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-長く平和を守ってきたフィール王国には、後継者がいない。隣接するシェルクレスは強大な軍事力を持つ大帝国である。王位継承者が見通せない状況がつづけば、いつなんどき、攻め込まれてもおかしくない。女性に王位継承権が認められないこの国で、王女グラディスは女に生まれたわが身を呪いつつ、男装して男性として振る舞い、本気で「王子妃」を迎えられないかと考えている。王国の政は今や、穏健派と強硬派に分かれ、不穏な空気が漂いはじめていた。そんなある日、グラディスの従者・フォルツがシェルクレス帝国の皇太子・エルレーシュと政略結婚してほしいと耳打ちする。そんな折も折、王国でクーデターが勃発。隣国に逃れようと、関所をかいくぐって不法に国境を超えたものの、エルレーシュその人が目の前に立ちふさがる——
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4.4
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-いとこから、「時間があるなら恋人役を探している友人に会ってほしい」と言われ、承諾した失業中の燿良。待ち合わせを前に、大量のドレスだの、バッグだの、靴だのコートだのが、プレゼントとして次々と届き、燿良は早くも引き気味。そして当日、約束の高級ホテルに現れたのは、長身のイケメン、大手総合商社・雪井商事副社長の皐弥だった。自分にはとてもではないが務まらない。その場で恋人役を断る燿良だったが、まるで話が通じない。趣味を聞かれ、旅行と答えれば、俺が連れていくと言い出す。いやいやいや、断っているんだってば。日本酒は好きかと聞かれ、甘口が好きだと答えれば、今度は酒蔵を案内すると言い出す。一事が万事、この調子で、まるで人の話を聞かない皐弥なのに、質問されると、うっかり答えてしまう燿良。焼き牡蠣にアワビ食べ放題、伊勢エビに地ビールに釣られて、とうとう苦し紛れに条件を出す。恋人役をしている間の費用はすべて折半に、と。皐弥は困惑した様子だが、ここは引けない! だけど、本当にこの条件、守ってくれるの? っていうか、皐弥の超セレブぶりについていける? そのうえ、雪井商事の採用試験も受けてみないかと誘われて……
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3.5東京で働く珠美は、地元の中学の先輩・悠希と12年ぶりに再会する。快活で優しかった悠希は、みんなの憧れの存在だった。かつて、そんな二人の間には淡い恋心が生まれていたのだ。――しかし、ある事故がきっかけで二人の初恋は無残にも砕け散ってしまう。「好きだからだよ、いまでも」再会した悠希の熱い眼差しに見つめられると、罪悪感を抱きながらも珠美は彼を拒否できない。あの頃を取り戻すかのように歪な逢瀬を重ねる二人だけれど、珠美には彼を好きになってはいけない理由があって……。 ※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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4.3【推しの行く末を陰から見守りたかっただけなのに!?】巻き込まれ令嬢×悲惨な運命から解放された勇者、溺愛と執着の契約愛人(?)ライフの幕開け!? ファンタジー漫画の世界に転生したモブ令嬢・ミルテ。婚約破棄を告げられ途方に暮れていたところへ、大公で漫画の主人公でもあるマクシミリアンがやってきて突然の求愛!? 好条件で彼の“契約愛人”となる。大公家にて、漫画における推しでありマクシミリアンの育て子にも会えたミルテ。しかし、これまで“漫画”だと思い込んでいた物語についての衝撃的な事実が徐々に明らかになっていく。「ようやく君を手に入れた」マクシミリアンが最愛の人を愛人としてしか受け入れられなかった理由も明かされて……。 ※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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4.3俺の婚約者が可愛すぎるっ!!! 妖精の末裔クリスティナは、かつて出会った騎士・アレックスに憧れて、 気づかぬうちに魅了の「呪い」をかけてしまったらしい。 それから五年間クリスティナを想い童貞を貫く彼の呪いを解除するために、 かりそめの婚約&同棲をすることに!? アレックスがクリスティナを大事にし好きだと言うたび、 クリスティナはこれも魅了の呪いが言わせているのだと悲しくなってくる。 そんな時、興奮しすぎたアレックスの苦痛を和らげたくて、彼に肌を許すが――!? 堅物童貞騎士団長×けなげなご令嬢、こじらせ両想いラブロマンス。 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 六章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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4.3
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-お菓子好きの静夏は、製菓メーカーの営業部で働きながら充実した毎日を送っていた。ある日、大企業の苑矢木商事から静夏直々にイベント企画に関する依頼が来る。そこで静夏の大学時代の先輩であり、苑矢木商事の副社長・苑矢木響也と再会した――。かつて恋心を抱いた響也との邂逅に緊張する静夏。打ち合わせのあと近況報告をしているうちに、お互いに忘れられない相手がいると知った響也から偽装結婚の話を持ちかけられて……? 割り切った結婚でも彼の役に立ちたいと思った静夏はその提案を受け入れることにしたのだが――!? 「俺はこの関係まで嘘にするつもりはない」 突然、真剣な眼差しをした響也からキスをされてしまい――?
