検索結果
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4.2人づきあいが苦手で口下手なリオは、町の人々から「変わり者の根暗魔術師」と囁かれている。けれど幼馴染みであるパン屋の娘・セシリアだけはリオに対しても優しくて、リオはそんなセシリアにひそかな恋心を寄せていた。しかし、セシリアには想い人がいた。美貌の騎士団長・グレンだ。リオはグレンのことが嫌いだった。なんでもそつなくこなすグレンの無表情な顔を見るたび、魔術の勉強以外なにもできない自分をみじめに感じるのだ。セシリアをグレンに渡したくないリオはついに、惚れ薬の研究を始める。研究の末、ようやく惚れ薬が完成するが、アクシデントによりそれを口にしたのはなんと、グレンだった! リオの魔術は完璧だ。その日からグレンはリオにべったり。毎日のように家に来ては掃除洗濯料理と甲斐甲斐しくリオの世話を焼くようになる。はじめのうちこそ、それを煙たく思っていたリオだったが、グレンと共に過ごすうち……。
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3.8叔母が経営する保護猫カフェで店長を務める五十鈴は、学生時代の元彼から受けたひどい仕打ちがトラウマとなり、恋愛に臆病になっていた。ある日の閉店間際、五十鈴は店のガラス窓に一人の強面男性が張り付いているのを発見する。五十鈴が声を掛けると男は近くの建築現場の作業員で、前々からこの保護猫カフェが気になっていたが、こんないかつい男が入ってもいいものか悩んでいたという。こんな気遣いのできる人が中身まで怖いわけがないと思い、店に招き入れてみると、やはり男は心の優しい人だったようで、猫になつかれてしまう。涼星と名乗った男は、これを機に店の常連となる。見た目とは裏腹にやさしくて、意外にかわいい性格をした涼星に、徐々に惹かれていく五十鈴。しかしそんなある日、五十鈴の心に深い傷を残した元カレと再会してしまい……。
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-黛静流(まゆずみ・しずる)は、かつて隣に住む年下で甘えん坊の幼なじみ本郷薙(ほんごう・なぎ)に乳首を貸していた。薙が母親を亡くして赤ちゃん返りをしたからだったが、それ以来自慰でも乳首に手が伸びた結果、敏感パフィーニップルになってしまう。彼女ができても乳首に触ってもらえないとイケない上、逆に友達との激しめのスキンシップでうっかりイってしまうことも。気づけば他人とはつかず離れずの距離を取るようになり、そのため会社では愛想がないと陰口を叩かれる始末。そんな静流が会社近くの喫茶店で朝活中、美女と連れ立って入ってきた薙と再会する。現在ボディガードをしているという薙に、静流の乳首の秘密を知られてしまったことから……? 身辺警護人×生真面目リーマン、年下攻センシティブ・ニップル・ラブ!!
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3.3
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3.7アパレルメーカー「EIJIISM」で社長秘書兼愛人として働いていた翠は、ある日突然プレス担当への異動を命じられる。社長の後ろ盾を失った翠は社内では腫れ物扱い。居心地の悪さに退職の二文字がちらついたその夜、翠は自宅前で倒れていたアキバスタイルの外国人を拾う。放っておくこともできず、自宅に連れ帰り介抱してやると、目を覚ました彼は記憶喪失になっていた。警察には行きたくないと駄々をこねる彼をとりあえず「桃太郎」と名付け、当面の間自宅においてやることに。桃太郎を拾った翌日、異動になった翠が初めて宣伝販促部へ出勤すると、そこではひとつの事件が起きていた。二週間後に開催される「EIJIISM」のショーの準備でてんやわんやな最中、新作を着て出る予定だった目玉モデルが怪我をして出られなくなったというのだ。絶体絶命の窮地に立たされた翠たち宣伝販促部だったが、そこに翠に弁当を届けにきた桃太郎が現れて……。
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3.020歳の実尋は駆け出しの声優。幼い頃に抱いたとある大物声優へのあこがれを胸に、「2年間で結果を出せなければ契約解除」を条件にプロダクションの預かり所属となったが、約束の2年が目前に迫っているというのに鳴かず飛ばず。支えてくれていた母を病気で失ったこともあり、夢を諦め堅実な職につくべきかとこれから先のことを迷っていた。そんな悩める年のクリスマス、実尋の前に義理の兄を名乗る男、羽澄が現れる。25歳も年の離れた兄の存在を聞かされていなかった実尋は訝しがるが、羽澄は実尋が幼いころサンタ宛てに書いた手紙を持っていて、実尋の生い立ちについても詳しかった。なにより羽澄の立ち居振る舞いに誠実さを感じた実尋は、彼を信用することに。声優を諦めようか悩んでいる、と今の状況を説明すると、羽澄は支援させて欲しいと申し出て……。
