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  • 堕ちたジャンヌ・ダルク【分冊】 1巻
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    1.0
    サマンサの悩みは、夫がギャンブル依存症になっていることだった。そしてある日、夫は彼女を賭けてしまい、勝負に負けてしまった。そして勝ったクリスティアーノが突然現れた。夫は姿をくらましてしまい、サマンサは娘のギャビーを連れて彼に従うしか道はないように思えた。だが、ギャビーの行く末を案じた彼女は、娘と一緒に逃走した。行く先はサマンサが育ったロンドン郊外にある孤児院だった。しかし、そこもクリスティアーノから安全な場所ではなかった!!

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  • 美しき傷跡【分冊】 1巻
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    -
    ギリシアの大物実業家、クリスチャン・クーマンタロスは事故で失明して以来、人を遠ざけて屋敷にひきこもっている。そこへやって来たのが、看護師エリザベス。これまで有能な看護師が次々追い払われたが、彼女は根気強く彼を励ました。今は無理でも手術とリハビリ次第で元の生活に戻れると。しかし彼は包帯をとり、顔の傷跡をさらして言い放った。「この醜い傷を見ろ。僕は怪物だ!」と。だがエリザベスは静かに息をのんでいた。なんてこと、彼は傷跡さえも美しいわ…!

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  • 涙にぬれたプロポーズ【分冊】 1巻
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    -
    こんな結婚、やっぱり無理よ――! ニューヨークで最もセクシーな独身男性と噂されるモーガン・グレイディ。その花嫁となるはずだったウィニーは、誰もがうらやむ花婿と大勢の招待客を置き去りにしたまま、真夏のヴァージンロードを逃げだした。つい1か月前まで、彼女はただの平凡な社長秘書だった。絶望的なまでに想いを寄せるボスのモーガンには名前も覚えてもらえなかったウィニー。そんな私が契約とはいえ、彼と結婚なんてできるわけないわ!

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  • 愛したのはシーク【分冊】 1巻
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    -
    フリーカメラマンのタリーは、子供の写真集を出版するため世界各地を放浪していた。ところが砂漠近くの小さな町で写真を撮っていると、突然出現した馬に乗 った一団にさらわれ、彼らのテントへと軟禁されてしまう。どうやらスパイ容疑をかけられているらしい。釈明もいっさい通じず、大切なカメラもとりあげられ た挙句に一団のボスらしき男が尊大な態度で彼女に宣言した。「きみを帰すわけにはいかない。私と結婚し、ここで暮らすんだ」と。

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  • 結婚は誰のために〈情熱の国の人Ⅱ〉【分冊】 1巻
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    -
    伯爵と結婚した姉に会うため、ブエノスアイレスを訪れたゾーイ。迎えに来てくれた義兄の友人ラサロのヘリに乗るが、とたんに彼の態度は豹変した。「静かにしろ。言うとおりにしていれば何も心配することはない」。これは誘拐だわ…!! 街から隔絶された豪邸でとらわれの身となってしまう。彼の目的は伯爵家への復讐。そして、それには複雑に入り組んだ彼の出生の謎がからんでいて――。卑劣な誘拐犯のはずなのに、彼の銀色の瞳に浮かぶ孤独にゾーイは心ひかれてしまい…!?

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  • 異国から来たナイト〈情熱の国の人Ⅰ〉【分冊】 1巻
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    -
    「借金50万ドルを今月中に支払えですって!?」デイジーの牧場に取り立てにやって来たのは圧倒するオーラと金色の炎が燃えるような情熱的な瞳をもつダンテ・ガルバン伯爵。世間には秘密にしているが、デイジーの父はアルツハイマーを患っている。そこをつけいられ、伯爵家と不当な契約を結んでしまったのだ。なんて卑怯な掠奪者なの…! デイジーの愛馬を要求する彼の無慈悲な申し出を受けるが、またしても父のせいで二重契約となってしまったことに気がつき…!?

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  • 塔に囚われた人魚姫【分冊】 1巻
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    -
    ギリシアの島に住むジョゼフィーヌは、ある日ヨットから転落した男性を助けた。彼は記憶を失っていたが、魅力的な容姿と率直な態度に、ジョゼフィーヌは夢中になった。バージンを捧げ、幸せな未来を夢みたが、その思いはすぐに絶望に変わる。彼――アレクサンデルはアーガウ王国の皇太子。しかも数週間後には結婚式を控えているという。記憶を取り戻したアレクサンデルを留めるすべもなく、彼女が思いを断ち切ろうとした矢先、妊娠していることに気づいて…!?

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  • 花嫁は醜いあひるの子【分冊】 1巻
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    -
    美しく奔放な姉の身代わりとして、カッシアはギリシアの海運王ダーメンに嫁ぐはめに。家族にすら地味で変わり者と疎まれるカッシアが、魅力的な彼に受け入れられるはずもない。でも、拒絶されたら一族の経営する海運会社が立ち行かなくなる。必死でダーメンを誘惑しようと、付け焼き刃の誘惑のテクニックを駆使するものの、彼の心に響いていないのは明らかだ。とまどうカッシア。その動きを、突然ダーメンが力ずくで封じる。次の瞬間、彼は思いがけない行動に出た!

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  • 愛が舞い降りる聖夜〈情熱の国の人Ⅳ〉【分冊】 1巻
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    -
    学生時代をともに過ごした親友アロンソ、クライブ。数年後、ソフィーはクライブを選び結婚した。彼を愛してはいないことを隠しながら…。内気なソフィーはアロンソの激しい情熱が怖かった。危険な彼に惹かれている自分から逃げたかった。だが、結婚生活は長く続かなかった。夫が何者かに殺害されたのだ。罪悪感に苛まれ、彼の最期の地ブラジルに赴く決意をしたソフィーの前にアロンソが現れる。そして昔と変わらぬ危険な瞳をソフィーに向けて言い放った。「君には僕が必要だ」

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  • 婚礼宮にさらわれて【分冊】 1巻
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    1.0
    父の詐欺事件に巻きこまれて破産したジェンマは恋人も失い、唯一残された生きる道をモデルの仕事に求めていた。ところが、砂漠の国サイディアで撮影をしていたとき、人前で肌をさらした罪で国王ミカエルに捕らえられ、厳しい裁定を下される。それは国王の妻のひとりとして異国の宮殿に閉じ込められるという、愛し愛される権利を彼女から永遠に奪う最悪な罰だった。結婚式もないまま国民の目にさらされ、王と16日間のハネムーンを過ごすため宮殿へつれ去られるが…。

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  • ギリシアの悪魔富豪【分冊】 1巻
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    1.0
    モーガンは意を決し、5年間別居する夫の豪邸に足を踏み入れた。ギリシアの海運王とは知らずに恋に落ち結婚したが、不実なふるまいに耐えきれなくなり、アメリカに逃げ帰っていたのだ。だが今、詐欺事件に関わった父が誘拐され、莫大な身代金が必要になったモーガンは彼に頼らざるを得ない状況に陥っていた。端正な顔に冷ややかなあざけりの表情を浮かべ、黙って小切手をさし出した夫に、モーガンは今も変わらぬ彼への想いを悟られないよう必死に耐えていた…。

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  • 結婚という名の悪夢【分冊】 1巻
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    -
    アレクサンドラは映画撮影所で事務員として忙しい日々を送っていた。華やかな業界での仕事は刺激に満ちている。今日も憧れの俳優ウルフ・ケリックに偶然会えた。そこまでは想定内――ウルフに愛人のふりをしてくれと頼まれさえしなければ。あまりにも唐突な申し出に、彼女は断ろうと思った。でも、待って。これはチャンスなんじゃない? いつか映画監督になりたいという野心のため引き受けた愛人契約が、のちに思いがけない事態を招こうとは、夢にも思わなかった。

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  • シンデレラを拒んだ秘書【分冊】 1巻
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    1.0
    敬愛するボス、ランダルの幸せをいつも願っている秘書のポピー。彼が愛のない政略結婚をすることになり、心配のあまり少しだけお節介を焼いたら、式当日に花嫁が消えてしまう事態に!? ポピーの仕業かと問いつめるボスには、実は迫る35歳の誕生日までに結婚しなければならない理由があった。急いで次の花嫁を決めなければならない。それを知り青ざめたポピーは、ランダルから渡された候補リストを見てさらにうろたえた。なぜ私の名前が書いてあるの!?