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2.0「恋に生きる!」がモットーの鹿島フジコ。ただ自分だけを見て、愛してくれる人を求めて合コンや婚活に力を注いでいた。ある日、厄介なお客様と評判のおトメさんが引ったくりに遭いかけたところを偶然助けたフジコ。その時、ひったくり犯を一緒に取り押さえてくれた男性、基貴の男らしい所作に胸を高鳴らせるのだが、彼はおトメさんの孫だった。後日、お礼の食事に招待された席でおトメさんに辛辣なことを言われても黙っている基貴にフジコは失望する。もう一度、基貴の男らしい姿を見たい──その思いからフジコは彼を試すようなことをつい口にしてしまうのだが、草食系だとあなどっていた基貴が豹変……!?強引で優しい彼に振り回されて──
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4.3営業課に新しく異動してきた男性に莉緒は驚いた。なんとその人は、六年前に別れを告げられたが未だに忘れられずにいる男性――孝士郎だったからだ。気さくに話しかけてくる孝士郎に、気まずい気持ちを抱えたまま過ごしていた莉緒だったが、彼の歓迎会が行われた夜、酔った勢いで一夜を過ごしてしまう。その日をきっかけに、孝士郎は莉緒を度々誘うようになる。身体だけ求められていると感じた莉緒は、断る口実に思わず「忘れられない人がいるから」と言ってしまって……。「その人のこと、俺が忘れさせるから」。別れを切り出したのは、彼からだったのに……。莉緒を抱く彼の姿はまるでまだ自分を好きだと錯覚しまうくらい熱く激しくて――。
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3.7
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3.0姉の結婚式が終わった後、親族から姉と比べられた憂さを晴らすために、愛佳は一人バーで飲んでいた。帰宅途中、道に停まっていた車から降りてきた不審者に襲われ、中に無理矢理連れ込まれそうになる。間一髪のところで一人の若い刑事が駆けつけ、愛佳は難を逃れることに成功する。助けてくれた礼を言おうと顔を上げると、その刑事は高校時代の恋人の拡夢だった。幸せだったあの頃に戻ったようで、緊迫した心が和らいだ愛佳は拡夢にとある相談を持ちかけ……。「一つ提案なんだけど、俺と一緒に暮らすというのはどうかな? もちろん、愛佳ちゃんさえ良ければだけど」 十年前の元彼に淡い期待を抱くのはやめようと心に決めていた愛佳は――!?
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4.3神崎製菓のマーケティング部で働く津久井笑子には、唯一苦手とする同僚・橘怜司がいた。人当たりもよく社内随一のエリート社員である怜司は、仕事一筋に頑張る笑子のライバルであるだけでなく、なぜか事ある毎に彼女を口説いてくるのだ。怜司の言動に心が乱されるのは、それだけ彼のことを意識しているから。そうと分かっていても、笑子は過去の恋愛のトラウマからどうしても怜司の言葉を信じることができないでいた――。そんなある日、合コンでトラウマの元凶となった元彼と再会する笑子。元彼からの言葉に再び傷つけられた彼女のもとに、怜司がやってきて――? 彼の胸に抱き寄せられながら、笑子は10年ぶりに涙を流すのだった……。怜司の前でこれまで溜まっていた元彼への思いを零した笑子に、彼はあることを提案する。それは、三ヶ月間怜司の恋人になり男性不信を改善する、というもので――!? 「忘れたいなら、俺を利用すればいい」 どこまでも優しく淫らで、それでいて彼の一途な愛情に笑子は身も心もほだされていく……。次第に恋愛に対する笑子の気持ちも変化していくのだが――?
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-久隆繊維に勤務する今岡明純は、取引先でのプレゼン帰り、ご機嫌でファミレスに足を運んでいた。店内で大勢の女性陣に囲まれていた一人の男性が、突然、明純の知り合いかのように声をかけてきて――? 彼の様子から助けてほしいというサインを受け取った明純は、彼の子犬のような雰囲気に見捨てることができず、話を合わせてしまう。女性陣から助け出したあと、彼の恋人役として一緒に席に着くことになった明純だったが、服飾の話で盛り上がり、思いの外楽しいひとときを過ごすことに……。ファミレスを出る際に、子どもからジュースをかけられた明純はそのまま彼から今日のお礼としてスーツを一式をプレゼントされたのだが――!? 初対面の相手に遠慮する明純に向かって、彼は一つの約束を持ちかけた。「奇跡だと言うのなら、……次また会うことがあれば僕の恋人になってください」 一週間後、取引先のヒロヤマホールディングスに「ファミレスの彼」が現れ、再会を果たす明純。その上、神内悠矢と名乗る彼はヒロヤマホールディングスの御曹司でもあった――!? 約束通り悠矢と恋人になった明純は、デートのあとホテルに向かうと、彼のまっすぐな気持ちを伝えられて――。熱い眼差しを受け、溺れるほどに激しい一夜が過ぎていく。悠矢から過去に会ったことがある、と告げられた明純は真実を確かめようとするのだが、どこで出会ったのかはどうしても知られたくないようで――?
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-過去に苦い経験をして以降、恋愛とは無縁な人生を歩んできた若宮珠希。けれどそんな珠希にも気になる男性ができた。その男性とは、行きつけの居酒屋で出逢った。出逢ったといっても目が合うだけで、名前を知らないどころか言葉を交わしたこともない。しかしある夜、二人の関係は突然進展した。ひょんなことから彼と言葉を交わした珠希は、彼が嶺二という名前であること。婚約を破棄したばかりであることを知る。嶺二は珠希に思わせぶりな態度を示し、そんな彼の様子に珠希は、婚約破棄で人肌恋しくなっているのだろうと彼を憐れに思い、誘われるまま一夜を共にしてしまう。一度きりの関係で良いと思って彼に抱かれた珠希だったが、予想外に嶺二との関係は続いていく。もちろんそれは恋人なんて呼べる関係ではない。名前しか知らない男性とのセフレ関係だった。彼の傷心を癒やしてあげたい、そんな想いだったはずが、珠希はどんどん嶺二に惹かれてしまい……。
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3.0ブライダルプランナーの幸(みゆき)は、体の関係を持ちつつも恋人未満だった高校の同級生の夏樹と、職場で仲のいい同僚の琴音が結婚すると突然知らされ、二人の担当プランナーに指名される。二人の披露宴は無事に終わり、夏樹と琴音は新婚旅行に旅立つが、幸は夏樹への想いを引きずったまま。そんな幸の前に、琴音が他の男と結婚したことを知らない琴音の元カレ、富永恵介が現れる。居酒屋で事情を話すうちに急ピッチで飲んで酔った幸は彼を自宅に招き、勢いで一夜を共にしてしまう。翌日再び現れた恵介に、夏樹と琴音を見返すために自分たちが恋人になろうと提案され、彼に甘やかされる日々が始まるが…。第13回らぶドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。