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4.0大学時代、酔った勢いで誰かと一晩を共にした記憶はあるものの、恐くなって逃げてしまい、以来、恋愛とは縁のなかった建築デザイナーの香苗。同期で社長の息子でもある優をライバル視する彼女は、ある日、彼と協力してコンペに挑むことになった。そんな中、ライバル会社の令嬢と通じているという根も葉もない噂を立てられた優を庇ったことがきっかけで、香苗は職場で彼にキスをされた上、偽の恋人役を演じるはめに……。しかも、それからというもの優は香苗に甘く激しく迫り、あまつさえ「大学時代の一夜の相手は自分だった」と言い出して―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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-女の子が大好きな軽薄男子の宝來(たから)は、ある晩変な夢を見た。実家である光珠(みたま)神社の神が、「おまえの腐った性根を叩き直すために、参拝者がおまえにかけた『浮気封じ』を叶えることにする」と告げたのだ。そして自室で目を覚ますと、萎れた宝來のモノには『封』の文字が浮かび上がっていた。再び現れた神(以下、タマ)が言うには、「封を解くには煩悩の数だけ、つまり108回、男とセックスをしなければならない」と。家族にも相談したものの、神託に従うようにと言うばかり。仕方なくタマと一緒に登校した宝來は、朝から天敵・入来数馬と出くわす。今日も今日とて挨拶代わりに睨みつけてくる数馬。ところがタマは「あいつが相手としておすすめだ」と言う。男という時点で冗談じゃないが、それが数馬だなんて絶対にお断りだ! と意地になる宝來だったが……? ファンタジック・ラブコメディ!
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4.0十代の頃、病に倒れ生死の淵をさまよったエリーナ。そのせいで当時進んでいた婚約話は流れてしまい、エリーナに残されたのは病の後遺症である視力の低下。心因性だと医師は言うが、22歳になった今なお、エリーナの目は暗い場所では見えなくなってしまう。そんなある日、エリーナは思い出の屋敷が売りに出されたことを知る。「せめて最後にひと目だけでも」と屋敷に向かったエリーナは、そこで思いがけず、かつての婚約者・マティアスと再会する。聞けば、彼はこの屋敷を購入するつもりらしく、購入前に状態を確かめにきたのだという。突然の再会を喜びつつも戸惑う二人は、雨宿りのため屋敷の中へ入ることに。しかし、長きに渡り使用されていなかった屋敷は老朽化が進み、薄暗いこともありエリーナには歩くことも困難だった。マティアスはそんなエリーナの手を引いてくれた。昔のまま、優しく美しいマティアスにエリーナの胸は高鳴るが……。
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3.9宗教国家であるクトゥルエイフ国の第三王女・ミュリエルと隣国・アインガイム国のハルトヴィヒ国王の婚姻が決まった。先王から王位を簒奪(さんだつ)した過去を持ち、「死神をも斬り捨てる不死身の男」と噂されるほどに豪胆なハルトヴィヒだったが、馬車から降り立ったミュリエルを見て言葉を失った。ミュリエルは、喪服のような黒いドレスに黒い手袋という出で立ちで嫁いできたのだ。呆気にとられるハルトヴィヒと従者に向け、ミュリエルは穏やかに微笑み言う。「本国では『呪われた姫』と言われておりました」 王家の者にはあり得ない黒髪・黒い瞳を持って生まれたミュリエルは生まれながらに呪われているとされ、日がな一日神へ祈りを捧げながら慎ましやかに生きてきたのだった。夫婦として過ごすことでハルトヴィヒにも災いが及ぶことを危惧するミュリエルは、形だけの妻としてハルトヴィヒに接しようとするが、ミュリエルの呪いを意に介さないハルトヴィヒは、ミュリエルの求めを拒否。それどころか、本当の夫婦としてミュリエルに触れることで「呪いは存在しない」と証明しようと提案してきて……。
