彩流社の検索結果

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  • 幽霊

    幽霊

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    「死刑囚」をテーマにした上質なサスペンス・ストーリー  政府高官を殺害した容疑で死刑宣告を受けた、死刑囚の「男」。 死を約束されたにもかかわらず、不気味なほど穏やかに日々を 過ごす「男」に、好奇心を押し殺しながら接する 担当刑務官のユン。  殺害動機も自身の出自さえも明かさない「男」のもとへ、 姉と名乗る女が面会に現れる。沈黙していた「男」の感情は、 それを機に少しずつ、静かに動き始める。
  • 18歳になったら、必ず押さえておきたいFIRE黄金法則

    18歳になったら、必ず押さえておきたいFIRE黄金法則

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,430円 (税込)
    2022年4月から全国の高校で「お金の授業」スタート! 同時に、民法改正で18歳から自身の証券口座の開設が可能になります。 若者のために、20~30年後を見据えた投資戦略を徹底指南します! 【内容紹介】 ●第一章 なぜ、お金のことを学ぶ必要があるのか      ・これからの日本経済が厳しい10の理由      ・若ければ、誰でもお金持ちになれる方法がある ●第二章 お金の基礎知識      ・豊かになる黄金の法則      ・6つの瓶で余剰資金を生む      ・お金を働かせる ●第三章 お金の心理学      ・お金を遠ざける人、お金を近づける人 ・お金を引き寄せる行動 ●第四章 積立投資の選び方      ・積立投資で失敗しない5原則      ・積立投資の始め方
  • 新・老年書生の境地

    新・老年書生の境地

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    出会いと運命 本書は、昨年(2021年)に刊行された 『もの言える老人のための条件 老年書生の境地』の続編である。 前著とは構成を変え1項目あたりの内容を増やしたことから 『新・老年書生の境地』というタイトルとなっている。 著者が団塊世代である特性もあり、「教条的」「べき論」という感は やはり否めないが、市井に生きる一老生のシニカルな「声」として 受け止めてほしい。 本書は、同世代への、そして若き世代へのエールともなっている! 【目次】 「ふるさと墓参」「階層社会」「障害者雇用の現実と労働環境の変化」 「視点の違い」「舌禍」「内部告発」「栄光と挫折」 「ニュースの公平性」「フェイクニュース」「落書き」「情報源」 「景況と会社成長と酒のある人生」「遊びの風景」「出会いと運命」 「外国への憧れ」「小さな覚悟」「死生観と退き際」
  • 腐男子精神科医の人生ウラ道ガイド

    腐男子精神科医の人生ウラ道ガイド

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    去年の八月に死ぬはずだったのに…… 新型コロナウイルス禍の基本的に「死にたい」というウツ的日々のなかで、 その二、三割をだいじにしていきたいとおもっていると、コロナ陽性でこれ が遺稿になったりする。基本的に一寸先は闇なのです。 若き精神科医によるモーレツ変化球的エセー、かつカルチュアおよびブック・レビュー。 【目次】 (第1章)人生ウラ道ガイド、望郷編・社会のウラ道を生きる闇の知恵者から、 人生の教えを受けて・日本ぼっち党宣言~やはり俺の国粋主義はまちがっている・ サアカスの闇に呑まれし者ども・奇人たちの神保町~古書と寄席場と男と女 (第2章)ココロとカラダは連関してるからしょうがない。・地には目玉を~ 上に飛び出す眼球と下におさまる睾丸のはなし・温泉主義者たちのはだかの ユートピア~浴場は欲情に通ずるのか。・心靈のエロティシズム ~あるいは 黄泉の国に滞在する方法。・ファルスのはなし~屹立せる男根についての小論 (第3章)天使とタヌキと美少年可愛いものたちの異郷・欲にまみれた天使たち ~酒乱で淫乱でものぐさな、天からの使い・八化けタヌキの百面相~やがて来る べき『日本狸文学志』のために・美少年たちのなかで滅びたい~「わかってる」 美少年最強説 (第4章)きみのメンタルを癒すブック・ガイド・『小沢信男さん、あなたは どうやって食ってきましたか』・中島らも『DECO-CHIN』(『君はフィクション』 所収)・倉阪鬼一郎『アンドロイド情歌』・荻原魚雷『書生の処世』・矢野寛治 『団塊ボーイの東京』・『村崎百郎の本』・みこいす『みんなの愚痴、聞かせ て!!!!!』・永田カビ『一人交換日記』・阿部共実『空が灰色だから』・ ヒロユキ『アホガール』・谷岡ヤスジ『のんびり物語』・山本文緒『再婚生活 私のうつ闘病日記』・ぴい『過剰妄想少年』・神木隆之介『Sincérité』・ 北杜夫『巴里茫々』・大橋良枝『愛着障害児とのつきあい方―特別支援学校教員 チームとの実践―』 (エピローグ)私はどこでも「B面」だった
  • 30分でよくわかる!Web3の稼ぎ方!

    30分でよくわかる!Web3の稼ぎ方!

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    新興企業から大手企業までいっせいにWeb3の世界に進出! Web3・NFT・暗号資産・メタバース・DeFi(分散型金融)などの基礎知識から、儲け方までをやさしく解説します! ●「NFT」によって、「新たな資産」の概念が誕生! ●「ゲームで遊ぶことでお金が稼げる時代」到来! ●「寝て稼ぐ・食べて稼ぐ・聴いて稼ぐ」 ●仮想空間!「メタバース」で稼ぐ ●超楽ちん! DeFiで「ほったらかし」で稼ぐ 【目次】 第1章 今注目のWeb3とは 第2章 Web3で稼ぐために必要なNFTの基礎知識 第3章 NFTでお金を稼ぐために必要な5つの準備 第4章 Web3でお金を稼ぐ9つの方法
  • お金持ちは不況・恐慌で一財を築く

    お金持ちは不況・恐慌で一財を築く

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    お金持ちは必ずと言っていいほど、不況・恐慌で財を成している! コロナ不況後を見据えた、資産運用術を徹底指南! 不況は、資産の大バーゲンセール! 不況時は、この銘柄を仕込め! 不況に関係なく、新しい世界経済に備えよう!
  • 順張りスイングトレードの極意

    順張りスイングトレードの極意

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    トレンド転換をいち早く察知し、そのトレンドに乗る――暴騰相場からコロナショックまで、予測不能な相場でも利益を上げ続け、プロトレーダーからも支持を得るカリスマトレーダー・荻窪流トレード術を初公開!
  • 初心者にもできる逆張りデイトレードの極意

    初心者にもできる逆張りデイトレードの極意

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    『デイトレで勝てない人のためのブログ』(12万PV/月)著者『Rょーへー』氏の手法の初書籍化! 「私も負け組トレーダーだった」という自身の経験も踏まえ、相場に左右されず、毎日を給料日にできるデイトレード術を伝授!
  • 超実践!順張りスイングトレードの極意

    超実践!順張りスイングトレードの極意

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    「より具体的な方法論は?」という読者の声に応え、『順張りスイングトレードの極意』第二弾!容易に手に入れ難い損小利大テクニックを伝授!
  • 映画『アンダーグラウンド』を観ましたか? ユーゴスラヴィアの崩壊を考える

    映画『アンダーグラウンド』を観ましたか? ユーゴスラヴィアの崩壊を考える

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1995年のカンヌ映画祭でグランプリをとったエミール・クストゥリツァ監督『アンダーグラウンド』は、映像の美しさだけでなく、一つのユーゴ史像、戦後の社会主義に対するユーゴ民衆の「記憶」を見事に描き、事件ではなく、ユーゴの人間を生き生きと伝える傑作である。本書は、この映画の世界を読み解きながら、1990年、最初の社会主義崩壊 91年の各共和国の独立宣言 92年以降の「内戦」やNATOによる「空爆」といった“歴史的体験”をした旧ユーゴスラヴィアの歩みを考える。社会主義の崩壊から“民族浄化”の内戦までを単に“民族対立”という安易な視点だけでは見えない、複雑に錯綜するユーゴ現代史のさまざまな側面をえぐる。

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  • 対訳 日本昔噺集 第1巻(分冊版《1》)桃太郎 小さな桃の子

    対訳 日本昔噺集(分冊版)

    ビジネス・実用
    -
    1~20巻990円 (税込)
    120数年前に英訳された日本昔噺“Japanese fairy tale series“の全21冊作品に日本文を添え3巻に収録。翻訳者の優れた英文と小林永濯、鈴木華邨ら錚々たる画家達による挿絵を鑑賞してほしい。本書『分冊版《1》』には、『1.桃太郎(小さな桃の子)』を収録。
  • デルクイ 01 反体制右翼マガジン

    デルクイ

    ビジネス・実用
    -
    1巻990円 (税込)
    今ふうの在特会的な路線には乗れないタイプの右翼と、今ふうの「生きさせろ」的な路線には乗れないタイプの左翼と、さらには「ファシスト」を主要執筆陣に据えてお届けする“反体制右翼雑誌”、その名も『デルクイ』。アラサー・アラフォー世代の論客を中心としたオピニオン誌のブームも終わりつつあるかに思われる今、ついに示される“こっちがほんとの思想地図”!!
  • さむらい探偵 陰参議 天之鳩光之進

    さむらい探偵 陰参議 天之鳩光之進

    小説・文芸
    -
    1巻935円 (税込)
    「艦隊シリーズ」や「要塞シリーズ」「空白シリーズ」「伝記推理」など、幅広い作風で知られる日本SF界の巨匠・荒巻義雄が、電子書籍のみで現代の読者に問いかける驚天動地の仕掛けとは? 時代を宇宙空間・脳内宇宙から嘉永六年(一八五三年)初頭の江戸に移し、陰参議と呼ばれる海外情報担当の上忍、天之鳩光之進が、次々に起きた殺人事件の真犯人を挙げるのだが……。
  • 介護短歌の記 夫婦で歩む二百首

