彩流社作品一覧

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  • 歴史の中の女性
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    1巻3,204円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 婚姻史や家族論で刺激的な論考を展開する独特のアプローチによる女性史論。第1部/母権と父権 第2部/近代市民社会の家父長制とその止揚 第3部/日本女性史に関する二つの問題―古代女性史/沖縄における祭祀継承の慣習と女性。

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  • 連合赤軍二七年目の証言
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「処刑を含め〈総括〉を担ったから、僕には逃げ道がないわけです…」日本中を震撼させた歴史的事件の当事者が、同志殺害の真相解明と裁判闘争に賭けた27年の獄中生活を出所後、初めて語る迫真の書。

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  • 連合赤軍の時代
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    あれから50年…「連合赤軍事件」に関する多面的検証の書。 1971年から772年にかけて全国にその名を轟かせた集団が存在した。 その名は「連合赤軍」。 本書は、連合赤軍が引き起こした一連の事件および「連合赤軍事件」が 勃発するに至った当時の時代背景を踏まえ、事件の真相を明らかにしようと 試みたものである。 著者は執筆にあたって事実のみをベースに検証・考察する。そのために、 当事者への取材をできる限り行い、当事者が書いた文献を丹念に読んだ。 これら当事者とはもちろん事件を起こした犯人、つまりは連合赤軍のメンバー で本書での主役である。また、事件を取り締まった警察関係者、 マスコミ関係者も当事者に加えることもできる。それぞれの立場で関係者は 手記を残している。立場が違えば考え方・関わり方が違う。 本書では、それぞれの立場からの多角的多面的な視点を導入し、 事件の検証を試みた。 [目次] (1) 「この顔にピンときたら110番!」 (2) 発端――群馬県・榛名湖畔、妙義湖畔、籠沢、              軽井沢、レイクニュータウン (3) 連合赤軍前史――「過激派」「極左」と呼ばれた彼ら (4) 連合赤軍の時代 (5) 連合赤軍の成立から「自滅」――あさま山荘漂着まで (6) あさま山荘の内と外 (7) あさま山荘事件後――その後の連合赤軍 (8) 首謀者森恒夫とは (9) サブリーダ? 永田洋子の人間像 (10)連合赤軍に参加しなかった面々 (11)連合赤軍メンバー27名の身上調書 (12)革命と性 (13)私的考察的結論
  • 「連合赤軍は新選組だ!」
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    1巻1,650円 (税込)
    なぜ右翼運動家が? 「連合赤軍は新選組だ!」といい続ける鈴木邦男は、左翼運動の壊滅後、連合赤軍問題を現在まで検証し続けてきた唯一の人物なのだ。 「五〇年後には連合赤軍は新選組になるでしょう」と僕は植垣康博さんに言った。僕らが子どもの頃は、新選組は悪の象徴だった。それが子母澤寛や司馬遼太郎の小説によって見直され、新選組ブームさえ起った。連合赤軍も今は「悪の象徴」だ。でも、必ず見直されるし、NHKの大河ドラマにもなるだろう。隊規が厳しく、小さなことでも次々と切腹させた新選組。武士出身ではなかったが故に、かえって「武士道」にこだわった新選組。連合赤軍も似ている。(「まえがき」より)
  • 朗読のレッスン 聞き手も読み手も楽しめる
