文芸誌 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧

  • 怪と幽 vol.016 2024年5月
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    「怪と幽」16号は、特集二本立て! 特集1 陰陽師を知る もともとは古代律令国家の官職のひとつでありながら、さまざまな物語のなかに登場し活躍し、我々の心をつかみ続けている陰陽師。天文と暦を読み解き、占いや祭祀やまじないを行うその者たちは、歴史上にあまた実在し、研鑽を積みながらそれぞれの時代に合った姿に進化し続けてきた。現在、古と同じ〈陰陽師〉は存在しない。だが創作のなかでは、ときに史実を採り入れながら、令和の今も新たな陰陽師像が生み出され続けている。呪術や式神を操る特殊能力者のようなイメージとともに想起されるようになった彼らは、そもそもどういった存在だったのだろうか。また、現代の我々にとって陰陽師とはどのような存在なのか。 フィクションのなかの陰陽師、歴史のなかに実在した陰陽師、両面から迫ります 特集2 京極夏彦「巷説百物語」了 デビュー30周年を迎えた京極夏彦の代表作「巷説百物語」シリーズ。完結編『了巷説百物語』が、いよいよ今夏刊行される。「怪」から「怪と幽」へと連載された本作は累計140万部に達し、『後巷説百物語』で直木三十五賞、『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞し、史上初となる同一シリーズで文学賞三冠を獲得した。京極作品クロニクルの起点となる本作は、「書楼弔堂」「江戸怪談」そして昨年『【ぬえ】の碑』が刊行されて大きな話題を呼んだ「百鬼夜行」シリーズにも繋がってゆく! 完結編の刊行を目前に控えた今こそ、「巷説百物語」を振り返る。 ※【ぬえ】は空へんに鳥 ●表紙 石黒亜矢子 特集連動「安倍晴明と京極夏彦」をモチーフに描き下ろし! ――― ※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。
  • 文蔵 2024.5
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    610~709円 (税込)
    【特集】レトロでロマンスあふれる「大正時代」が舞台の小説 【ブックガイド】それはたった十五年だが、かくも濃密な時代だった 「端境期」ならではの光と影を味わえる物語 ●ロマン薫る大正ミステリ&ホラー/大正を駆けるエキサイティング・エンタメ/実在の人物から見る大正時代 【PHP文芸文庫の大正時代が舞台のおすすめ小説】 【高頭冴子シリーズ、最新作登場!】●中山七里 武闘刑事1 冴子の部下・郡山は隣人母娘との交流を深めていたが、ある事件が発生する。 【連載小説】●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝2 シーボルト事件で玄朴は罪を問われなかったが、義兄が獄死してしまう。 ●松嶋智左 遠楓ハルカの捜査日報 道頓堀で別れて(後編) 完璧なアリバイを持つ英響子が犯した致命的なミスと、事件の真相とは。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇8 石渡塾で勉強したいと願う和江を連れ戻そうとする男達がやって来た。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより8 恋とレモネード、その他(後編) マジカルランドに遊びにきた桂と水田はお弁当を食べながら他愛もない話をする。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 9 第二話 時の魔法(前編) 十月、休みが取れた卯佐美苑絵は、桜風堂を手伝うべく桜野町を訪れた。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生10 こんぺいとう(後編) 祖母の友人と話しながら、涼花は水泳教室の友達であるミチルのことを思う。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人21 第十八話 野外撮影会余聞 五色の小石荘で写真撮影が行われることになったのだが、そこに……。 【第七回 徒然草エッセイ大賞 大賞受賞作品】 【リレーエッセイ】●わたしのちょっと苦手なもの10 背筋 水中ステージ
  • GALAC 2024年 5月号
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    【表紙/旬の顔】笠松 将 【THE PERSON】反田恭平 【特集】能登半島地震 その時、メディアは NHKの緊急報道体制と今後のあり方/保科泰彦 「命令調」呼びかけはどのように生まれたか/瀧川剛史 〈地元テレビ局の対応と役割〉  この後も「1・1」と向き合っていく/岡本達生  過疎の被災地を見つめる/五百旗頭幸男 コミュニティ放送の立ち位置とは/北郷裕美 SNS頼みから脱却し信頼できるニュースを/藤代裕之 〈被災地の声〉  被災地に向け信頼できる情報の継続を/中町綾子  メディアは被災者と寄り添う気持ちを/竹下あづさ 〈インタビュー〉『サイレント フォールアウト』に懸ける思い/伊東英朗 【連載】 ラジオ活性化への新戦略/入江たのし 今月のダラクシー賞/桧山珠美 イチオシ!配信コンテンツ/西川博泰 番組制作基礎講座/渡邊 悟 テレビ・ラジオ お助け法律相談所/梅田康宏 報道番組に喝! NEWS WATCHING/水島宏明 国際報道CLOSE-UP!/伊藤友治 海外メディア最新事情[ソウル]/安 暎姫 GALAC NEWS/砂川浩慶 TV/RADIO/CM BEST&WORST BOOK REVIEW『幻のレコード ー検閲と発禁の「昭和」-』『テレビ局再編』 【ギャラクシー賞】 テレビ部門 ラジオ部門 CM部門 報道活動部門 マイベストTV賞
  • ダ・ヴィンチ 2024年5月号
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    550~660円 (税込)
    本とコミックの娯楽マガジン『ダ・ヴィンチ』5月号の第1特集は「私の『名探偵コナン』履歴書」。 ついに連載30周年を迎えた『名探偵コナン』。96年にはテレビアニメシリーズが開始し、97年には劇場版第1作が公開。その後も実写ドラマ化、愛称としてその名を冠する空港の登場など、その広がりはとどまるところを知りません。全世界累計発行部数2億7000万部を超える国民的マンガの30年の道のりを辿ります。 第2特集は「『ダ・ヴィンチ』30周年」。本誌も30周年を迎えました。感謝しきりです。しかしながら30年の間には社会も大きくかわりました。雑誌不況と言われて久しい昨今、これまでの「BOOK OF THE YEAR」を軸に出版業界の出来事を回顧しつつ業界に打ち寄せる荒波を乗り切るべく未来につながるヒントを模索します。 ※本誌の誌面と一部異なり、掲載のない頁・写真等がございます。 ※本電子書籍の配信期間は、2024年7月5日までの予定となっております。あらかじめご了承ください。
  • 小説現代 2024年 5・6月合併号(ライト版)
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    499~1,018円 (税込)
    画面の小さいデバイスでも読みやすい“リフロー型”雑誌です。 <特集> 宮田愛萌 春、出逢い 存続危機の文芸部。部長の吉徳紅乃は、短歌甲子園出場に向けて部員集めに奔走していた。短歌を取り巻く数々の出逢い。三十一文字に思いをかけた、新たな青春小説が開幕 宮田愛萌 ロングインタビュー        ねてもさめても本のなか 創作をめぐる旅 vol.2  対談 三浦 香 ×宮田愛萌 <長編企画> 『マザー』書評 マライ・メントライン 吉田伸子 第18回小説現代長編新人賞受賞者 桜井真城 インタビュー 『雪渡の黒つぐみ』書評 縄田一男 末國善己 <特別企画> 能登半島大地震 応援企画「あえのがたり」特別鼎談 加藤シゲアキ×小川哲×今村翔吾 いつか立ち上がる日のために、今できること。最注目作家たちによる小説企画、始動。 <発表> 吉川英治四賞発表 第58回吉川英治文学賞 黒川博行 第9回吉川英治文庫賞 阿部智里 第45回吉川英治文学新人賞 藤岡陽子 第58回吉川英治文化賞 <シリーズ> 海堂 尊 プラチナハーケン1980 第2部 砂原浩太朗 江戸紫 君嶋彼方 真白のまぼろし 青波杏 無窮花の咲く街で(2) <読み切り> 森バジル 透けてますけど? 成田名璃子 腐海の底からこんにちは <コラム> 〆切めし 村木嵐 武田砂鉄 もう忘れてませんか? <漫画> 意志強ナツ子 るなしい <本> ミステリー 青戸しの 青春・恋愛小説 三宅香帆 時代小説 田口幹人 エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ 読書中毒日記 池澤春菜 今月の平台 第19回小説現代長編新人賞募集 第71回江戸川乱歩賞募集 執筆者紹介 <全編公開>『マザー』(乃南アサ)/『雪渡の黒つぐみ』(桜井真城)本編は、未収録です。 ※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
  • 別冊文藝春秋 電子版55号 (2024年5月号)
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    200~800円 (税込)
    ◆新連載 ・寺地はるな「リボンちゃん」 幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて…… [はじまりのことば] 「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです ◆PICK UP ・宮島未奈「婚活マエストロ」 祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉 ・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」 大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は…… ◆最終回 ・朝倉かすみ「よむよむかたる」 ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ! ・矢月秀作「桜虎の道」 託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結 ◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート ・白井智之「ブラックミラー」 あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し…… ・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」 有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか ◆読みきり ・コウイチ「金曜日のミッドナイト」 テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい ◆ロングインタビュー 作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世 ・千葉ともこ 闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る! ◆book trek ・外山薫『君の背中に見た夢は』 ・金子玲介『死んだ山田と教室』 ・逢崎遊『正しき地図の裏側より』 ◆グラビア&エッセイ ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」 「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行 ◆レビュー ・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」 ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」 [第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界 ◆連載小説 ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」 米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける ・一穂ミチ「アフター・ユー」 闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し…… ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」 ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて―― ・伊岡瞬「追跡」 人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」 シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた ◆対談 ・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」 互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談 ◆エッセイ ・藤田真央「指先から旅をする」 ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」 [第21回]とんこつ遺伝子 [第22回]羊肉期の終り ・今井真実「ひとりでまんぷく」 [第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん
  • ちくま 2024年5月号(No.638)
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    110円 (税込)
    筑摩書房のPR誌です。注目の新刊の書評に加え、豪華執筆陣によるエッセイ、小説、漫画などを掲載。2024年5月号! 【目次】〈ポラポレプリリン神話 5〉市川春子/あとがきにかえて 藤田貴大/平安時代を挑戦的に読みとく 大薮海/ホーボーだろうが、浮浪者だろうが 青山南/四半世紀の時を超えた謎解き 水野太貴/社会を回復するための責任論 吉良貴之/『spring』刊行記念書き下ろし短編/H.H.邸におけるチャリティー・ディナー・パーティ 恩田陸/『センス・オブ・ワンダー』──あとがきのあとで 森田真生/〈些事にこだわり 19〉「本は売らないとたまるね」という中村光夫の名言、もしくは迷言の真実味について、実地に確かめてみるとどうなるか 蓮實重彦/〈世の中ラボ 168〉斎藤美奈子/〈韓国ドラマ沼にハマってみたら 12〉過去の伝えかたとしての娯楽作品 角田光代/〈思考の習性──ニッポンの大学教育を読みとく 13〉「階級」なき格差社会論のユーフェニズム 苅谷剛彦/〈ネにもつタイプ 267〉シバジー 岸本佐知子/〈読んで出会ったすごい人 4〉アカシアの花を食べる本──武川みづえ『空中アトリエ』 斎藤真理子/〈中江丑吉伝──ある時代傍観者の軌跡 4〉保阪正康/〈吉本隆明2019 63〉鹿島茂/〈〈面白さ〉の冒険──進化する世界観エンタメ 21〉都留泰作/〈最果からお届けします。 97〉私にはセンスがある。 最果タヒ/〈中絶について 1〉のりたまハウスのこと 石川義正
  • 【無料】ダ・ヴィンチ お試し版 2024年5月号
    無料
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    【無料】本の情報誌『ダ・ヴィンチ』のお試し版!小説家・マンガ家の新刊インタビューなどが読めます。 ▼ダ・ヴィンチ2024年5月号より ●今月の絶対はずさない!プラチナ本 『spring』恩田 陸 ●今月のBOOKMARK(新刊インタビュー) 『spring』恩田 陸 『兎は薄氷に駆ける』貴志祐介 『うらはぐさ風土記』中島京子 『家族解散まで千キロメートル』浅倉秋成 『生きる演技』町屋良平 『女の国会』新川帆立 ※本電子書籍の配信期間は、2024年7月5日までとなっております。あらかじめご了承ください。

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