    介護短歌の記

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    高齢化社会の中の“夫婦介護”の心情を赤裸々に吐露した二百首! 夫婦の愛、生きることの意味、絶望と希望……介護する人、される人、すべての人に贈る五七五七七の心。多様な病歴を持つ妻の介護をバリアフリーのマンションに転居し、息子と二人で在宅介護を覚悟し、デイサービスやヘルパー、医師や看護師の訪問診療などの支援を受けながら、今日よりはささいなことも生きざまを短歌に託し残さんと思う と決して書き綴った短歌日誌。
  • Breeze from Tokyo Suburban in between reconstruction and destruction
    10/30入荷

    Breeze from Tokyo Suburban in between reconstruction and destruction

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の目的は東京近郊都市の「新陳代謝」を伝えることにある。「記録写真」として大都市近郊の移り変わりを「フィルム」で記録。手段として単純なフィルムカメラを選ぶことを第一義とした。10年以上居住した東京から近郊都市である多摩地区に仕事場を移した。幸運なことに、大都市近郊の躍動的な「活動性」に触れて、「近郊都市の耀き、あるいはその土地の持つ独特の呼吸」を感じるようになった。この風景を何とかして「記憶」したいと切に思い、その熱意が次第に大きくなり、丁寧にこの風景を継続的にすくい取るように記録したら、「東京近郊都市の現実」という意味で、非常に歴史的にも価値がある「記録」を紡げるのではないかという「直観」がはたらいた。勤務した聖マリアンナ医科大学病院近く、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘付近の風景を主に写している。 ※こちらの書籍は現在「電子版のみ」での販売となります。

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  • 石神井推し 四季折々の東京・練馬
    10/30入荷

    石神井推し 四季折々の東京・練馬

    ビジネス・実用
    -
    「百年に一度」という規模での「再開発」のなかで、ささやかに見える練馬・石神井界隈の変貌を、2022年から「note」にて配信してきた連載を書籍化。檀一雄、太宰治、坂口安吾、いわさきちひろ等、作家・画家らゆかりの東京都練馬区石神井は、西武池袋線の高架化を経たのち、いまなお再開発や道路拡大の工事を控えている。東京の「トカイナカ」である印象が薄れてゆく一方、「石神井公園」は未だ武蔵野の自然の面影を残し、コロナ禍をも乗り越え、飲食店の新規開発も増えている。本書は、様々なメディアで取り上げられる機会も多く、地元のコミュニティー活動も盛んである、この石神井という地域に密着し、都市郊外の変遷を深掘りする書である。写真図版等多数! 【目次】 はじめに 二〇二二年 二〇二三年 二〇二四年 二〇二五年 二〇二六年

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  • ヒトラーを怖れなかったキリスト者たち ナチスへの抵抗の足跡を旅する
    10/30入荷

    ヒトラーを怖れなかったキリスト者たち ナチスへの抵抗の足跡を旅する

    ビジネス・実用
    -
    「これは私の良心の義務である」 社会が壊れていくとき、信仰者はいかに闘うか? 熱狂と黙認に抗い、ナチス国家と対峙した人々。 現代に語り継がれる抵抗の記憶を訪ね歩く。 ナチス独裁下、ドイツ・オーストリアの国民の多くがヒトラーに熱狂し、あるいはその非人道的な行いを黙認する中で、体制に果敢に抗議の声を上げた多くのキリスト者がいた。「殉教した」と公式に記録されている者だけでも、カトリック330名、プロテスタント120名を数える。彼らは自らの良心に従って、「血と人種」の思想やユダヤ人排斥、障がい者の強制安楽死、そして戦争に対して異を唱えた。その公然とした反抗にヒトラー自らが激怒し処分を命じた事例もあった。彼らの行動は戦後80年たった今もなお、現地の人々の中で語り継がれている。日本で知られていないキリスト者たちの抵抗の足跡をたどる。図版多数・地図・年表収録! 「キリスト者である彼らに共通していたのは、おのれを、あるいはおのれの民族を至上のものとして、人間の尊厳や普遍的な人権を恣意的に踏みにじるヒトラー・ナチスへの怒りであり、抵抗であった。それはまた、言葉を換えれば、神の愛を、キリストが示した隣人愛を否定する傲慢な人間に対する怒りであり、そうした謙虚さを失った人間や社会の対極にある良心であった。」(本書より) 【目次】 第1章 アイグナー ダッハウ強制収容所跡に立つリンゴの木 第2章 ガーレン 障がい者安楽死殺害に抗議した「ミュンスターのライオン」 第3章 シュプロール 追放されたロッテンブルク司教 第4章 デルプ モルトケらとナチス崩壊後の体制を構想した若き神父 第5章 プライジンク ヒトラーのお膝元で正義と人権を擁護したベルリン司教 第6章 マイヤー アルプスの山中に幽閉された神父 第7章 メツガー 平和活動家としていのちを落とした司祭 第8章 リヒテンベルク ユダヤ人の亡命を助けた司教座首席司祭 第9章 リューベックの四人の殉教者たち 第10章 ボルツ 新生ドイツの内相、文部相と目された政治家 第11章 グロース ナチスへの批判をやめなかったジャーナリスト・労働運動家 第12章 シュナイダー ブーヘンヴァルトの説教師 第13章 ヴァイスラー 拷問死した元マグデブルク地裁所長 第14章 ランペルト ゲシュタポの罠にかかった司教総代理 第15章 イエガーシュテッター 兵役拒否を貫き処刑された農民・「一粒の麦」 【コラム】強制収容所とは/強制安楽死殺害とは/国家政教協約とは/教皇回勅「燃え上がる憂慮の思いをもって」とは/ドイツ抵抗記念館

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  • 未来へ贈る校長講話 AIには書けない!
    10/30入荷

    未来へ贈る校長講話 AIには書けない!

    ビジネス・実用
    -
    「宿題の廃止」「生徒の第3の居場所新設」「部活動の土日祝日の休養日化」「誰1人生徒を取り残さないプロジェクト」等々、中学校のさまざまな運営改革にとり組んできたカリスマ校長・武田氏による「板橋三中・校長通信」約5年間(令和三年~八年)の記録。そのときどきに生じた学校内での問題、時事的な問題をめぐり、生徒、父兄そして教職員にむけて、ときには厳しく、ときには優しく、問題の所在、解決にむけて真摯な助言を記し、自らデザイン・制作も熟し、定期的に発行されたものをまとめた本書は、人生でいちばん多感で不安定な時期を過ごしている中学生たちやその父母らにむけて送られた、様々な問題に柔軟に取り組み、考えていこうとするためのヒントである。 【目次】 拝啓 リアルな十三・十四・十五歳の君たちへ 二〇二一年(令和三年) 二〇二二年(令和四年) 二〇二三年(令和五年) 二〇二四年(令和六年) 二〇二五年(令和七年) 二〇二六年(令和八年) 板橋三中・校長通信(校長講話)に寄せて(小泉博明・文京学院大学名誉教授)

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  • ヒトラーに抵抗した女性たち 人間らしさを守る闘い
    10/30入荷

    ヒトラーに抵抗した女性たち 人間らしさを守る闘い

    ビジネス・実用
    -
    いま私たちは何か恐ろしいことが起こるかもしれない、この幸せは破滅と背中合わせにあるのではないか、という漠然とした不安の中に生きているように思われる。もし思いもよらないような状況に陥った時、私たちは現実の厳しさに絶望しないで、勇気と希望を保ち続けて生きることができるのだろうか?本書は19世紀から20世紀の転換期のドイツで生まれ、第一次世界大戦での敗北とその後のヴァイマル時代、ヒトラーによる第三帝国の時代、さらに第二次世界大戦とその後のドイツの再建という、文字通り激動の20世紀ドイツを生きた三人の女性の物語である。これら三人の女性たちが、ヒトラーによる第三帝国の時代に、ドイツ国民の大多数がヒトラーの政策に賛同・同調する状況にあっても、ナチズムに同調することなく、むしろどこまでも「人間らしさ」や「人間の尊厳」を守り抜くという勇気ある生き方を行い、しかも戦後まで生き延びたという事実に着目し、ナチズムの嵐が吹き荒れる状況の中で、彼女たちが何を考え、何を願いながら、ナチズム体制に抗い続けたのか、彼女たちの勇気ある闘いを支えていた精神的強さにまで迫りながら、彼女たちの闘いを活写しようと試みたのが本書である。 【目次】 第一章 エリーザベト・フリュッゲ ――ヒトラーの本質を見抜き、ナチズムに抗い続けた教師 第二章 エリーザベト・クライン ――子どもたちを守るため、ナチス中枢に接近した教師 第三章 リザ・デ・ボーア ――ヒトラーに敵視されたシュタイナー思想に生きた主婦 第四章 三人の女性の戦後

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  • 公的資料「白書」の読み方
    10/30入荷

    公的資料「白書」の読み方

    ビジネス・実用
    -
    もっと日本を知ろう! 日本政府の各省庁が発行する白書や資料は、その多くがウェブサイトで公開されている。とはいえ、世の人々には届いていない印象が強い。ことに政治に関心をもつ学生や社会人が、これらの情報を活用しきって、日本の現状がどのようになっているのか、その本当に正確なところを理解しえているのか、大いに疑問に感じるところである。本書は、当該の白書や資料に対して、より適切なアプローチを行うための方法を、わかりやすく解説するためにまとめられている。官公庁作成の白書等資料の中で、約60種におよぶ資料を選んで、目を通すべきものの意義を提示し、その内容を簡潔に紹介する。そして、それら資料のポイント・留意点・活用法・関連資料情報を付加し、それぞれ、わかりやすく丁寧に紹介を試みた。本書によって、ネット上での「フェイクニュース」等の不確かな情報に接したとき、自らの力でこれらの情報が持つ「真実性」を確認することができるリテラシーを身につけもらいたい。 【目次】 1章 わたしたちの生活(国勢調査、情報通信白書など) 2章 支え合う社会(男女共同参画白書、こども白書など) 3章 食料・水・エネルギー(食料・農業・農村白書、エネルギー白書など) 4章 経済・仕事・産業(経済財政白書、ものづくり白書等) 5章 これからの開発と環境(国土交通白書、環境白書など) 6章 国家運営(公務員白書、日本の財政関係白書など) 7章 安全と安心のために(警察白書、防災白書など) 8章 世界のなかの日本(外交白書、防衛白書など)

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  • 今さら聞けない福島第一原発事故 5つのウソ
    10/30入荷

    今さら聞けない福島第一原発事故 5つのウソ

    ビジネス・実用
    -
    地元は復興している? 避難者は減った? 空間線量が下がれば安全? 2051年までに廃炉? 福島だけの問題? 『プロパガンダの見抜き方』(新潮新書)の著者が、わかりやすく解説! 事故直後から現地取材を続け、フェイクニュースやプロパガンダの手口も知り尽くした記者だからこそ書ける「ビッグ・ピクチャー」の視点から、原発事故とその後の対応をめぐる問題点を5つのポイントに整理。この一冊でわかる、原発事故15年目の「不都合な真実」。 【目次】 第1章 地元は「復興」しているのか? 第2章 避難者は減ったのか? 第3章 空間線量が下がれば安全なのか? 第4章 2051年までに廃炉できるのか? 第5章 福島だけが問題なのか?