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    著者・松浦氏は朗読とともに歩んでから40年を超える。本書の核心は、「どう読むか」より、作品にこめられたメッセージを「どう読み取るか」に軸足をおく。作者、登場人物、聞き手、朗読者自身との「対話」という切り口で、松浦氏が作品を読み込んでいくプロセスを、その体験をもとに記した。急がず丁寧に「読み取る」行為に意識をむければ、作品のなかの言葉と朗読者の体験をつなぐきかっけになると力説する。
  • 老年書生かくありき 同世代との微妙な距離感のなかで
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    『もの言える老人のための条件』『新・老年書生の境地』『老年書生のこだわり』に続く「老年書生」シリーズ第4弾。 団塊の世代として生まれた男がこれまで生きてきて培ってきた物事に関する考え方や持論、過去の追憶、ノウハウなどについて紹介していく。
  • 老年書生のこだわり
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    「こだわり」は人の数ほど広範でかつ多様である。 『もの言える老人のための条件』『新・老年書生の境地』に続く第3弾。 著者が習慣化していること、関心が高いものを中心に、科学的根拠は必ずしも明確とはいえないが、これらのこだわりの成果によって、73歳の著者は心身ともに健康であるという。多くの同年輩の方に読んで、参考にしていただければ幸いである。[第1章]は「老年書生のこだわり」として著者の体験談を披露。(1)健康へのこだわり、(2)書くことへのこだわり、(3)学ぶことへのこだわり、(4)興ずることへのこだわり、とした。[第2章]は「こだわりを捨てて現実と向き合う」として、現在の自己中心的な風潮を改め少し肯定的に見てはどうかという提言。(1)格差社会の現実と向か合う、(2)多様性社会の現実と向き合う、(3)欲に対するこだわりを捨てる、とした。[第3章]は「再びのこだわり」として人間の生き方の基本を改めて問い直し、残された人生の「終活」を想定。(1)期待される人間像―品性、(2)最後のミッション、である。「こだわり」から入り、「こだわり」を捨て、再び「こだわり」に回帰する。それが著者の希求する生き方である。その過程において著者は、自己の価値を再認し、評価される社会的自己を見出すことができればいいと考える。本書は実践的倫理および処世に関する提言の書である。
  • ロシア民族精神の深淵
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    ウクライナ戦争を支えるロシアの民族精神への視線! ロシア革命による内戦と第一次世界大戦の対ドイツ戦の最中に書かれたロシアの精神を解き明かす古典中の古典の新訳。(旧訳『深き淵より ロシア革命批判論文集2』(ベルジャーエフほか 著、長縄光男、御子柴道夫 監訳、現代企画室、1992年)) ロシアの代表的な思想家11人による革命の“陰の部分”を指摘するとともにロシア人の新旧の精神世界を冷徹に分析、国家と民族の運命に思いをめぐらせる。 革命派(ボリシェヴィキ)がロシア人以外のウクライナ人やグルジア人などの異民族に“民族自決”を認め、旧ロシア帝国の版図を分解、縮小したことに対する民族主義者の立場からの憤激の感情が述べられている。それから70年、ソ連邦として再び寄せ集めた版図(構成共和国)が解体された時(1991年)に、分離・独立した共和国に対して、ロシアの民族主義者たちは全く同じように嘆き憤激、激昂した。そうした大ロシアの民族主義の感情は、そのまま今般のウクライナ戦争に投影されている。 そして本書には「ロシアには何故、今日に至るまで独裁的な指導者や権威主義的、強権、全体主義的政治体制がくり返し出現するのか」「何故、国民はそれらの指導者や体制を受け容れるのか」などの疑問への答えも含まれている。
  • ロビンソン・クルーソーの世界
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、作者ダニエル・デフォーの足跡を18世紀初頭の社会情勢の中に位置付け、なぜ自分の著作としてではなく“クルーソー”の自叙伝として刊行したかを明らかにし、通俗的な“ロビンソン物語”に秘められた時代精神を解明した労作。

