夢中文庫作品一覧
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4.0ある日“聖女”として召喚されたリョウコ。神様レベルの魔力と『祝福』の加護を与えられ堅実に降臨した異世界は“魔力量=美しさ”な世界だった! 甚大な魔力量であらゆる人からモテまくるリョウコ。しかも聖女のお仕事は、毎日十分程度、祈りを捧げるだけ!? 超ホワイトな仕事内容と手厚いもてなしに気分をよくしたリョウコは、この世界へ永住を決断し婚活を始めることに。――ところが強力すぎる『祝福』のせいで、男性とお近づきになれない!? 傍に残ったのは容姿端麗だがやる気ゼロの護衛騎士カインだけ。しかしそのカインも、祝福のせいでリョウコに近づけなくて……? モテ期到来で有頂天!?急降下!?のドキドキ・ラブコメディ!
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2.0
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3.0「ありがとう、みぃちゃん大好き!」突然のハグに心臓が爆発しそう!! 始まりは金曜日、仕事人間の美鈴の家に転がり込んできたのは、イケメンに成長した年下の幼馴染だった。海外生活から帰国し急遽住むところを探すことになった彼・誠人は、美鈴の代わりに家事をするからしばらくここにいさせてほしい!と強引に泊まりこむことに! 海外仕込みのあいさつのキスに戸惑い、昔と変わらない笑顔になごみ、大人びた色気に目のやり場に困り…恋愛なんてする暇もなく仕事に明け暮れて来た美鈴は大混乱!! けれど、彼には美鈴に語らないもうひとつの顔があって…!?
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3.5ノイエンドルフ王国との戦争に敗れ、父王と同じく兄も目の前で処刑されようとしている。次は私だ。レニエ王国の王女アナイスが覚悟を決めていたところ、ノイエンドルフの第二王子フィオンが駆けつけ助けてくれた。それは次期国王となる第一王子の妻になることが条件の目こぼしだった。だが、耐えがたい扱いに追い詰められたアナイスが再び窮地に陥ったそのとき! 「その姫、俺にくれませんか?」ゆるっと現れアナイスを引き取ったフィオン。アナイスを待ち受けていたのは寝ても覚めても怒涛の溺愛攻撃──救ってくれた王子は基本優しいですがちょっとした変態でもあって!? 困惑のアナイス。しかしそんな様子すらフィオンにはご褒美……!?
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3.9「ね、気づいてる? 今、俺は苅部さんの優しさに付け込んでるって」――総合病院の栄養科で主任をつとめる成美は、祖母直伝のおいしい料理を作ることが大好き。あるお昼休み、静かな中庭で成美の前に現れたのは、整った顔立ちで人気高い循環器内科医の暁(あきら)。医師なのに顔色の悪い暁に、成美はお手製の弁当をあげることになり……「ああ……うま」それから彼のアタックが始まって!? 頑張り屋の管理栄養士に魅了された不養生なイケメン医師。ほしいのはご飯? それとも……?「腹もいっぱいになったし、次は……わかる?」おいしいご飯から始まるラブストーリー!
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4.3奏子は入社以来六年、同期の健斗に片思い中。ある日、健斗から意味深な誘いを受けそのままホテルへ。やっと結ばれた――歓喜の奏子は好きだと本心を告げるが、健斗の様子がおかしい。奏子の告白にも無反応で、さらに「悪い。こんなはずじゃなかった……」と。それはどういうこと? 私はセフレ対象だったの? 恋愛対象ではない? それから一年、体の関係はあるものの特に発展はなし。いや、体の関係しかない。やっぱりセフレなのかな? そう思い悩んでいた時、同僚に二人の関係をからかわれた健斗が不機嫌に「やめろよ。あり得ないだろ」と冷たく言い放つ。あり得ない? 私たちの関係はあり得ないの? 奏子の不安は頂点に達し――
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4.2「大人になったら絶対迎えにくるから待ってて。……結婚しよう」十五歳の春。大好きな人、透はそう言って去っていった。きっと彼は約束通り迎えにきてくれる、明奈はずっと信じていた。あれから十年──社会人になっても約束は果たされず、同期に気になる人も出来た。新しい一歩を踏み出そうと思い始めていたそんなとき。会社で透と思いがけない、いきなりの再会! 学生時代とは違い独占欲全開でちょっと強引になった透と、気になる同期の存在。突然の再会で自分の気持ちが分からなくなる明奈。昔のふたりのままじゃない。大人になりお互い変わってしまったところもあるはず。ちゃんと自分と向き合うことにした明奈は──
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4.0三年前、上司からセクハラを受け、気弱でおとなしい美也は深く傷つき逃げるように退職した。伯父の遠矢の協力により今はカフェの店長をしている。常連客に囲まれ充実した毎日を送る美也だが、唯一の不満はカフェの制服がメイド服であること。ある日、常連客の里谷からいきなり告白されビックリ。里谷は礼儀正しく言葉遣いも丁寧な気遣いのある男で、こんな素敵な男性がなぜ私なんかを? と戸惑う美也。それでも二人の時間を重ねていくうちに里谷の優しさに触れ、過去に負った心の傷も癒やされていく。だが幸せな日々は突如崩される。元上司が現れ、またしても美也の心を傷つける行為を。そんな美也に里谷は優しく抱きしめてくれ――
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4.3一個中隊の隊長として敵陣へ向かう公爵令嬢のセレスティア。母を殺した獣化人を心から憎んでいた。だが、凄腕の剣士に斬られてしまう。捕虜になるくらいなら死んだ方がまし――そう思い河に身を投じるが、気がつけば森の中の小屋で手当てを受け横たわっていた。世話をしてくれるのはライアスという名の美丈夫で、その鍛え上げれた体躯に見とれてしまう。獣化人というだけで憎まれ口をたたくセレスティアをライアスは笑ってまるで相手にしない。彼の優しさと寛容な心にいつしか憎しみは溶かされ、愛を自覚し求めるようになる。「もっと愛してほしいとお願いしたら……あなたは私を軽蔑するか?」素直に本心を述べるセレスティアにライアスは――
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3.2「今夜からよろしくお願い致します、御主人様」──とある事情から男装で過ごし、おてんばに育った公爵令嬢ブランカ。ある日、父親から縁談をもちかけられるが、その相手は初恋の人・辺境伯クリストフだった。このブランカの結婚話を喜ぶ親友から贈られたのは、魅惑的なランジェリーと……濃密なロマンス小説! ブランカはめくるめく愛欲の世界に浸り妄想を膨らませ、初夜を迎え……。若き花嫁の積極性に、おじさまのクリストフは戸惑って……!? そんな折、ブランカお手製の白粉に興味を持つ人物が現れ、クリストフは心を乱される――。妄想暴走系若奥様とあくまで大人な旦那様による、エロティックな年の差新婚物語。
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4.2「俺はずっとお傍にいますから。この命尽きるまで、ずっと」――かつて悪魔に呪われたことで、国を追われた王女ベアトリス。彼女は唯一の護衛である騎士ウィルフレッドと二人で、仇である悪魔を退治しながら償いのため旅をしていた。〝悪魔狩り〟として名を馳せる二人は、この日も依頼を受けてとある町にやってきたのだが、この町では女性ばかりが暴力沙汰を起こす奇妙な事件が起こっていて……? ――夜になると呪いで姿を変えられてしまう王女と、彼女をひたすら守り続ける一途な騎士、二人きり贖罪の旅の行方は……?
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2.0神からのお告げ・託宣を重視する国、ラバノフ帝国。もとは巫女として神に仕えていたヴェロニカは託宣により皇帝アレクセイの妻となった。それから三年。ヴェロニカは皇后としてアレクセイを支え、結婚生活はとても甘く、アレクセイの優しさと愛情に柔らかく包まれ幸せに満たされる穏やかな毎日。――そう、たったひとつの『嘘』をついてしまったことを除いては……。大好きな夫にも言えない大きな秘密。そのことにヴェロニカは罪悪感を抱え、幸せの陰で密かに怯えてもいた。しかし、世継ぎを待ちわびる周囲がとうとう騒ぎ始めて……。蕩けるほど睦まじい皇帝夫妻の仲に危機が!?
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3.5
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-「……私、とうとう死ぬんですね」生まれつき体が弱く、病気を長く患って自分の死期を覚悟していた美上燕。いつからか夢を描くこともなくなっていた。しかしギリギリになって生きることを諦めきれず、魂を迎えにきたエリート死神・雪風を撃退してしまう。再度魂を回収されるまでに残された時間は「一ヶ月」。その間、燕は憧れていた『普通のこと』を雪風と共に暮らし叶えていくのだが、だんだんとふたりの距離は近づいて──「私の人生は多分、最初からこの一ヶ月のためにあったのかも」 仕事をしくじってしまったエリート死神と好奇心旺盛な病弱女子。不思議な組み合わせのふたり、31日間の記録!