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  • 日本の太陽の根源 ロシア人作家が見た100年前のニッポン
    10/30入荷

    日本の太陽の根源 ロシア人作家が見た100年前のニッポン

    ソ連で発禁!?忘れられたロシア文豪の日本滞在記を新訳!1926年の日本を騒がせた、事件としての来日! 全ロシア作家同盟の議長を務め、1920年代ソ連を代表する文豪であったボリス・ピリニャーク。1926年の彼の来日は、日本の全国紙で連日大きく報じられた文化的事件だった。ピリニャークは滞在中、日本の文化人らと交流を深めた一方で、日本の警察当局からは厳しい監視を受ける。その滞在記は執筆中から『朝日新聞』に連載され、翌年日本でも出版されたが、ピリニャークが権力者スターリンを批判する作品を発表して、やがて38年に「日本のスパイ」として銃殺されたことで、本国ソ連では長らく発禁となっていた。吉原の女性、特高の「イヌ」、下駄の音、飛行機の恍惚……独特な文体で描かれる100 年前の日本。日本でも戦後忘れられてきた幻の書を、フランス人研究者による詳細な解題・注とともに新たに日本語訳。誤解と忘却にさらされてきた作品の歴史的背景と文学的相貌がいま明かされる!! 「こんな本を書きたい私は、日本人ではない。しかしもし私が日本人であっても、私はこんな本を書くだろう」 【目次】 【構成内容】日本の太陽の根源(ボリス・ピリニャーク)/[解題]一九二六年の日本におけるボリス・ピリニャーク(ダニー・サヴェリ)/付録(『プラウダ』掲載の批判とピリニャークの返答ほか)

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  • リスボンの冬
    10/30入荷

    リスボンの冬

    スペイン人でもっともノーベル文学賞に近い作家によるジャズ・ピアニストの「愛」と「放浪」の物語。事実とフィクションが混淆する物語が進行するにつれて、語り手がテーマ及び登場人物の物語に巻き込まれてゆく風情は、映画『第三の男』を想起させるものである。 スペイン/フランス国境・バスク地方サンセバスチャン。反体制集団ETAは、バスク独立を目指し、スペインのフランコ独裁時に権力を握った者たちを殺害して憚らなかった。1980年代初頭、独裁体制崩壊後の急激な解放、自由化による移行と浮遊に人々が流され、麻薬取引、性犯罪が横行、旧支配層による国会占拠事件等、不安定で薄気味の悪い事態を経て、一応の安定をみる社会労働党政権が発足した時期、この小説は発表されている。米国の大衆文化が一挙にスペインに流れ込んできた民主主義への過渡期の空気感が、本小説のフィルム・ノワール的雰囲気を形づくっている。原書名【El invierno en Lisboa】 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 第十一章 第十二章 第十三章 第十四章 第十五章 第十六章 第十七章 第十八章 第十九章 第二十章 訳者あとがき

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  • アメリカ変革への長い道のり マイルズ・ホートン自伝
    10/30入荷

    アメリカ変革への長い道のり マイルズ・ホートン自伝

    「ウィ・シャル・オーバーカム」の原点! アパラチアの片田舎から公民権運動へ ローザ・パークス、マーティン・ルーサー・キングとともに、「教育」の力で闘った、人種隔離撤廃の知られざる巨人 白人貧困層に生まれながら、黒人活動家らと信頼を結び、差別のない社会を求め続けたマイルズ・ホートン(1905-90)。1932年に成人教育機関「ハイランダー・フォークスクール」を創設し、教育による社会変革を目指したその活動は、1930~40代の労働運動や50~60代の公民権運動に影響を与えた。バスボイコット運動の始まりとなったローザ・パークスは行動を起こす前にハイランダーのワークショップに参加して、異なる人種が共に暮らす社会は可能であるという確信を得た。また、日本の反戦平和運動でも愛されたプロテスト・ソング"We Shall Overcome"(「勝利をわれらに」)は、ハイランダーの活動を通じて広まった歌だった。アパラチア山脈地方での貧しい少年時代から、ローザ・パークス、キング牧師、ラインホルド・ニーバー、エレノア・ローズヴェルト、パウロ・フレイレらとの交友まで、彼の生涯と社会変革のヴィジョンを聞き取りした本書は、現代に続くアメリカ社会運動の歴史の貴重な証言である。「言葉に表わせないほど勇敢で、先見の明ある、テネシーの白人のきょうだい」(コーネル・ウエスト) 「私が『ラディカルになる』と言うのは、社会運動の一部となる経験を通して、制度を変えねばならないことを理解した人びとに起こることを意味する。私たちは長い間、権威ある者たちが、人種隔離は決してなくならないと言うのを聞かされ続けてきた。だが、現に人びとは変わったのである。」(本書より) 【目次】 1 始まり 2 大学 3 学び 4 ユニオン神学校 5 シカゴからデンマークへ 6 ハイランダーの始まり 7 リズム 8 オーガナイザーとして 9 投票への識字 10 カリスマ 11 まっとうな地 12 ワークショップ 13 それぞれの持ち場で 14 成長する理念 15 一つの闘い、多くの前線 16 己を知る 17 空の鳥に学ぶ 18 ニカラグア 19 土地は誰のもの? 20 同志たち 21 未来

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  • 働く女の物語
    10/30入荷

    働く女の物語

    19世紀のアメリカ、働く女性の真の姿を描く! 女性の自立、そして意義ある「仕事」とは何かを描く、『若草物語』のオルコット自身の様々な仕事経験をもとにしてなった小説、初訳。農家の叔父夫婦の元で暮らし、保守的な叔父に監督され単調な仕事に辟易する20歳のヒロイン、クリスティ。彼女は自立することと、自分が心底打ち込める有用でやりがいのある仕事をするという目的を持っていた。だが、今の生活のままでは、農家の嫁になって家事に忙殺されるか、噂好きの気難しい「オールドメイド(小姑のような口うるさい年いった未婚女性)」になるか、絶望して自殺するかの3つの選択肢しかないという考えに行きつき、自身の可能性を試すために周囲の反対を押切りボストンに出たのだった。独立独歩の人生を望む主人公・クリスティは、結婚を全く考えておらず、その意味を否定的に捉えている。そして様々な職業経験を経て成長し、成熟していく姿が描かれることで、型に嵌って身動きが取れなくなっている既存の女性像とは少しでも異なる、女性としての私の可能性を開いていく様子が伺われるのである。 【目次】 第一章 クリスティ 第二章 使用人 第三章 女優 第四章 家庭教師 第五章 付添人 第六章 お針子 第七章 霧を抜けて 第八章 絶望からの回復 第九章 ウィルキンズ夫人の牧師 第十章 新たな出発 第十一章 いちご畑にて 第十二章 クリスティの誕生祝い 第十三章 目覚めて 第十四章 決めかねて 第十五章 盛夏 第十六章 入隊へ 第十七章 大佐 第十八章 日の出 第十九章 愛しいすみれちゃん 第二十章 四十歳で 訳者解題 訳者あとがき

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  • 中島敦から見えるもの 小林秀雄、あるいは知識人の愚かさについて
    10/30入荷

    中島敦から見えるもの 小林秀雄、あるいは知識人の愚かさについて

    炎に魅せられた蛾は、炎の周りを飛び回るが、ついに意を決し炎に飛び込む――そのとき蛾は神と合一する。このスーフィズムの寓話とベルグソン哲学の関係とは何か?またこの寓話は、中島敦とどう結びつくのか?小林秀雄はなぜ「学問をしているやつが一番馬鹿だ」と言ったのか?またプラトンや本居宣長、漱石との関係は?そしてそもそも「研究」とは何なのか?学問界は大いなる《迷信》にとらわれていないか? 本書は『虎の書跡 中島敦とボルヘス、あるいは換喩文学論』(2004年)、『中島敦「古譚」講義』(2009年)につぐ中島敦研究の3作目であり、著者の研究の到達点をしめす快著である。古今東西の文献を渉猟しながら、著者は中島敦が問題とした「思考の外在化」による知識人の醜さを浮き彫りにする。また本書は中島敦の「文字禍」、「名人傳」といった作品解釈に終止符を打とうとするものでもあり、著者の五十年以上にも及ぶ中島敦読解の終着点を示すものである。そして、更に諸議論を経由し続けることで、小林秀雄の《無私》=《内在》論にたどり着くに至る、極めて深い洞察に満ちた一書となっている。近代文学・比較文学領野のみならず、メディア論、今日の社会現象ほか文化総体にまで手を届けんとする書物である。 【目次】 序 中島敦から見えるもの――小林秀雄、あるいは知識人の愚かさについて 主な引用・参考文献 跋

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  • ユダヤ伝承と表象 現代アメリカ文学・映画における再解釈
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    ユダヤ伝承と表象 現代アメリカ文学・映画における再解釈