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4.6OLの彩乃は、ある日フラれて会社で泣いていると、知らない男性から「会社に私情を持ち込むな」と辛辣な声を浴びせられてしまう。もう会うことはないだろうと思っていたのに後日、祖母の勧める見合いの場にいたのはその男性・環で…!? 御曹司の環は、ある理由から政略結婚を提案。彩乃もどうしても結婚する必要があり、やむなく受けることに。するとそれまでクールだった環が「やっと俺のものになった」とキスをしてきて…!? 「俺の妻は世界一かわいい」――新婚生活が始まるとさらに甘く翻弄してくる環に、政略結婚のはずが彩乃は身も心もとろけていき…。
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4.326歳の結菜はある雨の夜、公園のベンチに腰掛けるずぶ濡れの男性と出会う。思いつめたような様子に、見て見ぬ振りをして通り過ぎることもできず傘を差し出し声をかけると、それは結菜の勤務する会社の社長・蒼士だった。大手自動車メーカーのトップに若くして上り詰めた蒼士は、整ったビジュアルもありメディアからも注目される、結菜にとっては雲の上の存在。もう二度と二人きりで言葉をかわす機会などないだろうと思っていた結菜だったが、どうしたことかその翌日から社内で度々、蒼士と遭遇するようになる。雨の夜の偶然の出会いが縁となって繋がったことを単純に嬉しく思う結菜とは異なり、あの夜の出会いを特別なものだと思っているらしい蒼士は、結菜のことをもっと知りたいと言ってきて……。
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3.6ホテルの企画営業部で働く瀬野詩緒里は、大学時代の恋をいまだに引きずっていた。恋の相手は2学年上の坂槙栄介。大企業の御曹司である彼に資産家令嬢との婚約話が浮上したことをキッカケに、なんとなく疎遠になりそのまま離れてしまった。そんなある日、詩緒里の元に栄介の弟であり詩緒里の同級生だった宗市から、ホテルのバンケットを貸してほしいと連絡が入る。打ち合わせに向かった詩緒里は、栄介と再会する。栄介は昔のように優しく詩緒里に接し、言葉の端々で詩緒里への恋心は未だに変わらないと訴えてくる。しかし詩緒里は、大企業の副社長に就任し、すっかり住む世界の違う人となってしまった栄介の想いに、どう答えて良いのかが分からない。「もう一度、栄介の隣に並びたい……」、そう想い始めた詩緒里だったが、栄介の側には未だ、資産家令嬢が寄り添っていて……。
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3.5設計事務所でインテリアデザイナーとして働く日下千歳は29歳。何をやるにも、どこに行くにも、一人のほうが気楽だと感じる、いわゆるソロ活女子。今は仕事が楽しいこともあり、恋愛に対しても消極的だ。しかし、リフレッシュ目的に出かけた一人旅行の最中、見知らぬ土地の解放感からか、千歳は行きずりの男性・影雪と一夜を共にしてしまう。その夜は盛り上がったものの、翌朝、後悔に襲われた千歳は、影雪一人を残し、そそくさとその場を後にする。それから数日後、旅先でのハプニングなど忘れた千歳は、いつものように無謀な営業を試みていた。営業先は大手商社である成瀬商事。度々足を運んでいるが、いつも玉砕している相手だ。今回もまた契約には至らず、肩を落として帰ろうとした千歳の前に現れたのは、影雪だった。なんと影雪は、成瀬商事の社長だったのだ。あの夜のこともあり影雪とは二度と関わりたくない千歳だったが、影雪はそうは思っていないようで……。
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3.6倉沢瑞希は真面目だけが取り柄の地味なOL。若き社長・角南に密かにあこがれているものの、自己評価が低いせいでそれを「恋」とは自覚しないまま、日々コツコツと仕事に精を出していた。そんなある日、遅くまで残業していたところ、角南に声をかけられ、訳も分からぬまま彼の車で自宅まで送ってもらうことに。楽しい会話もできないつまらない自分に引け目を感じ、恐縮しっぱなしの瑞希だったが、角南はそんな彼女を「楽しい人」と評してくれた。それだけでこれからも仕事が頑張れる! 翌日、気合も新たに仕事に打ち込んでいた瑞希へ、とんでもない辞令が発表される。「角南社長の意向により、あなたには今日から秘書課に異動してもらいます」 秘書課と言えば美人揃いの花形部署。自己肯定感の低い内気な地味OL瑞希は、きらびやかな秘書課でやっていけるのか!? そして彼女を秘書課に推した、角南の真意は!?
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3.7大手飲料メーカーで働くOLの詩音は、誰もが憧れる取引先の御曹司・祐一との婚約が決まっていた。幸せに向かって歩んでいるはずなのに、詩音はなにか腑に落ちない。これがマリッジブルーなのかと思っていた矢先、妊娠が発覚! 愛の証を宿した詩音は、彼の激情と運命に翻弄されて…。アナザーベリーズ恋愛小説大賞・大賞受賞作!
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3.0会社からリストラされ、明日から無職になるという日。29歳の結依は、酔っ払いに絡まれたところを懐かしい知り合いに助けられる。それは兄の友人の仁也だった。中学生の頃、実家に遊びにきた仁也と知り合った結依は密かに恋心を抱いていたが、アクシデントからキスをしてしまってから彼は姿を見せなくなり、それ以来の再会だった。雨に濡れた結依を自宅へ案内し着替えを貸してくれた仁也は、巷で人気のグランピング施設を運営する若き社長になっていて、結依の事情を聞き彼の会社で働かないかと誘われる。結依は仁也の会社で働きだしたことをきっかけに彼との距離が縮まり、引きずっていた初恋に再び火が付くが、広報室の上司であり、大学時代から仁也に思いを寄せているという杏里が、二人の仲を敏感に察知して……。
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3.8本社への異動を控えた大沼陽菜子は、施設育ちで天涯孤独。いつか大好きな人と結婚して家庭を持つことを夢見つつ、必死で仕事に打ち込んできた結果、25歳となった今も恋愛経験はゼロのまま。そんなある日、いつものように一人、バーでグラスを傾けていると見知らぬ男性から声をかけられる。艶のある低音ボイスと、整った顔に浮かぶ優しい微笑み。けれど奥手な陽菜子は男性からのアプローチに気づくこともなく、楽しい会話を交わした後、一人帰路についてしまう。翌朝、本社へ初出社した陽菜子を待っていたのは、昨夜バーで出逢った男。実は彼こそが、陽菜子の新しい上司である営業部長・聖夜だったのだ。超絶イケメンで社長の息子(つまり御曹司!)である聖夜は当然、営業事務の女子たちの憧れの的。しかし聖夜は社内ではニコリとも笑わない堅物で通っているらしく、仕事以外の会話はほとんど受け付けないという。昨夜の彼とのギャップに戸惑う陽菜子を他所に、聖夜は二人きりになった途端、昨夜のような優しい笑みを陽菜子に向けてきて……!?