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3.0幼い頃に乗った遊覧船に心躍らせ、以来、船が大好きな男爵令嬢のアダリナは、大好きな遊覧船の給仕の募集を知って応募を申し出、採用された。歓喜するアダリナ。だが幸せもつかの間、経営している侯爵が亡くなり、後継の息子は船には興味がないとのことで、廃船が囁かれる。不安な日々の中、なんと後継者のエミディオが乗船してきた。その美貌に驚くアダリナであるが、今は見惚れている場合ではない。エミディオに向け、頑張るから廃船だけはしないでほしいと訴える。するとエミディオは、毎日頬にキスをする約束を交わせば、存続させると言い出す。キス!? 廃船を避けたいアダリナは、エミディオの条件をのみ、キスの密約を交わすのだが――
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3.4土いじりが趣味のアリーシャは、その行動や趣味が原因で国内ではお転婆姫と有名。そんなアリーシャに突然隣国王太子ヒースとの政略結婚が決まった。淑女として再教育を施され、否応なしに輿入れしたアリーシャを待っていたのは、ヒースの冷たくつれない態度だった。晴れやかな結婚式を挙げ、いざ初夜という段階になってもヒースはアリーシャをスパイではないかと疑ってかかり、相手にしてくれない。微笑も淑女の嗜みも、すべてはヒースに気に入られるためのものなのに、彼の態度はいつまで経ってもつれないまま。もう限界! プチッときたアリーシャはヒースに向け、お淑やかを辞める宣言をする。するとヒースの態度が一転して――
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3.5「あぁ、なんと素晴らしい……」神秘の国、トゥクルディア。鏡を覗き込み恍惚にため息を漏らすのは人並みはずれた美貌を持つ『救国の神官』ジョゼ。その熱視線の先は──「あぁ、私死ぬんだわ」現代日本で平凡に生きる鏡子。鋭い視線を感じ逃げようとして階段から転落! 死を覚悟するが気づくと目の前に迫る美青年の顔。鏡子を絶妙のタイミングでジョゼは特別な力を使って召喚したのだった。もとに戻してもらうのは難しいと知った鏡子はここで生きていくと決意。ジョゼの過剰に親密な優しさに惹かれるのだが、この世界の勝手はいろいろちょっと違う。「順番を守ってください!」男女のお付き合いの行程までも……!?
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2.7バルヒュエット王国の王女・アレクシアは幼い頃、強くなりたいと願う同盟国の王子・ヴィルフリートと出逢い『幸運を招く』と褒め称えられた自らの美しい髪を贈り友人となった。しかし感激したヴィルフリートからの過剰な贈り物攻撃が続いて『とんでもない我が儘王女』という不名誉な悪評が。舞踏会では精悍に逞しく成長したヴィルフリートにいつも付き纏われてばかりで、他の男性から誘われるはずもなく……アレクシアにとって彼は天敵に。そんなヴィルフリートから十八歳の誕生日プレゼントとして贈られたのは白紙の目録!? ちょっと勝気で恋に無自覚な王女アレクシアが少し不器用で一途な天敵王子ヴィルフリートに望んだものは!?
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3.8営業成績一位を毎月キープする須藤マキ。キツめの見た目とクールで近寄りがたい印象で高嶺の花と言われているが、実は可愛いものが大好きで、連日お姫様カフェへ通っていた。外見に反するこの趣味をずっと隠し通してきたのだが――。「あれ? 須藤さん?」突如、店に現れたのは、王子様のような容姿で女性人気ナンバーワンの後輩、滝嶋千里。以前から猛アピールされ、冷たく接しても子犬のように懐いてくる彼との鉢合わせに焦るマキ。「このことは絶対誰にも言わないで」とお願いするが、なんと滝嶋の態度が急変。バラされたくなければ付き合ってと脅してきて……!? 狼な本性を表した滝嶋の、歪で一途な愛をぶつけられたマキは――?
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4.0幼い頃から華道に親しんできた仁美は、平日は一般企業の事務として働きながら、週末は茅野流本部のお手伝いをする日々を送っている。そして週末。差し入れを配る彼、茅野瑞は華道茅野流の『三代目家元』で、その才能と端正な顔つきからメディアでは『王子』と呼ばれるほどの人気ぶり。実は、同じ師から教わった兄妹弟子である瑞に、仁美は密かに恋心を抱いている。身分違いの恋だと、自分の気持ちに蓋をする仁美だが、ある日、瑞の想い人であると噂の〝瞳さん〟に恋人ができたという話を耳にする。――そばにいられるだけでよかったのに、私、いつの間にこんな欲張りになってしまったの……?瑞に触れられ揺れる仁美。純粋な恋心の行く先は――
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4.3アラサーの加賀綾乃は、仕事に打ち込み恋愛経験ゼロ。結婚など考えたこともなかったのに、婚期を心配する母親からの、執拗なお見合いの催促に辟易していた。そんなある日同じ職場に赴任してきたのは、高校時代に綾乃に告白してきた幼馴染の一ノ瀬悠だった! 当時は告白への返事もろくにできず、悠から逃げ出してしまった綾乃。最初は気まずい思いをするのだが、実は悠も家族から結婚をせっつかれているそうで──「僕と結婚の契約を結んでください」 そんな悠からの提案にのった、形だけの夫婦生活がスタート。でも、恋愛初心者の綾乃にどんどん距離を縮めて翻弄してくる悠にはドキドキさせられっぱなしで……!?
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3.6「手放す気はないと言ったはずです」――欠員補充のため、総務課から秘書課に異動した知尋。ようやく仕事にも慣れてきたそんな頃、社長室に呼び出され……お見合いをセッティングしてあげる代わりに、気難し屋で有名な専務・成嶋の専属秘書に就いてほしいと告げられる。成嶋専務といえば、整った顔に厳しい表情。第一印象は怖いのひと言に尽きる人物。あの……私、婚活してません……。と否定できないまま、不安を抱えつつ専属の任を受け入れる知尋。周囲は口を揃えて「秘書として最低限の仕事をこなせば大丈夫」と言うが、ある日成嶋の目のくまが気になり、つい干渉してしまう。そんな知尋に、成嶋の態度は少しずつ変わり始め――?
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3.6突然決まった公爵家との縁談。とはいえマリアンヌに決定権はない。結婚式まで一か月という大至急な展開でもマリアンヌは動じなかった。結婚に夢など持っていなかったからだ。冷めた解釈は現実のものとなり、夫となるルシオンは挙式まで姿を見せず初夜もスルーされた。そして言われたのは、親に嵌められて結婚しただけ。とはいえ、公爵夫妻や邸の者たちは過保護すぎるほど大事にしてくれる。充実した日々を送るマリアンヌだが、ある日突然ルシオンが話しかけてきた。マリアンヌのことを「可愛い」と言ってプレゼントを贈ってくれるように。どういうこと!? あまりの豹変に戸惑うマリアンヌだが、次第に甘い言葉に胸がときめいてきて――
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2.5船乗りの父と二人きりで暮らしていたクロエ。この国では珍しい白銀髪と紫の瞳をもつ彼女は、同じ色彩を持つ最愛の父を事故で亡くしてしまう。「帰ろう、クロエ」独りぼっちになったクロエに声を掛けたのは、父の雇い主である伯爵家の嫡子ケネスだった。――それから数年後。十八歳になったクロエは、伯爵家で慎ましやかに暮らしていた。いつからかケネスに淡い恋心を抱いていたが、身分違いで叶うはずがないと、クロエは職を探し伯爵家を出ることを決意する。一方ケネスもクロエを好いており、今更どう気持ちを伝えればいいのか……と悩んでいたそんな時、クロエが職探しをしていると聞いて……!? 初恋同士、二人の恋の行方は――?
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3.8香原円花が第二秘書を務める、敏腕社長蓮見宗吾は即断即決の仕事の鬼!……だったのだが。整った顔に浮かぶ不自然なクマ。未承認のまま積み重なった書類。数日前から仕事が手につかない社長の様子に、秘書課は大慌て。そんな中、副社長から特命を受けた円花は、会食終わりの社長を自宅まで送り届け、不調の原因を探ることに。頑なに語らず弱みを見せない社長だったが、ふと円花の瞳の色に気がつき一変。円花と同じ瞳の色だった、不眠の原因〝雪乃〟の存在を漏らし始める。自分を通して雪乃を想い、弱っている社長を放っておけない円花は、雪乃の代わりとして一日だけ添い寝をすることに。ところが、本気の溺愛モードの社長が甘すぎで――!?
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3.5藤間薫。世界トップレベルの研究者で容姿端麗、しかも藤間グループの御曹司と非の打ちどころのないハイスペック。そんな彼が結婚相談所という何とも不似合いな場所を訪れる。真剣に婚活を考えている藤間が相手に求める条件は「話が合う」こと。しかしこれが難題だ。マリッジアドバイザーは妹であり博士研究員をしている草薙穂花に白羽の矢をたてるのだが、肝心の穂花には結婚願望がないという致命的な問題が──「俺と結婚したい気持ちにさせればいいんだな」と乗り気になる藤間。一方の穂花は「藤間薫がパートナーを探している」と姉から聞かされたのを『共同研究者の募集』と勘違いして…… 研究一筋なふたりらしい恋がはじまる!?