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  • ロベール・ルパージュとケベック 舞台表象に見る国際性と地域性
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    ケベックの「文化の外交官」 という異名を持つロベール・ルパージュ! 彼はカナダ、ケベック・シティ出身の演出家であり劇作家、そして俳優である。 本書では、すべての作品を網羅するわけではないものの、年代ごとの傾向の一端を掴めることに加え、ルパージュの舞台表象とケベックとの関連を見出し、先行研究はもちろん、一般公開されていない資料やルパージュ本人及び制作者のインタビューなども参考にし、新たな視点を加えることを目指している。巻末にはルパージュへの三回に渡るインタビューを掲載。本書は、日本語で記されたものとしては初となるルパージュ作品に関する研究書である。
  • 私生きてます
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京拘置所で服役中の著者が、自らの脳外科の手術・入院、闘病のなかでの裁判、瀬戸内寂聴氏らとの交流……、鉄格子をはさんで繰り広げられる極限の世界を自筆画30点を交えて描く迫真のドキュメント。

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  • 私が選ぶ高齢期のすまい活
    3.0
    高齢期に病気やケガで入院したり体が不自由になった時、あなたの住まいと暮らし方について、自分で選べる状況を準備していますか? 事前に何もしないと、「一人暮らしは無理」と医師が言えば、介護度によって老人ホームやグループホームを、子どもや親戚やケアマネが一方的に決める可能性が高いでしょう。それはあなたの望む生き方、暮らし方を応援するものではなく、関わる側の都合であてがわれる可能性が高いのです。高齢期の選択は、いのちの選択です。あなたの望む選択肢が尊重されるためには、どんなことを考え準備すればいいのか、自立と共生のコミュニティ作りを長年手がけてきた女性3人が具体的にアドバイスします! 目次 第1章 私たちは、思い込まされている――高齢期を暮らしやすくするために今日から準備できることとは 第2章 あなたは高齢期、どこで、どんな人と、どんなふうに暮らしますか? 第3章 私たちの実践と挑戦① ――那須まちづくり広場をつくる・参加型でつくる、歴史と理念 第4章 私たちの実践と挑戦②――地域をつくり、コミュニティをつくる 第5章 私たちの実践と挑戦③――医療、福祉、みとり
  • わたつみ 附青木磨崖梵字群──実録・新宿ゴールデン街
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    1巻2,090円 (税込)
    1997年、日本海の島から湘南へ。 2006年、戦時下の生と謎に包まれた八丈島の海へ。 2011年、思い出の地で遭遇する“悲劇”の三陸の海。 大らかな海が秘めた青く小さい涙の粒…… 女たち。「悲しみの海」の物語。 附 青木磨崖梵字群──実録 ・ 新宿ゴールデン街 新宿ゴールデン街で有名だった文壇バー「まえだ」のママ前田孝子さんと作家の中山あい子さん、脚本家の大野靖子さん三人の奇しき関係を描く。
  • 我々の星のハルキ・ムラカミ文学
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    ハルキ・ムラカミの文章はいかにして日本から世界=惑星の隅々まで届くのか。 村上春樹は、日本を舞台に日本語で描かれた作品を、日本から世界へ向けて発信し続けている。その意味では「日本のローカルな」作家ではなく、かといって「米国発のグローバルな」作家でもない。この「惑星的思考」ともいうべき村上春樹の世界観を、国内外の村上春樹/ハルキ・ムラカミ研究者が共に検証する珠玉の論考の集成。 【目次】 はじめに「日本」の村上と「惑星」のムラカミ ◉翻訳◉ 第1章  ヨーロッパに浮かぶ二つの月 第2章  村上春樹『国境の南、太陽の西』の新旧ドイツ語訳 第3章  一九八五年の「相棒」とは誰だったのか ◉歴史/物語(hi/story)◉ 第4章 『海辺のカフカ』における時空 第5章  村上春樹作品にみる「神話的思考」と物語の構造 ◉海外作家◉ 第6章 『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールド・ラッシュの点と線 第7章  ここは僕の場所でもない ◉紀行◉ 第8章  村上春樹の紀行文と小説における相互影響について 第9章 『ノルウェイの森』誕生の地 ローマ・トレコリレジデンス探訪記 第10章 『海辺のカフカ』を歩く ◉村上春樹関係年譜◉ おわりに 加藤典洋「的思考」と村上/ムラカミ批評の未来

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