耕史作品一覧
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-瀬川良介は、死んだ親友の妹であり心の恋人だった美代を、特攻に向う飛行機に密かに同乗させた。ともに死ぬためである。だが出撃直後、玉音放送があり日本が戦争に負けたことを知った。女連れで神風特攻に向かった事を知られぬよう、機を不時着させた良介は、失神している美代を民家の軒先に残し、独り司令部に戻った。敗戦後の東京に出た良介は、そこで悠子という女と初めての性体験を持つが、女に全財産を盗まれてしまう。今後5年間は女を断つと決心した良介は、闇市で知り合った花村文学とともに米軍の放出物資で儲け、深川に日本発のロードショウ上演館を作り、実業界に乗り出していった…。「第1話 運命の日」「第2話 女は甘くて怖い」以下「第3話 オレはカミカゼ」「第4話 あんたはバカよ」「第5話 強い男が好き」「第6話 運命の皮肉」「第7話 闇から光へ」「第8話 女親分登場」を収録。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「新選組」副長・土方歳三は東京の日野が生んだ幕末のヒーロー。小説、映画やテレビドラマ、ゲームの主人公として扱われることも多く、今なお、その人気は健在です。土方歳三の没後150年を迎える2019年、あらためてその魅力と人気の理由に迫ります。巻頭では、NHK大河ドラマ『新選組!』で土方歳三役を熱演した俳優・山本耕史さんの、本冊子でしか読めないインタビューを掲載しています。土方歳三ゆかりの品が数多く残る東京・日野市を訪れる際に役立つ情報も満載です。土方歳三没後150年事業の一環として、土方歳三の生まれ故郷である日野市と日野市観光協会で制作した冊子を、全国の新選組や土方歳三ファンにもご覧いただけるよう、旅行ガイドブックを発行する『地球の歩き方』と共同し電子書籍として発行しました。ぜひ、お楽しみください。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
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-スリルとロマン溢れる異境の空の下、夢追い人が秘境の果てに見るのは… 「今は伯父さんは何をなさっているの」 「ダイヤモンドの買い付けだ。財産はあるが、じっとしていられなくてね。生命がけのスリルを楽しむためにやってる」 「お願い。美沙も連れて行って……」 安隠な日本の生活を捨て、アマゾンの秘境で危険きわまりない商談に臨む美沙の得たものは?(「ダイヤと干し首」) その他、異郷にロマンを追い求めた末に夢を成し遂げ、あるいは討ち果てる者達を強烈に描く。痛快冒険ノベル短篇集。 ・白夜の街で ・モンローを盗んだ男 ・ダイヤと干し首 ・ああ革命 ・暗号名はマンガ ・壮士再び帰らず ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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3.5近年、「ビッグデータ」(蓄積された大量のデータ)が、商品開発やマーケティングなど、さまざまな分野で活用できるのでは、と期待されています。 クックパッドは、月間利用者が5600万人を超える日本一の料理レシピ検索サイト。利用者がレシピ検索に用いたキーワードは、サーバー内に自然と蓄積されます。クックパッドはこの検索キーワードを一定の法則で数値化し、誰もがわかりやすいビッグデータサービスとして「たべみる」を提供しています。 「たべみる」は毎日更新されるため、リアルタイムのデータに基づくマーケティングが可能に。実際に、餃子専用の鍋つゆを発売したヤマキ、トーストのシーズニング商品を開発したエスビー食品、小売店へのメニュー提案を行なう卸売業の加藤産業など、「たべみる」に基づいた商品やサービスが、食卓に浸透し始めています。 著者は、「たべみる」サービスの事業責任者を務める、30代前半の若きクックパッドの社員。「たべみる」のリニューアル提案から、データ分析の方法、データ活用による新商品・サービス開発、データ販売の営業までを紹介します。
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4.5「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。襲いくる不条理に耐えながら、帰国を待ち侘びる日々を支えてくれたのは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった。死んでいった戦友たちへの祈りをこめた第89回直木賞受賞作。