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3.5伯爵令嬢ブランシュと王女エレオノールは幼い頃からともに過ごす一番の親友。エレオノールの母はすでに亡くなっており、後ろ盾がなかったために、王女は王宮で冷遇されていた。それでも、ブランシュは美しく聡明なエレオノールが大好きで、世間の目などまったく気にせず、毎日仲良く遊んでいた。ところが、エレオノールはある日急な病で床にふせてしまう。一方、年頃を迎えたブランシュは社交界デビューの舞踏会で、麗しく高貴な雰囲気の青年・レオンと出逢う。どこかで会ったような気がしてならず、レオンに心惹かれるブランシュ。すると、思いがけない場所で再会! お互いの想いを深めていくのだが……?
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4.3ヘッドハンティングされて転職してきたのは、初めてつき合った元カレでした──当たり前のように隣にいて、これから先も一緒に彼と時間を過ごすと信じていた高校時代。しかし受験をきっかけにすれ違い離れてしまったまま大人に。漆原喜宇は28歳になった今でも、元恋人・筒香眞への想いを大事にしていた。ある日、噂されていた若手でやり手の人物が喜宇と同じ部署に配属されるのだが、姿を現したのは眞だった。突然で偶然の再会。学生のころよりも男らしさが増した眞を目の前にして、喜宇の気持ちはすぐに昔と同じ想いに満たされる。離れていた時間も距離も関係なく自然とふたりは惹かれあうのだが、彼の左手の薬指には指輪が……!?
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4.0スポーツジムのトレーナーだという英に勧誘され、つい入会してしまった美空。英の笑顔があまりに爽やかで、また肉体美が素敵で、ついうっとりしてしまったが、実は彼がマンションのお隣さんだったことにビックリ! 英は美空のことを知って声をかけたらしい。そして運命の人的告白まで。グイグイ押してくる英に、自分の何が彼をこれほど惹きつけるのかわからない。だが英はここから「部屋に来てから付き合うかどうか決めてほしい」と不可解なことを言う。キスまでしておきながら。どういうこと? そしていざ部屋に入ると英は驚くべき行動に出る。驚愕して言葉を失う美空に向け、自らの秘密の性癖を語るのだが――その性癖あなたはOKですか?
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3.5王都では、人の言葉を話すことができる『有言種』というペットが、貴族の間で人気を集めている。有言種は魔術によって生みだされるが、多大な量のマナと特殊な教育が必要なため、希少価値がかなり高い。――そんなトレンドを知らない田舎の男爵令嬢アメリは、婚約者探しのため王都にやってきた。動物が大好きな彼女は田舎では両親に隠れて獣医の見習いをしていたが、王都には気軽に触れ合える動物がいない。毎日の婚活に疲れ、もふもふ不足に耐え切れなくなったアメリは、下町の古ぼけた動物病院にたどり着く。そこで獣医の手伝いを始めたアメリは、怪我をした有言種の猫を保護することになるが、『彼』はなんだか訳ありのようで……?
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4.5恋愛小説家を志して3年前に仕事を辞めた青葉は、実家暮らしでニート真っ只中の27歳。彼氏ナシ仕事ナシで、いつのまにか部屋着とちょんまげヘアーが定着してしまった娘を憂いた母から、今日も小言を聞かされている……。そんなある日、「青葉。あなた、家を出なさい」……!? まさかの一言に大ピンチ! 収入も少ないのにどうしたら! この緊急事態に、隣に住む幼馴染の恭也をいつものベランダへと呼び出すと、なんと彼も「お見合い」をさせられそうなピンチらしい。タイミングが重なった二人は、恋人のフリをする代わりに同居をするという“契約”を交わすことに……!? 一緒に暮らすうち、徐々にお互いの知らない一面が見えてきて――
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3.5本社から異動して早々『王子』と呼ばれ、女子社員の憧れの的であるエリート社員の芦屋。経理部で働く美音は、ある日故障したエレベーターに彼と二人で閉じ込められてしまう。思わずパニックになる美音は落ち着かせようと声を掛けてきた芦屋にわずかな興味を抱く……。ところが彼がアパートの隣人として引っ越してきたことで、偶然真の姿を見てしまう。外では猫を被っていたのだ。本性を知られたことを警戒し家に乗り込んでくる芦屋に、興味ない! と言い返してしまう美音。意地悪でひねくれ者だと思っていたのに、時々見せる不器用な優しさや寂しげな表情が気になってしまい――猫被りに隠された彼の本当の思いとは……?
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4.0金の髪と青い目を持つシェリルは病気の母と二人暮らし。ある日、その容姿から王家の姫の代わりに獣化人の住む隣国ラクド王国へ嫁ぐように命令される。母の治療を条件に身代わりを引き受けるシェリルだったが、道中何者かに命を狙われる。その時助けてくれたのは、なんと黒豹!? でも、翌朝目覚めるとなぜか見知らぬ男性が隣に寝ていて……偶然通りかかった行商隊の隊長だと名乗るイライジャの好意でラクド王国に連れていってもらえることになったシェリルは徐々に彼に惹かれていく。彼への気持ちを自覚した時、身代わり結婚と母への思いの間で苦しむシェリル。そんな彼女にイライジャは愛を告げ、守ると言ってくれるのだが――
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4.0内気で地味子の奈央の心のよりどころは愛犬チョコ。ある日ペットクリニックへチョコを連れていくと、担当医不在のため院長の榎田総二郎が診察してくれた。するとなぜか夜にもう一度来てほしいと言われる。不思議に思いながら出向けば「俺と、結婚を前提に交際してほしい」といきなりのプロポーズ。この総二郎、「腕はいいけど不愛想」という評判だが、顔もいい。なぜ地味で取り柄のない私を? 疑問を抱きつつ「まずは友達から」と答えると、総二郎は奈央を自宅に招待し、ビックリするくらい美味しい料理をご馳走してくれた。食べ物に絆されたわけではないが、美味しい料理と彼の愛犬ヤマトの存在に、奈央は少しずつ総二郎に惹かれてゆき……
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3.0自他ともに認める美人OLの千鶴。『高嶺の花』らしく、不器用さを隠し孤高に生きてきた。本当は片想い中で同期の司馬ともっと親しくなりたい……けれど一年前、長く付き合った恋人にふられた傷から素直に動けずにいた。「高嶺の花でいるのは、楽だよな」あるとき、千鶴は司馬から見透かされるように言われる。深夜のオフィス、ふたりきり。「試しに抱かれてみて」意地悪な微笑で強引に誘う司馬に『高嶺の花』は蕩けるほど甘やかされ、かき乱され──※本作品は、過去に配信していた同タイトルの作品を加筆修正したものです。過去に同タイトルの作品を購入頂いたお客様でも、閲覧には再度購入が必要となりますのでご注意下さい。
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2.0「恋愛をしてから結婚して欲しいんです」――出版社に勤める愛子には親同士の決めた許嫁がいる。相手が誰かも知らないまま厳しく育てられ、恋愛経験ゼロのまま大人になってしまった。ようやく明かされた許嫁は上原財閥の御曹司の新。しかも、三十歳にして大手ゼネコンの専務を任されているという超エリート! 誰もが羨む相手なはずだけど、どうやら一筋縄ではいかない曲者みたい……お見合いの日、ひと目で恋に落ちたものの、恋愛初心者すぎてなかなか進展しない二人。とにかく新と恋愛したい愛子は思わずホテルに誘ってしまい……三時の紅茶が欠かせない曲者御曹司×「年齢=恋愛未経験」な箱入り令嬢の超絶不器用なラブストーリー!!
