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3.0ウエディングドレスデザイナーのフラニーは、事業拡大のため大手広告代理店オーナーのジャックに仕事を依頼した。セクシーでハンサム、ひと目でプレイボーイとわかる魅力的な男性…なのはいいけれど、1か月連絡がないのはどういうこと? 業を煮やしてジャックの家を訪れたフラニーは、彼が赤ん坊を抱えて困っている場面に出くわした。事故で亡くなった兄夫婦の娘を引き取ったのだという。ほうっておけず赤ん坊の世話を手伝うフラーだが、数年前の悪夢を思い出して?
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5.0孤島の海岸に打ち上げられていたところを救出されたものの、記憶を失っていたシドニー。助けてくれた男性ダニエルは不愛想ながらも、ケガが治るまでここにいていいと言ってくれた。彼は数年前、息子を誘拐されたうえに妻まで亡くし、悲しみから孤独に暮らしているという。ダニエルの美しい碧い瞳…なぜ懐かしい気持ちになるの? 胸が締めつけられるシドニーだが数日後、突然思い出した。そうよ、私は…自分の息子の父親が彼なのかを確かめに、ここに来たんだわ!
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-クロエは、教会の運営アシスタントとして、牧師の父親をサポートする秘書として働いている。躾に厳しい父親の影響と、彼女自身のつつましい性格から、二十六歳の今まで、男性と深いつきあいをした経験がない。あるとき、老朽化した教会の彫刻を修復するため、サッド・シッペンという彫刻修復の専門家がやってきた。作業している彼の、赤銅色に日焼けしたひきしまった上半身に、思わずクロエは目を引きつけられた。彼のほうこそ、まるで彫刻のようだわ。はっとして目をそらし、クロエは自分を叱った。しっかりしなさい。彼は気が荒くて、無節操だという噂なのよ。やがてオフィスに入ってきたサッドを見て、彼女はショックを受けた。三年前、父親に反抗して衝動的に家を飛び出したあの夜、“接触”した、忘れられない相手だったのだ。
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-たった1年の契約結婚―― 年上の彼への恋心は秘密。父亡きあと、難病を患う母と残されたフェイス。 それでも苦労せずに今日まで暮らしてこられたのは、 いつも見守ってくれる若き大富豪、ストーンのおかげだった。 フェイスは後見人の彼に幼いころから憧れ続けてきた。 だが真実を知った今、彼にはとても顔向けできない。 ストーンは財産の管理をしていたのではなく、 何もかも私費で面倒を見てくれていたのだ。 働き始め、全額を返済したいというフェイスに彼は告げた。 「それなら、僕の妻になってもらいたい」
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4.0父の死後、学費や生活費のすべてを支払っていたのはフェイスが幼い頃から憧れつづけた、後見人のストーンだった…。-彼はいつも、私の心の支えだった…。でも、彼はただ、後見人として私の面倒を見ているだけ!これ以上施しを受けるわけにはいけないわ!-ストーンへの借りを返すために働き始めたフェイス。決心を変えない彼女に、ストーンはある提案をする…!「僕への返済と引き換えに、僕と結婚してくれないか」。ストーンが母親の会社を継ぐためには、彼が“結婚すること”が条件なのだという…!-愛する人のプロポーズが、取引だなんて…!-
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4.5フェイスは十二歳のときにボートの事故で父親を失った。残された母親も難病を患い、常に病状の悪化に怯えている。それでも大学生の今日まで苦労することなく暮らしてこられたのは若き億万長者ストーンのおかげだった。ストーンは父の親友の娘であるフェイスの後見人となり、借金を精算し、母親の治療費も負担してきたのだ。その事実を知ったフェイスは愕然とした。施しを受け続けるわけにはいかない。フェイスはストーンに全額を返済するために大学をやめ、ひそかに仕事を探して働き始めた。だが、たちまちストーンに見つかってしまう。何か役に立ちたいと懇願するフェイスに向かって彼は言った。「それなら、僕の妻になってもらいたい」 憧れ続けてきた人と形だけの結婚をするフェイスの物語。切ない想いは成就するのでしょうか?