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  • 愛の記憶を探しに〈情熱の国の人Ⅲ〉【分冊】 1巻
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    -
    アルゼンチンの伯爵令嬢アナは、身分が違うという理由で牧夫のルシオとの交際を反対され、駆け落ちを決意するも失敗に終わった。それでもアナは彼が迎えに来てくれるのを待ち焦がれていた。願いは叶い、彼は迎えに来てくれたのだが、どうも様子がおかしい。問いつめたアナは驚くべき事実を知らされた。彼女は脳炎を患い、過去5年の記憶をすべて失っているのだという。ふたりは結婚しているばかりか、離婚寸前だったのだ。心は17歳のままのアナはパニックに陥った。

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  • ベネチアの愛の幻【分冊】 1巻
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    -
    冷徹な実業家ジョバンニ・マルチェロにいきなり唇を奪われて、レイチェルの胸は思惑とは裏腹に高鳴った。イタリアで誰よりも接触が難しい彼にやっと会えたというのに、キスひとつで主導権を奪われるわけにはいかないわ。私の妹が遺した赤ん坊がマルチェロの血を引く者だと、認めさせるために戦いに来たのだから。だが、若いレイチェルが百戦錬磨のジョバンニを敵にするなど無謀なこと。美しい彼が仕掛けるしたたかな官能の罠に彼女は身も心も翻弄されていく…。

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  • 王妃になる条件【分冊】 1巻
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    -
    早急に妻を必要とするサルク国シークのため花嫁探しに乗り出した心理学者のルー。でもどんなにシーク・ザイドが魅力的でも、彼の厳しい条件にぴったりあう女性をたった1週間で見つけるなんてとても無理だわ! だがザイドはルーの苦労を知ってか知らずか、彼女がやっとの思いでリストアップした女性たちをにべもなく却下してしまう。その上突然ルーの唇を奪ったかと思うと、彼の激しい情熱に浮かされたままの彼女に自分との結婚を強要してきて…!?

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  • 熱砂の誓い【分冊】 1巻
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    -
    「離婚はまだ成立していない、君は今でも僕の妻だ。」突然現れたかつての夫カリールの言葉に、ブリンは耳を疑った。中東の王国に君臨する夫のもとを逃げだしてから、3年が経とうとしていた。女性差別が残る王国に異国からひとり嫁ぎ、結婚生活は悪夢のようだった。ようやく新しい人生を取り戻しかけていたのに、今さらなぜ? 夫の燃えるような視線に晒され、ブリンは恐怖に震えた――このままでは傲慢な彼に“あの子”を取り上げられてしまう、と。

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  • 結婚の過ち【分冊】 1巻
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    -
    「彼女に結婚式を台なしにされてたまるものか」マルコの声がサロンの高い天井に響いた。ミラノで有名デザイナーとして名を馳せ、公爵家令嬢との結婚を2か月半後に控えている。ところが別れた妻ペイトンが、突然サンフランシスコからやってきたのだ。ペイトンの目的は、娘たちをマルコに託すこと――二度と戻らないと誓ったミラノを再び訪れなければならなかった彼女の事情…それは、亡き母と同じ不治の病に侵されているという残酷な宣告を受けたからであった――。

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  • 聖母と嘆きのギリシア富豪【分冊】 1巻
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    -
    ジョージアは両親を事故で亡くし、妹を養うため自ら卵子提供して代理母となる道を選んだ。契約相手は子どもの父となるギリシアの大富豪ニコス。妊娠6か月の頃、彼からギリシアの孤島に招待される。生まれてくる子どもにギリシアの市民権を与えるために、彼の住むこの島で、出産しろというのだ。追加の報酬を出すと言われたジョージアは、妹の将来のためにそれを承諾する。遠い異国の地でニコスと接しているうちに、彼の美しさとその身にまとう孤独の影に心を奪われ…。

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  • 復讐のかなたに【分冊】 1巻
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    -
    傲慢な大富豪の父の命令で修道院に軟禁されているアリシア。ある日、突然現れた見知らぬ男性にいきなりプロポーズされる。彼の名はクリストス、ふたりの結婚は父が決めたものだという。素敵な笑顔で魅力的な彼だったが、目的は父の財産だというのは火を見るよりも明らかだった。しかし父親の支配から逃れたいアリシアは、プロポーズを受けることを決意する。結婚式だけ挙げて、すぐに逃げ出そうとするアリシアだったが、クリストスには彼女の知らない裏があり…!?

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  • シチリアの空と秘密【分冊】 1巻
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    -
    実業家と信じて恋に落ちた男性ヴィットーリオが、本当はイタリアに代々続くマフィアの首領だったと知り、彼の子を宿したまま逃げ出したジリアン。だが彼の目を欺いたはずの9か月間の生活が、家も仕事も周りの人間さえヴィットーリオに用意されたものだと知り愕然とする。最初からこの尊大で美しい男から逃れることなど不可能だったのだわ。その上ジリアンは無理矢理彼と結婚させられ、拉致同然にイタリアにつれて行かれることに。そう、これが彼らのやり方なのね…!

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  • プリンセスの歌声〈異国で見つけた恋 III〉【分冊】 1巻
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    3.0
    ルイジ・ボルガルデ王子――顔も知らない彼と、国のために世継ぎを産むことが私のさだめ…。デュカス王国の王女ジョエルは自分の運命を認められず、1年間の期限つきで自由を求めてアメリカへ旅立った。1度だけでいい、甘く激しい恋がしてみたい。ジョエルは、偽名を使って歌手として働きながら、その時を待ちわびた。そして迎えた最後の夜、客席から熱い視線を向けてくる男性がいた。ジョエルの胸が高鳴る。彼に純潔を捧げたい。背徳の恋が始まろうとしていた!!

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  • うたかたの結婚〈熱きシークたち II〉【分冊】 1巻
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    -
    オリヴィアは砂漠の国ジャバルを旅行中、あらぬ嫌疑をかけられて囚われの身となってしまった。私はこの異国の檻のなかで一生を終えるの? 絶望の淵に突き落とされたオリヴィアに、見知らぬ男性が救いの手を差しのべる。事情がわからないままその男性と監獄を脱出したが、彼の正体はなんと隣国のプリンス、シーク・ハリドだった。しかもハリドは、追及をかわすためにふたりが許嫁同士だと嘘をついたと言う! その後、ジャバル政府がふたりの婚約を公表してしまい…。

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  • 砂と太陽の国で【分冊】 1巻
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    -
    「24時間以内に帰国し、結婚しろ」父親からの命令にケイラは茫然とした。祖国である砂漠の国バラカは女性の権利などない国。幼い頃からイギリスで母に育てられたケイラにはとても生きていけない。戸惑う彼女に救いの手をさしのべたのはバラカの君主の弟であるシーク・ヌリ、かつて彼女が恋焦がれた初恋の相手。縁談から逃れるため、ケイラは彼の偽りの恋人となることに。褐色の肌と琥珀色の瞳をもつ彼の甘いささやきの裏に、たくらみが隠されていることも知らずに…。

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  • ギリシアの騎士〈異国で見つけた恋 ⅠⅠ〉【分冊】 1巻
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    -
    頭上で稲妻が光ったその瞬間、ボディガードの煽情的な瞳が見えて、王女シャンタルの体を官能の電流が貫いた。王室専用機が不時着した小島でふたりきり。彼は私に怪我がないか確認するため肌に触れているだけ…。けれどその行為は、シャンタルが夫を亡くしてから封印してきた感情を刺激した。「ここには誰もいない」ボディガードの危険な甘い囁き…。王女は誘惑に抗えず、ついに禁じられた一線を越えてしまう!! それが残酷な未来を招くとは思いもよらずに…。

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  • シークの拒絶〈恋するクイーン II〉【分冊】 1巻
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    -
    ブラバンド国の王女エメリーヌは、自分と瓜ふたつの友人ハンナに数時間だけ入れ替わることをもちかけた。目的は恋人アレハンドロにある責任を取ってもらうため。しかしナイトクラブで出会えた彼に冷酷な仕打ちをうけ、傷つくエメリーヌに声をかけたのは、ハンナのボス、マキンだった。カダール国のシークである彼に、王女である私の正体を知られてはいけない――。彼は不機嫌な表情のまま鋭いまなざしでエメリーヌを見つめ、腕をとり強引に店からつれ去った…。

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  • 別れは朝まで待って〈恋するクイーン Ⅰ〉【分冊】 1巻
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    -
    いくら姿を彼女に似せても、王子様には愛されない――…アメリカ人秘書のハンナは、瓜ふたつの小国の王女エメリーヌに懇願され、2時間だけお互いの立場を入れ替えることに同意した。こんなに頼んでいるのだもの、きっと何か事情があるんだわ。それにたった数時間の約束だもの…。だが、ハンナの想いとは裏腹に、何日経ってもエメリーヌは戻ってこない。ついにハンナはプリンセスになりすましたまま、王女の婚約者ラグヴァ国王ゼイルと会うことになってしまい…!?