    いま、われわれは不安定な世界を肌で感じる時代に生きており、「知らない」「関心がない」では済まされない状況にある。虚構世界ではあるが「ユダヤ系」文学が持つ深遠な想像力(「死など無い」と人々に知らせるショーシャ……「民話(寓話)」「修復の思想」に由来する文学的豊饒さが孕む意味の厚み……分断の中でユダヤの〈古い道〉の多義性を生きることで、破綻と修復へと歩み出す一人の人の存在、等々)を読者に提示することで、多角的に人種間偏見の歴史を理解し、互いの立場を正しく認識し共感するためのヒントを執筆者10名の論攷で示唆したい。 【目次】 第1章  「イディッシュ文学」に見る伝統と異宗教間結婚 第2章  アイザック・シンガーの『奴隷』―現代と古代思想の融合 第3章  アイザック・バシェヴィス・シンガー『ショーシャ』 第4章  「ユダヤ人の古い道より現代へ――アイザック・バシェヴィス・シンガーの場合」 第5章  マラマッドの短編にみるユダヤの倫理的伝統――共同体における生活規範 第6章  アメリカのユダヤ人家族と血縁——ソール・ベローの「古い道」と川 第7章  J・D・サリンジャーのアイデンティティ——「半分ユダヤ人」という問題 第8章  ホロコーストの記憶の継承とアイデンティティ――セイン・ローゼンバウム『ゴサムのゴーレムたち』 第9章  ゴーレムの再演としての『オッペンハイマー』――科学・倫理・未来責任の寓話 第10章 フォークホラーとユダヤ伝承——イスラエル映画『ザ・ゴーレム』に見る〈子供〉

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  • 半群
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    半群

    小説・文芸
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    ~極限への挑戦~ 詩人・井戸 方 による初詩集! 数学的「抽象」の世界(集合論、圏論)をいかにして「詩」に移行するか。 〈夜の夢が一つの習作であるとき/醒めたわたしは/言い知れぬ孤独感を覚えるのです/付与された意味合いなど/まるで歯牙にもかけないような/部屋の高さと広さ/わずかな/原初の外壁に覆われた秩序を/公転軌道と逆しまに目指す黒い鳥の/その速度と対立する硬度は/いったいどれだけの/熱量を枯渇させたのでしょう/いつかの夢は/たしかに足掻いていて/醒めたわたしは/いつかの光景を/たしかに知っていました〉

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  • 日本降伏への道 第二次世界大戦終結へのカウントダウン
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    日本降伏への道 第二次世界大戦終結へのカウントダウン

    不可能と思われた日本の降伏 「本土決戦」という破局はありえたのか? 1945年夏、第二次世界大戦を終わらせた日本のポツダム宣言受諾。日米の歴史的決断はどのようになされたのか? 原爆投下の責任者らは惨禍をどう受け止めたのか? 京都そして東京への原爆投下はありえたのか? 両国の意思決定者たちが直面したジレンマとは? 米国の陸軍長官ヘンリー・スティムソン、空軍大将カール・スパーツ、日本の外務大臣・東郷茂徳の三人の人物を通して日米双方の視点から「終戦」の知られざる舞台裏を描く歴史ノンフィクション。 “必読の一冊” ――ウォルター・アイザックソン(ベストセラー作家/『イーロン・マスク』) “心をつかんで離さない恐るべき物語が、綿密かつ鮮やかに語られる” ――マーガレット・マクミラン(歴史家/『戦争論』『誘惑する歴史』) 【目次】 序論 1 眠れない 2 標的を定める 3 腹芸 4 辛抱強く前進 5 全く突然に 6 タールの海 7 恐ろしい責任 8 否認 9 聖断 10 捨て駒 11 陰謀 12 次は東京か? 13 堪え難きを堪え 14 高地はない 結び

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  • ポスト社会主義の〈穴〉 「中欧」を生きるチェコの人々の民族誌
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    ポスト社会主義の〈穴〉 「中欧」を生きるチェコの人々の民族誌

    ビジネス・実用
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    「われわれの首都はモスクワ(ロシア)でもブリュッセル(EU)でもない、プラハだ」 冷戦終結から35年、中欧の民主化革命は「西欧への回帰」だったのか? 〈西〉と〈東〉をめぐる地政学的二項対立を超克する〈第三の場〉の系譜 1989年に社会主義体制が崩壊し、民主化を果たした中欧・チェコ。冷戦終結後も〈西欧〉と〈東欧〉をめぐる想像上の二項対立は残存し、東西の〈はざま〉を生きる人々の歴史的記憶や政治的選択に影響を与え続けてきた。その一方で、この地政学的二項対立は、人々の日常的な実践のなかでさまざまに組み替えられ、転覆され続けている。〈西〉にも〈東〉にも与しない〈第三の場〉の系譜とは? 近年のEU・ロシアに対する両義的な感情や排外主義のルーツとは? 哲学者スラヴォイ ・ジジェクが中東欧の体制転換の刹那に見出した〈穴〉――いかなるイデオロギーにも支配されない開かれた場――の概念を導きの糸に、旧共産圏チェコの葛藤を文化人類学的に読み解く。 【目次】 序章 第一章 時代を象る二つの棺 第二章 「西」と「東」のはざまで 第三章  ポスト社会主義のトリックスター 第四章  ヤン・シナーグルの追放論 第五章 「敵」は誰か? 終章

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  • リベラルなアメリカの「失われた魂」たち 福音派とスコッツ・アイリッシュの世界
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    リベラルなアメリカの「失われた魂」たち 福音派とスコッツ・アイリッシュの世界

    トランプを支持する人びとの世界へのアプローチ! 現在のトランプの支持者たちのあいだには「福音派」と「スコッツ・アイリッシュ」という二つのグループが存在する。 リベラルなアメリカは、前者を「狂信的な原理主義者」の亜種として、後者を「人種差別主義的なレッドネック」としてくくってきた。 だが、両者の歴史はより複雑で多面性を有している。 福音派はその定義さえ定かでなく、歴史をさかのぼればリベラルとの共通点までもがみえてくる。スコッツ・アイリッシュの歴史は、スコットランドとイングランドの国境地帯にはじまり、北アイルランドを経て、アメリカのアパラチア山脈へとつながる。よそ者に上から目線で指示されることを嫌う荒くれ者たち。全米の白人労働者階級の中心。『ヒルビリー・エレジー』のJ・D・ヴァンスの出自――。 本書は、リベラルなアメリカの「シャドウ」と化している福音派とスコッツ・アイリッシュの歴史を掘り起こし、彼らの世界の実像に迫るものである。 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 「福音派」と「福音主義者」 ――保守派とリベラルの隠された関係 第1章 福音派と原理主義者と宗教右派の違い ――「福音派」という幻想? 第2章 福音派の終末論が示す意外なアメリカ像 ――この世が終わるとき神に滅ぼされる諸国の一つとしてのアメリカ 第3章 福音派になり切れない南部バプテスト ――ファンダメンタリスト=リベラル? 第4章 スコープス裁判の意外な側面 ――メディアによってつくられたイメージ 第5章 一九世紀福音主義の過激な社会(世界)改革者たち ――反フリーメーソン、絶対禁酒、反奴隷制、グラハムのクラッカー、パーフェクトな男女関係 第6章 不特定多数の人々の心をつかむ方法 ――リバイバル集会と政党大会とロックコンサートとスティーブ・ジョブズの関係 第7章 現在の福音派とリベラルの共通のルーツ ――宗教は形よりも中身が大事、世界をミレニアムにするために 第Ⅱ部 スコッツ・アイリッシュ ――よそ者の支配に対する反抗の文化 第8章 スコットランド人の反権威主義的伝統 ――ウィリアム・ウォレスとジョン・ノックス 第9章 アルスターの問題児 ――ノンコンフォーミストの誕生 第10章 「地球のクズ」、「人類のゴミ」と呼ばれて ――エスタブリッシュメントへの反発 第11章 パクストン・ボーイズとフェアプレイとウィスキーの反乱 ――ホーダーランド人の反政府主義 第12章 アンドリュー・ジャクソン――ボーダーランズの首長 第13章 奴隷を持たない彼らが奴隷主と同じ側で戦った理由 ――よそ者の支配に対する抵抗 第14章 スコッツ・アイリッシュの知られざる世界 ――これまでの考察への補足 おわりに あとがき 索引

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  • 都々逸の世界
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    都々逸の世界

    小説・文芸
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    都々逸の「言葉遊び」は本当に面白い。 字組、破れ句、織り込みなど、知れば知るほど「あ~そうだったのか」と種明かしを見るような楽しさがある。本書をとおして都々逸の楽しさを多くの人に伝えたい! 1990年代のアメリカ、長唄三味線の師匠と弟子の関係だった中村喜春さんと著者・越氏が、そもそも出会ったきっかけが都都逸でした。当時、愛好会がつくられたとき、「落語愛好会ではなくて『ニューヨーク落語熱愛会』という名前にすべきだ」などと言ったのが縁で、新年会では都都逸を日本語と英語でご披露することになり、それを見ていた喜春さんは「若いのにこんなに江戸文化を愛している人がいるのを見てすっかり嬉しくなった」とおっしゃって、著者に本気で三味線を仕込もうと決心したそうです。お二人は古今亭志ん朝師と金原亭伯楽師が大好きで、両師匠には、今回の本づくりにもご協力いただいていたのですが、喜春さんにも両師匠にも、完成された本をお見せすることも出来ず、お亡くなりになってしまわれました。喜春さんは、江戸文化に深い思いを抱いていました。喜春さんはこう言っています。「日本文化と言うと、すぐに茶の湯だと言ってみたりするけど、茶の湯ばかりが日本文化ではありません。茶の湯も素晴らしいものでしょうが、日本文化として、茶道しか知らないのでは、勉強不足だ」と。江戸時代の粋な庶民文化にこそ、今日の日本人の感性に通じているものがあるのではないでしょうか。江戸文化はすごいと思います。喜春さんは、長唄三味線で芸者の試験を受けましたが、花街では、本当にたくさんの都都逸があって、いくつ覚えたか分からないともおっしゃっていました。都々逸の「言葉遊び」は本当に面白く、素晴らしい楽しさを味わえます。この本で、是非とも、それらをお伝えしたいと思っています。 【目次】 はじめに 第一部 これが都々逸 第二部 都々逸いろいろ 第三部 都々逸あれこれ 都々逸索引 執筆者紹介 古典都々逸名作集

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  • ヴィクトリア女王のハイランド地方日記抄
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    ヴィクトリア女王のハイランド地方日記抄