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-第89回直木賞受賞作品 「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。 襲いくる不条理に耐えながら、帰国を待ち侘びる日々を支えてくれたのは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった……。 本書は、戦後モンゴルに抑留された二万人の日本兵の中にいた、著者自身の体験をベースにした作品である。 水と黒パンだけで奴隷労働を強いれられるなか、主人公が発見したのは、人間のどうしようもない愚かさか、あるいは生きる喜びか……。 第89回直木賞を受賞した名作が、読みやすく再編集されて、新装版として登場! ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-冒険小説の世界に新たな境地を拓いた傑作短編集 ロシア革命勃発の五年後、一九二二年の新生ソ連に密航した革命の闘士・高田平作は、モスクワで美しい人妻ニーナと出会い、激しい恋におちた。折りしも、たずね求めた友人がチタにいることを知った平作は、ニーナと再会を約束してシベリアへ。だが、彼を執拗に追う特務機関員米村憲兵大尉もその情報を得てチタへ向かっていた…。 表題作の他、全5作品の短篇小説を収録した傑作短編集。 ・恋と男と革命と ・野菊の島 ・蛮地の神 ・イルゼの旅 ・東から来た男 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-日清戦争を間近にひかえた中国大陸を舞台に、若き日本男児たちの活躍を描く 明治薩長体制の管理を離れ、広大な中国の大地に雄飛した今野頑太ら若き壮士たちは、自らの理想を大陸に実現せんと血と汗を流す。一方、上海行の船上で知り合った天草の少女・お静は、頑太を慕いながらも、苛酷な運命にもてあそばれて娼館へ売られていった…。 アジア十億の民衆の平和と幸福を追い求め、日中の交流に全人生を捧げた男たち。その熱血ロマンを壮大なスケールで描いた、傑作冒険小説。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-大戦前夜の上海、魔都に咲いた一輪の花……その数奇な生涯とは? 上海。魔都と呼ばれた街。密命を帯びた日本軍人と、ダンス・ホールに憧れる若者の二人は、デカダンの香り高い謎の美女・リリーに出逢った。スパイ、暗殺団の襲撃、国際政治の虚々実々の駆け引き。そして、遙かな時を隔てて明らかになる人間の真実…。エンターテインメントの巨匠が広大なスケールで描く冒険小説。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-【パンフレット1・脚本1付き限定版】 ★電子書籍限定書き下ろしSS付き★ 「家族になろう!」 レグルスを養子に迎え、ついに領主へ! 幼い兄弟の領地経営ファンタジー第6巻! 巻末にて、第一回キャラクター人気投票の結果発表! 書き下ろし番外編3本&コミカライズ1話分収録! 【あらすじ】 母との決着をつけた鳳蝶は、弟レグルスを連れて帝都へ向かっていた。「呪いの短剣」の元凶である父と、ついに決別を果たす時がきたのだ。宰相の立ち会いの下、明かされる過去の因縁。やがて正式に家督を相続した鳳蝶は、弟を菊乃井家の養子に迎え、守るべきものを再確認していく。だが当主となって早々、魔物使いの少年を保護することに!? 聞けば、彼はとある少数民族・族長の末息子で、兄たちから命を狙われているらしく......?「家族になりましょう!」「にぃにと、ずっと一緒がいい!」 春の訪れとともに領主へ! その器を無自覚に示してゆく、幼い兄弟の領地経営ファンタジー第6巻! 著者について ●やしろ 兵庫県在住。 猫と宝塚歌劇団をこよなく愛する、どうあっても名状しがたいナニか。 最近、圧力鍋と白だしの信者になりました。 ●keepout イラストレーターのkeepoutです。 気付けばアッという間にもう6巻目ですね! 今回はえんちゃんの衣装指定で中華ロリ服とあったのですが、 ネット検索して初めて知り、衝撃が走りました。 可愛いすぎる……! 何パターンもデザインを考え、一つに絞るのが大変な位とても楽しかったです。 【パンフレット1情報】 2021年に上演した「舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の公演パンフレット! 