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  • 王妃への階段〈熱きシークたち Ⅰ〉【分冊】 1巻
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    -
    校長が案内してきた客を見て、教師ジェスリンはひどくうろたえた。そこに立っていたのは別れた恋人で、今や砂漠の国王となったシャリフだった!! 「夏休みの間、僕の子供たちの家庭教師になってくれ」ジェスリンは胸が締めつけられた。身分違いの恋に耐えきれず私が身をひいたあと、彼は別の女性と結婚して子供を3人ももうけたのね。これ以上傷つくのはごめんだわ。彼女は申し出を断るが、シャリフは諦めない。その瞳には、昔と同じ危険な誘惑の光が宿っていた!!

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  • スルタンの花嫁〈異国で見つけた恋 I〉【分冊】 1巻
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    5.0
    薔薇の花びらが舞い散るなか、砂漠の王は厳かに現れた。ニコレットは息を呑んだ。彫りの深い顔、輝く民族衣装をまとった長身。なんて魅力的な人なの!「千の夢の国へようこそ、シャンタル王女よ」低く甘い声が呼んだ名が、ニコレットを現実にひき戻した。そうよ、私は今シャンタルお姉様になりすましてここに来ている。彼が結婚相手に選んだお姉様の姿で虜にして利用するの、あの計画を実行するために!! ああ、でも彼みたいな人を操るなんて、私にできるのかしら!?

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  • プリンセスの歌声〈異国で見つけた恋 III〉【7分冊】 1巻
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    4.0
    ルイジ・ボルガルデ王子――顔も知らない彼と、国のために世継ぎを産むことが私のさだめ…。デュカス王国の王女ジョエルは自分の運命を認められず、1年間の期限つきで自由を求めてアメリカへ旅立った。1度だけでいい、甘く激しい恋がしてみたい。ジョエルは、偽名を使って歌手として働きながら、その時を待ちわびた。そして迎えた最後の夜、客席から熱い視線を向けてくる男性がいた。ジョエルの胸が高鳴る。彼に純潔を捧げたい。背徳の恋が始まろうとしていた!!
  • 愛の記憶を探しに【7分冊】 1巻
    無料あり
    4.0
    アルゼンチンの伯爵令嬢アナは、身分が違うという理由で牧夫のルシオとの交際を反対され、駆け落ちを決意するも失敗に終わった。それでもアナは彼が迎えに来てくれるのを待ち焦がれていた。願いは叶い、彼は迎えに来てくれたのだが、どうも様子がおかしい。問いつめたアナは驚くべき事実を知らされた。彼女は脳炎を患い、過去5年の記憶をすべて失っているのだという。ふたりは結婚しているばかりか、離婚寸前だったのだ。心は17歳のままのアナはパニックに陥った。