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    ヴィクトリア女王(1819- 1901)のハイランド地方(スコットランド)滞在中に書き留めた日記とその文脈の道案内。 スコットランド北東部にあるバルモラル城は、ヴィクトリア女王と夫君アルバート公によって建てられている。ハイランド地方はスコットランド北部および中東部、西部に位置しており、特に東部ハイランド地方は、山、丘、峡谷、湖、滝、岩山から高々と流れ落ちてくるバーン川などが豊かで、手づかずの野性味溢れる自然がそのまま残っているところである。この自然、澄んだ空気、静寂、孤愁に女王は限りない愛着を覚えたようだ。ヴィクトリア女王のハイランド地方への愛は強く、「感染力」が強大であるのだ。女王は「バルモラル城」を訪れると遠遊することもあったが、近くの丘や森や石塚などを逍遙することに熱心さをみせた。「自然」は人の魂を育むと、女王は信じていた。ヴィクトリア女王は13歳からほぼ毎日、日記を書いている。日記は生涯にわたって書続けられ、それは全部で122巻にまで及ぶほどの長大なものとなっている。一日の旅の終わりに、ときにはその途中で、その日の出来事を記録した。できないときには数日後に書くこともあったのである。本書は、女王の『ハイランド地方日記抄』を訳者が翻訳しその背景に説明を加えたものである。日記の始まりの段落の前に「訳者道案内」として簡単な要約および地理、人物、出来事の説明を付け加え、ヴィクトリア女王のハイランド地方滞在中のその時間と空間に、読者が容易に入っていけるように工夫を試みている。 【Leaves From The Journal of Our Life In The Highlands Translated by Harumi James with additional guidance notes】 【目次】 訳者の前書き 以前のスコットランド訪問 ハイランド地方での暮らし イングランドとアイルランド周遊そしてヨットでの旅 謝辞

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  • 死ぬのも下手でどうするんだ 服薬自殺失敗レポート
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    死ぬのも下手でどうするんだ 服薬自殺失敗レポート

    過量服薬120 錠、あっけなく生還―― 悲惨だけど笑える、自殺未遂のリアル。 自殺に人生打開の希望を抱いて、睡眠薬など約120錠を飲んで意識を失った著者。 病院搬送から3日目に集中治療室(ICU)で目を覚ますと、待ち受けていたのは、尿道に管、オムツ、肺炎、水虫、退屈……「こんなはずじゃなかった」の連続の入院生活。その経験から学んだのは、生きる希望でも死の恐怖でもなく、「失敗」の大変さだった! ――生きるのも下手なのに、死ぬのも下手でどうするんだ。 年間50万人といわれる自殺未遂。体験者自らが「失敗」の顛末を語るドキュメント。 「失敗したら大変ですので、みなさんもお気を付けください」 【目次】 序 まえがき 入院生活のリアル――「生還」後に待っていた9つの苦しみ 1 尿道に管が刺さります 2 目覚めた直後が苦しすぎます 3 腹痛が止みません 4 ベッドの上で大便をしなくてはいけません 5 肺炎になります 6 ずっと仰向けです 7 お風呂に入れません 8 することがないです 9 傷が残ります 失敗の当日――「計画の甘さ」と「自分の弱さ」 ・当初の計画 ・大きな想定外が発覚 ・孤独に田園をさまよう ・首吊りにふさわしい場所で ・睡眠薬を集める旅 ・気づいたら、病院 ・死にたい世界と生きるための施設 かつての失態 ・餓死 ・リストカット あとがき 結

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  • [新装版]健康へんろ たのしむ健康法めぐり100
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    [新装版]健康へんろ たのしむ健康法めぐり100

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心身甦生!真向法とお遍路!! 「心・体・頭」の三つをスッキリした状態にする健康維持法「真向法」と「お遍路歩き」とを組み合わせた一石二鳥の画期的内容の書!眞下氏は健康法である「真向法」の実践者である。心スッキリ、体スッキリ、頭スッキリ、この三つがそろえば健康状態といえるという。もう一人の著者、黒澤氏は四国八十八寺1400キロを完歩し、八十八寺をイラスト(オールカラー!)をまじえて「お遍路」の醍醐味を語る。そして2024年1月1日、能登半島地震で被災した能登十二寺を加えて、合計「百寺」の紹介とし、その地域の早期の復旧復興をも願うものとなっている。 【目次】 「健康法」のはじめに 「へんろ」のはじめに 1 猫背・前肩一発解消「鴨居ストレッチ」 2 心身蘇った真向法入門 3 入門1年半で真向法教室開設できた奇跡 4 耳こすりで難聴が治った!さすれば命の泉湧く 5 マックは「マイオフィス&筋トレジム」     他 第一番札所 霊山寺 第二番札所 極楽寺 第三番札所 金泉寺 第四番札所 大日寺 第五番札所 地蔵寺     他 四国遍路八十八札所・MAP 四国遍路八十八札所・絵巻 「健康法」のあとがき 「へんろ」のあとがき この本の企画・監修者からの一言

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  • 昭和スターたちの素顔 ショーケンから小百合・裕次郎まで
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    昭和スターたちの素顔 ショーケンから小百合・裕次郎まで

    数々のスクープをものにした「突撃芸能記者」が描く、知られざるスターたちの人間味溢れるもうひとつの昭和史! 武田鉄矢、東海林のり子氏 推薦! 【目次】 ●俳優編 萩原健一   「傷だらけの天使」 渡哲也    「西部警察」のボスと 夏目雅子    “昭和の微笑” 松坂慶子   「水中花」と“愛” 樹木希林    吉田拓郎家に突撃! 吉永小百合   サユリスト… 堺正章    「西遊記」の“ドラマ” 中村敦夫   「木枯らし紋次郎」 唐十郎     昭和「演劇の怪人」 勝新太郎    ジェームス・ディーンとの出会いが人生を決める ●歌手編 吉幾三    「酒よ」と千昌夫 ちあきなおみ 「喝采」を浴びて消えた「赤ん坊の唇」 八代亜紀   「舟唄」のエピソード 園まり     中尾ミエ、伊東ゆかり ヒデとロザンナ「愛の奇跡」 寺尾聰    「ルビーの指環」大ヒットの絶頂期に石原軍団を破門!? 橋幸夫     元祖「御三家」、「私は舟木一夫だった!?」 雪村いづみ   昭和のスター、元祖「三人娘」(ひばり、チエミ) ●スーパースター編 長嶋茂雄    長嶋教官の運転の授業料はハイライト一本分 力道山     ハンドルを握る力道山とカーチェイス ジョン・レノン 豪華ディナーで大麻問題を直撃インタビュー 石原裕次郎  「番記者」になってその優しさに触れた日々 ●解説 二木啓孝(元「日刊ゲンダイ」ニュース編集部長)

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  • 『伊藤整 太平洋戦争日記』を読む
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    『伊藤整 太平洋戦争日記』を読む

    ビジネス・実用
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    戦後80年記念!作家・伊藤整が記した「戦争日記」を精読する!!本書は『太平洋戦争日記』全3巻[昭和16(1941)年/昭和17(1942)年/昭和18(1943)年/昭和19(1944)年/昭和20(1945)年]を要約したものである。日本戦時下の尋常ではない様子を明確に把握することができる日記である。それらをくっきり浮かび上がらせるよう、内実を重視し小見出しを付した。 伊藤の日記を目の前にしたときには思わず唸った。太平洋戦争下での日記だからなおさらだった。伊藤が約4年間の日記を公開されるものとして書いたかどうかは知らない。病気、便の質、結核に冒されて友人夫婦が次々と子供を残して死んでゆく悲劇など、読者に不快感を覚えさせては商品にはならない。でもありのままを書いて、そこに戦時下の生活や戦況の実相を提示したいという企図の下でなら日常生活への密着は大いにありうる。当時、伊藤への原稿・単行本の依頼は、戦後にはどこへ行ったか知られない中小出版社からの要請がかなりあって、原稿を依頼した版元でいまに残っているのは、新潮社、河出書房くらいで、あとの中小出版社は日記が終了した以後の戦後には生き残られなかったのではないか。また、そういう意味では、それらの版元は貴重な版元と謂え、伊藤の筆一本と自認する生活を支えてくれたことになる。日記のなかで整は盛んに印税・増刷分の印税、雑誌の原稿料の計算を行なっている。どの版元も規模にかかわらず原稿料を支払っている。昨今の出版苦境とは大違いで、戦前は筆一本でもなんとか食べていくことができたことを示している。現在の出版業界と往時の人々の書籍への関心には大きな隔たりがあるという事であろう………。

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  • 魅惑のネパール ふたり合わせて153歳の旅
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    魅惑のネパール ふたり合わせて153歳の旅

    年末年始にかけて、ふたりだけで、ネパールへの旅に出た。しかし、なぜネパールなのか?ふだんは標高1000メートルの山小屋で暮らすふたりだ。冬は都会にも出るが、この歳ではもはやおせち料理も年末年始の行事もウンザリしている。ネパールは寒いのでは?というのも誤解だ。登山でもしないかぎり東京よりは暖かい。だとしても、南欧、ハワイ、南半球でも良いのでは?しかし、欧米諸国・先進国へ年末年始に行っても仕方がない。クリスマスは単なる商戦か家庭内のお祝い。彼の地にいる友人たちも歳を取り過ぎたか亡くなってしまっている。この歳でいまさらリゾート地へは行く気はしないのだ。それに欧米は距離も遠いし物価も高い。それに比して、ネパールはずっと近い。直行便で行きは8時間45分、帰りは6時間ほどだ。物価は日本の半分、ものによっては3 分の1以下。それにしても、なぜこの歳で知らない土地へ行くのか、それもツアーではなくふたりだけでの旅行?と問われるだろうか。その問いはそのまま答えになるのだ。「好奇心」に年齢は関係ない。ツアー団体旅行は小さな日本の箱に入って、対象を一方的に見がちになるだけだ。お膳立てが整いすぎて、映像で知っているものを確認して終わりになりかねない。未知の土地で未知のものに触れないと好奇心がまったく満たされないのだ。以前、ベトナムのハノイをめぐって、みんな仲良くやっていて、フォー屋さんのおじさんも、楽しく取り仕切って、みんな屈託なく生きているところを見た。まるで子どもの時の日本のような情景で、ふたりは、土地の風景そのものにすっかり取り込まれて、まさにその時間にハマってしまっていたことを懐かしく思いだす。それを、今度はネパールでやりたいと思ったのだ。せっかく行く以上、30日間という欲張った計画を立てたふたり。さあ、どうなったことか。それを真摯につづったのが本書である。

