とある軍人の平凡ならざる日常

有須薫 / いずみ椎乃

徴兵制のあるヴェルダ星域連邦王国で一兵士としてのほほんと過ごしていた青年ジーン。彼はどしゃぶりの雨の日、敵に襲撃されて重傷を負った、とある将校と遭遇してしまった。その将校は、陸軍の英雄であり、敵から“冥界の番犬（ケルベロス）”と恐れられる軍神レイウッド少将だったのだが……。彼と知らずに助けてしまったせいで、なぜか猛烈に迫られるようになってしまって!?

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: ロワ・ブラン
• 電子版発売日: 2018年02月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 11MB

[タカポン · ★★★★★]

ハマりそう

　非凡な能力を持つ登場人物が際立っています。
　生来の能力を人為的に極限まで高めた人、大昔から対立する２つの異能を持つ一族の末、その他大勢と位置づけられる人物でも、訓練によって高められた能力を遺憾なく発揮する様にワクワクさせられます。
　一方で、高い能力を持つ主人公達の破滅的な部分や焼酎好きな所が笑いをくすぐる。
　惑星、基地などの背景も説明的でなく自然に描かれていて、ストレスなく読み進められました。
　大部隊による侵攻や内通者の裏切りをどう撃退していくのか、主人公たちの関係性がどうなるのか、続編が楽しみです。

[ブクログ · ★★★★★]

やっかいごとがごめんなジーンは、瀕死状態の上官ジェイが、大好物の焼酎を持っていたからイヤイヤながらもついでに助けた事から始まる執着物語。
ついポロリとジェイがこぼした「ご主人サマ」を面白がって周りが探し始めることもなかったけど、それがなかったらジェイも気持ちに気づくこともなかっただろうな。
でもジェイからみたジーンは「ご主人サマ」なんだなぁって、そこからキャラ変しまくりのワンコ全開ジェイが可愛いやらジーンが不憫やら。
敵陣のど真ん中でもくっついたり舐めたり匂いを嗅いだり盛ったり(笑)独占欲強めで執着ひっつき虫ぶりは見ていてニヤニヤしちゃいます。
しかし、魅了してるのはジェイだけじゃないようで「あいつら」に日々どんな風に迫られて溺愛されているのか、そして魂がアレと同化した彼もジーンをどう思っているのか。っていうかジェイの無双になりそうだけどジーンを取りあって欲しいと切に思います。これ、続編無いのかなぁ。読みたいです。

[りんご · ★★★★☆]

え？！終わり？？！！

一瞬カプが表紙から受ける印象とは逆かな？？！！と焦りましたが、どうやら表紙から受けるイメージ通りなようで安心しました。
…で、ここで終わりなんです？？？
一応の決着…着いて…ます…？え？続きますよね？
まだ結構いろんなものが放り出されてますよね？？
すごくスピード感があって没入感もあって面白いのに、ここで終わりは嫌だーー！！
是非とも続きをお願いします！！！

＃アツい ＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい