外国人 入国作品一覧

  • われ、正気か!
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    1巻1,100円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL  広島弁のX(旧ツイッター)が話題騒然! おかしな常識・言論がまかり通る世の中を容赦せずなで斬りじゃ!  「唐突な広島弁じゃが、X(旧ツイッター)でわしの故郷の言葉、広島弁を使って熱く憂国の檄(げき)を飛ばしたところ、ちょっと人気だったけぇ、本書でも広島弁で語らせてもらう。決してふざけているわけではないけのぅ、それほど、いま日本が本当に危ない状況にあるんじゃ」 「日本人よ、怒りを知れ」 ・岸田さん、国民を舐めすぎじゃ! ・ボーッとしとると、北海道・沖縄をとられるぞ! ・中国に大義名分を与えるな、日本は中国に侵略されるぞ! ・あの“タレントAさん”は密入国者だった? ・外国人の性暴力がことごとく無罪。どういうこと? ・「日本に生まれた女性は幸せ」ジェンダーギャップ指数なんてぶっ飛ばせ! ・現役自衛官が靖國神社に参拝して何が悪い! ・震災につけ込んでぶざけた犯罪(マネ)をするな! ・最高裁は日本を変態天国にしたいんか! ・共産主義、LGBT……人が頭で考えたことはロクでもないことばかり!
  • アジア罰当たり旅行
    3.8
    日本人旅行者はナメられている。 歓楽街に行けば、最も高い外国人料金を要求され、ピックアップバス乗り場では「おとなしい日本人だから」と後回しにされる。強盗は金持ちの日本人を真っ先に狙うし、白人バックパッカーはイエローモンキーと吐き捨てる。俺にはそれが耐えられん。 「日本人ナメんじゃねーぞ」インド人を締め上げる、ガンガーに流されたバックパッカー、暗くてジメジメ・タイの留置所、ガンジャの宴、密入国ミッション、盗掘だらけのブラックマーケット、オーバーステイの限界は?、突然割れたフロントガラス、黒目がグルグル動く売春婦、ヨハネス名物襲撃事件……。 己の欲望のまま旅を楽しむ肉体派ライターの過激で笑える本能の旅行記。

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  • 暴く者 暴かれるモノ
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    嘘や不正は、かくして暴かれる! 文書鑑定の第一人者が明かす あの大事件、難事件の舞台裏 目次 第一章 筆者識別 第一話 無国籍児を救った外国人女性二人のサイン 第二話 そろって冤罪をまねいた下田事件の四人の鑑定人 第三話 満州国皇帝・愛新覚羅溥儀を裁いた国際軍事裁判 第四話 政界の騒ぎに巻き込まれた竹下登の念書の鑑定 第五話 第二次大戦後の「新教育勅語案」、筆者は誰だ 第六話 土田邸爆破事件、背伸びが過ぎた大学教授の筆跡鑑定 第七話 誤用の漢字が決め手となった父親の遺言書 第八話 借用証書の署名を否認した連帯保証人 第九話 ウソがバレて弁護士をクビにした小料理屋の女将 第二章 世間を騒がせた文書事件 第一話 不法入国でFBIに捕らえられた日本赤軍の菊村憂 第二話 蜂谷真由美こと、北朝鮮工作員・金賢姫の偽造日本国旅券 第三話 不法入国女性“ジャパゆきさん”の偽造パスポート 第四話 認証スタンプを悪用した入国審査官の小遣い稼ぎ 第五話 変造されたアメリカ財務省発行の八十五枚の小切手 第六話 ロッキード事件を暴いた児玉誉士夫の四十九枚の領収証 第七話 テープライターで印字された道警・道庁爆破事件の犯行声明文 第三章 文字にまつわるさまざまな話題 第一話「俺はサムライ」で署名を裁いた内閣総理大臣・吉田茂 第二話 日本人はサインを持っていない 第三話 方言やなまりも文字に書かれる 第四話 似ている漢字の書き方、あなたはどっち派? 第五話 本名から生まれる異名(偽名) 第六話 異体字と呼ばれるさまざまな漢字 第七話 法廷で問題視された漢字の部首名 第八話 筆順には“誤った筆順”はない 第九話 気付かずに書かれている誤字と誤用 第十話 筆順が多い「必」と、一字に七十通りもある「蔵」の筆順 第十一話「千」を「干」と書いても誤りにならない 第四章 文書鑑定雑稿 第一話 ヨーロッパで生まれた「科学捜査」 第二話 日本語版小冊子もある「FBI御案内」 第三話 指紋を廃止とした中曽根康弘の覚書と法務省の水面下の調査 第四話「インク」と「インキ」はどこが違うの? 第五話 機械で大量に作られている三文判 第六話 コンピューターが音をあげた筆者識別の試み