公演情報:<期間>2021年3月24日(水)~2021年3月28日(日) <会場>新宿村LIVE 【脚本1情報】 2021年に上演した「舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の公演オリジナル脚本! 公演情報:<期間>2021年3月24日(水)~2021年3月28日(日) <会場>新宿村LIVE ストーリー: 伯爵家の長男にして肥満児・鳳蝶は両親に見放され、屋敷で寂しく暮らしている。そんなある日、腹違いの弟・レグルスを屋敷で引き取ることに。ひょんなことからレグルスの命を助けた鳳蝶は、「にぃに」と呼ばれて懐かれる。 一方、鳳蝶は成長した彼に爵位継承権を巡り殺される未来を予知してしまう――。 だけど......キラキラふわふわ純真無垢なかわいい弟の前では、そんなこと関係ありません!目指すは、レグルスのための豊かな領地。その足がかりである『菊乃井少女歌劇団』設立のため、前世の知識と最強の仲間たちの力をフル活用。 神様までもを巻き込んで、弟のために兄は走る!しかしその陰から、不穏な思惑が忍び寄っていて!? お別れするその日まで、今できることすべてを君に――。幼い兄弟の領地経営ファンタジー、いよいよ開幕! キャスト: 室将也 西川音央(Crimson Crat Clan) 岩田知樹 植田慎一郎 草場愛 石川凜果 菅野勇城 松山拳也 清水弘樹 日下部美愛 中三川雄介 増田匡紀 田中克哉 小野寺俊 おなか☆すいたろう 奈良岡史也 田中健太郎 犬塚達都 関海人 金井勝実 武田あいか 稀咲ここ 西村尚恭 河内耕史 神木彩良 斉藤ひかり (収録内容) 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます6【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます 公演パンフレット 舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます 公演オリジナル脚本
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-中国大陸を舞台にした壮大なロマンあふれる物語 昭和八年六月、はてしなく広がるゴビ砂漠の中、西域に向かう東干(トンガン)の騎馬武装兵の一隊があった。その中に、妙齢な女性と醜男の兵士という日本人が一組。それが、中国辺境に日本勢力の楔をうち込むために、東干民族を率いる馬長英に嫁ぐ由利とその護衛の佐藤上等兵だった…。 軍の密命を帯びた日本人男女、その苛酷な三月余の旅を雄渾に描いた「東干」など、中国大陸に材をとった、中篇3作品を収録。 ・東干(トンガン) ・大別山日報(ターピエシヤンエルパオ) ・易水 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-大江戸八百八町を舞台に繰り広げる痛快時代事件簿 世は御側用人・田沼意次台頭のころ。 下谷黒門町の岡っ引、越生の猪之吉、きわめつきの醜男で短足、ひと呼んでおこぜのぶたきち。お上のご威光をかさに、悪知恵と好色心だけが異常発達した、花のお江戸の嫌われ者だ。一方、上司の近藤左門、八丁堀きってのきれ者で美男、役得いっさいお断りのご清潔な文化人同心。 この取り合わせの妙と、続出する事件には、平賀源内、大田蜀山人、喜多川歌麿、塙保己一、ドクトル・ケンプ、朝鮮通信使など多彩な有名人が登場して奇想天外な展開をみせる。 哀しくも滑稽な“収賄専門捕物控”九話を収録。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-1巻6,050円 (税込)分断と圧力に直面する冷戦期東アジアにおける制限の下で表現の自由が許された特別な空間、日本。核や米軍基地、アジア諸国との関係、高度経済成長に伴う様々な矛盾をめぐって、アメリカの従属的パートナーを前提とするのではない別のあり方=対抗文化を目指す表現者が生まれた。文学・絵画・映画・演劇といった多彩な対抗的表現はいかに生み出されたのか。表現と想像力の豊かな可能性をたどる--。 敗戦後の日本の歩みは米軍占領下から始まった。すでに始まっていた冷戦に規定されて、対日占領政策の基調は、非軍事化・民主化から、経済復興・反共防波堤建設へと変化していく。日本が独立を回復したのは冷戦下の局地的熱戦としての朝鮮戦争のもと、アメリカの同盟国としてであり、以後、対米従属のもとでの経済復興・経済成長が政治的・経済的基調となり、社会や文化の動向もそれに強く規定されることになった。 しかし、冷戦期の日本においては、基地や核やアジア諸国との関係をめぐって、あるいは同時期に進行した高度経済成長にともなう諸矛盾をめぐって、この基調にそって発想することを自明の前提とせず、別のあり方を構想しようとする想像力をそなえた人々が数多く存在していた。本書はそのような人々の遺した多様な表現を「対抗文化」と捉え、表現と社会の関わりを重視しつつ、文学・思想史・歴史学・社会学などの人文社会科学から実像に迫る。