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-父の死後、学費や生活費のすべてを支払っていたのはフェイスが幼い頃から憧れつづけた、後見人のストーンだった・・・。 ―彼はいつも、私の心の支えだった・・・。でも、彼はただ、後見人として私の面倒を見ているだけ!これ以上施しを受けるわけにはいけないわ!― ストーンへの借りを返すために働き始めたフェイス。 決心を変えない彼女に、ストーンはある提案をする・・・! 「僕への返済と引き換えに、僕と結婚してくれないか」。 ストーンが母親の会社を継ぐためには、彼が“結婚すること”が条件なのだという・・・! ―愛する人のプロポーズが、取引だなんて・・・!―
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-リンの顔にはまだ、元夫の暴力による醜い傷跡や痣が残っていた。最後に受けた暴力はとくにひどく、病院で目覚めたときには、記憶まで失っていた。男性への恐怖心はいまだに消えなかったが、リンは立ち直ろうと、友人の兄キャルの牧場で家政婦として働きはじめた。キャルは元夫とは違い、ことあるごとに彼女をいたわってくれる。いつしかリンは、たくましいキャルに恐怖を感じなくなり、抱いていた感謝の気持ちも、愛に変わっていった。だがそんなとき、元夫の死体が発見され、リンは殺害容疑をかけられてしまった。記憶も戻らず、自分が殺人者かもしれないという思いに彼女は悩む。キャルへの愛も空回りするばかりで……。★“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。★
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-●『愛するには早すぎる』ミーガンは通勤途中、見知らぬ男に暴行されかかり、車で逃げようとしてガードレールに衝突する。病院で目覚め、意識がはっきりすると目の前にいる男性を見て叫び出しそうになった。私に乱暴しようとした男性!どうして彼がここに?訝りながらも、彼女は男性がハンサムでセクシーなことに気づいた。 ●『クールなあなた』孤独で女嫌いと噂されるFBI捜査官キャメロン。仕事で知り合った彼に、サンドラはずっと憧れを抱いてきた。いつも冷静な彼が、振り向いてくれるはずなどない。だが驚いたことにある日、休暇を取ると告げたサンドラに、キャメロンはほほえみながら同行すると言い始めた。
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-ルーシーはハンサムなイギリス人男性ガイのことが嫌いだった。彼に青い瞳で見つめられ、「シンデレラ」と呼ばれると、なんだか笑われているような気がして、落ち着かなくなるのだ。二人が出会ったのは、オーストラリア奥地の牧場で、そのときのルーシーは牧童たちの世話に追われていたから、特権階級の香りを漂わす、束の間の滞在客だったガイには、彼女が、身を粉にして働くシンデレラのように見えたのだろう。そして今、やむなくロンドンに戻ることになったルーシーは、ちょうど帰国するところだったガイと二人並んで機内にいた。数日後の自分が彼の会社で働き、彼を恋人と呼ぶとは思いもせずに。★〈花婿はボス〉最終話の本作は舞台をロンドンの銀行に移します。嫌っていたはずの男性は、そこでビジネス界の大物へと変身し……。新たな世界に降り立ったシンデレラに、ガラスの靴が差し出される日は来るのでしょうか?そしてその相手とは?ご期待ください。★
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3.0介護のため困窮していたタニスは、亡き親友の夫トムに便宜結婚を申しこまれる。子供のベビーシッターを探していたトムは、結婚すればお互いの問題が解決すると言うのだ。申し分のない条件に、彼の提案を受け入れたタニスだが、かりそめの結婚式で唇を合わせたとき、その冷たさに体が震えた。トムは私を愛していない。彼の心は永遠に亡き妻のもの。なのに私は彼に惹かれている。この先、想いが届くことはないという絶望を抱えながら、彼と暮らさなければならないの!?
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-「ぼくと結婚してくれないか。君がほしい…」突然のトムの熱い求婚に、タニスは呆然とした。親友でトムの妻でもあった女性が亡くなってかれこれ3年になる。トムは妻の代わりになる女性を求めていて、タニスも母の介護で、経済的な窮地に追いつめられている。結婚はお互いのためになると彼は言うのだ。だが、タニスはトムとベッドを共にすることに悩んでいた。磁石に惹き寄せられるように惹きつけられているのに、彼に愛されていないと知っていたからだ。
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1.0介護のため困窮していたタニスは、亡き親友の夫トムに便宜結婚を申しこまれる。子供のベビーシッターを探していたトムは、結婚すればお互いの問題が解決すると言うのだ。申し分のない条件に、彼の提案を受け入れたタニスだが、かりそめの結婚式で唇を合わせたとき、その冷たさに体が震えた。トムは私を愛していない。彼の心は永遠に亡き妻のもの。なのに私は彼に惹かれている。この先、想いが届くことはないという絶望を抱えながら、彼と暮らさなければならないの!?