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  • 運命がくれた愛 情熱の国の人
    3.0
    エストレリャは友人の遺作映画の宣伝にカンヌへとやってきた。映画の買いつけに来た関係者に上映権が売れれば、過酷な状況に置かれている多くの子どもたちを救えるのだ。だが必死の思いは、無惨にも踏みにじられる。カルロという初対面のイタリア人男性の見当違いな侮辱によって。
  • 公爵の花嫁
    -
    シドニーで働くマリはヨーロッパのヘレニア王国に来ていた。ヘレニア王国の末裔であることが判明したいとこが、壮麗な宮殿で結婚式を挙げたのだ。ところが、披露宴でマリは某国の俗悪な皇太子に言い寄られる。窮地に陥った彼女はライサンダーという男に助けられるが……。
  • 純潔を捧げる日まで
    -
    濡れてぱっくり口を開けた秘所が、 彼の眼前にさらされて…。 悪魔アクラムのしもべモリガンは、少女の時から長い年月、人間たちの魂を奪ってきた――主の若さと美貌を保つために。 従順なしもべがひそかに主に欲望を抱き、どれほどはしたない妄想をしているか、彼は知らない。 ああ……アクラムがほしい―― たくましく硬くたかぶった男のしるしが背後からヒップに押しつけられ、食いこんでくる。 敏感になったつぼみを容赦なくいじくり回す、力強い手。 思わずあえぎ声をもらすやいなや、太い指が脚の間にすべりこんできた。 下の唇を左右に分けて、蜜がしたたらんばかりの秘所をいやらしく広げてくる。 だめ、それだけじゃまだ足りないわ。もっと、もっとほしい! 望みどおり四つん這いにされると、ついにその秘所が主の眼前にあらわになる。 ヒップをぐいと掴まれた次の瞬間、狂ったように腰を振り立てる主の硬くそそり立つコックに何度も深々と刺し貫かれ……。
  • 放蕩侯爵に調教されて
    -
    「清純ぶるな。 あいつのモノを突っこんでほしそうな顔をして」 卑猥な言葉は屈辱的なのに…。 ここはいったいどこ? ヘレンは眠気で朦朧とする頭を起こし、まばたきした。揺れるろうそくの光―― 見慣れない部屋だ。身を起こそうとして、愕然とした。縄で腕を縛られている! 「ようやく目が覚めたね」部屋の隅から聞こえてきた低い声の主は……新郎のピアースだ。 ヘレンは父を恨めしく思った――悪名高き放蕩侯爵に娘を嫁がせた父を。 固く立ち上がった乳首をピアースの指がかすめ、ヘレンはあえいだ。「ほら、体はこんなにも正直だ」 レースのナイトガウンの胸元からは乳房があらわになっているし、その下のサテン地も薄く、秘所の茂みまでが透けて見えている。 そのとき、食事の盆を抱え使用人が現れた。ああ、使用人の目に裸同然の新妻の姿をさらすなんて……。 花婿は、ズボンの前のふくらみを大きくした使用人を下がらせてから言った。 「清純ぶるな。その脚を開いて濡れたところにあいつのモノを突っこんでほしそうな顔をしただろう?」 卑猥な言葉に屈辱を覚えながらも、恥ずかしいことにヘレンはその部分が潤ってくるのを感じて……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢な幼妻は絶倫侯爵に調教される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • ようこそ、快感スタジオへ
    -
    彼は指を濡らすと、秘所の奥へと這わせていく。 「絶対にイクな」 見合いがいやで家を飛び出したマヤは、ヨガの看板を見つけ、気を落ち着けようと中へ入った。 人けのないスタジオにいたのは、見事な肉体のインストラクター、ヴィクラム。ここでは必要最小限のものしか身につけない決まりだと言い、ブリーフ一枚の自分の姿を指し示した。 Tシャツとショートパンツを脱いで、彼と体をからませ合うと考えただけで興奮に胸が高鳴る。でも……。 「抵抗しているね、マヤ。なぜだい?」 わたしの体内の血は熱くざわめき、乳首が痛いほど固く立ち上がった。ヴィクラムがわたしの背後に回る。 彼は長い指でわたしの太腿を開き、両膝をわたしのヒップに押し当て背中の下に体を入れてきた。 次の瞬間、固くたかぶった彼の欲望のしるしが背骨に当たるのを感じた。 わたしはあえぎ声をもらして全身を震わせ、彼の唇を求めて向き直ろうとした。 「だめだ」手首をつかむ彼の両手が腕を這い上がり、汗に濡れた乳房を強く握りしめる。「残りの衣類も全部脱ぐんだ」
  • ワイルドなお仕置き
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    「いい子だ――パンティを脱いで、ぼくに渡して」 誰かが入ってきたら、どうするの…? 高校の同窓会で、わたしは離婚した夫ジェームズと3年ぶりに再会した。 わたしたちはカレッジを卒業後すぐ結婚したが、 仕事が多忙だった彼は“今夜は疲れているから”と言っては、セックスを避けていたものだ。 でも、離婚後ビジネスで成功したという今の彼に、以前の面影はまるでない。 日に焼けた逞しい体を見ていると、下半身がうずうずしてたまらない。 誘われるまま互いをむさぼり始めると……ベッドでの彼は180度変わっていた。 これが本当に、あのジェームズなの? ――いつも青白い顔で仕事に疲弊していた彼は今や、 元妻をいたぶり奉仕させることに歓びをみいだす、暴君と化していたのだ!
  • 365日間の妄想愛
    -
    彼のネクタイで両手を縛り、目隠しをして命じる。 「その舌で、私が達するまで奉仕しなさい」 1年前、研修先で知り合った内気なグラハムと最終日に笑顔で別れて以来、ジュリアは倒錯的な夢想に悩まされ続けている。 “わたしの部屋に来ない?”と、彼を誘いたくてたまらなかったのに、勇気が出なかった。 返事がイエスだったら、彼を部屋に入れネクタイで両手を縛るか目隠しするかして、わたしが達するまで舌で奉仕しなさいと命じただろうか。 暴れ馬に乗るように彼に跨がって、わたしの名前を彼が叫ぶまで腰を振っていただろうか。 様々な妄想が頭を駆けめぐったあと、最後に行きつくのは決まって同じ―― 目の前にひざまずき、彼女の望みのままの行為をするグラハムの姿……。 やがて、運命の再会の日は突然訪れた。出張で彼の住む街で足止めを食らったジュリアは、彼に電話をかけてみたのだ。 案内されたレストランで、ディナーの間中、夢中でエロティックな妄想に耽っていた彼女は気づきもしなかった―― 目の前の従順そうな彼もまた、この1年、自分へのとてつもなく淫らな妄想を膨らませ続けていたとは。
  • チェンジ
    -
    だめ、友達カップルの前でこんなこと…。 その夜、互いのパートナーを“取り替えっこ”して――!? 私の恋人はライアン。男っぽくてワイルドなタイプで、 女友達のケイの恋人はショーン。いかにも科学者っぽい、線の細さがセクシーなタイプ。 あるとき4人でキャンプに行き、私たちは同じテントに寝ていた。 耳のすぐ横で聞こえるショーンの寝息に、私はどうしようもなく感じていた。 ライアンが反対側から手を伸ばしてきて、疼きの源を探り始める。 「や、やめてよ……」囁き声で抵抗するのに、彼はますます大胆になって、 ふとんの下で私の脚を割り、硬いモノを突き入れてきた。 2人ともわかっている――ショーンもケイも目を覚ましていることを。 私をイカせながら、ライアンはショーンに見せつけているのだ。 ほら、おまえも彼女とやりたくないか、と。 そしてケイにも。おれなら、きみをこんなふうにイカせてやるよ……と。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『野獣とイケメンに愛される夜~秘蜜の交換~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 夜のパフューム
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    「もうぐっしょり濡れてる」 「指と舌でイカせてほしいのか」 二人は私の好みを知り尽くしてる。 今宵、メレディスはホルターネックのドレスに身を包み、 ルームメイトのジョシュとウィルを両脇に伴って、 大富豪ロバート・クリーヴドンの屋敷で催されるパーティに赴いた。 ロバートは、メレディスと同伴の男たちを思惑ありげに見やりながら、 「屋敷のなかを好きに見てまわるといい。特に主寝室は見ものだよ」と言った。 主寝室のドアを閉めると、メレディスは海に面したガラス窓に手をつき、息をのんだ。 ジョシュが後ろから彼女の胸を包み込むと、首筋に唇を這わせる。 ウィルは前方に屈み、スカートの中から秘所を探る。「もう、こんなに……」 そのとき後ろでドアが開く音がして、ロバートが入ってきた。 グラスを片手に、ゆったりとした動作で壁際の椅子に腰かけると、彼は 「続けてくれ」と言った。ズボンの前を開き、長く突き出たものを解放しながら。
  • 先生の寝室
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    「爆発しそうでぎりぎりなんだ。 パンティを脱がせてもいいだろう?」 10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。 当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。 先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 体育倉庫の思い出
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    「大きい…ああ、すごく大きいわ」 ずっと夢見ていた――彼のモノに貫かれる瞬間を。 10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 同窓会は、高校のホールで開かれた。 私はいつ“彼”が現れるかとそわそわしながら、入り口のほうばかり見ている。 ドリュー・ハートリー。学校一のハンサムで、バスケのスター選手だった。 当時、彼とひょんなことから体育倉庫でふたりきりになったとき、 私たちは舌を絡め合ってキスをして、彼は私の下着に手を入れた。 もうすごく濡れてて、彼がオシリの穴を触ってくるだけでイキそうだったのに、 突然入ってきたスティーヴに邪魔さえされなければ、きっと最後までいっていたのに……。 10年も経って、いまだ引きずっているなんてバカげてると思うかもしれないけれど、 まさかその夜、同じ体育倉庫で、同じシチュエーションになるなんて。 しかも今度はあのとき邪魔をしたスティーヴも、ドリューと一緒に私を愛撫して……。
  • 深紅のドレスと真珠のプレイ
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    「何も穿いていないのか?」 「ええ、ストッキングと香水をひと振り。それだけ」 恋人の手ひどい裏切りに遭って以来、アナリースはもう誰ともつき合わなかった。 男たちには求められるままその美しい肢体を与え、アナリース自身も、 貢がれる快感を貪ってきた。“尻軽女”でいるほうが、ラクだし楽しい。 ところが、出会って3カ月になるゲイブとは、あまりうまくいかなかった。 誰といても何をしていても、ゲイブに会いたくてたまらないのだ。 こんなふうになるのは自分らしくないのに、彼のことを考えて切なくなる。 今も、募る想いを抑えきれず、わざわざこのレストランまで来てしまった。 商談中のゲイブから見える席で脚を開き、これみよがしにウエイターと触れ合う。 ゲイブは嫉妬に燃えるまなざしを隠しもしない。アナリースはどうしようもなく濡れた。 このあと彼がバスルームまで追ってきて、激しくファックされることを思うと……。
  • 受話器からの絶頂命令
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    「ぼくが贈った、あのパンティをはいているんだろう?」 卑猥な電話の声の主に 命じられるまま要求に応えてしまうのは、なぜ? 「ぼくが贈った、あのパンティを履いているんだろう?」 すっかり耳になじんだ声が、低くかすれた響きでささやいてくる。 わたしの体は即座に反応し、脚の間がじゅっと疼く。 こんな電話がかかってくるようになってまだ一週間にもならないけれど、 わたしは彼の言うがまま指先を踊らせ、彼の命令に服従するがまま、 激しくイッてしまうようになっていた。本当はこんな電話、すぐに切りたいのに。 「パンティに縫いつけられているビーズをプッシーにこすりつけろ」 彼の要求は徐々にエスカレートしていく。そしてわたしの興奮も。 スカートをまくりあげ、あられもない姿で激しいオーガズムに達したとき、 突然ドアが開き、入ってきたのは――! *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『甘美な絶頂命令』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 野獣とイケメンに愛される夜~秘蜜の交換~
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    私の恋人はライアン。男っぽくてワイルドなタイプで、 女友達のケイの恋人はショーン。いかにも科学者っぽい、線の細さがセクシーなタイプ。 あるとき4人でキャンプに行き、私たちは同じテントに寝ていた。 耳のすぐ横で聞こえるショーンの寝息に、私はどうしようもなく感じていた。 ライアンが反対側から手を伸ばしてきて、疼きの源を探り始める。 「や、やめてよ……」囁き声で抵抗するのに、彼はますます大胆になって、 ふとんの下で私の脚を割り、硬いモノを突き入れてきた。 2人ともわかっている――ショーンもケイも目を覚ましていることを。 私をイカせながら、ライアンはショーンに見せつけているのだ。 ほら、おまえも彼女とやりたくないか、と。 そしてケイにも。おれなら、きみをこんなふうにイカせてやるよ……と。
  • 無垢な幼妻は絶倫侯爵に調教される
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    ここはいったいどこ? ヘレンは眠気で朦朧とする頭を起こし、まばたきした。揺れるろうそくの光―― 見慣れない部屋だ。身を起こそうとして、愕然とした。縄で腕を縛られている! 「ようやく目が覚めたね」部屋の隅から聞こえてきた低い声の主は……新郎のピアースだ。 ヘレンは父を恨めしく思った――悪名高き放蕩侯爵に娘を嫁がせた父を。 固く立ち上がった乳首をピアースの指がかすめ、ヘレンはあえいだ。「ほら、体はこんなにも正直だ」 レースのナイトガウンの胸元からは乳房があらわになっているし、その下のサテン地も薄く、秘所の茂みまでが透けて見えている。 そのとき、食事の盆を抱え使用人が現れた。ああ、使用人の目に裸同然の新妻の姿をさらすなんて……。 花婿は、ズボンの前のふくらみを大きくした使用人を下がらせてから言った。 「清純ぶるな。その脚を開いて濡れたところにあいつのモノを突っこんでほしそうな顔をしただろう?」 卑猥な言葉に屈辱を覚えながらも、恥ずかしいことにヘレンはその部分が潤ってくるのを感じて……。
  • 生真面目な先生の野獣な本性
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    10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。 当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。 先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 甘美な絶頂命令
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    「ぼくが贈った、あのパンティを履いているんだろう?」 すっかり耳になじんだ声が、低くかすれた響きでささやいてくる。 わたしの体は即座に反応し、脚の間がじゅっと疼く。 こんな電話がかかってくるようになってまだ一週間にもならないけれど、 わたしは彼の言うがまま指先を踊らせ、彼の命令に服従するがまま、 激しくイッてしまうようになっていた。本当はこんな電話、すぐに切りたいのに。 「パンティに縫いつけられているビーズをプッシーにこすりつけろ」 彼の要求は徐々にエスカレートしていく。そしてわたしの興奮も。 スカートをまくりあげ、あられもない姿で激しいオーガズムに達したとき、 突然ドアが開き、入ってきたのは――!
  • 花嫁の姉
    3.5
    妹の盛大な結婚式に出ることになり、ケイティは複雑な心境だった。1年前、妹はケイティがつき合っていた恋人を奪い取ったのだ。すると、母が気をきかせて当座の恋人役を演じる男性を用意してくれた。だが、それは以前、最悪の出会い方をしたジャクソンで……。
  • 復讐の楽園
    -
    エミリーはかつて一家が所有していたカリブの思い出の島へ旅立った。ところが空港で、身に覚えのない密輸容疑で逮捕されてしまう。そこへ突然、昔の恋人トリスターノが現れた。エミリーの家族を不幸に陥れた張本人で、復讐を心に誓った相手だ。とまどうエミリーに、彼は信じられないことを言った
  • 危険な薔薇
    4.0
    故郷を離れシカゴで孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日差出人不明の薔薇の花束とメッセージが届いた。ストーカーの影におびえていた彼女は警察に通報するが、駆けつけた刑事の姿を見て思わず目を疑った。かつて彼女が初めて恋し破れた相手スコットが、すっかり大人の男性となってそこに立っていたのだ。