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3.0アナスタシアは強力な魔力を有する家系に生まれたが、人の心を知ることができる能力ゆえ、無意識にその力を封じてしまった。結果、無能と判断した両親に忌まれ、八歳の時に森に捨てられてしまう。やせ細り、心を閉じてしまったアナスタシアを助けたのは、この森を守っている妖精王のサイラスであった。「私の番となってこの森で静かに暮らすか」この日からアナスタシアはサイラスの番となった。十年を経た今、身も心も彼に捧げ、深く愛し、結ばれる日々。だが、次第に愛の行為は魔力のバランスを取るためでは?と迷い始めるアナスタシア。そんな彼女にサイラスは自分にとって「番」がどんな存在なのかを説くのだが……
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4.2元公爵令嬢で巫女となったタビナは神託による予知の力で人々を支えていたのだが、突然、精悍な面持ちの将官・ディクソンが『国を欺く神託をした』という罪でタビナを捕らえに現れる。身に覚えはないが、どこか敵意が感じられないディクソンに抗わず、神殿を守るため王城へと向かうタビナ。そこに王の姿はなく、待ち構えていたのはディクソンの父である宰相だった。「巫女の力が無くなるまで穢し続けろ」とタビナの目の前で宰相はディクソンに命じるのだが、けして無理強いせず、優しく熱い視線を向けてくるディクソンに胸は高鳴り、彼を求めてしまうタビナ。しかし巫女の力で観えてしまったディクソンの関わる過去の光景に衝撃を受けて──
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3.6奇病に襲われた里を救うため、命がけで賢者の住む庭に救いを求めて来た獣人・ハース。だが目当ての《果ての賢者》は既にこの世を去っていた。代わりに賢者が造りあげた弟子のツムギと出逢い、ハースの里の住人たちは彼女が作り出す治療薬で救われていく。これは一生かかってでも返すべき大恩、なにか礼をしたいとハースが申し出る。するとツムギが求めたものは──「私の暇つぶしになってほしい」 退屈を忘れたいと言うのならそれを叶えるべく、全力でツムギが望むことすべてを叶える覚悟のハース。彼女の無邪気な好奇心は破廉恥な要求となり、それに応え恩に報いていくのだが……
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3.3『マドレニア女学院』の校長は、怖い厳しい、で有名である。そして、その一人娘エリーは反対におとなしく引っ込み思案であることで有名だった。……ある日、エリーは母である校長から、住み込みで侯爵家の躾係をするよう命じられる。年上と身分の高い人が苦手な彼女が、ビクビクしながら侯爵家で挨拶をしていると、騒々しい足音と共に三人の子供たちが現れる。そのあまりのやんちゃぶりにエリーのスイッチが入ってしまい――「だまらっしゃい! 三人、連帯責任です!」そこに現れた侯爵の弟ラディアスに魔女退治と称してファーストキスを奪われてしまう! それからというもの、躾をしているとお決まりで〝魔女退治〟をされてしまい……!?
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-陶器メーカーで働くみつきは恋よりも仕事に夢中な27歳。ある日、友人宅のたこ焼きパーティーで涼太という男性出会った。あんまりな彼の態度にみつきは激怒。第一印象は最悪。だが後日、彼がみつきの大好きなインテリアショップの社長だと判明。しかも取引先としてみつきが担当することに。そんな中、友人から長期間留守にするので、住み込みでペットの世話してほしいと頼まれてしまう。当日、なぜか友人宅で涼太と再会するみつき。なんと涼太も留守を頼まれていて……険悪な二人の奇妙な共同生活が始まった。絶対に関わりたくない!と避けるようにしていたみつきだったが、徐々に涼太の優しさに触れ、心に変化が……?
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4.0大手通信企業に勤める亜由美の隣に引っ越してきたのは、容姿端麗で知的な雰囲気の湊。出逢ってすぐ亜由美は困ったところを湊に颯爽と助けられる。優しく穏やかに接してくる湊に思わず亜由美の心は弾む。翌日、海外本社から赴任してきた新マネージャーとして湊が現れた。しかし、あることをきっかけに二人きりの時だけ本当の自分をさらけ出し始める湊。彼の優しさを知っている亜由美は戸惑いながらも想いを寄せる。湊も自分の素顔を受け入れてくれる彼女に強く惹かれて……!? 「業務中でなければ、触れてもいいだろう?」──職場では優しいイケメン上司、でも二人きりだとちょっと強引なS系の素顔で甘く何度も迫られて……!?
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2.3孤児院育ちのローザは18歳まで両親が迎えにくるのを待ちわびていたが叶わず、“シスターマリア”となり神に仕える身に。ある日突然、体に聖痕を宿したことで異端審問官がマリアのもとに使わされることになる。彼らの一部は、昨今世間を騒がせている吸血鬼を狩る役目も担っていた。ひとり教会で過ごす夜、扉の向こうからマリアの名を呼ぶ男の声が。「お前のすべてをもらいに来た」吸血鬼・キースは彼女を熱く求め、襲いかかる。そのとき異端審問官として教会を訪れたジェラールに間一髪で救われるマリアだったが……。吸血鬼とヴァンパイアハンター、二人の男。それぞれの愛情は聖女の身体に深く熱く刻まれ、永遠に彼女をともに愛し続ける──
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3.9侯爵家の娘でありながら勉強が大好きなライラ。両親は女の子が勉強をするなどとんでもないと言ってくるが、探究心にあふれたライラは隣国の大学への留学を夢見ていた。ある日、そんなに勉強したいのなら国内にできる男女共学の大学に入学してはどうか、と父に勧められる。大喜びで入学したライラだが、いざ蓋を開けてみるとカリキュラムは男女別に分かれており、女子学生の授業は花嫁修業ばかり。なんとか男子学生と同じ授業を受けられることになったものの、待っていたのは他の学生からの嫌がらせ……。さすがに心が折れそうになったとき、ライラは謎めいた監督生レンドリックに出会う。秀才の彼に勉強を教えてもらうことになるけれど……?
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2.8持ちあがる縁談がことごとくうまくいかず、いつしか魔性の女を意味する「黒薔薇姫」と称されるようになったブリギット。すっかり引き籠もりになったブリギットは、公爵家の嫡男で六歳年下の幼なじみヴィルに女性の接し方を指南することに。ヴィルとは幼い頃「姉と弟」と親しみ合った仲だが、会うのは久しぶり。すっかり成長したヴィル。それなのに中身は幼い頃のまま。相変わらず甘えてきた挙句にお昼寝と称して一緒に寝ると言い出す始末。そして気がついたら着衣が乱れ、柔肌にヴィルの柔らかな唇の感触が。寝ぼけて? そう思って黙認していたら、ヴィルの寝ぼけ行動はエスカレートして……これ以上はダメ! 躰が反応しちゃう!
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3.0幼いころとある事件で心に深い傷を負った女性刑事・篠塚雅季は半年前、敏腕検事の久賀丞已から「恋人になってほしい」と告げられていたが、その言葉を素直に受け入れられず関係は曖昧なまま。だが、トラウマの原因となった事件に深く関わり、そして触れられるのに嫌悪感も恐怖もなく、一度だけだが優しく献身的に包み込んでくれた久賀の存在は雅季にとって特別でもあった。多忙なふたりの久しぶりのデート。久賀が優しく接してくれるのは、心の傷に囚われている自分への『厚意』なのだと考えこみ素直に動けない雅季。しかし、とうとう久賀は甘い聴取でその心を蕩かして──エリート検事の執愛は溢れ続けて止まらない──
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-バリキャリでアラサーの千早は、一年前に「友達に戻ろう」と告げられ別れた元恋人に未練タラタラ。良き友人関係を保ちつつ、隙あらば再び彼女の座に! と密かに願っていた。29歳の誕生日、元恋人の弟・朋が大荷物とともに千早の自宅に突然訪ねてくる。「俺を当分ここに置いてくれない?」──やむを得ない事情に仕方なく期限付きで住まわせることに。無邪気な可愛い弟分と同居するだけ、千早はそう思っていた。一緒に暮らすうち朋の存在に癒しを感じはじめていたのだが、元恋人の結婚話を知った千早は激しく取り乱す。しかし直後に朋から熱い想いをぶつけられて……!? 本気を出した独占欲の強い朋に千早はあざとく迫られる──
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3.0美しい髪を保つことに誇りを持つ国、レオラ王国。そこに身分を隠した良家の子女たちが集うサロンがある。ナディアは伯爵家の息女ながらそのサロンを運営し、髪の手入れの手ほどきをしていた。客人のひとり長身で美しいミランダのどこか不思議な魅力に惹きつけられるナディア。「親しくなりたい」ミランダからの申し出に喜びで満ちるのだが、ナディアはその腕のなかに閉じ込められて──ふたりの周囲に降りかかる事件、ナディアに課せられる使命、そして〝ミランダ〟の正体とは──謎と秘密を解いていくうちにナディアは情熱的に愛される喜びを教え込まれていき……
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3.9女子校育ちの真理子には、6つ年上でエリート商社マンの亘平という父親同士が決めた許婚がいた。今までも親に従ってきた真理子は大学を卒業後すぐ亘平と結婚。絵本作家の夢を応援してくれる穏やかで優しい亘平に心を惹かれていくが、すぎるほど大事にしてくれる彼からまだ触れられたことがない。焦れた真理子は亘平との子どもが欲しいと勇気を出して誘い──「ずっとこうして、君を抱きたいと思ってた……」 初めてのキス、不慣れな真理子を亘平は優しく少し強引にリードし初めて結ばれるのだが、本当に愛されているのかまだ不安な真理子。しかし、亘平の本心は真理子への独占欲と愛情に溢れすぎていて……!?