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5.0夫と離婚し小さな農場で生計を立てながら子供を育てるディアドリーは、思いがけない再会に驚いた。3年前、夫の浮気に悩まされ地獄のような日々を送っていたとき、パーティーで優しく気遣ってくれたローナンだ。部屋を探しているという彼は、ディアドリーの農場の一室を間借りすることになった。知的でハンサムなローナンに惹かれてゆくディアドリー。離婚して以来、男性が怖くてたまらなかったのに…。ついに彼とキスしてしまうが、ローナンは正体を隠していて?
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4.0「ダーリン、君も当日会場にいるのかい?」電話の相手にそうきかれ、ライラはため息をついた。何人の男性に同じことをきかれただろう。自分の声がセクシーだというのは知っている。電話での、チャリティ・イベントへの参加呼びかけが成功しているのも、この声のおかげだとわかっていた。だけど……実際の私は、セクシーでもなんでもない。その証拠に、会場に来る男性たちは、いつも私には見向きもしない。気にしてはいなかった。イーサン・ウィンズローが参加を承諾するまでは。イーサン……。青年実業家の彼にチャリティに参加してもらうため何度か電話をするうちに、ライラはすっかり恋に落ちていた。ハンサムだという噂の彼は、話し相手としても魅力的だったのだ。会場で彼に会うと思うと、ライラは不安でおかしくなりそうだった。
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-マリの勤めるホテルが買収され、巨大ホテルチェーンの傘下に入った。そして今日、新しいオーナーのルカ・フィオーリがマリを訪ねてきた。彼には独自の経営プランがあり、思いどおりにホテルを改修するつもりらしい。今のホテルの雰囲気に愛着を感じているマリとしてはおもしろくないが、さらにおもしろくないのは、イタリア人の彼に反発を覚えながらも、そのハンサムな風貌に魅力を感じている自分だった。ところが一方で、マリは胸の奥に大きな不安も抱えていた。それは忘れようとして忘れられない、ある出来事の記憶――男性との付き合いにどうしても臆病になってしまう、心の傷だった……。■イマージュに初登場の作家ドナ・アルウォードの作品をお贈りします。悲しい過去のせいで愛に踏み切れずにいる恋人たちを、カナダの美しい自然が癒していく、心にしみるロマンスです。
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-言語学者のグレッチェンには恋愛経験がない。内気な性格と目立たない外見に加え、ひたすら学問に打ちこんできたからだ。でも最近、彼女は切実に孤独を感じていた。研究のために訪れているここエジプトの熱気のせいかしら?それとも、毎晩ひとりでとるディナーの味気なさのせい?ある夜、カートと名乗る魅力的な男性にダンスに誘われる。きらめく瞳と機知に富んだ会話はたちまち彼女を虜にした。カートが周到な罠を仕掛けていることに、純真なグレッチェンは少しも気づいていなかった。ディザイアの人気作家A・M・ウィンストンによる灼熱の恋物語。幼いころの記憶がないグレッチェン。実はその過去に最大の謎が隠されていて……。ますます目が離せない展開です。
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-シリーニは一人庭園のベンチに座り、ただ時が過ぎるのを待った。 父の政敵の資金集めパーティーにもぐりこんものの、命じられたとおりにスパイ行為を働く気にはなれなかったのだ。 「君は幽霊ではないんだね?」振り返ると、タキシードに身を包んだすてきな男性がいた。 男性はこのホテルの庭園に出るという幽霊の話を皮切りに、歴史や伝説を語り、心から楽しませてくれた。 やがて二人はあらがえぬ魔力に導かれるように踊り、口づけをする。しかし男性の名を聞いたとき、シリーニは慄然とした。 アダム・ダンフォース? 彼が政敵の息子だったなんて!