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-背中をあずけられる相棒と恋も共謀、バディ特集はオール読み切り! 【棒探偵とおしかけ助手の事件簿】探偵と助手間にあるのは信頼? 恋愛? 【豪華客船で恋は始まる Teddy Bear Christmas!】湊がクリスマスに企画したこととは!? 【二角獣の番】部族内マウンティングの結末は!? 【猫と竜をつなぐうた】猫族の青年が召喚したのは暴君竜だった!? 【トランススペックラヴ】新人声優(しかもΩ)の前に現れたのは憧れの名優(もちろんα)で! 【執筆陣】つじ&いずみ椎乃(挿絵)/水上ルイ&蓮川 愛(挿絵)/松梶もとや&ゆうき(挿絵)/彩寧一叶&おおきいき(挿絵)/温井ちょも&藤村綾生(挿絵) 【表紙】蓮川 愛 ※本書は「小説ビーボーイ2018年秋号」を一部抜粋して電子書籍化したものです。
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-運送会社の新人ドライバー蛍斗は、ほぼ毎日配送物を届けている久家にいつも塩対応をされていた。ある日、ラブホ街を歩いていた蛍斗が揉めているカップルらしき二人を見かけて仲裁に入ると、絡まれていたはずの久家に舌打ちされてしまう。後日知ったのは、久家はアダルトグッズのライターで『恋人と愉しむアダルトグッズ』という記事を書くためモニターの協力者を見繕っていたところを蛍斗に邪魔されたのだということ。元々人嫌いの引きこもりで「もうあんな苦労は二度とごめんだ」という久家のため、蛍斗は責任を取ってモニター協力を申し出る羽目になるが……? 爽やか半童貞イケメン×ひきこもり眼鏡美人、めくるめく趣味の世界へようこそ!
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2.5女騎士として騎士団に所属するパトリシアは、戦場で負傷した兄が回復するまでの間、従兄弟の「パトリック」として伯爵家当主代理を務めることに。当主代理とはいえ日常的に人前に出なければならない職務があるわけでもなく、普段から男勝りな部分のあるパトリシアだから、「パトリック」としての日々もそつなくこなしていた。そんなある日、「パトリック」のもとへ王都で行われる仮面舞踏会の招待状が届く。大きめの仮面や帽子、マントで顔と体を隠し「パトリック」として参加したパトリシアは、酔っ払った大男に絡まれてしまう。逃げることもできず無理矢理に酒を飲まされそうになっているところを間一髪、自称伯爵家の嫡男・クラヴィエに助けられる。その日から、「パトリック」とクラヴィエは男の友情を育むようになる。クラヴィエはパトリシアを「パトリック」として弟のようにかわいがってくれるが、パトリシアの胸にはクラヴィエに対する淡い恋心が芽生え始め……。
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-幼少期、ハーフの外見をからかわれた詩音(しおん)を、従兄の壱路(いちろ)が得意な絵を描いて元気づけてくれた。詩音にとって壱路は優しくて格好いい、憧れのお兄ちゃんだった。だから詩音が家の都合で渡米する時、いつか絶対帰ると約束したのだ。そして詩音が日本の大学を受験・合格し、壱路の家で同居させてもらうことになった初日。きわどい衣装の女性とそのスケッチをする壱路、という衝撃の場面に遭遇してしまう。詩音の到着日を勘違いしていた壱路は、現在スランプ中のエロ漫画家で、ピュアな詩音の姿にイマジネーションが湧いたらしく……? エロ漫画家×大学生、十年ぶりに再会した従兄弟同士の妄想ラブ!!
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-オカマバーのママから持ち込まれた話は殺人事件!? 犯人を抱いて推理する『棒』探偵が、大学生の助手を引き連れ登場!! ※本書は電子配信中の「小説ビーボーイ バディ特集(2018年秋号)」に収録されております。
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3.8両親を不幸な事故で亡くし、叔父夫婦に引き取られた元伯爵令嬢・シャロン。使用人同然の扱いに耐えながら慎ましやかに暮らしていたある日、従姉妹のアデラに、隣国の宰相の元に嫁ぐよう王命が下る。しかし相手が冷冷酷無比な人物だという噂の宰相であるため、アデルは婚礼を受け入れない。そこで、シャロンが身代わりとして嫁がされることに……。使用人としての生活に未練もなく、半ば自暴自棄な状態で新婚生活をスタートしたシャロン。しかし夫となった隣国の宰相・マティアスは噂とは異なり、シャロンに優しく接してくれる。新居の使用人たちからも親切にされ、シャロンは「身代わりの花嫁」であることに罪悪感を募らせていく。夫婦としての生活を続けていく内、マティアスに惹かれ始めたシャロンは、彼から「アデラ」と偽りの名前を呼ばれることさえも辛くなりはじめて……。