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-真部若菜はイベント会社で企画営業として働いている。新企画の街コンイベントの下見として、他社主催の街コンに参加した若菜はそこで、親会社の御曹司・深守史埜と遭遇する。若菜と史埜は学生自体からの知人であり、当時若菜は史埜にひそかな片思いをしていた。御曹司という身分と人目を惹く華やかな容姿をした史埜は、多くの女性から言い寄られており、自分に自信を持てずにいた若葉は、想いを告げることなく卒業し、それきりになっていた。そんな史埜と偶然にも職場で再会を果たしたのは最近のこと。それ以来、史埜はやたらと若菜にちょっかいをかけてくるのだ。街コンで遭遇した若菜に対しても、史埜はやけに馴れ馴れしい態度を取り、まるで他の男性と若菜の接触を邪魔しているかのよう。史埜の態度に戸惑う若菜に、史埜は「こういう場所で相手を探すくらいなら自分にしておけば?」と、とんでもない提案を持ち掛けてきて……。
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4.0水原巴は大手飲料メーカー・間木坂飲料の営業アシスタントとして働いている。ある夜、残業を終えて帰ろうとした巴は、休憩スペースの自販機から鳴り響くけたたましい電子音に気がつく。覗いてみると、そこには間木坂飲料の御曹司でもある営業部係長・間木坂斎がいた。彼は巴を見つけると「手伝ってくれ」と懇願してきた。バグを起こした自販機から缶ジュースが出続け、困っているというのだ。斎は整った顔立ちと御曹司という立場から社内ではアイドル的存在だが、巴は彼が苦手だった。過去の恋愛によるトラウマのせいで、きらびやかな男性の前では特に委縮してしまうのだ。しかし、改めて対峙してみると斎は話しやすく、お礼を兼ねた食事に誘われると、珍しく巴はその誘いに乗ってしまう。巴は食事だけのつもりだった。けれど斎は言葉の端々で以前から巴のことを気にかけていたことを匂わせ、さらに深い関係へと誘ってくる。彼の言葉巧みな、けれど強引ではないその誘いに巴は……。
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4.0箱入り令嬢の史織は、呉服屋の御曹司・嘉人との政略結婚を半ば強引に進められる。戸惑う史織に対し、常に愛情深く接してくれる嘉人。初夜を迎えて以降は情熱的に抱かれる日々が続き、次第に彼を想う気持ちが増していく。そんなある日、嘉人が自分に“ひとつの嘘”をついていることを知ってしまい…。落ち込む史織のお腹には彼との子が宿っていた。「死ぬまで君を離す気はない」――偽りの関係だと思っていたのに、旦那様は究極の愛で史織のすべてを包み込み…!
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4.2社長令嬢の菜月は、親の決めた政略結婚に抗えず、IT系大企業の御曹司・陽介と結婚させられてしまう。菜月はどうにかして離縁しようと心に決めるが、陽介は新婚初夜から甘く迫ってきて…!? 「もう遠慮はしない」――愛のない結婚だったはずが、独占欲剥き出しの旦那様に処女を暴かれ、快楽を教え込まれてとろとろに溶かされていき…。
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-平安の世、都では鬼が出没するという噂が立ち、人々は恐れおののいていた。治部省に勤める藤原清継は、そんな世の乱れを沈めるための舞比べの舞人選びを任され、雅楽寮頭の家を訪れる。そこで出会ったのは、夜の桜のようなはかない雰囲気の舞人・尭季だった…。どうしても、自分を舞人に選んで欲しいと清継に懇願する尭季。その熱意に翻弄される清継も、ある日鬼に襲われて、あやうく殺されそうになる。彼を助けたのは、帝の寵愛を受けている美しい白拍子・尾花だった。彼女は尭季に近づいてはならないと清継に忠告するが、彼は聞き入れず、また悲劇が…。何年も花をつけない桜の木の下で鬼が舞う。いったい誰のために――!?
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4.4IT企業に勤めるクールなOL・塔子は、幼馴染の大輔と10年ぶりに再会する。社長室長の彼は異例の速さで出世しており、抜群のルックスで女子社員からモテモテ。再会したとたんにグイグイ迫ってくる大輔に戸惑いを隠せない塔子。イジワルで俺様な彼からは逃げられず、「俺はお前を見守る義務があるから」とついには同棲生活がスタートしてしまう。威圧的に命令してきたかと思えば優しく熱っぽいキスをされ、塔子の気持ちはどんどんかき乱されていき…。「誰よりも大切に思ってる」――彼から注がれる熱い想いにとろとろに溶かされて…!?