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-ブリスはなんとか弟のジャスティンを助けたいと思っていた。弟は勤め先のナイトクラブから横領の疑いをかけられ、オーナーのギリシア人実業家に訴えられそうになっている。彼女は意を決してパリス・アポロナリスのもとを訪れた。パリスは訊いた。「やつを見逃してやる代わりに、君は何を差し出す?」彼はすべてを持っている。地位も財産も、すばらしいルックスも。唯一まだ手に入れていないものは……私? ああ、なんてこと!パリスは2年前に求婚を断った私を、まだ諦めていなかったのね。今度は私が決してノーと言えないよう、彼は弟をはめたのだ。家族の名誉を守るため、ブリスはみずからを捧げるしかなかった。■ハーレクイン草創期に活躍した作家V・ウィンズピアの初邦訳作品をお届けします。『尖塔の花嫁』もおかげさまで好評をいただきました。ミステリアスな年上のヒーローと無垢な花嫁のロマンスは、今もなお多くの読者に愛されています。
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-なんとかして弟を助けたい……ブリスは必死だった。彼女の弟は勤め先の店から横領の疑いをかけられ、オーナーのギリシア人大富豪パリスに訴えられそうになっている。意を決して彼を訪ねたブリスに、彼は容赦ない言葉を浴びせた。「弟を見逃してやる代わりに、君は何を差しだすんだ?」地位も財産もすばらしい容姿も、彼はすべてを持っている。唯一手に入れていないものは……わたし? ああ、なんてこと!パリスは2年前に求婚を断ったブリスを諦めていなかったのだ。わたしが断れないように、彼は弟をはめたのに違いない。家族を守るため、彼女は愛なき結婚を受け入れるしかなくて……。■ハーレクインを代表する稀代のストーリーテラー、V・ウィンズピアの愛なき結婚の物語です。タイトルどおり、まるで悪魔のような夫に怯えるヒロインでしたが、次第に彼を愛し始めてしまいます。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-銀色の瞳の美女。復讐には絶好のターゲットだ。■デックは、シルバー・ジェンセンに出会ったとたん、今までになく激しい欲望が体の中にわき起こるのを感じた。だが、その後すぐにショッキングな事実を知る。まさか彼女が、あの憎きキャル・マコールの異父妹だったとは……。いや、ショックを受けている場合ではない。かつてキャルは僕の双子の妹の命を奪った。今度は僕がキャルの妹の心を奪って復讐するいい機会ではないか。一方、シルバーはデックの存在を厄介に思っていた。婚約者に裏切られてから、もう男性とは関わらないと決めている。男性はみな私ではなく、私の受け継ぐ財産にしか興味がないのだ。でも、このハンサムで強引なカウボーイ、デックは、いつの間にか私のうつろな心の中に忍び込んできて……。
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-セレーナの父親は往年のロックスター。そのせいで彼女は子供のころから常に好奇の視線にさらされ、つらい思いをしてきた。だから平凡でも堅実な男性と幸せな家庭を築きたいと願っている。そんな彼女が理想の夫を求めてブラインドデートに車で向かう途中、誤って水たまりをよけそこなったのがすべての始まりだった。歩道を歩いていたスーツ姿の男性をずぶ濡れにしてしまった彼女は車を降りて謝り、彼を家まで送り届けることになった。ハンサムで魅力的な彼を助手席に乗せ、セレーナの心は揺れた。彼の名前はジェイク、仕事は会計士――わかっているのはそれだけ。でもブラインドデートの相手より彼とこのまま過ごせたらいいのに。
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4.0今も昔も彼しかいないのに、裏切ったと言われ―― ダックス。彼の姿を見るだけで心がざわめく。かつてジリアンが心から愛した人。「結婚してほしい」と囁かれたときは天にも昇る心地だった。なのに…「よくも裏切ってくれたな。君と弟が愛しあっていたなんて?」恐ろしい誤解の果てに、彼は家業も何もかもを捨てて去っていった。ふたりの結婚式の1週間前のことだった。あれから7年。ダックスの弟の葬儀で再会し、憎しみのこもった瞳でみつめられたジリアンは言葉をなくして彼の前に立ち竦むしかなかった。
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-七年前、私を捨てたダックス。その彼と契約結婚をするなんて。■親友チャールズが不慮の事故でこの世を去り、ジリアンは悲しみに沈んでいた。そして葬儀の日、思いもかけない人物が現れた。チャールズの兄、ダックスだ。なぜ彼がここに? 私とチャールズを憎んでいるはずなのに。七年前、ダックスは私の婚約者だった。だが、私とチャールズの関係を疑ったダックスは、町を飛び出し、それ以来、戻ってくることはなかった。すべては誤解だったのだが、ダックスは今でも私たちを憎んでいる。それなのに、なぜ帰ってきたのだろう……。ジリアンの疑問は、葬儀のあとすぐに解けた。ダックスは彼女への復讐のため、ある計画を立てていたのだ。
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-だめだ、まだ死ねない。マルコの乗ったヘリが熱帯雨林に墜落し、彼は瀕死の重傷を負った。死と隣あわせになって心を占めたのはただひとり。忘れようとしても忘れられなかった女性、ソフィーのことだけだった――。数か月後。マルコが帰省したと聞いたソフィーは、速まる鼓動を抑えきれずにいた。6年前、夢を追うためにソフィーを捨てた人。残酷な仕打ちにまだ心はひき裂かれたままだ。どんな理由で戻ってきたにせよ、もう私は2度と彼にかかわらないわ。
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2.0だめだ、まだ死ねない。マルコの乗ったヘリが熱帯雨林に墜落し、彼は瀕死の重傷を負った。死と隣あわせになって心を占めたのはただひとり。忘れようとしても忘れられなかった女性、ソフィーのことだけだった――。数か月後。マルコが帰省したと聞いたソフィーは、速まる鼓動を抑えきれずにいた。6年前、夢を追うためにソフィーを捨てた人。残酷な仕打ちにまだ心はひき裂かれたままだ。どんな理由で戻ってきたにせよ、もう私は2度と彼にかかわらないわ。
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4.0「私たち結婚するべきよ」クリスティンは少女時代から好きだった10歳年上の後見人デリクに、思いきって逆プロポーズした。妹としてしか見られていないのはわかっている。亡くなった奥さんをまだ愛していることも…。でも25歳になる今、長い片思いに決着をつけたいの。しかしデリクはまともに相手にすらしてくれず、がっかりしたクリスティンは新たな人生を楽しもうと別人のように女らしく変身した。それがデリクの心に激しい独占欲を生むことになって――!?