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  • 飽食と乱打の果ての日々雑記
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    飽食と乱打の果ての日々雑記

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    男一匹、太鼓屋稼業! 著者はいまや日本を代表する打楽器奏者(パーカッショニスト)。日本全国のライブハウス、コンサートホール、さらには海外公演まで引く手あまた、引っ張りダコの多忙な日々を送っている。本書は、2024年1月から12月まで、本人のSNS上にアップされた演奏活動レポートをまとめたものだ。音楽論をはじめ、ミュージシャンとの交流だけでなく、たいへん魅力的な毎日の手料理(岡部氏手づくり!)とお酒までも紹介されている。打楽器奏者・岡部氏の魅力がたっぷり詰まった一冊である。 【目次】 まえがきあるいはイントロダクション 二〇二四年一月 二〇二四年二月 二〇二四年三月 二〇二四年四月 二〇二四年五月 二〇二四年六月 二〇二四年七月 二〇二四年八月 二〇二四年九月 二〇二四年十月 二〇二四年十一月 二〇二四年十二月 オカベズ・レシピ──あとがきにかえて

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  • 「カチューシャ」とウクライナ戦争 いま甦るプーチンの〝笛吹き歌〟
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    「カチューシャ」とウクライナ戦争 いま甦るプーチンの〝笛吹き歌〟

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    カチューシャは、いわゆる「民謡(フォークソング)」ではない。アメリカ生まれのジャズを出自とする「流行歌(ポピュラーソング)」だ。そして、この歌は、1941年、ソ連軍女性兵士が100万人も戦死したというヒトラーとの独ソ戦下で、大ブレイクを果たし「戦時愛国歌謡」となった。だが、日本においてはオリジナルにある「戦争の匂い」がきれいに消され、平時の「青春のラブソング」になっている。そして、現在のウクライナでは、参戦した北朝鮮の兵士たちが「カチューシャ」を朝鮮語で歌う様子が報じられ、その意味合いも興味をそそらせるものがある。本書は、何度も「ナツメロ」として消えてゆくかに見えて、国家的威信が揺らぐ政治的危機になると「愛国歌」として不死鳥の甦りを見せる「カチューシャ」の歴史を、著者の体験を交え読み解いていく「歌謡社会学」である。 ★「恋も戦も歌が運んでくる!」 白井聡氏推薦! 【目次】 序 章 ウクライナ問題は「カチューシャ」から読み解ける!? 第1章 ラブソングからナチスをふるえ上がらせたロケット砲の愛称へ 第2章 「戦時愛国歌謡」として復活へ 第3章 日本ではなぜ「青春のラブソング」になったのか 第4章 「うたごえ運動」と「カチューシャ」 第5章 かくして「カチューシャ」は生き延びた! 第6章 歌声喫茶と東西の雪解けムード! 第7章 政治の季節の高揚と終焉に連動 第8章 リバイバル、そしてゲームとアニメのBGMへ 第9章 ドイツ、イタリア、フランス、中国では多様な替え歌に 終 章 ウクライナ戦争の決着は「カチューシャ」だけが知っている? いま北朝鮮兵が「カチューシャ」を歌う――あとがきにかえて

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  • 物語の反乱 倫理感覚と文学の意味
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    物語の反乱 倫理感覚と文学の意味

    本書(ETHICAL SENSE AND LITERARY SIGNIFICANCE, Routledge, 2024)は、倫理学、神経認知科学、進化論、そして文学理論を統合することで、人類に特徴的な「強い社会性」を想像としての言説がどう扱ってきたか、そしてそのように扱うことによって文化史・文学史がどう形成されてきたかを考察している。多くの点で、信じがたい進化史の産物ともいえる人類の強い社会性は、複雑かつ偶発的で、これがあるために、「我々にとって重要であるように感じられるもの」と「倫理感覚が否応なしに重要であると認めよと働きかけているように見えるもの」とが、相互に密接に結びつきながらもそれと同時に解決不能な矛盾として、残されることになる。本書は、文学を「単なる何か別のものの表象」に還元することなく、「文学」と「文化史」を結びつけようとしている。本書の主張は、非自己中心的な意味づけと自己中心的な意味づけの間に生じる感情的な「相違」が、(言語芸術が――しばしば不安をかきたてる社会を批判するような形で――扱う)「生物文化的に進化した強い社会性の根幹」にある、というものである。きわめて豊かな想像としての言説は、形成過程における初期の社会であれ、近年の社会であれ、倫理感覚と文学作品の意味とが、入り組んだ内的な結びつきを明るみに出しながら、調和を取ることもなく、それでいて、融合してしまっているのである。 【目次】 はじめに 文学の意味と生物文化的な社会性 第1部  普遍的な歴史的現象と文学理論においてそれが意味するもの 第一章  プラトンの詩学と枢軸文化革命 第二章  文学理論と枢軸解釈学説明の試み 第2部  意味の識別作用と倫理感覚の神経認知学的基盤と進化論的前史 第三章  文学の意味前史:関心、感情、社会性 第四章  文学の意味前史:信頼、主体性、象徴文化 第五章  感情的不協和、道徳的社会性、そして倫理感覚前史 結論   生命科学、文化研究、文学理論

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  • 映画で探る異文化コミュニケーション
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    映画で探る異文化コミュニケーション

    日本語話者と英語話者のコミュニケ−ション流儀の違いを映像を通じて学ぶ! 現在、いままで求められてきた「正しい英語」の使い方から、状況に見合った「適切な英語」の使い方へと、重要視されるものが移ってきている。本書は、映画の分析を通し、日本語話者と英語話者それぞれの文化や価値観を明らかにし、日本人にとっての「適切な英語」を考え、その「適切さ」によって、英語圏の様々な異文化に属する人たちと相互理解を深め、信頼を築く力を持てるようになるために書かれている。本書以外にも映画を英語学習に役立てようとする書籍は多く存在するが、断片的なフレーズだけを取り上げているものがやはり多いように見受けられる。そこで、本書では具体的な状況(自己開示、ほめ言葉に応える、発言権を取る、謝罪する等々)における英語話者にとっての自然なコミュニケーションの仕方を、映画から解説することとした。英語が飛び交っている空間そのものを捉えるこの方法によって、単なるフレーズや文の暗記ではない形での英語らしいコミュニケーションの取り方に気づくことができ、その場面場面での話者の対応力を高めることができるのである。また、これまでは対照的に描かれることが多かった英語文化と日本語文化両者の共通性にも触れ、話をする存在としての人間文化に通底するものをも見てゆくことにした。参照する映画は、[英語映画]では『アバウト タイム』『グッド・ウィル・ハンティング』『ドライビングMiss デイジー』『ノッティングヒルの恋人』『きみに読む物語』『プラダを着た悪魔』などとなり、[日本語映画]では『沈黙』『舟を編む』『君の膵臓を食べたい』『男はつらいよ(寅次郎春の夢)』『言の葉の庭』『タイヨウのうた』『横道世之介』などとなる。 【目次】 第1章 自己開示 第2章 ハイ・コンテクストとロー・コンテクスト 第3章 ほめる、ほめ言葉に応える 第4章 ターン・テイキング 第5章 ユーモアとジョーク 第6章 ノンバーバル・コミュニケーション 第7章 ステレオタイプ 第8章 謝罪

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  • 「メンヘラ」の響き 幸せと不幸せが鳴り響く濁り江
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    「メンヘラ」の響き 幸せと不幸せが鳴り響く濁り江

    「規範」的進路から「逸脱」する若者たちの願望を「音楽」のなかに探る! 『ハイロウズの掟  青年のかたち』(2005年)で、パンクバンドの《ブルーハーツ》から《ハイロウズ》までに表出された歌詞の転変を、青年心理学や社会心理学の概念的枠組みを駆使しながら論じ、「規範」への「対抗」音楽として、それらの楽曲が存在していたのでは?と考えた著者が、その後、たまたま歌番組でアイドルグループ《欅坂46》の「不協和音」(2017年)に出会い、このグループが表出する歌詞が「パンクロック風」であることは即座に感じ取れたのだが、歌詞中の「僕は嫌だ」という「平手友梨奈」の叫びには、不思議な感動に襲われることとなった。それは、男子青年の心情にばかり意識が向き「男性パンク」に執着していた著者の探索動機への疑問を強烈に引き起こすものだったのだ。そんな中で《アーバンギャルド》や《大森靖子》を知ることになる。それでも、新たな探索対象に、ぴったりなキーワードを見つけることは困難だった。そこで「パンク」の視点を一旦捨象し、SNSの流行語に過ぎなかった「メンヘラ」(メンタルヘルスに問題を抱えるひと)という用語を洗い直すことにしたのである。「メンヘラ」という用語が出現した頃からこの問題に関心をもっていたり、あるいは初期から《アーバンギャルド》や《大森靖子》のファンである読者には、「周回遅れ」と思われるかもしれないが、著者の授業を受講した女子学生が、彼女らに焦点をあてたいと著者に告げたことが、「メンヘラ」という語から思春期の人間精神を見つめてみようという契機となったのである。 【目次】 はじめに──本書の構成と狙い 第一章 「少女性」とメンタル・ヘルスの歪んだ結合 第二章 《アーバンギャルド》による「少女」回帰の企み 第三章 《大森靖子》による新しい世界の創造 第四章 「メンヘラ」系音楽文化に関する暫定的結論 あとがき

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  • 日中戦争三国志 中共が漁夫の利を得た………ドイツの暗躍とスターリンの戦略
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    日中戦争三国志 中共が漁夫の利を得た………ドイツの暗躍とスターリンの戦略