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  • 涙は愛の言葉
    -
    突然の事故で親友を失ったネイトは、親友の妹ジョーダンと親しく過ごすようになる。だが、ジョーダンへの思いが日ごとにつのり、彼女の子供たちに懐かれれば懐かれるほど、ネイトの心の内には言いしれぬ罪悪感が膨らんでいった。
  • 脇役はおしまい
    -
    レベッカはウエディングプランナー。仕事は一流と評判だが、そんな彼女でも、わがままな花嫁メラニーの依頼には困憊させられどおしだ。そんななか、新郎の介添人を紹介され、彼女はさらなる混乱に陥った。それは、元恋人ライアンだった!
  • 別れの日まで
    -
    一九四九年、五月。一人の若者がウィンターズ家を訪れた。彼の名はジャック・マーフィ。戦死した兄の戦友だという彼をひと目見て、クレア・ウィンターズは恋に落ちた。だが、二人の間にはどうしても超えられない壁が立ちはだかって……。
  • 愛したのはシーク【特典付き】
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!フリーカメラマンのタリーは、子供の写真集を出版するため世界各地を放浪していた。ところが砂漠近くの小さな町で写真を撮っていると、突然出現した馬に乗った一団にさらわれ、彼らのテントへと軟禁されてしまう。どうやらスパイ容疑をかけられているらしい。釈明もいっさい通じず、大切なカメラもとりあげられた挙句に一団のボスらしき男が尊大な態度で彼女に宣言した。「きみを帰すわけにはいかない。私と結婚し、ここで暮らすんだ」と。
  • 塔に囚われた人魚姫
    完結
    3.5
    ギリシアの島に住むジョゼフィーヌは、ある日ヨットから転落した男性を助けた。彼は記憶を失っていたが、魅力的な容姿と率直な態度に、ジョゼフィーヌは夢中になった。バージンを捧げ、幸せな未来を夢みたが、その思いはすぐに絶望に変わる。彼――アレクサンデルはアーガウ王国の皇太子。しかも数週間後には結婚式を控えているという。記憶を取り戻したアレクサンデルを留めるすべもなく、彼女が思いを断ち切ろうとした矢先、妊娠していることに気づいて…!?
  • 結婚の過ち【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    最愛の子を別れた夫に託す――それが、私にできる、最後の役目。 「彼女に結婚式を台なしにされてたまるものか」ミラノの大富豪マルコ・ダンジェロの声がサロンの高い天井に響いた。幼なじみの公爵家令嬢との結婚を2カ月後に控えている。ところが、別れた妻のペイトンが幼い双子の娘たちを連れて、突然サンフランシスコからやってきたのだ。ペイトンの目的は、娘たちをマルコに託すことだった。二度と戻らないつもりでいたミラノを再び訪れたのは、医師に残酷な事実を突きつけられたから。ペイトンは亡き母と同じ、不治の病におかされていた……。 ■非情な運命により、若くしてみずからの余命と向き合わざるをえなくなったヒロインの物語をお贈りします。元夫への愛を心の奥底に封印して子育てを頑張ってきたペイトンと、彼女と結婚したことで人生設計を狂わされたと思っているマルコの、再会の行方は……? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 花嫁は醜いあひるの子
    完結
    -
    美しく奔放な姉の身代わりとして、カッシアはギリシアの海運王ダーメンに嫁ぐはめに。家族にすら地味で変わり者と疎まれるカッシアが、魅力的な彼に受け入れられるはずもない。でも、拒絶されたら一族の経営する海運会社が立ち行かなくなる。必死でダーメンを誘惑しようと、付け焼き刃の誘惑のテクニックを駆使するものの、彼の心に響いていないのは明らかだ。とまどうカッシア。その動きを、突然ダーメンが力ずくで封じる。次の瞬間、彼は思いがけない行動に出た!
  • 美しき同居人
    -
    ■すぐ近くにいるかもしれない運命の相手。あなたはその人に気づけますか?■マギーはサロンの一室から出てきたニックを見て、言葉を失った。髭を剃り、髪をカットした彼は、抗いがたいほど魅力的だ。「君の言いなりになって変身したんだ。満足かい?」マギーは黙ってうなずきながら、心がざわめくのを感じていた。私ったら、どうしてあんな提案をしてしまったのかしら?ニックは、マギーの家の部屋を借りることになった新しい下宿人。といっても祖母が勝手に契約しただけで、最初は断るつもりでいた。ところが自力で始めた結婚相談所の開業が間近に迫っていたせいでつい彼を宣伝用の男性会員に仕立てようなどと思いついてしまった。そして紹介する女性とのデートを条件に部屋を貸すことにしたのだ。ニックを見ただけで熱くなるのに、同じ家でどうやって眠るつもり?しかも私は彼に運命の相手を紹介しなくてはいけないのよ。この日から二人の危うい関係が始まった。
  • 華やかな牢獄
    -
    ■この豪奢な屋敷の中には、愛と裏切りと陰謀が渦巻いている。■リチャードの目は、陰気な病室の中にいる女性に釘付けだった。女性は痩せ細り、かつては美しく輝いていた目にも生気がない。〝そのうえ、彼女は僕が誰だかもわからないんだ〟リチャードは、自分の妻を薬漬けにして、記憶を奪った病院に、怒りを抑えきれなかった。自分を見捨てて家を出た妻、レクシーに対しても。七カ月前、レクシーは事故で瀕死の状態にあったリチャードに、離婚と多額の財産分与を要求して姿を消した。少なくとも、彼の母はそう言っていた。だが、今、レクシーは記憶を失って怪しげな病院に閉じ込められている。いったい、七カ月の間に何があったんだ?そして、妻の裏切りに対する僕の怒りはどこに向ければいいんだ?
  • 愛が舞い降りる聖夜
    完結
    -
    学生時代をともに過ごした親友アロンソ、クライブ。数年後、ソフィーはクライブを選び結婚した。彼を愛してはいないことを隠しながら…。内気なソフィーはアロンソの激しい情熱が怖かった。危険な彼に惹かれている自分から逃げたかった。だが、結婚生活は長く続かなかった。夫が何者かに殺害されたのだ。罪悪感に苛まれ、彼の最期の地ブラジルに赴く決意をしたソフィーの前にアロンソが現れる。そして昔と変わらぬ危険な瞳をソフィーに向けて言い放った。「君には僕が必要だ」
  • プリンセスの歌声〈異国で見つけた恋 III〉(カラー版)
    完結
    4.0
    ルイジ・ボルガルデ王子――顔も知らない彼と、国のために世継ぎを産むことが私のさだめ…。デュカス王国の王女ジョエルは自分の運命を認められず、1年間の期限つきで自由を求めてアメリカへ旅立った。1度だけでいい、甘く激しい恋がしてみたい。ジョエルは、偽名を使って歌手として働きながら、その時を待ちわびた。そして迎えた最後の夜、客席から熱い視線を向けてくる男性がいた。ジョエルの胸が高鳴る。彼に純潔を捧げたい。背徳の恋が始まろうとしていた!!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 愛の記憶を探しに【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    重い病気から奇跡的に回復したアナは、夫ルシオを待っていた。彼はハンサムでセクシーな年上の実業家で、熱烈な恋に落ちて結婚した。早くわたしたちの赤ちゃんに会いたい……。やっとルシオは現れたが、どこか様子が変だ。赤ん坊はもういない。君は流産して子供を失った、などと言う。なぜそんなひどいことを……。ルシオ、いったいどうしたの?ルシオは重い口を開くと、信じられないことをアナに告げた。「君が脳炎にかかって記憶を失う前、僕たち夫婦は離婚寸前だった」彼女は過去5年間に起きたことのすべてを忘れていると言うのだ。離婚なんて嘘……彼を心から愛しているし、赤ちゃんだっているわ! ■実力派作家ジェイン・ポーターが描く、記憶喪失ロマンスです。ルシオと出会ったころの初々しい17歳に戻ってしまったアナ。二人は愛を取り戻すことができるのでしょうか? そしてアナが訴える赤ちゃんの真相とは? 最後まで一気読み必至です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 婚礼宮にさらわれて
    完結
    -
    父の詐欺事件に巻きこまれて破産したジェンマは恋人も失い、唯一残された生きる道をモデルの仕事に求めていた。ところが、砂漠の国サイディアで撮影をしていたとき、人前で肌をさらした罪で国王ミカエルに捕らえられ、厳しい裁定を下される。それは国王の妻のひとりとして異国の宮殿に閉じ込められるという、愛し愛される権利を彼女から永遠に奪う最悪な罰だった。結婚式もないまま国民の目にさらされ、王と16日間のハネムーンを過ごすため宮殿へつれ去られるが…。
  • ギリシアの騎士〈異国で見つけた恋 II〉(カラー版)
    完結
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    頭上で稲妻が光ったその瞬間、ボディガードの煽情的な瞳が見えて、王女シャンタルの体を官能の電流が貫いた。王室専用機が不時着した小島でふたりきり。彼は私に怪我がないか確認するため肌に触れているだけ…。けれどその行為は、シャンタルが夫を亡くしてから封印してきた感情を刺激した。「ここには誰もいない」ボディガードの危険な甘い囁き…。王女は誘惑に抗えず、ついに禁じられた一線を越えてしまう!! それが残酷な未来を招くとは思いもよらずに…。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • スルタンの花嫁〈異国で見つけた恋 I〉(カラー版)
    完結
    -
    薔薇の花びらが舞い散るなか、砂漠の王は厳かに現れた。ニコレットは息を呑んだ。彫りの深い顔、輝く民族衣装をまとった長身。なんて魅力的な人なの!「千の夢の国へようこそ、シャンタル王女よ」低く甘い声が呼んだ名が、ニコレットを現実にひき戻した。そうよ、私は今シャンタルお姉様になりすましてここに来ている。彼が結婚相手に選んだお姉様の姿で虜にして利用するの、あの計画を実行するために!! ああ、でも彼みたいな人を操るなんて、私にできるのかしら!?※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 愛の記憶を探しに【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!アルゼンチンの伯爵令嬢アナは、身分が違うという理由で牧夫のルシオとの交際を反対され、駆け落ちを決意するも失敗に終わった。それでもアナは彼が迎えに来てくれるのを待ち焦がれていた。願いは叶い、彼は迎えに来てくれたのだが、どうも様子がおかしい。問いつめたアナは驚くべき事実を知らされた。彼女は脳炎を患い、過去5年の記憶をすべて失っているのだという。ふたりは結婚しているばかりか、離婚寸前だったのだ。心は17歳のままのアナはパニックに陥った。
  • ギリシアの悪魔富豪
    完結
    -
    モーガンは意を決し、5年間別居する夫の豪邸に足を踏み入れた。ギリシアの海運王とは知らずに恋に落ち結婚したが、不実なふるまいに耐えきれなくなり、アメリカに逃げ帰っていたのだ。だが今、詐欺事件に関わった父が誘拐され、莫大な身代金が必要になったモーガンは彼に頼らざるを得ない状況に陥っていた。端正な顔に冷ややかなあざけりの表情を浮かべ、黙って小切手をさし出した夫に、モーガンは今も変わらぬ彼への想いを悟られないよう必死に耐えていた…。
  • 結婚という名の悪夢
    完結
    -
    アレクサンドラは映画撮影所で事務員として忙しい日々を送っていた。華やかな業界での仕事は刺激に満ちている。今日も憧れの俳優ウルフ・ケリックに偶然会えた。そこまでは想定内――ウルフに愛人のふりをしてくれと頼まれさえしなければ。あまりにも唐突な申し出に、彼女は断ろうと思った。でも、待って。これはチャンスなんじゃない? いつか映画監督になりたいという野心のため引き受けた愛人契約が、のちに思いがけない事態を招こうとは、夢にも思わなかった。
  • シンデレラを拒んだ秘書
    完結
    4.7
    敬愛するボス、ランダルの幸せをいつも願っている秘書のポピー。彼が愛のない政略結婚をすることになり、心配のあまり少しだけお節介を焼いたら、式当日に花嫁が消えてしまう事態に!? ポピーの仕業かと問いつめるボスには、実は迫る35歳の誕生日までに結婚しなければならない理由があった。急いで次の花嫁を決めなければならない。それを知り青ざめたポピーは、ランダルから渡された候補リストを見てさらにうろたえた。なぜ私の名前が書いてあるの!?
  • 愛の記憶を探しに
    完結
    5.0
    アルゼンチンの伯爵令嬢アナは、身分が違うという理由で牧夫のルシオとの交際を反対され、駆け落ちを決意するも失敗に終わった。それでもアナは彼が迎えに来てくれるのを待ち焦がれていた。願いは叶い、彼は迎えに来てくれたのだが、どうも様子がおかしい。問いつめたアナは驚くべき事実を知らされた。彼女は脳炎を患い、過去5年の記憶をすべて失っているのだという。ふたりは結婚しているばかりか、離婚寸前だったのだ。心は17歳のままのアナはパニックに陥った。
  • シチリアの空と秘密【ハーレクイン・セレクト版】
    1.0
    ジリアンの恋はあっけなく終わった。出会ってすぐに惹かれ、最高の恋人だった富裕なイタリア人実業家ヴィットは、彼女が思っていたような人物ではなかった。ある日、彼のメイドが言ったのだ。彼の一族はマフィアだと!彼のヴィラから逃げだしたジリアンはその後、妊娠したことを知る。ああ、なんてこと。けっして彼に知られてはならない……。ジリアンは生まれた息子を守りたい一心で、名前も変え、ゆかりのないカリフォルニアの町でひっそり暮らしていた。だが平穏な日々は続かなかった。前触れもなくヴィットが現れたのだ。「君と息子を僕の故郷――シチリアに連れていく」 ■二度と会うべきでなかった愛しい男性との突然の再会。幼子と二人、なすすべもなくシチリアに囚われたヒロインは、やがて彼の瞳に宿る悲しみのわけを知って……。ベテラン作家J・ポーターが描く、息もつかせぬスリリングなシークレットベビー物語! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ベネチアの愛の幻
    完結
    -
    冷徹な実業家ジョバンニ・マルチェロにいきなり唇を奪われて、レイチェルの胸は思惑とは裏腹に高鳴った。イタリアで誰よりも接触が難しい彼にやっと会えたというのに、キスひとつで主導権を奪われるわけにはいかないわ。私の妹が遺した赤ん坊がマルチェロの血を引く者だと、認めさせるために戦いに来たのだから。だが、若いレイチェルが百戦錬磨のジョバンニを敵にするなど無謀なこと。美しい彼が仕掛けるしたたかな官能の罠に彼女は身も心も翻弄されていく…。
  • 結婚の過ち
    完結
    -
    「彼女に結婚式を台なしにされてたまるものか」マルコの声がサロンの高い天井に響いた。ミラノで有名デザイナーとして名を馳せ、公爵家令嬢との結婚を2か月半後に控えている。ところが別れた妻ペイトンが、突然サンフランシスコからやってきたのだ。ペイトンの目的は、娘たちをマルコに託すこと――二度と戻らないと誓ったミラノを再び訪れなければならなかった彼女の事情…それは、亡き母と同じ不治の病に侵されているという残酷な宣告を受けたからであった――。
  • 心の鍵は誰のもの?【ハーレクイン文庫版】
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    父の急死で、身寄りのなくなった19歳のニコラは、憧れの弁護士ブレットと結婚した。しかし、新婚生活は惨めなものだった。父の親友で、ニコラの後見人でもあるブレットにとって、この結婚はニコラが男友達に襲われかけた事件がきっかけで生じた、便宜的なものにすぎず、ニコラを子供扱いして、指一本触れようとしないのだ。だから、2年たってもニコラは純潔のまま――しかも彼は、別れた美しい妻にいまも想いを寄せていた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 聖母と嘆きのギリシア富豪
    完結
    -
    ジョージアは両親を事故で亡くし、妹を養うため自ら卵子提供して代理母となる道を選んだ。契約相手は子どもの父となるギリシアの大富豪ニコス。妊娠6か月の頃、彼からギリシアの孤島に招待される。生まれてくる子どもにギリシアの市民権を与えるために、彼の住むこの島で、出産しろというのだ。追加の報酬を出すと言われたジョージアは、妹の将来のためにそれを承諾する。遠い異国の地でニコスと接しているうちに、彼の美しさとその身にまとう孤独の影に心を奪われ…。
  • シチリアでもう一度
    -
    空港で、ローレルは癒えない心の傷を抱えたまま立ち尽くした。滑走路に乗りつけた車から降りてくる、長身の男性に目をこらす。クリスチアーノ。見るだけで胸が締めつけられる夫の姿がある。子どもを流産したとき、夫は連絡さえくれなかった。大会社を背負っているとはいえ、初めての子どもだったのに――冷たいクリスチアーノに耐えきれず、ローレルは家を出たのだ。いま、2年の別居の末に、離婚をするため戻ってきたローレルを、彼は何事もなかったかのように見つめ、掠れた声で囁いた。「今晩は君のホテルに泊まる」
  • 熱砂の誓い
    完結
    4.0
    「離婚はまだ成立していない、君は今でも僕の妻だ。」突然現れたかつての夫カリールの言葉に、ブリンは耳を疑った。中東の王国に君臨する夫のもとを逃げだしてから、3年が経とうとしていた。女性差別が残る王国に異国からひとり嫁ぎ、結婚生活は悪夢のようだった。ようやく新しい人生を取り戻しかけていたのに、今さらなぜ? 夫の燃えるような視線に晒され、ブリンは恐怖に震えた――このままでは傲慢な彼に“あの子”を取り上げられてしまう、と。
  • 復讐のかなたに
    完結
    4.0
    傲慢な大富豪の父の命令で修道院に軟禁されているアリシア。ある日、突然現れた見知らぬ男性にいきなりプロポーズされる。彼の名はクリストス、ふたりの結婚は父が決めたものだという。素敵な笑顔で魅力的な彼だったが、目的は父の財産だというのは火を見るよりも明らかだった。しかし父親の支配から逃れたいアリシアは、プロポーズを受けることを決意する。結婚式だけ挙げて、すぐに逃げ出そうとするアリシアだったが、クリストスには彼女の知らない裏があり…!?
  • 情熱の掟
    -
    麻薬密輸組織の全貌を暴くため、FBI捜査官のダナは、容疑者の一人マーカスのボディガードになりすまし、覆面捜査をするよう命じられた。だがマーカスの魅力的な瞳を見たとたん、任務をやり通せるのか不安を覚えた。こんな美しい女性が僕のボディガードだと?無実の罪を着せられるという苦境にありつつも、マーカスは内心にやりとせずにはいられなかった。二十四時間警護してくれるなら、楽しい時間が過ごせるだろう。
  • 美しき傷跡【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ギリシアの大物実業家、クリスチャン・クーマンタロスは事故で失明して以来、人を遠ざけて屋敷にひきこもっている。そこへやって来たのが、看護師エリザベス。これまで有能な看護師が次々追い払われたが、彼女は根気強く彼を励ました。今は無理でも手術とリハビリ次第で元の生活に戻れると。しかし彼は包帯をとり、顔の傷跡をさらして言い放った。「この醜い傷を見ろ。僕は怪物だ!」と。だがエリザベスは静かに息をのんでいた。なんてこと、彼は傷跡さえも美しいわ…!
  • 涙にぬれたプロポーズ ボスに恋愛中
    3.0
    ウィニーがモーガンの秘書になってから五カ月。彼はニューヨークでいちばんセクシーな男性と言われていて、いつも美女たちに囲まれ、ウィニーの名前すらろくに覚えていない。絶望的なくらい彼を愛するウィニーの気も知らずに。大都会でのそんな生活に疲れ果て、ウィニーは転職を決意した。職場を変われば、きっと彼のことを忘れられる。毎晩のように彼のことを夢想し、寝不足に陥ることもなくなる。ウィニーは面接の予約を取りつけ、飛行機に飛び乗った。だが新しい会社での採用が決まり、ニューヨークに戻ってみると、空港でウィニーを迎えたのはモーガンだった。あっけに取られるウィニーをリムジンに乗せ、高級レストランに向かう途中、彼はいきなり切り出した。「僕と結婚してくれ。ただし、これはビジネスだ」★“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。★
  • 子爵のトラブル カラメールの恋人たち I
    3.0
    メリサンド城でキュレーターを務めるキルステンは、いきなり上司として目の前に現れた彼の姿に唖然とした。アラゴン子爵ロウ・セヴラン。6年前、キルステンの家族を不幸に陥れ、そのうえ助けを求める彼女たちをあっさり見捨てた男だ。以来、ロウにだけはかかわるまいと生きてきたのに。それに今のキルステンは秘密を抱えている。ロウが知ったら、再び私の幸せを壊そうとするに違いない。そう警戒し、距離を置こうとするキルステンだが、ロウの強引な誘惑にあらがいきれずにキスをしてしまい……。■カラメール公国を舞台に繰り広げられる王族たちの恋を描いた、人気シリーズ第3弾『カラメールの恋人たち』1作目をお送りします。メリサンド城の伝説をめぐって紡がれる、3つの珠玉のラブストーリー。今回はアラゴン子爵ロウが主人公です。