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-クリスティンは少女時代から後見人のデリクに憧れていた。妻を亡くして以来、心を閉ざす彼を慰めたいと、二十五歳になってまもなくプロポーズした。彼女の真剣な思いとは裏腹に、デリクはまともに取り合おうともしなかった。その後、彼のことは忘れて新たな人生を楽しむべく、クリスティンは別人のように女らしく変身した。だがデリクに今までにない欲望もあらわな目で見つめられ、彼女は再び乱れた心をどうすることもできなかった。★“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。現在発売中のK・ガーベラの新作D~1286「白いドレスに憧れて」でも、年上の伯爵に魅せられたヒロインの物語をご堪能いただけます。★
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-クリスティンの父が莫大な借金を遺して亡くなったあと、父の仕事仲間である大富豪のデリクは彼女の家を高額で買い取り、まだティーンだったクリスティンの後見人となった。以来、彼女は10歳年上のデリクへのひそかな憧れを胸に秘め、3年前に彼が妻を病で失うと、愛娘の育児も手伝うようになった。そう、妹としてしか見られていないのはわかっている。彼は今も奥さんを愛しているのだ。でも、片思いはもう終わり――クリスティンは長年温めていたある考えを、とうとう口にした。「ねえ、デリク、わたしたち結婚するべきよ」 *本書は、初版ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「私たち結婚するべきよ」クリスティンは少女時代から好きだった10歳年上の後見人デリクに、思いきって逆プロポーズした。妹としてしか見られていないのはわかっている。亡くなった奥さんをまだ愛していることも…。でも25歳になる今、長い片思いに決着をつけたいの。しかしデリクはまともに相手にすらしてくれず、がっかりしたクリスティンは新たな人生を楽しもうと別人のように女らしく変身した。それがデリクの心に激しい独占欲を生むことになって――!?
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3.017の夏、シーリアは名家の御曹子リースと情熱的な時を過ごした。ところが、全身全霊を捧げたつもりでいた彼女のもとからリースが忽然と姿を消した。どうやら別の女性を妊娠させて責任を取るよう迫られたが拒否し、家族とも縁を切って行方知れずになったらしい。シーリアの初恋は無残に砕け散った。時が過ぎ、港の管理をする彼女の前に豪華なクルーザーが現れる。もの珍しさに近づくと、中から長身の男性が降りてきた。それは忘れもしない不実な御曹子、リース・バロンだった!
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-ダニーがハワイの孤島に隠遁して四年が過ぎた。愛息の誘拐、妻の死……いまだ、心の傷は完全に癒えていない。ある朝、ダニーはビーチで倒れている女性を発見した。幸運にも、大きな怪我はないらしい。ほっとしたのもつかのま、彼女が言った。「私……自分が誰なのかわからないわ!」
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3.0アリーの夫は四カ月前に車の事故で亡くなった。突然のことに、いまだ心の整理がつかない状態だ。そしてこのほど、同乗していた女性の身元が判明した。ローマにほど近い町に住む、著名な公爵の夫人だという。遺された彼女の夫に会い、悲しみを分かち合えたら――。そんな思いがふくらんで、アリーはローマに飛んだ。ところが、公爵の屋敷では門前払いされてしまう。なんとしても公爵に会いたいアリーは、公爵の関係者らしいジーノという男に導かれるまま、車に乗りこむ。自分の運命が大きく変わるとも知らずに。
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-出版社を経営するエリオット家の令嬢ブリジットは、一族の秘密を暴く本を出版する計画を立てていた。だが、そのために重要な情報を求めて訪れたコロラドで、事故に遭っていっさいの記憶を失ってしまう。ベッドで目を覚ましたとき、マックという男性が目の前にいたが、なぜかそのあとも彼は献身的に面倒を見てくれる。自分の名前さえも思い出せないけれど、彼のそばにいられるのならずっとこのままでもいい。そう願い始めたとき、ブリジットは思わぬ真実を知る。★記憶を失ったまま、いつのまにか恋に落ちてしまったブリジット。住む世界の違う二人の恋のゆくえははたして……。日本初登場の作家シャーリーン・サンズのせつない恋の物語です。★
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-人気女優のエンジェルはパパラッチやストーカーに悩まされる毎日に疲れきっていた。休暇をとりたいと切望する彼女は高校時代の友人に招かれ、友人の兄が営むニューメキシコの牧場を訪れる。そこで出会ったのは、たくましいカウボーイのデイと、彼の娘ベス=アン。愛らしいけれどどこか怯えた様子のベス=アンが気になって仕方ないエンジェル。だが元妻と娘の親権を争っている最中というデイは、エンジェルが女優だとわかると彼女を罵り、追い出そうとして…!?