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3.5文具メーカーの営業として働く陶子は、社長就任が発表された御曹司・一真とは同期の間柄。仕事熱心で勝ち気な性格をした二人は反りが合わず、入社当時はなにかと競い合っていた。とはいえ、それはもう昔の話。入社から五年が経った今となっては、一真も忘れているだろうと思っていた陶子のもとに、一真から「五年前の勝負の約束は有効だ」と連絡が……。五年前、一真から持ちかけられた勝負。それは負けたほうが、なんでも言うことを聞くことを条件とした、「一真の社長就任と陶子の営業部長就任、どちらが先に成し遂げられるか」を競うものだった。潔く負けを認めた陶子に突きつけられた一真の要求は、「俺と婚約してくれ」という思いもよらぬ内容で……。
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4.2女子校育ちの社長令嬢・沙穂は、恋愛経験0のウブ女子。ある日、姉に強引にすすめられ、御曹司・三鷹透とお見合いをすることに! そのまま、偽装婚約者としてプレ新婚生活を送ることになった沙穂。しかし、いざ同居生活が始まると、初めて男性と同じベッドで眠ったり、キスをすることにドキドキが止まらない。そんな折、沙穂が他の男に言い寄られていることを知った透の独占欲に火が点いて…。「俺のものだ。誰にも触れさせない」――初めての甘く深い夜に抗うことはできなくて…!?
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2.3大人しく生真面目な性格の理子は、27歳になった今も恋愛経験ゼロ。ある日の昼休み、社内唯一の友達である香里菜から結婚すると告げられる。親友の結婚は嬉しいが、置いていかれたようで寂しさもある。複雑な感情を抱えて午後の仕事に取り組んでいたせいで、理子は初めてのミスをしてしまう。今日中に仕上げなければならない資料だったため、一人遅くまで残業をしていると、隣の部署のシステム管理部部長・惣一に声をかけられる。野暮ったい見た目の彼に苦手意識を持っていた理子だが、彼は修正をあっさりと終わらせてくれる。翌日、昨夜のお礼をしようとシステム管理部を訪れた理子を、惣一は「お礼の代わりに一緒に昼食を食べよう」と誘ってくる。彼は見た目の割に気さくで話しやすく、人付き合いの苦手な理子でも珍しく会話が弾む。ついつい気を許してしまい親友が結婚すること、それを寂しく思っていること、恋愛経験ゼロの自分には結婚は無理だと悲観的になっていることを話すと、惣一は「それじゃあ俺と、お試し恋愛してみない?」と信じられない提案をしてきて……。
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3.5貴族の姫・馨子に仕える白露は、和歌が苦手な姫から、恋文の代筆を頼まれる。優れた和歌を美しい文字でしたためた白露の文のおかげで、馨子と相手の公達・時雅の間で文のやり取りが始まった。ところが白露は、文が返ってくる度、目にする時雅の歌に、次第に惹かれていく。主の恋人に想いを寄せるなど、あってはならないことと、自分を戒める白露。間もなく、時雅から馨子に婚姻の申し入れがあり、彼は馨子の邸を訪れる。ふたりが語らう部屋の隣に控えていた白露だったが、突然、時雅が現れ、文を書いたのは白露だと言い当てられてしまう。想いを心の奥に隠し、主人に仕える白露を、思いがけない運命が待っていて…。
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-東京で働く珠美は、地元の中学の先輩・悠希と12年ぶりに再会する。快活で優しかった悠希は、みんなの憧れの存在だった。かつて、そんな二人の間には淡い恋心が生まれていたのだ。――しかし、ある事故がきっかけで二人の初恋は無残にも砕け散ってしまう。「好きだからだよ、いまでも」再会した悠希の熱い眼差しに見つめられると、罪悪感を抱きながらも珠美は彼を拒否できない。あの頃を取り戻すかのように歪な逢瀬を重ねる二人だけれど、珠美には彼を好きになってはいけない理由があって……。 ※全1~5話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。
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-【推しの行く末を陰から見守りたかっただけなのに!?】巻き込まれ令嬢×悲惨な運命から解放された勇者、溺愛と執着の契約愛人(?)ライフの幕開け!? ファンタジー漫画の世界に転生したモブ令嬢・ミルテ。婚約破棄を告げられ途方に暮れていたところへ、大公で漫画の主人公でもあるマクシミリアンがやってきて突然の求愛!? 好条件で彼の“契約愛人”となる。大公家にて、漫画における推しでありマクシミリアンの育て子にも会えたミルテ。しかし、これまで“漫画”だと思い込んでいた物語についての衝撃的な事実が徐々に明らかになっていく。「ようやく君を手に入れた」マクシミリアンが最愛の人を愛人としてしか受け入れられなかった理由も明かされて……。 ※全1~6話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。
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4.2家同士の決めた許嫁と結婚間近の瑠璃。相手は容姿端麗かつ頭脳明晰な完璧御曹司・玲人。密かに玲人に想いを寄せる瑠璃だけど、彼は自分を愛していない。だから玲人のために婚約破棄を申し出たのに…。「俺に火をつけたのは瑠璃だよ。責任取って」。強引に始まった婚前同居で、いつもクールな彼が豹変!? これまでと違い過保護なほどに瑠璃を甘やかし、独占欲をむき出しに求めてきて…!?
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4.5カフェ店員の陽奈子は、マルタ島でエリート社長の貴行と出会い、心ときめく。帰国後、お見合い相手として現れたのがなんと貴行だった! 旅行中は毒舌だった貴行だが、いざ同居を始めると大人の包容力たっぷりで陽奈子はドキドキが止まらない。ある日、陽奈子が男性に言い寄られているのを見かけると普段は冷静な貴行の独占欲が爆発! 「お前は俺だけの妻だ」と熱い想いをぶつけてきて…。
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4.5有名玩具メーカーを辞めたあやめの再就職先は、玩具は玩具でも、アダルトグッズのメーカーだった! 勘違いから面接を受けてしまったが、『ワクワク感を届けたい』という自分のモットーと、社長である御子柴の熱意に後押しされ未知の世界に足を踏み入れることを決意。しかし、先輩のアドバイスによって商品の使用感レポートを御子柴に提出することになってしまい!? 羞恥心から早くも躓いてしまったあやめに、御子柴が手を差し伸べてくれた。「教えてあげますから、レポートに素直に書いてくださいね。いいですか?」。その日からあやめの中で御子柴という存在が大きくなっていく。一方、御子柴の右腕であやめを親身に気遣ってくれる上司の泉との距離も近づいていた。そんな中、次のレポート商品として渡されたのは……コンドーム――!?