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  • 孤独を抱きしめて
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    かつて大好きだった彼に、こんな形で再会するなんて。■ワイン醸造の盛んなカリフォルニアのナパ・バレーに、マギーは造園の設計者としてニューヨークから十年ぶりに帰郷した。幸運にも、勤めている会社がこちらの仕事の依頼を受けたのだ。妊娠四カ月半という身重の体でただひとり帰ってきたのは、妻子ある相手の男が中絶するよう強く迫ったからだ。両親が旅行中のため、マギーは家のスペアキーを持つニコロを訪ねた。ワイナリーの経営者であるニコロは亡き兄の親友で、十代のころ彼に夢中だったマギーは大胆な誘惑を試みて、あっさり拒絶された苦い思い出がある。それ以来ニコロと会わないようにしてきたが、この際やむを得ない。ところが彼は、最近このあたりで物騒な事件が起こったから、自分の家に滞在するよう主張し、譲らない。そしてついに、彼女はニコロに妊娠の事実を知られてしまう……。
  • 結婚は誰のために 情熱の国の人
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    情熱と洗練さを併せ持つラテンの男。だが、その仮面の下には恐るべき企みが。■ダンテ・ガルバン伯爵と結婚した姉のデイジーに会うため、ゾーイ・コリングズワースはブエノスアイレスを訪れた。出迎えの魅力的な男性に案内されてヘリコプターに乗ったとたん、彼の態度が豹変し、凄みのある声が彼女の胸を突き刺した。「静かにしろ。言うとおりにすれば何も心配はいらない」こみあげる恐怖とともに、ゾーイは誘拐されたことを悟った。街から隔絶された豪邸でとらわれの身となった彼女は、男の素性を問い詰め、信じられない言葉を聞く。「ぼくはガルバン・エンタープライズの社長だ」なんですって……お義兄さんの会社の社長?その男ラサロ・エレラはさらに驚くべきことを告げた。「今度の計画はダンテが仕組んだ」度重なるショックに、ゾーイはもはや失神寸前だった。
  • 異国から来たナイト 情熱の国の人
    3.0
    感情を持ち込んではいけないと知りつつもキスへの誘惑は抗いがたく……。■世間には伏せているけれどデイジーの父はアルツハイマーを患っており、正常な判断ができない状態で不利な契約を結んでしまった。法外な額を支払わなければならないが、なかなか思うようにいかない。とうとう契約相手の息子ダンテ・ガルバン伯爵が取り立てにやってきた。応対に出たデイジーは彼の魅力に圧倒され、ダンテも彼女の美しさに思考力を奪われそうになる。ふたりの間に性的緊張が高まるなか、彼は気持ちを引き締めた。あやうく唇を触れ合わせそうになった瞬間も切り抜けて、ダンテは無慈悲を押し通した。だが後日、あるパーティでデイジーに会うと、もはやダンテはキスの誘惑に勝てなかった。そのキスは彼を望ましくない方向に導くだろうとわかっていながら。
  • 失意のドクター
    -
    愛する人のためについた嘘が、深い憎しみとなって返ってきた。■かつて“美人三姉妹のひとり”と謳われたエミリーは、体型も崩れ、最近では服装にも頓着しなくなっていた。そんな彼女の前に、高校時代の元恋人のマークが現れる。わけあって、もう愛していないと嘘をつき、彼女のほうから一方的に別れたのだ。だが、その後の十四年の月日はマークにだけ微笑んだ。ひょろりと痩せていた少年は、荒削りな魅力の男性へと変貌を遂げ、彼はいまや医学研究の実力者と言われるほどに成功していた。不器量な私など、近づいてはならない存在なのだ。あの嘘の理由を隠し通すためにも……。
  • 癒されぬ傷
    3.0
    お堅い牧師の娘が恋をし、捨てられた。その身に残ったのは心の傷だけではなかった。■ひと夏を親密に過ごした相手に裏切られたレイチェルは、看護婦として働く傍ら、そのとき宿した子を一人で育てていた。あるとき、職場の病院にたたずむ背の高い男性に目を奪われた。それは、あの夏の日、“ぼくの人生にきみは必要ない”という言葉を残して町を去っていった、マックだった。彼に傷つけられ、やるせない思いに苦しんできたのに、いざ再びそのハンサムな顔を目の前にすると、レイチェルの胸は痛みと同時に高鳴りを覚えた。そんな心の動揺を見透かすかのように、マックが甘く優しい言葉を投げかけ、彼女の心をさらに掻き乱した。どうせ体が目当てに決まっているわ。これ以上近づかないで!二度と傷つきたくない彼女の心が、警鐘を鳴らした。だがその音は、彼の耳には届かない……。
  • 心の鍵は誰のもの?
    -
    子守と安全のための結婚なんて、楽しいわけがないでしょう?■ニコラは二年前、ブレット・ハーコートと結婚した。でもそれは、身寄りのなくなったニコラを守るためのものだった。ブレットは別れた妻をまだ愛しているからだ。彼はとても優しく、大切にしてくれる。はためには何不自由ない暮らしだが、ニコラには牢獄だった。なぜなら彼女はブレットを愛しているのに、彼はニコラを子供扱いするだけで、指一本触れようとしないからだ。思いあまったニコラは、結婚カウンセラーに相談に行った。「あなたが誰か、ほかの男性に関心があるように思わせなさい」カウンセラーの意外なアドバイスに驚くニコラだが、今の状態を続けていくのももう限界だ。おまけに、ブレットを誘惑しようとする女性までが登場する。動揺し腹を立てるニコラの前にも、すてきな男性が現れた。ニコラには、助言を実行する絶好のチャンスだった。
  • 熱砂の誓い
    -
    「離婚はまだ成立していない、君は今でも僕の妻だ」かつての夫カリールのその言葉に、ブリンは耳を疑った。中東の王国に君臨する夫のもとを逃げだしてから、すでに3年の歳月が経とうとしている。当時夫はいつも不在で、ブリンは女性差別が残る王国に一人、贅沢ながら悪夢のような結婚生活を送っていた。ようやく新しい人生を取り戻しかけていたのに、今さらなぜ?夫の燃えるような視線に晒され、ブリンは恐怖に震えた――このままでは“あの子”の存在も彼に知られてしまう、と。
  • プリンセスの歌声〈異国で見つけた恋 III〉
    完結
    4.1
    ルイジ・ボルガルデ王子――顔も知らない彼と、国のために世継ぎを産むことが私のさだめ…。デュカス王国の王女ジョエルは自分の運命を認められず、1年間の期限つきで自由を求めてアメリカへ旅立った。1度だけでいい、甘く激しい恋がしてみたい。ジョエルは、偽名を使って歌手として働きながら、その時を待ちわびた。そして迎えた最後の夜、客席から熱い視線を向けてくる男性がいた。ジョエルの胸が高鳴る。彼に純潔を捧げたい。背徳の恋が始まろうとしていた!!
  • うたかたの結婚〈熱きシークたち Ⅱ〉
    完結
    5.0
    オリヴィアは砂漠の国ジャバルを旅行中、あらぬ嫌疑をかけられて囚われの身となってしまった。私はこの異国の檻のなかで一生を終えるの? 絶望の淵に突き落とされたオリヴィアに、見知らぬ男性が救いの手を差しのべる。事情がわからないままその男性と監獄を脱出したが、彼の正体はなんと隣国のプリンス、シーク・ハリドだった。しかもハリドは、追及をかわすためにふたりが許嫁同士だと嘘をついたと言う! その後、ジャバル政府がふたりの婚約を公表してしまい…。
  • シークの孤独 アラビアン・プリンス I
    -
    魔法と魅惑とロマンスの王国、エル・ザフィール。アメリカ人のペニーは意欲と能力を見込まれ、王女の秘書としてこの国にやってきた。しかし宮殿で実際にボスとして現れたのは、世界中の女性の憧れ、ラフィーク・ハッサン王子だった。ペニーは予想外の展開に戸惑いつつも、漆黒の瞳を持つ魅力的な王子にしだいに心奪われていく。傷ついた過去から二度と恋をしないと決めていた彼女は、王子への思いを抑え込もうとするが、ラフィーク王子は突然キスをしてきて……。