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5.0結婚願望がない紗花に突然に湧いた見合い話。祖父の代に受けた恩も絡みこちらから断れないと家族から懇願される。相手は憎たらしいことばかり言うので冷たくあしらっていた、北条グループの御曹司で幼なじみの憲太朗。断れないなら結託して破談にすればいいと憲太朗に提案。しかし十年ぶりの再会で昔と違う堂々とした対応をされて紗花は調子が狂わされる。一方、無自覚な初恋に気づき、美しくなった紗花と再会して更に惹かれる憲太朗。会社社長として周囲からの評価も注目も高い今なら落とせるだろうと目論むのだが、紗花に相手にされず……ついに憲太朗の本気に火が付いてしまい──
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3.0吉村香はブラック企業でがんばる仕事女子。訪れたバーでスタイル抜群のバーテンダーに出会う。「私のイメージのカクテルを作っていただけますか?」差し出されたオリジナルカクテルはキレイなピンク色。久しぶりに男性から「可愛い」と言われ、調子に乗った香は呆気なく酔いつぶれ、気が付いたら彼の家。さらに、帰り際に唇にキスされてしまった! 「また、いつか会える」そんな謎めいた囁きにドキドキする香。ある日、新たに着任する専務の姿を見た香は目を疑った。なぜなら、それはもう一度会いたかったバーテンダーさんだったから! 手の届かない人と諦めたのにカクテルと優しい言葉で誘われて……。仕事女子をとろかす甘々ラブストーリー!
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-両親を事故で亡くした伯爵令嬢のルシールは、後見人となった叔父に幽閉され、孤独に過ごしていた。舞踏会の夜、忙しい使用人の目を盗んで外に出たルシールは、庭園に忍び込んだ美しい青年貴族アシュリーと知り合う。月光の下、優しく囁かれる愛の言葉にルシールは、たちまち心を奪われる。でも時折、アシュリーの瞳がひどく冷たくなることに、ルシールは気付いていた。彼に身も心も捧げる決意をしたルシールを待ち受けていたのは、アシュリーの非情な仕打ち。一人で生きる覚悟を決めたルシールだったが、彼女の揺るがない気持ちが、アシュリーの凍った心を溶けさせて――。
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4.8都心の大手総合商社に勤める紗花は仕事もおしゃれも頑張るが、恋に縁がない。ある夜、友人との食事の帰り道にひったくりに遭い途方にくれる紗花は、弱った子猫を偶然拾ってしまう。夢中で飛び込んだ動物病院で獣医師の龍吾に子猫を助けてと懇願。処置をしてもらい冷静になると、財布も自宅の鍵も手元にないことを思い出し焦る紗花。状況を理解した龍吾から仮眠室で休めばと提案され甘えることに。龍吾の端整な顔立ちと男らしさ、そして獣医師としての夢を聞き、出逢って間もないのに紗花の胸はどんどん高鳴ってしまう。龍吾が親身に世話をするにつれ、ふたりの距離は急速に近づいていく。しかし紗花は龍吾の元カノの存在が気になってしまい……
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2.0体の弱い伯爵令嬢のコンスタンスは、将来を悲観しながらも自分らしく生きようと思っている。ある日、彼女の住むパリで流行り病が発生。罹病を避けるため、パリから離れ別荘で暮らすことになった。そこでジュリアンという名の麗しい青年と出会う。夕暮れ時、池で釣りをするジュリアンに会うため出かけるコンスタンスは、彼に惹かれていることを自覚する。だが労働者の身なりのジュリアンとは身分が違う。実らない恋だと思うも、どうしても会いたくて毎日通ってしまうコンスタンス。そんな中、結婚の話が舞い込んできて……。絶望するコンスタンスはジュリアンに想いを告げ、一夜だけの妻にしてほしいと懇願するのだが――
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4.5仕事にプライドを持つ真智は、自分にも他人にも厳しい性格。数か月前にやってきた年上の後輩・春は、容姿も人当たりもよく仕事もできるため、ひそかにライバル心を燃やしていた。ある時、困っているところを春に助けられ複雑な気持ちでいると、突然抱きしめられる。その日からこれまでとは違う気持ちで春を意識し始める真智は、気持ちが乱れていたせいでミスをしてしまい、再び春にフォローされてしまった。プライドがボロボロになっている真智は、春から今回の礼として食事を催促され、渋々了承する。その帰り、春は真智にキス!──「次は真智さんのほうからキスしてほしいって言わせるようにしてみせる」と囁いてきて……!?
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-恋に「落ちる」とはどういうことだろう――恋をしたことがないあずさ。だがインターンとして入った有名美容院、そこにやってきた尚を見た瞬間、時が止まった。店長の友人で名前が「尚」としかわからない三十半ばほどの会ったばかりの男に心を奪われた。止まらない想いを告白したあずさだったが、尚にはまったく相手にしてもらえない。それでも食い下がると、「キスをしてその気にさせてくれたら」と言われてしまう。たどたどしいキスをするあずさに、大人のキスを返してくる尚。あずさのキスは尚を少しばかりその気にさせたのか、マンションの部屋に入れてくれて――三十六歳の穂高尚と十九歳の長尾あずさのアツアツな年の差ラブ
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4.1公爵令嬢のエレナには親に決められた婚約者がいるが、そこに恋愛感情はない。婚約を解消したいと思っている中、貴族の間で恋愛結婚が流行に。エレナも恋愛結婚がしたいと婚約解消を言い出してみるが、「ならば恋愛を経験させ、最終的に失恋させればいい」と、親がひとときの恋愛相手を用意していることを知る。憤慨したエレナは、お金につられてこんな依頼を受けるような性悪貴族には仕返しを……と考えるけれど、いざ現れたステファンはとても性悪には見えない。戸惑いつつも、彼のことを知るうちに惹かれていくエレナ。どうしてもステファンと結ばれたいエレナは大胆な手段をとるが、優男だと思っていた彼の様子が一変して……!?
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5.0孤児のレイは行き場を転々とし、ある貴族の邸でメイドとして働いていたが、そこの令嬢に嫌い抜かれ、濡れ衣を着せられた挙句、奴隷商に売られてしまう。そんなレイを救ったのはハロルドという名の伯爵だった。メガネの奥のまなざしは鋭く、不愛想で言葉もストレート。周囲から怖いと言われている彼だが、ある秘密があった。偶然それを知ってしまったレイは黙っていてほしいと懇願され、二人だけの秘密が始まる。急速に縮まっていくハロルドとの距離。彼の優しさや気遣いに触れるたびにレイの心は震える。いつしか救い主に仕え、恩を返したいという気持ちが恋心に変わっていくが、ハロルドはレイにとって到底手の届かない存在で――
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3.0カレシにつれなく振られた芽衣はつい気心の知れた同期の和田に愚痴ってしまう。心地よく励ましてくれる和田についついビールも進んで……ん!? 気づいたら和田の部屋! 酔った末に和田と一線を越えてしまう。愕然としている芽衣にしらっと、「おはよう。あ、これは俺が望んだ状況だから。芽衣はそんな悪くないぞ?」と。えええ、望んだって、どういうこと? 「早いとこ、俺に捕まえられてくんないかな? そしたら思う存分世話やけるんだけど?」大胆不敵な宣言に目を白黒させる芽衣。この日から超過保護で溺愛な日々が始まった! だけど芽衣はなかなか素直になれなくて戸惑ってしまう。そんな時、和田の元カノを名乗る美人が現れ――
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3.0アンセルム王子への憧れと家族の生活のために魔法騎士団に入団することを願っているミシェル。なんとか王立ラグトゥルス魔法学校に入学するも、いつもドンビリで落ちこぼれ扱い。周囲は落第しないことに驚くほど。そんな時、ミシェルの憧れの王子がしばらく魔法学校に在籍することになった。彼の魔法技術は天才的で、魔法騎士団など不要と言い放つほどの実力の持ち主。落ちこぼれのミシェルなどは見下すような言動だったが、一生懸命学び、魔法騎士団に入団しようと頑張っている姿に胸打たれたのか、ミシェルの練習に付き合ってくれるようになる。夜の教室で、二人だけの秘密のレッスンを受けるミシェルの心臓はドキドキしっぱなしで――!
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4.2
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2.0陰湿上司の大橋に目を付けられてパワハラを受ける心。そのせいで、性欲も恋心も枯れていて、TL漫画に憧れるだけ。ある日、疲れて入った居酒屋で意気投合した『社長』の源とお酒の勢いで一夜を共にしてしまう。一晩の過ちだと思ったのに、翌朝、なぜか職場に源が現れて――。その日から、源の猛烈なデートのアプローチが始まる。『乙女なカフェ』『お洒落な創作料理』『夜のバー』などなど……。 理知的で声よし、顔よし、スタイルよしの完璧男子、源からの熱烈アプローチに困惑する心。どう考えても求愛? それとも遊ばれているだけ? 戸惑いつつも、次第に恋心が芽生えていく心だが、大橋から「源は社長ではない」と聞かされて!?