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3.8アパレル会社の営業事務として働く夏奈には、忘れられない思い出がある。それは大学三年生の頃、通学電車の中で出逢った2つ年下の青年への淡い初恋。あれから5年が経つというのに名前も知らない彼のことが忘れられず、夏奈は今でも冬になる度、彼との思い出の品であるコーンスープを飲み続けている。そんなある日、彼女が補佐を務めている営業チームに、社長の息子・高山が配属されることになる。配属された高山と顔を合わせてびっくり! なんと高山は、夏奈の初恋相手だったのだ。しかし、喜びに胸踊らせる夏奈に対し、高山はきれいな笑顔で言う。「高山恭一です。初めまして」 忘れられてしまったことにショックを受けつつも、咄嗟に初対面を装ってしまった夏奈。しかし、高山への思いは募る一方で……。
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5.0ある日、由紀の元に幼馴染の真祐から、三年ぶりに帰国するという連絡が入る。真祐とは生まれた時からの付き合いで、三歳年上の彼に長い間恋をしている由紀だったが、これまで告白する機会を持てないでいた。真祐も今年で三十歳、彼が赴任先から戻ったその時には、絶対に告白をしようと決めていた由紀。そんな決意のもと真祐と再会し、相変わらずかっこいい彼と胸がときめく楽しい時間を過ごすのだが――。少し思いつめた表情をした真祐に、お願いがあると言われて……? 由紀のような白くて長くて細い首に齧りつきたい、そう告げた彼のお願いを由紀は受け入れてしまう――!? 「由紀……いい?」 真祐の首への愛撫は淫らで、由紀は愛する人から与えられる快感に身を震わせた……。だが、彼のお願いには実は思惑があったようで――?
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1.0没落寸前のフリューゲル子爵家の末娘・グレイスは、姉たちと比べ平凡というだけで、家族から使用人以下の存在として扱われている。 ある日、女性関係の噂が絶えないリーゼンバーグ公爵が縁談相手を探しているという話を仕入れてきた父は、グレイスに「身体を使ってでもリーゼンバーグ公爵との縁談を掴んでこい」と命令する。 父には逆らえないグレイスは、命令通りリーゼンバーグ公爵家を訪れたのだが、お金目的だと早速見抜かれてしまい……!? 「俺に抱かれればいい。一晩につき金貨一枚。……やり方次第では色をつけてやる」 婚約者ではなく愛人兼使用人としてリーゼンバーグ公爵の元に残る事になったグレイス。 家族のためにと割り切った行為のはずが、グレイスに触れる公爵の手は優しく、次第にグレイスは惹かれていって――?
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3.0吉村香はブラック企業でがんばる仕事女子。訪れたバーでスタイル抜群のバーテンダーに出会う。「私のイメージのカクテルを作っていただけますか?」差し出されたオリジナルカクテルはキレイなピンク色。久しぶりに男性から「可愛い」と言われ、調子に乗った香は呆気なく酔いつぶれ、気が付いたら彼の家。さらに、帰り際に唇にキスされてしまった! 「また、いつか会える」そんな謎めいた囁きにドキドキする香。ある日、新たに着任する専務の姿を見た香は目を疑った。なぜなら、それはもう一度会いたかったバーテンダーさんだったから! 手の届かない人と諦めたのにカクテルと優しい言葉で誘われて……。仕事女子をとろかす甘々ラブストーリー!
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4.8「俺は付き合ったらかなり重い男だって自覚はあるから、覚悟して」大手菓子メーカーの常駐産業医である28歳の彩花は、ある日重役フロアに急病人がいるので来てほしい、と連絡を受け向かう。幸い重病ではなく過労と寝不足による貧血だったが、その病人はなんと会社社長の桜庭大和だった。ゆっくり休む必要があるというのにこのあとも仕事を続けようとする彼に、彩花は思わず大声を出して説教をしてしまう。翌日、お昼休みに大和の秘書・江崎が現われ、大和からだと言ってバラの花束を差しだされて困惑していると、さらに次の日には社食のビュッフェに誘われて大和と昼食をとることになった彩花。すると大和はいきなり「結婚を前提にお付き合いしていただけませんか?」と言い出して……。
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4.423歳の一乃は、姉の由紀乃と同居するため田舎町から都会に出てきた日に男女の痴話げんかに巻き込まれ、有名ショコラティエの青柳奏佑と出会う。姉の彼氏・森山の紹介で就職が決まった一乃は、お祝いしたいと言う奏佑から食事に誘われ、その場で「彼女にしたい」と迫られる。姉は遊ばれているだけだと言っていい顔をしないし、一乃も女性に不自由していないはずの奏佑がなぜ自分と付き合いたがるのか疑問に思うが、彼に惹かれていく心は止められない。しかし、思いが通じ合った途端、奏佑から遠ざけられ、女性と親しげにしている姿を目撃。ショックを受けて帰宅すると、姉が不在の家に森山が上がりこんでいて…。女性不信なイケメンパティシエと、都会も恋も不慣れな純粋女子のスイートラブストーリー。
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4.3御曹司で次期社長の柊哉と政略結婚をしたウブなOLの香子。会社ではクールで厳しい印象の柊哉だが、家では香子に優しく、一見穏やかな新婚生活を送っていた。しかし香子にはひとつ悩みがあった。柊哉と初夜に肌を重ねるも、翌日から夫婦の寝室は別々で、柊哉は一切香子に触れようとしてこないのだ。健気に旦那様に尽くすも、甘い夜は訪れず、悶々とする香子。しかし、とある香子の行動が柊哉の独占欲に火をつけてしまい…!? 「お前は俺のものだ」――突然キスをされ、欲望のままに求められてしまう。香子は戸惑うも、高鳴る鼓動を抑えられなくて…。
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-「言ったはずだ。俺は嫉妬深い男だって」――クールなCEOが家では溺甘!? ゲーム会社で働く志都は、恋愛シミュレーションゲームの製作を任される。ところが、まともな恋愛経験のない志都は大苦戦! 見かねたCEOの由良から、“疑似夫婦”として同居してみることを提案され!? 成果を出したい一心で彼と一緒に暮らし始めたら、“溺愛旦那様モード”の由良に翻弄されまくり! 甘すぎる言葉も行動も、すべて仕事のためだと思っていたのに…。「我慢がきかなくなる」――由良の本気の愛妻欲がついに限界突破し…!