  • インバウンド地方創生 真・観光立国へのシナリオ
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    1巻550円 (税込)
    1980年に日本に入国した外国人は、わずか126万人でした。それが2014年に、1,415万人になりました。そして2015年には、約2,000万人になりそうです。この間、約16倍の増加です。2015年のクルーズ船による入国者数は、前年比2.4倍の100万人を記録しました。半数は、博多港からの入国者です。日本は、インバウンド後進国といわれてきましたが、入国者数だけでみれば、ついにインバウンド先進国の仲間入りです。  それでも、フランスの8,200万人(2013年)と比較すると、「まだまだ」という声も聞こえてきます。しかし、ちょっと待っていただきたいのです。フランスは、EUの中心に位置しており、ドイツ、スペイン、スイスから陸路で行けるのです。空路と水路による外国人観光客数受入数は、フランスといえども3,068万人なのです。  日本は、陸路でアクセスできない、珍しい先進国です。空港や港湾を活用しないかぎり、日本に来ることはできません。日本政府の新しいKPIである、2020年に訪日客数を4,000万人、2030年には6,000万人、さらにはデービット・アトキンソン氏の主張する2030年に8,200万人という壮大な目標を達成するためには、地方の空港、港湾を活用しなければなりません。千葉県から大阪までの東海道ベルト地帯に集中しているインバウンドを日本各地に誘客しなければ、さらなる高みを目指すことはできません。  インバウンドの増加は、無駄と揶揄されてきた地方の空港、港湾の本格的活用、本格的国際化のきっかけとなりつつあります。佐賀空港、静岡空港、茨城空港も国際便が増えつつあります。  もちろん、羽田空港、成田空港の容量増大も欠かせません。インバウンドには、観光客だけでなく、MICE(国際会議)への参加者や高度外国人人材、外国人ビジネスマンも含まれるからです。  日本の観光後進性は、インバウンド数の少なさではなく、欧米のテーマパークの誘致やマカオやシンガポールのIR誘致を観光戦略と考えてきたその思考様式、観光業における低生産性、日本のホテル、旅館、旅行業者、航空会社の国際競争力の弱さにあります。  インバウンド地方創生は、日本経済・社会のグローバル化、日本のGDPの底上げ、東京一極集中の抑制、地方経済の活性化、地方空港・港湾の黒字化、美しい景観の創出、ホテル、旅館の経営改善、空き家対策、観光業の労働生産性向上、離島の活性化、地方のローカル線の維持など、一石十二鳥になる妙策なのです。
  • 侵(おか)される日本 われわれの領土・領海を守るために何をすべきか
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    1巻1,400円 (税込)
    多くの日本人はこの国が平和な国であると考えているようだが、残念ながら、現実は違う。この国は、領土紛争を抱えた国なのである。第二次世界大戦終戦直後、北方四島はソビエト社会主義連邦共和国によって軍事占領され、17,000人の国民が故郷を奪われ、現在もロシアに支配され問題は解決していない。また、韓国は日本海に浮かぶ竹島を奪い、わがままっ子のように自国の領土だと言い続けている。さらに中国は東シナ海に侵出し、その拠点とすべく尖閣諸島に対し領土的野心を隠していない。脅威は海を越え、すでに日本国内にも侵入している。日本の土地が外国人により買い漁られ、さらに多くの不法入国者、不法滞在者が後を絶たず、治安上の問題も多い。日本に平和を取り戻すためには、領土問題を解決するとともに、他国の野望を阻止することが不可欠だ。現実を知り、日本としても意思、愛国心を明確に持ち、近隣国に対処すべきなのである。(本文より)

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  • 外国人の受入れと日本社会
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    1巻2,750円 (税込)