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4.4『くらやみの森』に棲む呪われた魔女に生け贄を捧げる、という儀式によってご馳走を期待していた魔女リリィ。だが棺の中に収められていたのは、なんとこの国の王子、レオニートだと判明。そして超イケメン王子のレオニートは、素晴らしい家事力を発揮する家事男子だった! さらにレオニートはリリィが聞き慣れない甘い言葉を連発。リリィの心臓は奇妙に跳ねあがって乱れる毎日。そんなある日、レオニートがリリィにお茶を淹れてくれたのが、催淫効果のある植物のもので、二人の体に異変が起こり始めてしまう。「ちゃんと責任を取りますからね。あなたの身体のうずきを、私が取り払って差し上げます」えええっ、ちょっと待って、そんなこと!
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4.5大きなミスのあと会社を辞めようとまで悩んでいた紬だったが、いつも温かく励まし見守ってくれる上司・青山の期待に応えたいと仕事に奮闘していた。そうして十歳年上の彼への想いは、いつのまにか尊敬から恋心へ。この気持ちを伝えようか悩む紬だったが、偶然にも青山が社長に縁談を持ち掛けられるところを見てしまう。『後悔したくない!』と勢いあまって告白してしまった紬に戸惑う青山だったが、彼からまずはお試しで交際しようと提案される。本当に好きになってもらうため全力な紬に、大人の余裕をみせていた青山も次第に紬にだけむける表情が増え──実は憧れ上司の素顔は意外と独占欲強め!? ふたりの恋の結末は…!?
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4.8大手ホテルチェーンの跡取り御曹司の藤堂律と勘違いから100日限定の婚約者になった松永ひより。優しくも強引な藤堂にどんどん惹かれていくが、二人の前にはある障害が立ちはだかって!? ――愛だけじゃない、物語の結末は……?
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4.0「誰でもいいなら、僕にしておかないか? 僕を選んで欲しい」ニートだった今川麗花はこのたびアロハ・ドルフィンコーヒーに縁故採用された。CEOは目がくらむような美貌の黒河内宗近!特別秘書となった麗花はある日、携帯の待ち受けにした人生目標『処女を脱するべし』を宗近に見られてしまい、ひょんなことから宗近に処女を捧げることに。色っぽく誘惑してくる宗近は、仕事中の冷淡な彼とは別人だった!一夜限りのつもりが、熱を孕んだ眼差しと技巧的な愛撫で甘くとろかされ、力強い楔で繰り返し貫かれてしまう。それから、オフィスで自宅で何度も激しく求められて……!?「ずっと君のことばかり考えていたから……もう、我慢できないんだ」
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-就職活動をしなければと思いつつ将来を見出せない鈴奈。それがもとで周囲から浮いている気がしてならなかった。そんなある日、訪れた博物館で竜の柄頭を見つける。その瞳を覗き込んだ時、異変が! 思わず目を瞑り、再び開いたら見知らぬ麗しい男性が鈴奈を見つめていた。彼の名はアラン。スコウクロフト領の領主であり王家の血筋で位は公爵だという。竜の柄頭によって導かれた者と結ばれたら国が繁栄するとのこと。驚く鈴奈にアランは言い切る。「これからは、少しずつこの国のことを覚えていくといい。俺の妻になるからには、習慣などを知る必要があるからな」ええっ、妻!? よくわからない世界、よく知らない人に召喚されて結婚だなんて!
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3.2「残虐姫もドレスを脱げばただの可愛い女だな」──双子は不吉だという伝承により存在を伏せられ、修道院で育った第二王女アメリア。姉は残虐姫と呼ばれ、傲慢で奔放の限りを尽くしているという噂だ。十数年ぶりに王宮へ呼び戻されたアメリアに待っていた運命は、失踪した姉の身代わりとして、大国の若き国王クラウスへ嫁ぐこと。姉として振る舞いながら慣れない豪華な新婚生活に戸惑いつつも、寡黙で凜々しいクラウスに初夜から激しく求められる。アメリアはクラウスの優しさにも触れ急速に心を惹かれていく。そんなある日、姉から居場所を知らせる手紙が突然届いて――。身も心も蕩ける、ドラマティック濃密溺愛ロマンス!
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4.5エステティシャンとして働いている陽菜は、仕事も不調なうえ恋人に四度も浮気されるという冴えない日々を送っていた。そんなある日、恋人と修羅場を迎えているとスーツ姿の高身長イケメンが突然割って入ってきて、なんと陽菜にいきなりのプロポーズ!謎のイケメンの正体は十五年前に行方不明になった、仲のいい幼なじみの螢だった。再会した螢は超一流ホテルを経営する社長になっており、子供の頃に交わした結婚の約束を果たすためずっと陽菜を探し求めていたのだという。十五年ぶりの再会にも関わらず熱烈に溺愛され陽菜は戸惑うものの、螢の一途な想いにやがて心惹かれだす。けれど陽菜が幸せになることを許せない元カレがある企みをして…。
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3.3巫女見習いのラティーシャは男性不信だった。どこへ行くにも不埒な輩が現れ、こわい思いをしてきたからだ。一日の役目を終えて寄宿舎への帰り道、道端に倒れている者を見つける。多額の寄付をしてくれている公爵のマティアスだった。とはいえ不調の理由は酒のようで、介抱しなくてもよさそう、なんて思っている間に言葉巧みに誘い込まれ、マティアスの邸に入り、そしてあろうことか夜を明かしてしまう。なにもなかったことにホッとしたのもつかの間、マティアスはいきなりラティーシャに結婚してほしいとプロポーズを。驚くラティーシャだが、紳士なようで恥ずかしい誘いをしてくるマティアスと接しているうちに、心は次第に傾いていって――
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4.4流行り病で両親を亡くした伯爵家の一人娘・リゼットは、悲しみに沈む間もなく身の振り方についての決断を迫られた。伯爵位を継ぐ為、半年以内に結婚しなくてはならないのだ。遺産を狙う従兄に襲われそうになったリゼットを救ったのは『婚約者』と名乗る美貌の侯爵・マティアス。彼は昔、とある事情からリゼットの家に預けられていた。「娘の結婚相手は父親が決めるものだ。君の意見は必要ない」冷たく宣告するマティアスに失望するリゼット。天使のように愛らしかった小柄な少年は、十数年を経て美しくも傲慢な青年へと成長していた。リゼットは愛のない結婚生活を覚悟して嫁ぐが、夫となったマティアスは意外なほど彼女に尽くしてきて――。
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4.0「お前を、俺のメイドにしてやるよ」明るい性格で流されやすい春香は、行方不明の元同僚のが残した500万の借金を背負うことになってしまった…! でも、怖い人にここでバイトをしろと連れられたのはメイド喫茶? メイド服も可愛いし、笑顔を褒められて「ナンバーワンになれる」なんて言われちゃうし! 意地悪上司が「ダメOLナンバーワン」と罵ってくる職場とは大違い! 怪しい仕事じゃなさそうだし、もしかしてこれって天職かも! と早くも切り替え始めた春香はさっそく個室に案内される(!)そこで待っていたお客様は意地悪上司・雅文だった(!!)雅文は春香の言い分を聞くと急に表情を変えて迫ってきて…!?
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4.5ラスヴィニア国の王女クレアと姉妹同然に育てられたユリア。いつか、国王家族に育ててもらった恩返しがしたいと思っていた。そんな時、残虐で冷酷非道と恐れられている隣国アトランティーダの王より、王女との婚姻の申し出が。国の平和のため、この婚姻は断れない……。大切な国王のため、王女のため、ユリアは、自ら身代わりとなり“王女クレア”として嫁ぐことを申し出る。ところが、アトランティーダの王カインは、噂とは全く違っていた。「君だけを愛すると誓うよ」──政略結婚のはずなのに、身も心も隅々まで愛され、彼に惹かれていくユリア。次第に、王を騙していることが心苦しくなって──?
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4.5職場の飲み会で同僚を庇って深酔いした宮島を夏芽は自宅に送る羽目に。寝落ちした彼をなんとか部屋まで運び、美麗な寝顔を観察して帰ろうとすると、目を覚ました宮島から突然のキス。すぐに正気を取り戻した彼から謝罪され、動揺しつつ夏芽はその場をあとにする。その日以降、様子がおかしい宮島。改めて謝罪されるとともに、なんと『結婚を前提に』交際を申し込まれてしまう。だが自分には結婚には前向きになれない理由もあり、宮島の女性社員からの絶大な人気を考慮すると、平穏に過ごしたい夏芽はなんとか宮島に自分を諦めてもらおうと考えをめぐらす。しかし、彼の一途さにどんどん心を揺さぶられてしまい──
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3.8美優は婚約者とともに同僚の結婚式に出席したその日、突然彼から結婚をやめると告げられる。理由は浮気相手の妊娠。しかもその相手は美優が面倒かけられている後輩。婚約者から放たれる言葉に耐え気丈にふるまい、そして彼は去った。ひとりきりになり暫く動けずにいると、「あちらのお客さまからです」と目の前にカクテルが。戸惑いつつ口にすれば不思議と気持ちが落ち着く美優。そのお礼を伝えるだけで良かった。「知らない自分になりたくないかい?」──端整な男性からの誘惑に美優は身を委ね甘く満たされる。翌朝、男性は姿を消したが貰った優しさを胸に新しい生活をスタートさせた美優。しかし取引先であの夜の男性と偶然再会して!?