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-「映美、好きだ。ずっと君を探していた」幼い頃、カメラマンだった祖父が木野カメラの社内用に撮影していた写真のモデルをしていた映美。15歳の春、彼女は雑踏の中から自分を写真の「えみ」だと探し出した青年に恋をする。そして13年後。憧れの木野カメラに就職した映美は、地方勤務を経て本社の広報部で働いていた。あの出会い以来、写真は好きなのに撮るのも撮られるのも苦手になってしまった彼女は、入社式で自社の若き敏腕社長・木野輝が“あの青年”だったことを知り、彼に再び恋心を抱く。ある日、映美の部署に偶然輝がやって来て……。長い月日をかけ、心の奥深くで静かに燃え続けた初恋の結末は? 映美のいとこ・より子の「その後」を描いた番外編を収録。
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4.5霜鳥晴、30歳。恋より男より、ぬか漬けが好き。恋愛はしたい相手が見つかったらすればいい。そう思って10年、恋人はおろか好きな人もできない。そんな晴のもとに、28歳の上司・白砂が赴任してくる。そしてある日を境に、晴は白砂から頻繁に誘いを受けるようになって……「霜鳥さんは、年下の男はお嫌いですか」――突然始まった、年下の上司・白砂からのしつこいほどの猛アプローチ! 恋愛する気はないときっぱり断ったはずの晴だったけど、気持ちは次第に白砂へと傾いていき……? 平穏だった晴の日常に突如訪れた、10年ぶりの恋の気配。白砂の一途な想いに、凝り固まった晴の心も次第にほぐれていくかのように思えたけれど……
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3.2ウェブデザイナーとして働き、自他共に認める社長派である文乃にはある秘密があった。それは文乃が由緒正しい飛鳥井家の一人娘であること。そして、彼女が熱い視線を向ける社長――恭平の一族は、飛鳥井家に仕える家令だということである。家を出て独立しつつも、「普通のOLとして社会に出てみたい」という文乃の願いを叶えてくれた恭平に、文乃は密かに想いを募らせている。しかしそんな平和な日々を壊すかのように、両親によってお見合いが計画されていると知った文乃は、玉砕覚悟である決意をして――!? 「わかりました。では、結婚しましょう」。その日から、文乃と恭平の関係は「社長と社員」「主と従者」でもなく「夫と妻」に一気にステップアップしてしまう――!?
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3.0久野沙月は決断を迫られていた。憧れのファッションブランド『クロパーチ』に営業職で入社して3年。クリエイティブ職への異動を希望し続けてきたが、社長から「その可能性はゼロだ」と告げられた挙句、転職を進められたのだ。夢のため採用面接を受ける決意をした沙月だったが、社長に勧められた転職先はアパレルブランド大手『イヴエルヴァン』だった。「こんな大企業に採用されるはずがない……」という沙月の心配をよそに、面接は思いのほか好感触で、その場で採用が決定する。しかし面接の最後に、面接官である副社長の葛西幸孝が、衝撃の事実を沙月に告げる。「俺のこと、まるで覚えてないかな。沙月」 幸孝と沙月は10年ほど前に会ったことがあったのだ。それは沙月がまだ高校生、幸孝が大学生の頃のことで、当時の沙月は幸孝に恋をしていた。別人のように美しい男に成長した幸孝は、プレイボーイ然とした自信に満ちた態度で沙月に急接近してきて……。
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4.1弟扱いはおわりだよ 大人になった俺を確かめて “初めて”の相手に捕獲され―― クールな年下ホテルマン×洗練された大人の女←元喪女 〈あらすじ〉もう、逃がさない――。ギャラリーで働く29歳の瑠璃は、叶わない恋と知りながら妻子のいるオーナーに片思いしていた。ある日、打ち合わせで行ったホテルで彼女は1歳下の幼なじみ、尊と再会する。遊び人の高校生から理知的な大人の男に成長した尊は、ホテルのフロントマンになっていた。実は彼は11年前に頼み込んで初体験をした相手。尊は、動揺する瑠璃に強引に関係を迫る。 著者について 〈著者 プロフィール〉 西條六花(さいじょう りっか) 北海道出身、北海道在住。 2015年に出版デビュー、以後TL、BLの分野で執筆中。 最近(ようやく)コーヒーが飲めるようになりました。 〈イラストレーター プロフィール〉 千影透子(ちかげ とおこ) 蜜夢文庫様では初めてのお仕事です。 タイトル通りの溺愛物語で、ドキドキできる要素が沢山詰まった素敵な作品です。 原稿を読みながら仕事をする時間は本当に幸せでした。ありがとうございました!