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-東南アジアから南米まで…旅する人たちのロマンを描いた傑作冒険小説 東南アジア旅行中に秘密仲買人に間違えられた深川の師匠・加納清吉郎は、日本語を話すユピンという女にラオス国境へ連れていかれるが、革命が起こり、メコン河を下る演芸船にかくれて危うく窮地を脱する。ユピンを連れて帰国した師匠は四年後、再びラオスを訪れるが、そこには思わぬ陥穽が仕掛けられていた…。(「ロン・コン」) 第85回直木賞候補となった本作は、「父ちゃんバイク」「ロン・コン」など珠玉の短篇が収録された作品集である。 ・ロン・コン〈母の河で唄え〉 ・ロン・コン PARTII〈母の河に眠れ〉 ・父ちゃんバイク ・花を浮かべて ・顫音(トレモロ) ・熱い冬 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 女性総理という選択 ◆〔対談〕政治の「危機」で聞こえ始めた待望論 自民党の救世主か、終わりの始まりか▼安藤優子×中北浩爾 ◆最年少女性市長の次なる挑戦 自治体も企業も多様性なくして成長なし▼越 直美 ◆「土井たか子ブーム」はなぜ続かなかったのか▼岩本美砂子 ◆サッチャーとメイ ――イギリスの女性宰相に何を学ぶか▼池本大輔 ◆日本、中国は例外的 アジアに女性指導者が多い理由▼岩崎育夫 ◆シミュレーション「トランプ・小池会談」の衝撃▼海野素央 ◆〔座談会〕毎日・日経・読売の元政治部長が語る 気になるあの人の実力と個性▼佐藤千矢子×吉野直也×伊藤俊行 ======= 【時評2024】 ●イスラエル抗議デモで露わになった米メディアのバイアス▼三牧聖子 ●福沢諭吉と渋沢栄一、新旧一万円紙幣の顔となった理由▼牧野邦昭 ●川勝前静岡県知事が果たすべき本当の責任▼辻田真佐憲 【人口減少という有事】 ◆少子化対策はスウェーデンの苦闘の歴史から学べ ――2度の人口危機を乗り越えた国の新たな挑戦▼宮本太郎 ◆企業誘致、人口増の好循環 「自立持続可能性自治体」印西市の挑戦▼板倉正直 ◆〔座談会〕Z世代が「消滅可能性自治体」リストを本音で語る 当事者不在の議論に異議あり!▼大空幸星×能條桃子×古井康介 == 特集 == あなたも危ない依存症 ◆ギャンブルから飲酒、オンラインゲームまで 今や新たな国民病▼原田隆之 ◆司法の保守化が規制緩和をもたらした アメリカ文化としての「スポーツ賭博」▼前嶋和弘 ◆アルコール依存症は高齢者の隣に 「否認の病」をどう見つけ、防ぐか▼和気浩三 ======= ◆〔対談〕誤解だらけ 戦国の城と合戦 ――考古学と文献史学の両面で読み解く▼中井 均×清水克行 ◆ガザ紛争、長期化の要因と停戦のシナリオ オスロ合意からの「2国家共存」路線を再考するとき▼鈴木啓之 ◆専門家パネル活動終了で今後どうなる 国連の力が試される北朝鮮制裁、次の一手▼竹内舞子 == 第25回 読売・吉野作造賞 発表 == 受賞作『新興国は世界を変えるか』恒川惠市 選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石隆/吉川洋/村岡彰敏/安部順一 =================== ◆生誕100年の安部公房 変貌と一貫の作家の現代性▼鳥羽耕史 《好評連載》 ●炎上するまくら【第91回】落語のメディア論▼立川吉笑 ●学問と政治~新しい開国進取【第20回】 第1次安倍政権以降の安全保障政策に関与▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第4回】狩野永徳《唐獅子図屛風》▼本郷和人 ●文品 藤沢周平への旅【第15回】史実に沿って――『市塵』▼後藤正治 《連載小説》 ●地上の楽園 【第4回】▼月村了衛 ●美土里俱楽部【最終回】▼村田喜代子
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2018年の確定申告はこの本で攻略! 同人作家のための確定申告ガイドブックです! 同人中心の漫画家さん 商業中心の漫画家さん イラストレーターさん ダウンロード販売中心のCG集作家さん ゲームサークル代表さん 作曲、編曲家さん シャッターサークル (売上1,000万円超)さん それぞれの業種別に申告方法を解説! 本書を読んで、オトクな納税方法を学びましょう!