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】孤児として育ったシルヴィは、勤め先の仲間を家族のように大切に思っている。でも、その会社を滅茶苦茶にしようとする悪魔が現れた! 冷酷と噂の筆頭株主マーカスだ。会社を買収されたとは言え、独裁は許さないと抗議に向かったシルヴィは、まさしく彼は悪魔だと確信した。女性の心を一瞬で奪う美しさを備えた彼に無遠慮に見つめられただけで、身動きがとれなくなってしまったのだから。なんて傲慢なの? でも私に、彼の魅力に抗うことができるのかしら?
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-孤児として育ったシルヴィは、勤め先の仲間を家族のように大切に思っている。でも、その会社を滅茶苦茶にしようとする悪魔が現れた! 冷酷と噂の筆頭株主マーカスだ。会社を買収されたとは言え、独裁は許さないと抗議に向かったシルヴィは、まさしく彼は悪魔だと確信した。女性の心を一瞬で奪う美しさを備えた彼に無遠慮に見つめられただけで、身動きがとれなくなってしまったのだから。なんて傲慢なの? でも私に、彼の魅力に抗うことができるのかしら?
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-孫を見守る祖父母といえば、どうしても甘やかしがちなもの。子どもはある程度厳しく育てたいと思う親から「甘やかさないで」とたしなめられ、孫にどう接したらいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。本書は、かわいいかわいい孫だからこそ「自分の人生を自分で決められる人に育ってほしい」というおばあちゃんの願いと、「最低限これだけは伝えたい」ということが、手紙風に綴られたエッセイです。内容は、「生まれてきてくれてありがとう」「元気に育ってください」「本が大好き」「お友だちと仲よく」「まわりの人たちのおかげです」「夢をもって、しっかり勉強」「もう戦争をしないでください」「生きていく道を選ぶときに」「家事ができる」「がまんすること、努力すること」「飢えのつらさを知っていますか」「国際社会を生きていくあなた方へ」など。お父さん、お母さんにもぜひ読んでいただきたい、子育ての指針ともなる一冊です。
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4.6彼だけはきっと、本当の私を見てくれる--。華やかなモデル業界を離れ、小さな町にやって来たリン。外見だけが騒がれる日々に疲れた彼女は、名前も服装も変えて平穏に暮らすつもりだった。けれど引っ越し初日にアパートメントの隣人ブレンダンと口論になる。廊下の荷物につまづいただけであんなに怒るなんて!でもリンは知らなかった。彼は盲目。その美しい瞳は何も映さないのだ。恥じ入った彼女をブレンダンはすぐに許し、やがてふたりは恋に落ちるが…?
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4.8元トップモデルのリンは名前も髪型も服装も変え、小さな町に越してきた。常に周囲の目にさらされる窮屈な日々に耐えきれなくなり、誰も彼女の素性を知らない地で、ごく当たり前の暮らしを一から始めたかったのだ。町の人はみな優しく、中でも隣人のブレンダンはリンによくしてくれた。彼は黒髪がよく似合う端整な顔立ちをしていて、事故で視力を失ったため、いつも盲導犬を連れている。ブレンダンに嘘の経歴を話すことに罪悪感を覚えつつも、彼が普通の女として接してくれるのが、リンには嬉しかった。そんな矢先、突然ブレンダンがキスをしてきた。
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-彼だけはきっと、本当の私を見てくれる――。華やかなモデル業界を離れ、小さな町にやって来たリン。外見だけが騒がれる日々に疲れた彼女は、名前も服装も変えて平穏に暮らすつもりだった。けれど引っ越し初日にアパートメントの隣人ブレンダンと口論になる。廊下の荷物につまづいただけであんなに怒るなんて!でもリンは知らなかった。彼は盲目。その美しい瞳は何も映さないのだ。恥じ入った彼女をブレンダンはすぐに許し、やがてふたりは恋に落ちるが…?