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4.7いつか憧れの化粧品ブランドのパッケージデザインを担当したい。そんな夢を懐きデザイナーとして働く真澄は、2歳年下の営業部社員・祐太郎からアプローチを受けている。しかし祐太郎はハイパーイケメンで、社内でも人気者。だから真澄は、冗談として聞き流し続けていた。そんなある日、真澄の誕生日当日。早々に仕事を切り上げ、憧れのコスメブランドの新作を買って、ちょっとおしゃれな店でワインを飲んで、一人誕生日を祝う予定でいた真澄。しかし、急な仕事で残業が確定。時間を忘れて仕事に没頭していると、一息ついたタイミングで祐太郎が訪ねてくる。彼は真澄の誕生日を知っていて、プレゼントを用意してくれていたのだ。しかもプレンゼントは、真澄が憧れているコスメブランドのリップ。「こんな高級なものはもらえない」と驚く真澄に、祐太郎は「いま塗ってみてほしい」と懇願してくる。根負けして塗って見せた瞬間、祐太郎の唇が真澄の唇に触れて……。
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3.8
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-桐尾琴穂が生まれ育ったのは、とある地方の田舎町。 この地域では衣食住から仕事先、何から何まで地主である羽木籐家に頼り生活している住民ばかりという、独特の風習がいくつも残る閉鎖的な環境だった。 そんな、地元で絶対的な力を持つ羽木籐家の御曹司――聖惟の婚約者だった琴穂は、ある時この土地での生活が歪であることに気づいてしまう。 そして七年前、『二十五歳の誕生日にはかならず仕事を辞めること』という約束を聖惟と交わし、琴穂は外の世界を学ぶため地元を離れることに。 とうとう迎えた二十五歳の誕生日。 七年ぶりに再会した聖惟は淡々としていて、相変わらず琴穂には興味がないように見えたのだが……!? 「今日、僕がなにもしないと思った?」 ついに始まってしまった羽木籐家の嫁としての生活。 都会に出た琴穂は変わり者だと冷たい目を向けられ、実の母でさえ琴穂の味方をしてくれない。 七年もの自由をくれた聖惟のためにも、琴穂は羽木籐家の嫁としてふさわしくなろうと奮闘するが――……。
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4.5
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-水島由加里はYAC工業株式会社副社長付きの秘書として働いている。副社長・屋久野知樹は有能であるばかりでなく、YAC工業のため社内改革を推し進めていた。ある日、知樹と由加里は新規アプリのプレゼンのため出張にきていた。トラブルが発生したものの、プレゼンは無事に終わり、打ち上げとしてレストランで夕食を共にすることに――。お酒も入り、普段より打ち解けながら会話が弾んだ二人だったのだが、由加里は仕事では見られない知樹の姿にときめきを感じて……? 知樹がふと零した弱音に、真面目な彼女は心からの真摯な気持ちを伝える。そのとき、ふらついた知樹に由加里が駆け寄ると、ぐっと抱き締められてしまい――!? 思わぬ彼の行動に、由加里は秘めていた知樹への感情を大きく揺さぶられることになる。そのまま、ホテルの部屋で由加里は知樹に熱く甘く抱かれるのだった……。 「……知らなかった。君は――触れると、こんな声を聞かせてくれるんだな」 週明け、何事もなかったかのように仕事をする二人だったが、なぜか知樹がデートを申し込んできて――?
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3.3OLの優衣は、痴漢から助けてもらったお礼として、強面な同僚の大河とデートをすることになった。緊張しっぱなしのままなんとかデートを乗り切った優衣だが、次の日から大河は会社でもよく話しかけてくるようになって……。さらに、彼は何かと優衣と一緒にいたがりコミュニケーションを図ろうとしてくる。思わず優衣は理由を聞いてしまうが、返ってきた答えは彼女の思いもよらぬ答えだった!?「悪い。ちょっと浮かれた。広田さんと恋人になれたのが、嬉しくて」。私達、いつの間にか付き合っていたようです……!? クールで冷たいと有名だった彼が、自分にだけ見せる甘い一面を知ってしまった優衣は、どんどん惹かれていき、いつしか本当に彼に恋をしていることを自覚して――。
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3.5
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4.4
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-家の都合で一人暮らしを始めた美紗は、23年間母に頼りきりの生活だったせいで料理のセンスはゼロ。SNSにすてきな手料理写真をアップする“ケイ”のアカウントを眺めてはうっとりする日々を送っていた。ある日、仕事帰りに立ち寄った食器店で会社の別部署の先輩・本橋に遭遇する。イケメンだが仕事に厳しい営業のエースには場違いだと不信に思っていると、店主との会話から本橋=ケイであることが発覚し、思わず声をかけてしまう。職場でバラされることを恐れた本橋から、口止めがわりに料理を教えてもらえることになったのはいいけれど、いきなりキスされたうえに彼の偽の彼女役になることを約束させられて……。ツンデレ俺様男子とウブで不器用な女子の美味しいラブコメディ。
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3.0スイートルームの窓際で、 城壁の前で、天守閣で―― 御曹司は無垢な姫を視姦したい 仮面の下に情熱を秘めた美貌の御曹司×人々に愛される誇り高き姫 〈あらすじ〉「君は私の奴隷も同然だ」。祖父が急逝し、戦国時代から続く城を相続した梨絵。城を維持する資金に悩む彼女は、地元の有力企業の御曹司で自分が働く遊園地の社長・刀真(とうま)のプロポーズを受け入れてしまう。刀真は、婚約者となった梨絵に、とんでもない要求ばかりを突き付ける。数々の屈辱に耐えながらも彼に惹かれていく梨絵だったが、刀真はとんでもない秘密を抱えていて……。 著者について 岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。 つい最近まで実際に個人所有のお城があったと知り、思いついたのが本作です。とはいえ、お城を舞台にしたロマンティックなラブストーリー……とかじゃありませんので、くれぐれもご注意ください! ずっと作品を拝見していた御堂先生の作品に携わらせていただき、幸せな時間を過ごすことができました! 気高く美しいヒロインを描くのは、とても楽しかったです。ありがとうございました! ホームページ:http://tikage-ya.amebaownd.com/
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3.0お前にねだられると、興奮する── ライバル同期・夏千里にまたもプレゼンで負けた瀬藤知佳。常にエースである彼に対抗心を燃やす知佳は、色気がないと馬鹿にされた恨みもあり、一度でも夏を驚かせたいと社員旅行で色仕掛けを行うと決意する。 ドッキリのつもりで部屋に忍び込んだら──反対に、浴衣をはだけさせた彼に押し倒されて!? 「知佳のここ、俺のを咥え込むとよだれを垂らして悦んでるな」 制止も届かず抱かれ、腰が砕けるほどの甘いキスで翻弄される。ついには「責任をとれ」と強引にふたりは付き合うことになり、溺愛を隠そうともしない彼の手で知佳の身体はますます淫らに変えられて? 極甘えっちなラブコメディ!