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-病院のベッドで意識を取り戻したエミリアは、声と記憶を失っていた。そこにオリーブ・マルティス伯爵と名乗る褐色の肌と白銀の髪の美青年が現れ、海辺で倒れていたところを助けたのだと言う。困惑するエミリアにオリーブは優しく微笑み、屋敷で静かに暮らすことを提案する。甘えていいの? 戸惑うエミリアだが、他に身を寄せる場所がない。申し訳なく思いつつもオリーブの世話になることを決める。オリーブが浮かべる優しい微笑に、エミリアの心は癒やされ、いつしか強い愛を自覚するようになる。そんなある日、エミリアは自分にうり二つの少年に声をかけられる。彼はなんと、オリーブが父の仇だと言い、彼の命を奪えと迫ってきて――
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3.5主人公・鈴香は、上司であるイケメン敏腕室長・高臣のスパルタ指導に怯える日々を過ごしていた。ある日、ストレスと貧血から倒れてしまった鈴香を高臣は自宅へ連れ帰り、介抱することに。すると神経質な鬼室長がスパダリに豹変、仕事中には見せたこともない優しい笑顔で鈴香をたっぷりかわいがり溺甘介抱するようになる。リッチな超高級マンションで、美味しい手料理を振る舞われ、徹底的な甘やかし――鈴香は困惑しながらも、高臣に懐柔されていく。鈴香の不調の原因が、自分だと知った高臣は、溺愛をエスカレート。心配のあまり「そばにいてくれ」と自宅に閉じ込め、同棲生活がスタートしてしまい……。
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-地味OLの小夏は社内で人気の野木にさりげない優しさを向けられてから、憧れが恋に変わり三年。最近彼は恋人と別れたようだけど、自分は脇役だからと自信が持てずに遠くから見つめるだけだった。映画をひとりで観終えたある夜の帰り道、酔っ払いに絡まれたところをランニング中の野木に助けられる。優しく手当もされた小夏は野木への想いが止まらず告白、予想外に付き合うことに! でもやっぱり片思い? と不安を抱きつつ、お互いの好きなものを理解しあいながら少しずつ心の距離を縮めていく二人。映画よりもときめきが止まらない! しかし、野木のことを諦めきれない様子の元カノの存在が無視できなくなって――
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-父を亡くし、後見人となってくれた初恋の人ブライアンと三年前に結婚式を挙げた亜理紗。だがそれはブライアンの母を欺くためのもの。それでも亜理紗はブライアンを愛しているし、今の生活にも満足していた。ある日ブライアンから腹違いの弟がいるかもしれないと打ち明けられる。ブライアンのためならとその人物――ダグラスに会いにいくが、なんとダグラスは亜理紗に、DNA鑑定の結果が出るまで愛人契約を結び、ここに住むように告げる。なんという高慢! 憤る亜理紗だが、愛人として彼の腕の中で生活するうちに、次第にダグラスの人柄や才能に惹かれていくことを自覚する。ブライアンの妻なのに――揺れる亜理紗にダグラスがプロポーズを!
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2.7家政婦のしほりは、クライアントである医師・才野に呼び出され、謎の女の子、あかりの面倒をみることになった。独身だと思っていたけど、子どもがいたの? と動揺してしまうしほりだが、いつもクールで感情を表に出さない彼が、初めて見せる優しさにドキドキ。クライアントに深入れするのはいけないことだとわかっていても、どんどん才野に惹かれてしまう。前の奥さんはどんな人だったんだろう。私のこと、どう思っているんだろう。ますます、才野が気になるしほり。一夜の過ちから、才野の本当の気持ちがわからなくなったしほりは彼の前から姿を消すが……。仕事を生き生きと頑張る女性に、ある日落ちてきた素敵な恋。
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3.2実力主義で女性の騎士も珍しくない国、エッジガルド。そこで戦女神のごとく美麗な容姿をもつエレオノーラは騎士団団長を務め充実した日々を送っていたのだが、両親をすでに喪った彼女にとって唯一の肉親であり元女騎士でもあった祖母から、自分が元気なうちに花嫁姿と曾孫を見せて欲しい、と懇願される。実は『彼氏いない歴=年齢』のエレオノーラにとってはとんでもない難題。上司に相談し騎士団員の前で呼びかけては、と提案され実行。すると名乗りをあげたのは、副団長のクリス! エレオノーラを公私ともに献身的に支えてきた彼が一気に溺愛態勢に! 一途すぎる副団長クリスからの愛は驚きと悦びに溢れていて……
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4.0部屋がおかしい――綾音は自分の部屋に異変を感じ、無料の弁護士相談に行く。そのビルで出会った新見智とぶつかり、食事に誘われる。この人、弁護士よね、そんな気持ちから応じるが、新見の容姿や話し方、所作に惹かれてしまう。怖くて家に帰りたくないと述べると、新見はホテルを予約してくれた。ほっとした綾音は食事の席で眠ってしまう。そして目が覚めたらホテルの部屋の前。いけないと思いながらも恐怖と安堵で疲れ果てた心と体は新見を求める。「一人でいたくないんです」そう訴える綾音に、新見は困惑しながらも腕を伸ばし抱きしめ、そして唇にキスを――『クールで口下手な専務の溺愛プロポーズ』の新見と綾音の溺愛ラブストーリー。
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3.3気弱な性格で頑張り屋の美優は、仕事で無理をして身体を壊し退職を余儀なくされた。三ヶ月後転職した先で、大学四年間片想いをしていた初恋相手の寛人と偶然の再会をする。歓迎会で女性関係の派手な男性社員に危うくお持ち帰りされそうになった美優を助けた寛人は、恋愛経験ゼロの美優の身を心配して男に慣れる練習をしようと提案。それからふたりは手を繋いだり、抱き合ったり、恋人のような時間を過ごす。美優は嬉しくて舞い上がるような気持ちになりながらも、友達としてしか見てもらえないことに対して切なさも抱くようになる。そんな中で迎えた寛人の誕生日。寛人と女性社員の仲睦まじい様子を目撃してしまった美優が取った行動は――。
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-今度は私があなたを守る──使用人の子、と藤笠の家で辛い目に遭っている美鈴を常に守ってくれた異母兄・省吾。実は血の繋がりがないことを美鈴だけは知らされ、彼に密かな想いを寄せていた。ライバル会社社長・東堂の策略で省吾は汚名を着せられ会社も窮地に陥ってしまう。救いたい一心で美鈴は「藤笠を憎んでいる」と触れこんで東堂の愛人となり屈辱に耐え、省吾から憎まれるよう演じ、策略の証拠を掴もうとしていた。そんな美鈴を見かねた省吾は止めようとするが、「本気で心配しているなら、この私を抱いてみなさいよ」と言って突き放す。しかし自身で決着をつけると腹を括った省吾に「抱けと言ったのはお前だ」と激しく迫られ……
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3.0幼馴染の宏の会社とは知らず就職した小夜子。「社長秘書で将来俺のヨメさん」と紹介され、反発する。初恋の相手だった幼馴染の小夜子との再会を喜ぶ宏だが、小夜子は宏と距離を置きたかった。小夜子も幼いころは、宏のことが好きだったが、大学で再会したとき、彼に関わるとロクなことがないと思い知ったから。会社でも宏を避けていた小夜子だが、宏の一途な想いが殻に閉じ込めた小夜子の本音を少しずつ引き出し始める。二人の心の距離が縮まったと思えば、宏のことを好きだという女性たちが次々と現れて小夜子の心をかき乱す。モテ男宏は、小夜子にだけ一途だけど、本当に信じていいの? 小夜子の気持ちは自分でさえわからなくて……。
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-「……俺のこと理解するのも、仕事なんでしょ」「そっ、そうですけど……っ」「じゃ、よく味わっといて」調香師・ルナが国王から任命されたのは香水嫌いな第二王子・ソレイユの香水を作ること──!? 最悪な出会いに最悪な課題。二人の相性も最悪かと思われたが、ある事件をきっかけにルナとソレイユは距離を縮め始める。いくらお互いをわかりあったとしても、香水が完成してしまえばソレイユの調香師ではなくなる。そんな事実から目をそらそうとするルナだったが、ソレイユに結婚の話が持ち上がり……。どこか影のある年下王子×香水オタクな調香師の身分違いの恋は成立するのか?
