に70%の確率で発生すると推定しており、朝日新聞社は32万人の命を奪う可能性があると報道していて、この日本史上最悪の自然大災害は必ず南海地方に訪れます。この甚大な犠牲者数を大幅に減少させるには、最新のテクノロジーを駆使し、即座に避難行動を起こさせる“ライブ映像津波警報システム”の設立が必要です。
  • 四季を紡ぐ
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    1巻1,287円 (税込)
    二十余年にわたり、新聞の投稿欄や同人誌などに発表してきた詩・五行詩・短歌・俳句・川柳をまとめた。子育て、仕事、日常の出来事、四季の移り変わりなどを映し出した作品からは、言葉に対する真摯な姿勢とともに、時の流れ、著者自身の円熟味などが伝わってくる。2001年から2025年までの作品を収録。「一年を洗ひ流して新日記」「小説は手触り残る紙がいい胸に抱えて余韻に浸り」(本文より)
  • 自虐伝「死ぬまで生きたい」 ─昭和編
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「渉は大学を卒業して、本来の『夢や希望』は一旦、大切な記憶の箱の中にしまい、現実を直視せざるを得なくなった。当時の就職戦線はそれほど過酷だった。渉が就職した1977年の翌年から、一変して大手企業が一般公募を再開すると分かっていたら──」。主人公・七海渉が昭和という激動の時代に揉まれながら成長していく様子を描いた小説作品。
  • 社内スキャンダル
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    1巻594円 (税込)
    企業の派閥争いと足の引っ張り合いが激しい社内で、不正や不倫が日常化している。懲罰委員会の査察が厳しさを増し、社員たちは恐怖に震える。社内の秘密と権力闘争が明らかになるとき、人間関係が複雑に絡み合い、隠し通せない真実が暴かれる。野心、嫉妬、裏切りが交錯する中、正義はどこにあるのか。企業社会の裏側を描いた衝撃の小説が、あなたを驚愕させる。
  • 俊夫
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    1巻792円 (税込)
    昭和28年、山形県の人里離れた場所で生まれた俊夫。電気も通らない小さな集落で、家族と共に厳しい自然と向き合いながら過ごす日々が描かれる。成長する中で出会う喜びや悲しみ、友情や家族の絆が織りなす小説。この本は、戦後の日本の片田舎での生き生きとした生活を通じて、時代と共に変わる人々の心模様を描き出す。読者に郷愁と温かさを感じさせる、心に残る物語。
  • 少年の冒険旅行 日本・中国篇
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    著者のトマス・W・ノックスが来日したのは西南戦争が終局を迎える明治10年夏。彼は翌1878年パリ万博の国際審査員アメリカ代表として時計部門を担当することになり、その途上、大西洋航路をとらず太平洋航路をとって日本に立ち寄った。その後中国、インドネシア、タイ、インド、エジプトなどを歴訪、その体験を元に青少年向け冒険小説全五巻を書き上げた。本書はその第一巻である。
  • 笑顔で参ります
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    「普通の50代の女性が死を覚悟したこともありました。でも生きています。今まで頑張った仕事を減らしてこれからどうする?! と不安でしたが、『待てよ。神様は頑張りすぎた私に、主人に、休養をくれた』とポジティブに考えました」。1965(昭和40)年の誕生から2023(令和5)年までの人生を、折々のエピソードを交えながら振り返った自分史エッセイ。
  • 星が降る夜に
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    「ある日の夕方、もう日が暮れそうにおそくなって少年は帰りをいそぎました。うす暗い空に、星がきらきらと輝きはじめました。『暗くなる前に、はやく家にかえらないと…』。そのときです。おおきなひかりが、空を西から東へ、かけめぐりました。まぶしいほど明るくて、とてもうつくしいひかりの…」。少年と、少年と同じ顔をした星の子との、出会いと別れをつづった絵本作品。
  • 生きる (Ⅰ)
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    重い障害との闘いを強いられた赤ちゃん、さとる。生まれて間もなく病と対峙し、誰とも心を通わせられない孤独を味わう。しかし、彼の旅は、暗闇の中で光を求め続けることに。ブランコとの特別な出会い、魅力あふれる音の世界への冒険。この絵本は、さとるが見つけた希望の光、そして心の鍵を開くまでの道のりを、温かな筆致で描き出す。障害を乗り越え、新たな自分を発見する旅の物語。
  • 西洋精神病文明
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    私は西洋文明を最低なものだ、と思っている。それは古代ヨーロッパが、ノアの洪水によって前文明が消失し、食糧を求めての戦争、略奪が絶え間なかったことによる。彼らは戦争、略奪に加えて数学に基づく破壊・欲望の意志を、歴史的古層に蓄積することによって、キリスト教は質(たち)の悪い歴史的古層をもつに至ってしまったのである。それが本書で述べる詐欺文明、精神病文明である。
  • 静音と琴音
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    夏休みに祖母の家を訪れた少女は、音を失った古い琴と出会う。平安時代にまつわる物語が隠されたその琴は、ただの楽器ではなく、不思議な力を秘めていた。少女の涙が、その琴に再び命を吹き込み、過去と現在が交錯する瞬間、失われた音が響き渡る。日本の伝統文化と現代をつなぐ、心温まるファンタジー絵本。この物語は、祖母の家での夏の思い出と共に、永遠に心に刻まれることでしょう。