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3.0父の突然の訃報と軽蔑のまなざし――それが彼との冷戦のはじまりだった。■彼が戸口に立って名乗った瞬間、アナの興奮は一気に頂点に達した。ギャレット・ホールデンといえば、一代で巨万の富を築いた億万長者ということを知らない者はいない。アナは、この血のつながらない兄のことを父ロビンからよく聞いていて、いつか会いたいと思っていた。会えた喜びも束の間、彼の口からこぼれ落ちたのは、ロビンが死んだという知らせだった。しかも葬儀はすでに終わっていた。あまりの衝撃と悲しみに呆然自失している彼女に、義兄は軽蔑の念を込めた視線を向け、言い放った。「ロビンの次は僕をたらし込むつもりか?」アナは悟った――自分が老人の財産を狙った悪女だと思われていることを。
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4.9母の死で再開後、自分を支えてくれた父。その突然の訃報で、アナは義理の兄で億万長者のギャレットと出会う。彼となら悲しみを分け合える…。ところがアナを父の愛人と誤解したギャレットは、彼女に冷たい視線を向ける。その態度を、アナも許せず、二人の間は険悪。が、遺言から彼と1か月間一緒に暮らすことになり!?
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-母の死で再開後、自分を支えてくれた父。その突然の訃報で、アナは義理の兄で億万長者のギャレットと出会う。彼となら悲しみを分け合える・・・。ところがアナを父の愛人と誤解したギャレットは、彼女に冷たい視線を向ける。その態度を、アナも許せず、二人の間は険悪。が、遺言から彼と1か月間一緒に暮らすことになり!?
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-ある九月の月曜日。ジェインは朝から災難続きだった。セクシーな夢を見て寝坊し、出勤途中には大雨に遭った。憂鬱な気分に、さらに追い打ちをかけたのは、勤め先の宝石販売会社が何者かに乗っ取られるという噂だった。両親を亡くし、弟と妹を大学に通わせるために働く彼女は、リストラに遭うことを憂えて、冗談半分に同僚に言った。億万長者と結婚して別れる際に慰謝料をもらえたら、と。偶然その言葉を聞いた町の名士のエリックは、内心、小躍りした。彼女こそぼくが求めていた女性だ!これで、祖父が残した遺産相続の条件は満たされる!一人の女性だけに永遠の愛など誓えないプレイボーイと、家族を守るためにお金が必要な、恋におくてな女性。利害が一致したとき、ふたりの狂想曲が始まった。
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-ハンナは親友マギーの花嫁付き添い人として、遠路はるばるサウスダコタを訪れた。親友同士ひさびさの再会を楽しんでいると、マギーが、とある警告をした――花婿付き添い人のジャスティンには注意すること。彼は女性を性の対象としてしか見ないのだという。粗野な男を想像し、彼女は警戒態勢を整えた。だがいざ対面し、心構えが甘かったことを知る。彼の瞳にゆれる欲望の炎が自分の心に飛び火するなど、ハンナは予想だにしなかった……。★約五年ぶりにジョーン・ホールがシルエット・ディザイアに帰ってきました!★
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-フラニー・ブルックスはウエディングドレスのデザイナー。事業をさらに拡大したいと考える彼女は、PR会社の経営者ジャック・ファレルと知り合った。笑顔ひとつですべての女性が足元に崩れ落ちると思っている、とんでもないプレイボーイ。だが、それだけの魅力はたしかにある。だからって、仕事が遅いのを許すわけにはいかないわ!パンフレットを考えてもらうのに商品の写真を渡してから、もう一カ月もたつ。いったいジャックは何をやっているの?怒りにまかせてジャックの家にのりこんだ彼女は、彼が生まれて間もない赤ん坊をかかえて、困っている場面にでくわした。事故で亡くなった兄夫婦の娘を引き取ったのだという。ほうっておけずに、赤ん坊の世話を手伝ったフラニーだったが、“男性と赤ん坊”という取り合わせに、数年前の悪夢のような出来事を思い出した……。
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-ウエディングドレスデザイナーのフラニーは、事業拡大のため大手広告代理店オーナーのジャックに仕事を依頼した。セクシーでハンサム、ひと目でプレイボーイとわかる魅力的な男性…なのはいいけれど、1か月連絡がないのはどういうこと? 業を煮やしてジャックの家を訪れたフラニーは、彼が赤ん坊を抱えて困っている場面に出くわした。事故で亡くなった兄夫婦の娘を引き取ったのだという。ほうっておけず赤ん坊の世話を手伝うフラーだが、数年前の悪夢を思い出して?