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4.1人間の皇女バレンティナは腹違いの兄に死を望まれ、魔族の森に放置される。魔族に食われて死ぬと思ってのことだ。死を覚悟したバレンティナであったが、魔族に救われ、魔王の城にて丁重なもてなしを受ける。一方、魔族の王であるイシュラードはバレンティナを一目見て恋に落ちてしまった。彼女こそが次なる魔王を産み落とせる“ツガイ”だと確信。想いが猛るばかりにバレンティナにキスし卒倒させてしまうものの、それでも贈り物や愛の囁きに必死。さらに生を受けて以降初めてあの部分がざわめき、驚く始末。果敢に愛を告白するもなぜだか通じなくて空回ってばかり。バレンティナを想うあまり爆裂暴走するイシュラードの愛の行方は!?
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3.7秋津国はアルビオン王国との婚姻による結びつきを決め、太守家の娘、雪代を送り込む。麗しくたおやかな雪代は、実は裏の教育を施された傾城の姫であった。雪代は政略結婚の相手であるジェレミーを虜にしようとするが、彼に心惹かれるあまりうまくいかない。一方、ジェレミーもまた、雪代の少女のような愛らしさに戸惑い、どう接していいのかわからず困惑していた。互いに相手を想いながらも本心に気づかず、己の役目を果たすことを迫られて苦しみ、すれ違う毎日。さらには秋津国の外交特使の鶴木が現れ、雪代の体たらくを責め、ジェレミーに雪代が気に入らぬなら取り換えると言って揺さぶりをかけてきて――
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4.3彼氏の浮気の現場に遭遇した若葉は、ひどい言葉で罵られ、元カノ宣言をされてしまう。昨夜も一緒にいたのに、いつから私は元カノになったの? 一言も言い返せないでいると、いきなり後ろから抱きしめられた。そしてその人は言う。「いらないなら俺が貰うけど?」そして彼は続けて「君は俺の物だから」と。彼の名は草薙大介。その瞬間、若葉は大介の彼女になった。会うほどに大事にされ、今までどれだけひどい目に遭ってきたのかを自覚する若葉。同時に、なぜ大介がこんなにも大切にしてくれるのかが不思議で仕方がない。大介に問えども答えは「だからお前は俺の物だから」。その言葉に隠された真実を聞かされた時、若葉は――
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4.0「きみのあらゆることを、俺は知りたくてたまらない」シュナイデラ国出身のハリエットは敵対するルティエンサス国に、偽りの身分であるリリー公爵令嬢を名乗り密偵として潜入中だが、ルティエンサス城の茶会で王太子殿下のウィルフリッドに遭遇して以来、事あるごとに彼に話しかけられてなかなか情報収集が進められずにいた。舞踏会の夜、不正を働いていると思しき男爵と二人きりになり、彼に無理やりキスをされそうになったところをウィルフリッドに助けられるハリエット。いつもは温和な王太子殿下が、このときばかりはとっても不機嫌! 「きみの本当の名を知りたい」ウィルフリッドに、蕩けるような甘い責めで問われるハリエットは――!?
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3.0天性の人たらしで気難しい仕事相手も手懐けてしまう、なのに恋は勘違いスタート&即失恋する上司、高瀬。彼の補佐を務める紗矢は、同僚たちと定期的に高瀬の失恋慰労会を開いていた。ある時、高瀬と紗矢は自分たちが開発したマッチングアプリでAIに相手を探してもらうことに。結果で表示されたのは互いの名前!? しかも、相性は99%!? AIは嘘をつかないと強気な高瀬、それを女の勘で否定しようとする紗矢。「AIと女の勘、どっちが正しいか検証してみよう。まずはお互いを知るところから始めようか」──実は過保護すぎ拗らせ上司に、物理的処女。ふたりは運命の相手だと証明されるのか!? そして高瀬が拗らせた原因とは……?
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5.0大手化粧品会社に勤務する咲は、地味で真面目。上司から与えられた小さな部屋でひとり黙々と仕事に励んでいた。ある日、海外赴任から戻った『王子様』に社内は浮き足立つ。咲が普段通りひとり仕事に集中していると突然、噂の王子様・響が女子社員たちに追いかけられて避難するため部屋に飛び込んでくる。それから同じ部屋で仕事をするようになるふたり。手芸が好きで作っているキルトにも素直に感動する響に、思わず咲の胸は高鳴る。しかし、他の女子社員から嫉妬され平穏な日々が一転。響が部屋に来なくなってしまう。なのに嫌がらせはエスカレートして──自分だけに優しい笑顔を向けてくれる響。大事なものを譲れない気持ちに目覚めた咲は……
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5.0大手総合商社に勤める佳穂は、幼なじみで初恋の相手である隼人を忘れられないでいた。そうして恋人も作れずにいた佳穂の前に、隼人が上司として赴任してきて!? 緊張と戸惑いでいっぱいの佳穂だったが、隼人も佳穂を想いつづけていたことを知り、秘密の社内恋愛がスタート! しかし、同期の絵美が隼人の元カノだったことが判明。でも、なんだか様子がおかしくて……絵美の隼人に対する強い未練に、佳穂は否が応でも振り回されてしまう。そしてついに、佳穂に想いを寄せる同期の裕太も巻き込んだ大きな社内トラブルが勃発。このままでは、隼人との秘密の恋愛に危機が……。お互い一途に想いつづけて実らせた初恋を守りたいふたりは──
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-瑞希は高校一年の時に経験した失恋から恋に臆病になってしまった。だから二十六歳になった今でも未経験でカレシもいない。それでもいいと思っていたのに、営業に異動してきた年下の澤井の告白によって事態は一変。捨てられたくない、傷つきたくない、そんな思いから交際の申し出を断るも澤井は引かず、強引に友達から始めることになってしまった。チャットに電話……思いのほか楽しい。膨れてくる澤井への想いから、瑞希はなぜ交際を断ったのか、その理由を告げる。すると澤井は、簡単には別れられない交際をしないかと提案してきて……それはズバリ結婚。澤井の気遣い、強引だけど優しい、健気で本気の想いに瑞希は胸打たれる
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4.3男爵家の令嬢ベルと双子の弟は二人とも美形だが、とても貧乏。ある日、名門侯爵家の使者が男爵家にやってくる。使者いわく、侯爵家の子息エーヴェルトが、昔からの許嫁との婚約解消をほのめかして困っているとのこと。どうやら、貴族の間では恋愛結婚が流行しており、エーヴェルトとその許嫁は自由な恋愛をしたがっているらしい。そこで、ベルと双子の弟に、それぞれエーヴェルトと彼の許嫁にほどよく恋愛を経験させてから、姿を消して欲しいと依頼をしてきた。ベルたちはやむを得ず引き受けるが、ベルはエーヴェルトに必要以上に気に入られてしまったようで――!?
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4.8自他共に認めるエース営業マンである渋沢部長は、自他共に認める女たらしでもある。そんな渋沢部長が支社に異動となり、お堅い地味子、璃子の直属の上司に。璃子は激しく嫌だったが、支社長に頼まれては仕方がない。アシスタントとして渋沢部長に挨拶をすると、あろうことかとんでもないことを頼んでくる。「アシスタントをしてくれるおまえに手伝ってほしい。俺が女遊びをしないように監視してくれ!」えええっ!? なにそれ!? そして璃子の渋沢部長監視の日々が始まった。だが毎日接しているうちに、彼がとんでもないワンコ系で、放っておけないタイプだと知る。女に緩くてムカつくのに、なぜだか心はときめいてしまって――
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3.0豪雨後の河川敷で事故調査中の花笑は、堰き止められていた土石流の決壊による濁流にのみ込まれ、気づいたら教会のような場所に。茫然自失の花笑の前に現れたのは二人のイケメン。黒い神官姿で不機嫌そうな男の名はジルノルト。白い神官装の爽やかな男の名はディルリウス。二人の説明では、花笑はガイアースという名の異世界にトリップしたのだという。さらに花笑は女神ルルディの子孫だとも。ジルノルトが属する学派ではルルディは悪なので花笑は「魔女」、でもディルリウスの属する学派ではルルディは善で花笑は「聖女」。いったいどっちなの!? そんな中、花笑はいつも不機嫌で憎たらしいことばかり言うジルノルトが気になり始め……
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4.0藤代コンツェルンの一族である朱美は、系列会社の社長として着任して以来、仕事に忙殺される日々。それでも順調に会社を成長させられたのは、有能な秘書、宮本のおかげだ。そんな彼に朱美はずっと密かな恋心と感謝の気持ちを抱いていた。なのに、取引先とのトラブルから朱美を守った彼は責任を取って会社を突然辞めてしまい……。ショックで深酒をした朱美は泥酔し、次に目をさますと見知らぬ部屋で手首を拘束されていた。混乱する朱美。すると宮本が現れ、今まで朱美に見せたことのない妖艶な笑みを浮かべて言った──「朱美さんには、どんなお仕置きがいいかな……」それから朱美は彼の甘い責め苦に身も心も蕩かされて……。
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