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-中近東を舞台に、日本人テロリストの暗躍を描いた傑作サスペンス その日本人少女は、出迎えもなくたった一人で、パリ・オルリー空港に到着した。国際刑事警察機構に派遣されている妻恋警部は、隠し撮りされた二枚の写真を見比べながら、驚きの声をもらしていた。冷酷無比の殺人者として、国際的に恐れられているテロ指導者ノブコ・フサダと今日、到着したこの少女の顔だちがそっくりなのだ。しかもその少女は、当局の尾行をまいて、忽然と姿を晦ましてしまった。彼女はいったい何者なのか。そしてこの出来事があった数日後、キリスト教遺跡めぐりをしていた日本人牧師たちが、エジプトのカイロで、奇妙な事件に巻きこまれていた…。 日本赤軍のリーダー・重信房子をモデルにしたとされる、傑作サスペンス長編小説。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-日系移民の末裔たちが繰り広げる南米の小国のクーデター 二派の武力抗争が続く南米の貧しい小国。老大統領を補佐するロドリゲス少佐は、国庫の外貨を奪い、大量の武器密輸入で一挙に反対派を壊滅するべく、大博打に出た。忠実につき従う混血のジョン。二人の武器密輸の道案内に立つ乞食(カポクロ)の少女カルメン。三人はともに日系移民の末裔であり、日本に見棄てられた民衆でもあった。彼らが忠誠を誓い手に入れようとする“祖国”とは? 第87回直木賞候補となった、移民史を問う衝撃の長篇作品。また、彼らそれぞれの生きざまと冒険の成り行きが独特な手法で語られ、小説構成上の実験が試みられている。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-昭和初期の女学生が次々に舞いこむ難事件を解決! 傑作ユーモアミステリー 古文の苦手な女子大生・三ノ宮邦子の楽しみは、82歳の今でもカクシャクとした葵お婆ちゃんに古文の手解きを受けながら、名門女子大に通った頃の冒険話を聞くこと。大好きなホームズを原文で読破したお婆ちゃんが影響されて級友3人と結成した、“海老茶娘探偵局”。この探偵局が難事件を次々と解決し、何と鬼の警察からも一目置かれるまでになってしまって…。昭和の良き日の迷推理。ノスタルジックな痛快ロマン。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-第二次世界大戦の終盤、特攻隊として出撃した瀬川良介は玉音放送により特攻を止められ、生き延びる。その後初めての女に全財産を奪われるなど、女で数々の痛い目に遭いながらも昭和の激動の時代の中で青年実業家へとのし上がり、そして国会議員へと立身出世を果たしていく。男の行き様を描いたヒューマンストーリー。
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4.52015年7月スタート! TBS系 日曜よる9時 日曜劇場 「ナポレオンの村」出演:唐沢寿明 麻生久美子 山本耕史 ムロツヨシ イッセー尾形 沢村一樹 TVドラマ原案本、大幅加筆で新章追加、待望の新書化! 石川県羽咋市の市役所職員・高野誠鮮氏は2005年、過疎高齢化で「限界集落」に陥った農村を含む神子原(みこはら)地区の再生プロジェクトに取り組み、それが大成功を収めるまでの紆余曲折とアイデア満載、感動的実行力のプロセスを克明に記す。高野氏は数々のユニークなアイデアを次々と繰り出し、そのアイデアを驚くべき行動力で実行していく。その結果、多くの若者を誘致し、農家の高収入化を達成! また、高野氏は神子原地区で収穫される農産物をブランド化するために、高野氏はとてつもないことを思いつく。それは「ローマ法王に米を食べてもらう」という突拍子もないアイデア!ローマ法王庁から快諾の返事が来て、高野氏は自らバチカンに出向き神子原米を献上し、それを全国紙が取り上げた――。そして、役所には注文の電話が鳴りっぱなし……! 非常識と一般では思われてしまうかも知れないことを恐れることなくアイデアを自由に発想し、そして、それを躊躇なく、しかし確実に実行する、高野氏の仕事の流儀に大いに学ぶための、多くのヒントがちりばめられている一冊。
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3.6週刊文春連載の、炎上覚悟の“マリコ砲”炸裂! ついに「週刊新潮」山口瞳氏の連載記録を抜いて、前人未到の三十二年目に突入! 小林麻耶さんとの結婚についての特別対談も収録。 おいしいものを食べ、ダイエットに励み、国内外を頻繁に旅行し、洋服や着物を買っては、片付けを決意する生活は変わらず。 ISの犠牲になった後藤健二さん、本を出版した少年A、川崎の男子中学生殺害事件などの時事ネタから、堀北真希さんと山本耕史さんの結婚、小林麻耶さんとの対談まで、物事の核心を突く「マリコ砲」が炸裂。 【目次】 並ぶ人 私の予定 ミュージカルだよ 帽子の話 まるで憶えられない ふつうのアナタ 生きものへの愛 スカウトされちゃった 元気な人 お母さん、お願い 絆って 金沢の物語 本屋へ行く幸せ 富山セーフ 彼女の場合 着物の運命 感じ悪い お片づけ お片づけその2 お金って…… 腹が立つこと ドラマあり 建築家 ヒールの靴 トリとイヌ 思い出すこと 観劇のあと ごきぶりホイホイ 桃の話 恋は遠い日の…… 余計なお世話 ポリスとKGB ハッピーバースデー 当事者って! 被災地のペット 酒豪志願 地の力 雑誌が教えてくれること 電車に乗って 紙が好き 京都行こう 香席です 誰か止めて たべる、のべる 一冊の本 ななつ星、おそるべし 私の名前 番外篇 私は結婚できますか? 小林麻耶×林真理子
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