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    《戦後80年》ードイツの暗躍とスターリンの戦略! 「日中戦争」と呼ばれているものは中国共産党と蒋介石と日本との三者三つ巴の戦いであり、とくに蒋介石軍と日本軍は激しく戦った長期戦のおかげで疲弊を深め、互いに弱体化してしまっていた。そこで、形勢を観望し戦力を温存していた中国共産党軍が国共内戦で蒋介石軍を破り、最後の勝利者となったのであった。ここには陰謀あり、工作あり、ありとあらゆる権謀術数が蠢いていた。その意味で、これは「三国志」ともいうべき壮大なドラマだった。それに因んで、本書は『日中戦争三国志』と題されることとなった。かつて蒋介石軍70万人の攻撃を受け壊滅の危機に陥っていた中国共産党は、ソ連への亡命までも検討するほど、追い詰められていたわけだが、かかるなか、中国共産党は広範な階級層による抗日統一戦線を結成しあらゆる工作を行い、最大の敵、蒋介石軍と当時最強とも言われた日本軍とを戦わせ、両者共倒れになるよう動き、漁夫の利を得たわけだ。ソ連に備えて満州に駐屯していた日本軍は南下して蒋介石軍と戦い、長きにわたる消耗戦で蒋介石軍は衰弱して行き、滅亡の危機にあったはずの中国共産党が、実は勢力を温存しており、最後に蒋介石軍との内戦に勝利し、中国の支配者となったのであった。この裏で、革命後の混乱に喘いだソ連は、満州の日本軍が蒋介石軍と戦うため満州を去って支那大陸へ入り、さらに蒋介石軍を追って大陸の奥深くへと入っていくことを強く望んでいた。またドイツは再軍備の財源確保のため最新兵器を輸出し外貨を稼ぐ目的で、蒋介石軍と日本軍とを戦わせるだけでなく、さらに蒋介石軍と日本軍の戦闘がはげしく激化することを望み、暗躍していたのであった。本書は、これら謀略のすべてを余すところなく記述することにした。来る未来、日本人がこうした国際謀略に二度と引っ掛からないことを念願とするものである。 【目次】 序章   ワシントン体制が軽視したソ連誕生という脅威 第1章  ワシントン体制という国際協調路線 第2章  世界恐慌で生じた諸国民の分断敗戦国ドイツの動き 第3章  満州国の建国 第4章  コミンテルンが起こした盧溝橋事件 第5章  再軍備に取り組むドイツが仕組んだ上海戦 第6章  支那へ深入りして満州が手薄になる 第7章  第二次世界大戦へ不介入方針 第8章  日独伊三国同盟という最悪の選択 第9章  東條陸相が支那撤兵を拒否して日米開戦 第10章 遅れた降伏

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  • 誰も知らないロシア 若手外交官が見た隣国の素顔
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    誰も知らないロシア 若手外交官が見た隣国の素顔

    ロシアは本当に謎めいた国か? ウクライナ戦争下のロシアの日常を見た現役外交官が語る、まったく新しいロシア入門。 「頭では分からない」と言われるロシア。2022 年からのウクライナ侵攻以降、日本人はこの隣国をますます理解できずにいる。だが、文化や生活を知れば、ロシアは次第に謎めいたものではなくなっていく。そして、戦争という異常な状況の中で、それぞれの場から「反戦」の声を上げる人々の姿も見えてくる。 「何度も打ちのめされ、それでもなお、対話をすべきなのである。」 【本書に登場する主なトピック】 デーモンに憑かれた画家ヴルーベリ/現代ロシアの画家たち/劇場都市モスクワ/舞台芸術スタジオと『三人姉妹』/ソ連ロックの伝説ヴィクトル・ツォイ/「ロシアの魂」の楽器ガルモニ/反戦を叫ぶラッパーたち/戦意を煽る愛国歌手たち/「外国のエージェント」/ロシア映画の巨匠たち/二つの『チェブラーシカ』/対話系ユーチューバー/パネリカとダーチャ/マナーとタブー/バター祭り(マースレニッツァ)の死闘/散歩好きなロシア人/レーニン像とプーシキン像/ソ連ノスタルジー/未来への不安と軽信/エリート大学での学生生活/ロシア人にも難しいロシア語/教科書に載せられない罵倒語・卑猥語/自己皮肉の笑い/ネットで増殖するロシアン・ミーム/戦時下の書店に並んだ本たち

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  • 赤富士と応為、そしてボストンの男たち RED FUJI
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    赤富士と応為、そしてボストンの男たち RED FUJI

    「不思議に魅力的な本である」と故・立花隆氏に絶賛された前作『北斎と応為 上・下』(2014年、彩流社刊)に続く第2作!幕末から明治初期、日本の混乱期に多くの文化財が流出している。世界に名を馳せた葛飾北斎の作品も高値で取引されていた。北斎の娘・応為は、父に劣らず健筆を振るっていたわけだが、女性絵師は、女性であるだけで存在を消されることとなり、決して正当には認められることの無い時代であった。当時、来日したアーネスト・フェノロサやエドワード・モース、ウィリアム・ビゲローの3人が買い集めた作品群の中にも応為の作品は含まれていたのだが………。本書は、亡霊となることで明治の時代を死後に眺め続ける応為と三人のボストン人との関わりを描き、忍びながら華やいだ絵筆の後の浮世絵流出の姿と女性絵師の密やかでありながら光を燈し続けた復活を描く物語である。 【目次】 第一部 1  一八八一年 神奈川の無縁仏 2  波止場での出来事 3  横浜グランドホテル 4  一八八二年 蛮人たちの家 5  一八八三年 美術品を追い求めて 6  狂ったように 7  リジーの役割 8  僧の拒絶 9  高野山 10 火事の後 11 幽霊の末路 12 そして、四人 13 暗い出来事 14 任務終了 第二部 15 一八三一年 江戸 16 数十日後 17 一八三五年 四年後の江戸 18 一八六八年 北曜 19 最期 20 一八五三年 浦賀湾、黒船 第三部 21 一八九二年 ボストン 22 失墜 23 さらなる失墜 24 闘鶏 25 本間耕曹 26 一八六七年 東京 応為 27 蛮人戻る 28 目録 29 一八九九年 東京 ダンス 30 一九〇〇年 パリ 31 一九〇〇年 東京 能 32 戸崎の菓子 第四部 33 一九〇四年 ボストン 34 一九〇四年 デトロイト 35 ウィノナ湖、インディアナ 36 デトロイト 37 一九〇八年 ロンドン 最初の旅立ち 38 ニューヨーク あの本 39 一九一三年 コベント・ガーデン ロンドン 40 出版人ハイネマンとのディナー 41 ロスト・ボーイズ 42 臨終の訪問 43 モビールのメアリー 44 東京――小布施 45 小布施――東京 菓子 46 再び東京で 47 東京 能楽 48 東京郊外、応為一人 ある小説家の応為研究 ――あとがきにかえて 謝辞 訳者あとがき

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  • 技術人類学からの警告 技術が人間以上になる理由
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    技術人類学からの警告 技術が人間以上になる理由

    いま、人間がおかれている政治的・経済的情況、あるいは地球・環境的な問題に対して、われわれは何ひとつ有効な手立てを打つことができていない。そもそも何が原因なのか。その原因の究明からもっとも有効な手立てを探り、筋道を立てて論じて行こうとしたのが本書である。最終的な答えを導きだすために、まず、動物である「人間」はどのような存在であり、これまでどのような歴史を歩んできたのかを、新たな視点・捉え方から考究し、把握することから始めた。本書の基礎となるのは「世界はものとものとの関係=結ばれ=協働でできている」という考えである。この考えを応用して、「技術」とは何かという定義を深め、あらゆる歴史を「もの」と「ことがら」の関係が織りなす壮大なプロセスとして捉えてゆく。言語発生のプロセス、供犠および儀礼発生・発明のプロセス、また、国家・王権誕生の、そして近代科学誕生のプロセスを詳細に追い、更には、現代の科学技術複合システムが、なぜ様々な問題を生じさせるまでに至ったかまでを突き詰め、混乱を極める人類の未来を如何に生き延びてゆくのかを問い直そうとした。 【目次】 第一部  技術の正体 1章   地球生命圏に生きる 2章   人間はどこまで動物か 3章   技術は人間と非人間のハイブリッドである 4章   人間活動の重層性緒外 第二部  技術の進展は人間に何をもたらしたのか 1章   人間は技術と社会的関係とが織りなす複合体に住まう 2章   言語が生まれでる環境 3章   火の制度と社会規範 4章   観念的世界の誕生 5章   世界分類=秩序化と神の発明 6章   食料生産と国家への道 7章   巨大なひき臼の中で 8章   財貨の往き来が世界を変える 9章   3つの「新世界」を発見=制作する 10章  資本主義・帝国主義・全体主義 11章  あまりに歪められた世界(終章)攪乱状態の未来をどう生きるか

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  • 評伝今岡十一郎 日本とハンガリーの架け橋
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    評伝今岡十一郎 日本とハンガリーの架け橋