    出入国管理行政の重責を担ってきた著者らが、受け入れ政策について整理・分析し、さらには外国人との共生社会実現・次世代へつなぐため、未来へ向けたグランドデザインをえがく。 「本書は、今後の日本のあるべき姿を考えるうえで必要不可欠な極めて貴重な社会的財産である」 弁護士 山脇康嗣 法律学者(元法務省入国管理局長)と政治学者が、真に日本の国力アップへと繋がる外国人受入政策について考察! 「現状の制度はどうなっているのか?」 「優秀な外国人を確保するにはどうすればよいのか?」 「たくさんの外国人が来ても軋轢が生じないようにするにはどうしたらよいのか?」…等、 現在の法制度の仕組み・歴史的背景から今後の展望までを、 法律学者(元法務省入国管理局長) と政治学者が紐解く。
  • 外国人のための やさしく学べる介護のことば
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 介護分野の技能実習生として入国する外国人に向けて、介護で使う日本語をまとめた一冊。あいさつから、病気・症状、生活援助、身体介護など、介護の現場で必要となる言葉を場面ごとにわかりやすく示す。入国前の研修だけでなく、入国後の自己学習にも使えるテキスト。
  • 外国人のためのやさしく学べる介護のことば 改訂版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 入国する介護職種の技能実習生に向けて、介護で使うことばまとめた一冊。あいさつから、病気・症状、生活援助、身体介護などの場面ごとに知っておくべきことばをわかりやすく示した。入国前だけでなく、入国後の自己学習にも使えるテキスト。用語や会話例を追加した改訂版。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 外国人のための やさしく学べる介護の知識・技術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 介護分野の技能実習生として入国した外国人に向けて、介護の知識と技術を解説したテキスト。介護の基本、老化の理解、生活支援技術など初任者研修のカリキュラムに沿った内容を、技能実習生向けにわかりやすく編集。分かち書き・漢字へのふりがなで実習生の理解を促進する。
  • シベリア鉄道殺人事件
    2.5
    新宿のホテルで外国人娼婦が殺された。被害者は偽造パスポートで入国していた。現場にあった商社マンの名刺から、ソ連邦崩壊後のロシアに狙いをつけた、国際謀略が発覚、事件を捜査する十津川(とつがわ)警部に、ロシア行きの密命が下った。モスクワへ向かうシベリア鉄道の車中で、殺人と諜報戦の火蓋(ひぶた)がきられる。手帳も拳銃もなく孤軍奮闘する十津川。国際サスペンス大作!

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  • 守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略
    5.0
    暴言連発でも支持率トップの理由とは? 「イスラム教徒の入国禁止」発言の真意とは? 2016年アメリカ大統領選最大の風雲児、その素顔に迫った。 米国をはじめ世界が注目する、不動産王にして次期大統領候補――― 明らかになった意外な本心と力強いリーダー像。 【英日対訳】 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 詳説 入管法と外国人労務管理・監査の実務-入管・労働法令、内部審査基準、実務運用、裁判例-〔第3版〕
    -
    ◆在留資格の要件や各種手続等の入管実務全般について、審査基準や裁判例等を踏まえて具体的かつ詳細に徹底解説しています。 ◆「介護」、「特定技能」、「技能実習」の節を新たに設けています。 また、外国人労務管理及び適法性監査の章を新たに設け、入管法制と労働法制が交錯する接点等について重点的に解説しています。 ◆入国在留審査関係申請取次行政書士としても豊富な実務経験を持つ弁護士が執筆しています。 ◆新版刊行後の多くの法令改正、審査基準変更、新裁判例及び実務運用の変更を盛り込んでいます。
  • 新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街
    3.8
    新宿歌舞伎町。銃と麻薬が簡単に買え、世界中から娼婦が集まり、外国人マフィア同士の抗争でひっそりと人間が消える。深夜の街の主人公は、ヤクザにホステス、街娼、密入国者。彼らへの単身取材は難航した。腕時計にナイフがつき立てられ、銃口をつきつけられる危険なインタビュー。麻薬密売人、無国籍売春クラブ、拳銃密売──ついにつかんだ衝撃の事実。闇世界に潜む中国人、コロンビア人、イラン人に肉薄し、警視庁を震撼させた戦慄のハードボイルド・ドキュメント!
  • 事業者必携 最新 入管法・出入国管理申請と外国人雇用の法律知識
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人材不足解消の手段として不可欠な入管手続きや外国人の労務管理に必要な法律知識を平易に解説。退去強制や難民認定などについて、令和5年の入管法改正や現在検討されている技能実習制度の見直しの問題に対応。在留資格要件の不備、社会保険未加入、生活慣習や文化の違い、などの法律問題に対応。外国人雇用を検討している経営者や労務担当者必携の書。
  • ゼロからはじめる 外国人介護スタッフの採用ガイド ―入国前の手続きから採用後のフォローまで
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    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これ一冊で外国人採用手続きのすべてがわかるガイドブック。介護で採用できる主要な在留資格(技能実習、特定技能、「介護」等)や、手続きに必要な事業所の要件、書類、法令等を豊富なイラストで解説。法的リスクやさまざまなケース・トラブルへの対応も網羅した。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 中国、ロシアとの戦い方 - 台湾・日本をウクライナにさせないための方法 -
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    ウクライナに侵攻中のロシア。 世界を驚嘆させた、全体主義国家ロシアの暴走は止まらない! この軍事行動を支持し、下支えするパートナーはいうまでもない中国である。 東アジアの覇権のみならず、世界への野望をむき出しにする中国。 目下、台湾侵攻を計画する中国の暴挙というカウントダウンは始まりつつあるといえる。 また、核兵器を持ち、威嚇のミサイル発射を繰り返す北朝鮮。 日本を取り巻く環境は 非常に危険な状態にある。 本書は、若くしてオーストラリアの大臣を務め、対中問題で対峙してきた、アンドリュー・トムソンの書き下ろしの1冊である。 永年の中国研究に加え、国際法や、近現代史の視点から中国支配の危険を訴える。 その対処法を著す。 大の親日家として、来るべき台湾侵攻に備え、安全保障の充実をすすめる日本への提言書。 監修・翻訳は山岡鉄秀。 情報戦略アナリストとして、本書全体の緻密な構成を手がける。 日本への10の提案。 How to fight China, Russia. 10 ways to stop them from making Japan the next Ukraine. 1.憲法9条を直ちに改正し、正常な立憲民主主義国家になること。 2.防衛予算を抜本的に増額し、核シェアリングを追求すること。 3.中国との戦争に日本国民が心理的に備えられるようにすること。 4.すべての脱炭素化政策を即座に停止すること。 5.安全確認されたすべての原子力発電所を再稼働させ、既存の火力発電所を改修すること。 6.すべてのコロナ対策、特に蔓延防止措置と入国規制を放棄すること。 7.メディアや企業におけるリベラルで新マルクス主義的なイデオロギーに警鐘を鳴らすこと。 8.外国人株主による日本企業や銀行へのESG要求の押し付けを防止するための新法を制定すること。 9.G7やクアッド諸国が台湾との関係をさらに向上させるよう働きかけること。 10.日本経済と中国との関係を(どんなに辛かろうと)迅速に切り離すこと 中露帝国が日本を襲う―迫りくる最終戦争  ●中国・ロシア・北朝鮮――危ない国に囲まれた日本 ●国際法から考える「一つの中国」の矛盾 ●米中関係の歴史から見る「一つの中国」の原則 ●ソ連を孤立させるためだったアメリカの対中融和政策 ●オーストラリアの中国共産党によるスパイ活動対策 ●アメリカでも起きているネオ・マルクス主義の蔓延と中国のサイレント・インベージョン ●イギリスに認められた自立権は台湾でも認められるべき ●「一つの中国政策」は絶対的な政策ではない ●フリードマンの教義vs.CSRの社会経済哲学 ●国家安全保障上の取り決めについて楽観視するのはきわめて危険
  • ボーダー 移民と難民(集英社インターナショナル)
    4.4
    佐々涼子はかつて司法試験予備校で机を並べていた児玉晃一と偶然再会する。児玉は弁護士として難民問題のエキスパートとなっていた。彼の案内で茨城県牛久の入国管理センターを訪れ、そこに長期収容されている外国人たちと面会した筆者は、その窮状にショックを受ける。イラン、アフガニスタン、カシミール……。内戦で命からがら日本に避難してきた「難民」たちを本国に強制送還しようとする入管。帰還すれば死刑になる状況でも意に介すことはない。さらに日本で家族をもっていようが容赦なく親と子を引き離す非道な仕打ち。長期収容で身体を壊し、命さえ落とす収容者がいながら、一向に改善されない日本入管の待遇に対して、国連も国際法違反と指摘する。四半世紀にわたり、難民の受け入れ、入管の改善のために闘い続ける児玉の奮闘の日々を、日本語学校教師として在留外国人と関わってきた自身の体験と、現在入管に収監されている在留外国人の取材とともに綴る。
  • 「労働鎖国」のすすめ
    -
    本書を読むことなくして外国人労働者問題を語ることはできない! 外国人労働者を受け入れることは、日本経済に利益をもたらし、かつ発展途上国の貧困問題を解決するのか? 著者は、欧米諸国の「労働開国」の実態を丹念に分析しながら、このようなヒューマニズム的意見にひそむ矛盾を鋭く指摘。大量に入国した労働者は、社会に「劣等階級」を生み、その異質性が日本という国そのものの存在を危うくすると警告する。二十一世紀日本の針路を問う一冊である。

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