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  • スルタンの花嫁〈異国で見つけた恋 I〉
    完結
    4.7
    薔薇の花びらが舞い散るなか、砂漠の王は厳かに現れた。ニコレットは息を呑んだ。彫りの深い顔、輝く民族衣装をまとった長身。なんて魅力的な人なの!「千の夢の国へようこそ、シャンタル王女よ」低く甘い声が呼んだ名が、ニコレットを現実にひき戻した。そうよ、私は今シャンタルお姉様になりすましてここに来ている。彼が結婚相手に選んだお姉様の姿で虜にして利用するの、あの計画を実行するために!! ああ、でも彼みたいな人を操るなんて、私にできるのかしら!?
  • 砂と太陽の国で【あとがき付き】
    完結
    2.6
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「24時間以内に帰国し、結婚しろ」父親からの命令にケイラは茫然とした。祖国である砂漠の国バラカは女性の権利などない国。幼い頃からイギリスで母に育てられたケイラにはとても生きていけない。戸惑う彼女に救いの手をさしのべたのはバラカの君主の弟であるシーク・ヌリ、かつて彼女が恋焦がれた初恋の相手。縁談から逃れるため、ケイラは彼の偽りの恋人となることに。褐色の肌と琥珀色の瞳をもつ彼の甘いささやきの裏に、たくらみが隠されていることも知らずに…。
  • 愛の記憶を探しに 情熱の国の人
    4.5
    アルゼンチンの伯爵家に生まれたアナは、身分が違うという理由でルシオとの交際を家族に反対され、駆け落ちを決意したものの失敗に終わった。それでもアナは彼が迎えに来てくれるのを待ち焦がれていた。願いはかない、ルシオはやってきたが、どこか様子がおかしい。問い詰めたアナは驚くべき事実を知らされた。彼女は脳炎を患い、過去五年の記憶をすべて失っていたのだという。ルシオとはすでに結婚しているばかりか、二人は離婚寸前だったのだ。心は十七歳のままのアナはパニックに陥った。