    戦前ハンガリーで最も知られた日本人であった今岡は、ハンガリーを日本へ紹介した最大の功労者でもあった。彼が帰国して以後の、第二次世界大戦中、ハンガリーと日本は同盟国として蜜月時代を迎え、今岡はトゥラン主義運動を含む日洪文化交流を促進する推進役を務めた。終戦とともに始まった冷戦体制によって両国は分断されるが、1956年のハンガリー動乱によって、世界だけでなく日本からも注目が集まり、今岡は再び難民支援など交流の最前線に立った。本書は、長い間ほとんど知られずに眠っていた彼の遺品の発見から端を発し、それらの資料を精査し見えてきた彼の全活動の詳細、ハンガリー人達との交流史を描いたものである。 【目次】 プロローグ  第1章 日本とハンガリーの交流前史とその特徴 交流史の黎明期 修好条約の締結と交流の始まり ハンガリーで出版された日本紹介の書籍 ヴァイによる3冊の日本紹介書 バログ、ボゾーキによる大著 第2章 松江から東京外国語学校へ、ハンガリーとの邂逅(1888-1921) 生い立ち 中学生活 東京の学生生活、ハンガリー人との出会い バラートシ・バログ・ベネデク バログとの北海道旅行 第一次世界大戦の遺産 トゥラン主義の普及活動、そして旅立ち 第3章 ハンガリーでの九年間(1922-1931) ブダペスト到着 ハンガリー語習得 記事の寄稿 人気講演者今岡 書籍『ウーイ・ニッポン(新日本)』の出版 書籍の評判 日本関係団体における活動 領土復活問題 貴族たちとの交流 私的領事今岡 経済交流を始める 高松宮夫妻の来訪 名誉毀損事件 ハンガリーとの別れ 第4章 日本とハンガリーの蜜月時代(1932-1945) 帰国 トゥラン主義と会報「大道」 今岡の主張 著書『ツラン民族運動とは何か』 大亜細亜協会で果たした役割 ハンガリー人の国民性 ハンガリーの伝統生活 ハンガリーを取り巻く国際情勢と『欧州の新噴火口』 文学の紹介『ハンガリー民族詩』 『ハンガリー語四週間』 家族との日常生活 文化協定の締結 文化協定連絡協議会 日洪文化協会の営み ハンガリー三国同盟に参加 会報「日洪文化」 『ハンガリー物語歴史』 ハンガリーに関する著作 日洪文化協会の閉鎖   第5章 冷戦で分かたれた両国(1946-1973) 沈黙の十年 1956年動乱勃発 ハンガリー救援会発足 救援会の派遣団員としてウィーンへ 難民施設への慰問 ハンガリー人達との再会 ハンガリーからの招待、そして別れ 三人の亡命者日本へ 救援会出版の書籍『ハンガリーは死なず』 『ハンガリー革命』の出版 フィンランド語辞書から活動を再開 『ハンガリー詩文学全集』 「よこはま、たそがれ、ホテルの小部屋」 『ツラン詩文学全集』 『ハンガリー文化史概要』 マダーチ『人間の悲劇』の翻訳 ウラル・アルタイ民族関連書の翻訳 『ブルガリア』の出版 妻が支えた今岡の生活 ハンガリー語辞典の執筆 少数言語の辞書 ハンガリー語辞典出版に向けて 死の床にあって 辞書の内容とその後 あとがき 略年譜 講演記録 新聞記事などの資料

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  • 15歳の被爆者 歴史を消さないために
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    15歳の被爆者 歴史を消さないために

    長崎の原爆投下のとき、爆心地からわずか1.2kmで被爆した15歳の少女。戦前・戦争中の暮らしから戦後民主主義の時代、再軍備の現在までを戦後70年目に語る。 【目次】 被爆100年を迎える中学生・高校生の皆さんへ まえがき (切通理作) 第1章 原爆の日 第2章 育った頃 戦前、戦中の暮らしと学校 第3章 空襲の日々 戦時下の生活 第4章 敗戦の頃 第5章 民主主義の時代  第6章 教育と学校 第7章 再軍備と民主主義の行く末 第8章 女性として生きる 第9章 老いと生活 第10章 被爆、そして原発に関する事 あとがき (狩野美智子)

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  • 赤軍派始末記・改訂版 元議長が語る40年
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    赤軍派始末記・改訂版 元議長が語る40年

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京大入学、ブント・三派全学連再建、赤軍派結成、大菩薩事件、よど号ハイジャック、日本赤軍、連合赤軍事件、獄中生活、「拉致」疑惑……「すべて」を知る元赤軍派議長が自己史を通して初めて明かした新左翼裏面史の改訂版。 【目次】 ぼくが「元赤軍派議長」の看板を掲げ続ける理由――まえがきにかえて 第1部 当事者が語る赤軍史 第1章 学生運動のリーダーとして 第2章 赤軍派の結成 第3章 「よど号」ハイジャックと獄中生活 第4章 連合赤軍問題の総括へ 補 章 塩見孝也への素朴な疑問 第2部 報告 「よど号」グループと_拉致_疑惑について 第3部 資料編 第4部 第二次共産同(ブント)・赤軍派年譜 あとがきにかえて

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  • 通信制高校のすべて 2.0 「いつでも、どこでも、だれでも」の学校
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    通信制高校のすべて 2.0 「いつでも、どこでも、だれでも」の学校

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    10人に1人が通信制高校生の新時代に突入! 減点方式の従来の全日制の教育方法から加点方式への転換を定着させた通信制!通信制は「学ぶための方法である」と同時に教育制度の「セーフティネット」でもあるのだ。本書は、現在の通信制高校の真実の姿と今後の展望を各ジャンルの専門家が描き、悩める中・高生だけでなく、保護者、教師、教育関係者にも有益な、初版から4版目を迎えた通信制高校読本の決定版である! 【目次】 はじめに  手島純(星槎大学特任教授) Ⅰ部 通信制高校を知るために 1 通信制高校を理解するための基礎知識  手島純 2 座談会「通信制高校のすべて 2.0」 Ⅱ部 多様な通信制高校 1 私立通信制高校  吾妻俊治(東海大学付属望星高等学校校長) 2 公立通信制高校  井上恭宏(神奈川県高校教育会館教育研究所) 3 株式会社立通信制高校  大久保遥(名古屋芸術大学講師講師) 4 通信教育連携協力施設の動向  内田康弘(愛知学院大学准教授) 5 通信制高校をめぐる教育行政・制度・政策  川本吉太郎(広島大学大学院特任助教) 6 データで読み解く通信制高校の実像  稲谷直也(神奈川県の公立小学校教諭) Ⅲ部 通信制高校をめぐって 1 通信制高校を通して人生を歩む  神崎真実(京都教育大学講師) 2 不登校経験者にとっての通信制高校の魅力とは? 土岐玲奈(星槎大学大学院准教授) 3 通信制高校はどこへ行くのか  松本幸広(星槎グループ) 4 通信教育はなぜ「教育」と呼ばれるのか  古壕典洋(星槎大学大学院准教授) 5 ドイツ・アメリカの通信教育事情  山梨彰(元神奈川県立高校社会科教員)・手島純

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  • ジオノに挨拶するためにⅢ 平和と豊かさと節度を求めて
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    ジオノに挨拶するためにⅢ 平和と豊かさと節度を求めて

    小説・文芸
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    ジャン・ジオノ作品論「ジオノに挨拶するために」、シリーズ第三巻。 『二番草』では、鍛冶屋ゴーベールは平地に住んでいる息子の家に引き取られていき、ピエモンテからやってきたマメッシュは、猟師パンチュルルの伴侶にふさわしい女を探してきてやると言い残して失踪する。そして、マメッシュに誘導されてその村までやってきたアルスュールとパンチュルルが遭遇。パンチュルルは彼女と夫婦になり、安定した生活を見込むことができる農業に励むことにより、家庭を築き上げる。『憐憫の孤独』では、マノスク周辺に加えて、ジオノがヴァカンスを過ごしていたル・トリエーヴ地方が、ジオノ文学の精髄とでも形容できそうな多様な、20もの物語の背景となる。第二次世界大戦が勃発しようというとき、『平和と貧困についての農民への手紙』において、ジオノは、戦争を止めることができるのは、自給自足の生活が可能な農民だけであると農民たちに自覚を求めることになる。節度ある農民の暮らしの良さを見つめ直し、政府の言いなりにならないように、ジオノは必死に農民の良心に訴えかけているのだ。また、戦争の無意味さ、残酷さをより明らかにするために書かれた、感動的な『純粋の探求』。そして、はたして本当に庶民の幸福を慮って、戦争を操ることに熱心になっているのかと、ジオノは、政府の要人たちや軍隊の首脳陣たちに現実を見据えた視線を向ける。その頃、戦争の愚劣さを根源的に説き過ぎていると見なされて?、ジオノはマルセイユの監獄に収監されている。マノスクの15キロばかり東に位置しているヴァランソル高原から出兵した二人の若者が遭遇する戦争の現実と、若者たちが消えてしまった農場における戦争の生々しい傷跡が描写され、戦争の残虐さを丹念に物語で示した長篇『大群』。『ドミニシ事件覚書』では、マノスクの10キロばかり北に位置するリュルスで1952年に起こったイギリス人一家三人の殺害事件が取り上げられ、この事件では、近くに住む農場の主人が裁判にかけられたが、証拠物件がカービン銃の他には何もなかったので、裁判は堂々巡りを繰り返すことになり、再度の現場検証の結果、容疑者は殺人による死刑の判決を受けることになった。この裁判を傍聴していたジオノは、判決が下された直後、「この裁判においては、被告はわずかの語彙しかあやつることができなかったために、裁判長とのやりとりのなかでは意思疎通が行われていなかったに等しい」と裁判過程の不十分さを指摘している。 【目次】 男女と農業と過疎の村の復活『二番草』 ジオノ文学の原点『憐憫の孤独』 類まれな平和主義の著作『純粋の探究』 不可解な事件の解明に乗り出す『ドミニシ事件覚書』 農民の現状分析と斬新な提案『貧困と平和についての農民への手紙』 戦争とヴァランソル高原『大群』

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  • ジオノに挨拶するためにⅡ 豊かな自然のなかで躍動する人間たち
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    ジオノに挨拶するためにⅡ 豊かな自然のなかで躍動する人間たち

    小説・文芸
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    長年取り組んできたジオノ作品への感謝の気持をあらわしながら、ジオノ作品の豊かで独創的な世界へ読者の方々をお誘いしようと試みた「ジオノに挨拶するために」(彩流社、2025.02)に続くジャン・ジオノ作品論Ⅱ。 優しく慰撫してくれることもあり、また時には厳しく歯向かってくることもある大自然のなかで行動する人間たちにとって、友情や恋愛や芸術(音楽や文学)は、人間として生きていくための揺るぎない根拠となり、生きていくに際して潤いをもたらしてくれるものである。本書でとりあげる、ジオノ独特のニュアンスを有している五つの物語において、大自然のなかで活動していく登場人物たちは、それぞれに独自の個性的な解決を提示させていくことになるであろう。また、それら五作品を丹念に見てゆくことで、彼が生涯を過ごしたオート= プロヴァンスの大地と物語の独創性が密接に関わっていることを示していくことになるであろう。 【目次】 友情の記念碑(『ボミューニュの男』) 精彩溢れる自然と膨張する妄想(『丘』) 羊と羊飼いの世界(『蛇座』) 空想のメルヴィルが躍動する(『メルヴィルに挨拶するために』) 光と闇が交錯する物語(『世界の歌』)

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