  • 祖父と孫の偶感随想 ─家族愛と介護力─
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    1巻1,089円 (税込)
    明治から令和──3代に亘る家族それぞれの想い、家族の在り方が綴られたエッセイ集。著者の祖父(西双庵)の残した手書きの随筆集『偶感随筆集』と、京都から東京に嫁ぎ、後に介護ショップを開くことになる著者(西幸風)の随想『人生 西ひがし』を合わせて収録。家族愛を中心のテーマに、家族による介護や看取りといった、永遠の課題に対するそれぞれの想いが展開される。
  • 虫めづる妹
    -
    「お父さん、本当にそんなお姫様いたの?」「昔の物語に出てくるお姫様なんだけど虫が好きなんておもしろいよね。カエルやヘビも平気なのかなぁ。お父さんは会ってみたいよ」のりちゃんは生きものが大好き。中でも虫には目がありません。そんなのりちゃんをお父さんは「虫めづる姫だね」と言います(本文より抜粋)。生きもの好きの姉妹の日常を描くあたたかい家族の物語。
  • 天の神様に尼子家の願いを祈られた山中鹿介幸盛
    -
    時は戦国時代。石見銀山を狙った毛利元就によって滅ぼされた尼子家。主家の復興を願った尼子家遺臣、山中鹿介幸盛は盟友立原源太兵衛久綱ら他の遺臣とともに尼子家当主義久の遺児、勝久を探し出し、尼子家の幟を掲げ立ち上がった。多くの武将から「敵ながら、主家に対する忠誠心には心を打たれる」と言わしめた尼子家の武将、山中鹿介幸盛の生き様を描く!
  • 天使の誓い/桜のお守り
    -
    1巻495円 (税込)
    わたしが鮮明な白昼夢の中で出会ったその人は、過酷な自分の運命に苦しみ、もがいていた──(『天使の誓い』)。偶然の出会いをきっかけにして創りだした「お守り」によって、大事な人との時間が動き出す──(『桜のお守り』)。日常に差し込んだ閃きから、運命が大きく動き出す、二編の物語を収録。読む者の心に運命のきらめきを灯す短編集。
  • 転職の裏側
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    転職市場の裏を知り、将来を切り開くための一冊。企業や個人の思惑が交錯する採用の仕組みを解き明かし、真のキャリア形成を提案するビジネス書。学業や仕事を通じて努力を重ねてきた人が陥りがちな落とし穴を例示し、働く意義と未来を再考する糸口を示す。業界の構造や情報の闇を掘り下げ、生き活きと働くための自分軸を見直す契機を与える内容である。
  • 伝えたい! 設備管理の要点(真髄) 総合設備管理50年の体験から会得したこと
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    1巻2,475円 (税込)
    「私はビルメンテナンス業の設備管理業務に50年間従事してまいりました。この間、幾多の現場で管理責任者、電気主任技術者を務め、必要に迫られ取得した国家資格等は50種以上に及びます。また、空調・電気・防火設備管理の中で直面したトラブルは数知れず、そのほとんどを自前で解決してきました」(「発刊に当たって」より)。著者が現場で培ってきたノウハウをまとめたマニュアル本。
  • 二つの源氏物語
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    世は源平時代──。「力」がすべての武家政治が進む中、「文」の大切さと未来を考える人々がいた。「日本の『本』作りは第一歩から躓いていた。先ず紙がない。印刷技術から製本に至るまで、全過程を管理する役所が成り立っていない。……義経父子は中国をできるだけ真似た『本』作りを工夫するしかなかった」(本文抜粋)。目立たない史実に目を配りながら描く独創的歴史小説。
  • 日本という物語にサヨナラ ~空気を読まない人になる~
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    1巻594円 (税込)
    学級や職場の関係、家族・友人関係等々、社会における「生きづらさ」を抱えた人たちへ送る一冊。大小様々な集団の中に存在する「空気」を読み、それに沿って生きることを強いられる日本の社会構造の中で、個人はいかにして生きていくべきなのか? 日本という大きな「物語」と対峙し、個人としての強さを獲得していくためのヒントを綴った指南の書。
  • 日本はなぜ幕末に欧米の植民地にされなかったのか ─その理由─
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    幕末にロシア、イギリス、アメリカ……と異国船や行使は次々とやってきた。だが、なぜ日本は欧米の植民地にされなかったのか。10の視点を並べ、その謎に迫る。さまざまな書籍に見られる「理由」の10項目は、「地理的要因」「列強の諸事情」「日本人のすばらしさ」の3つに集約でき、点数化すると軽重がハッキリした。歴史好きはもちろん、中高生に手を取ってほしい歴史読み物。
  • 比類なき星たち
    -
    1巻990円 (税込)
    マティスの描いたイカロスは、飛翔しているのか、それとも落下しているのか──。2003年、石垣島。23歳の真澄は澪音と出会った。画家の父を持つ真澄と若くして有名になった詩人の澪音。二人の運命的な出会いから、芸術に魅せられた彼らの物語が始まる。ボードレール、アンリ・マティスの作品を巧みに織り込みながら、過去の傷を抱える二人が歩む再生の旅路を描く力作。

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