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  • ギリシアの騎士〈異国で見つけた恋 II〉
    完結
    4.2
    頭上で稲妻が光ったその瞬間、ボディガードの煽情的な瞳が見えて、王女シャンタルの体を官能の電流が貫いた。王室専用機が不時着した小島でふたりきり。彼は私に怪我がないか確認するため肌に触れているだけ…。けれどその行為は、シャンタルが夫を亡くしてから封印してきた感情を刺激した。「ここには誰もいない」ボディガードの危険な甘い囁き…。王女は誘惑に抗えず、ついに禁じられた一線を越えてしまう!! それが残酷な未来を招くとは思いもよらずに…。
  • ボスにご用心
    -
    三カ月前、やむをえない事情でニコラスの秘書になってから、プルーデンスはずっと彼にいらいらさせられていた。傲慢で威圧的でありながらも、たまらなく魅力的なニコラスは、かつてプルーデンスの最愛の恋人だった――ささいな喧嘩が原因で彼が町を出ていってしまうまでは。あれから七年がすぎ、再び町に戻ってきたニコラスは、過去のいさかいなどなかったかのようにプルーデンスを誘惑する。私をおいて出ていったくせに、勝手にもほどがあるわ!プルーデンスは頑なにニコラスを拒絶するが、予想外のトラブルが起きて婚約者同士を演じることになり……。

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  • シークの拒絶〈恋するクイーン Ⅱ〉
    完結
    4.1
    ブラバンド国の王女エメリーヌは、自分と瓜ふたつの友人ハンナに数時間だけ入れ替わることをもちかけた。目的は恋人アレハンドロにある責任を取ってもらうため。しかしナイトクラブで出会えた彼に冷酷な仕打ちをうけ、傷つくエメリーヌに声をかけたのは、ハンナのボス、マキンだった。カダール国のシークである彼に、王女である私の正体を知られてはいけない――。彼は不機嫌な表情のまま鋭いまなざしでエメリーヌを見つめ、腕をとり強引に店からつれ去った…。
  • 別れは朝まで待って〈恋するクイーン Ⅰ〉
    完結
    3.4
    いくら姿を彼女に似せても、王子様には愛されない――…アメリカ人秘書のハンナは、瓜ふたつの小国の王女エメリーヌに懇願され、2時間だけお互いの立場を入れ替えることに同意した。こんなに頼んでいるのだもの、きっと何か事情があるんだわ。それにたった数時間の約束だもの…。だが、ハンナの想いとは裏腹に、何日経ってもエメリーヌは戻ってこない。ついにハンナはプリンセスになりすましたまま、王女の婚約者ラグヴァ国王ゼイルと会うことになってしまい…!?

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