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3.0看護師のアリソンはドクターのケインを慕っているが、彼は富豪一族の一員で、雲の上の存在だ。ただ仕事の苦労や悩みを聞いてあげることだけが、彼女にできる唯一の愛情表現だった。ある日、いつもより深刻な顔をした彼を見て、アリソンは自宅に招いて話を聞くことにした。だが、彼を慰めるうちに、純潔を捧げてしまう。気まずさから縁を切られることを覚悟した彼女をよそに、ケインはあまりにも衝撃的な言葉を言い放った。「僕と結婚してほしい。君を妊娠させた可能性もあるから」★富豪一族シリーズ新シーズンが今月よりスタート! 今まで存在を知られていなかった、フォーチュン家の血統を受け継ぐ者たちが次々に発見されます。D.パーマーの『テキサスの恋』新作の冒頭を巻末に掲載しています!★
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3.0オリビアは恋人の裏切りにあい、逃げるようにイギリスから中国へとやってきた。まったく違う文化と環境に身を置くことで、悲嘆に暮れる時間をなくしたかったのだ。北京の学校で英語教師となったオリビアは、ある日、担当している生徒のせいで怪我を負った。かすり傷程度だったが、念のためオリビアは病院を訪れ、ドクター・ミッチェルの診察を受ける。オリビアはそのとき気づきもしなかった。この黒髪のハンサムな医師が運命の男性だということに。■RITA賞に二度輝いた人気作家、ルーシー・ゴードンの作品をお届けいたします。数千年の歴史を誇る中国を舞台にした、オリエンタルな雰囲気あふれるロマンスを存分にお楽しみください。
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-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「シチリア大富豪の忘れ形見」「プリンセスの秘密」「嘘に嘘をかさねて」の3話をまとめて収録。
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-リンジーは隣人ハンターに対して秘密を二つ持っていた。一つは恋人のいる彼に片思いしていること。もう一つは…実は隣室の物音が筒抜けなので、ハンターが恋人と愛を交わしている様子を盗み聞きしていることだ。これだけは絶対彼に知られるわけにはいかない。だが不注意から秘密をばらしてしまったリンジーに、彼はなぜか突然キスをしてきた。
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-プロポーズの裏に秘められた真実を知らず、彼女はすべてをセクシーな婚約者に捧げた。■ドルー・コネリーの立派な邸宅の前で、クリスティーナはためらいと気後れを覚えていた。彼は私を見たらどんな顔をするのだろう?豊すぎるピップと胸のせいで、いつも男性にはばかにされ、からかわれるだけの存在だった。だからドルーの“容姿は気にしない”という言葉に賭け、Eメールでのプロポーズにイエスと答えたのだ。会ったこともない人と婚約なんて無謀なまねだと知っていたけれど、優しさにあふれるメールを何通ももらううち、クリスティーナはドルーに好意を抱いた。これから結婚に向けての同居生活がスタートする・・・・。まだ見ぬ花婿に会うため、彼女は勇気を出してベルを鳴らした。
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3.5一年前、アリッサは恋人のジェームズを大事故で亡くした。その追悼式に参列するため、彼女はイタリアの事故現場を訪れた。ジェームズの死以上にアリッサを苦しめたのは、彼が新たな恋人とともにこの世を去っていったという事実だった。凍りついたように現場で立ちつくす彼女の目に、一人の男性の姿が映った。漆黒の髪、優しさなど微塵も感じられない鋭い目は、あらゆるものを拒絶している。誰かが彼を「ドラーゴ」と呼ぶのを耳にして、アリッサは愕然とした。ああ、彼がドラーゴ・ディ・ルーカ……。長く閉ざされていた彼女の心の扉が、かすかに動き出した。■RITA賞に二度輝いた人気作家、L・ゴードンの久々の新作をお届けします! 恋人ジェームズの裏切りと死で深く傷ついたアリッサ。彼女に救いの手を差し伸べた男性ドラーゴの正体とは?
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-家族でホテルを経営するナターシャは苦境に立たされていた。このままでは借金を返済できず、ホテルを手放すことになりかねない。そんなとき、ヨーロッパの小国カリーダの皇太子ダンテが、ナターシャのホテルに滞在することが決まった。有名な皇太子が宿泊しているとわかれば、客も増えるかもしれない。期待していたのに、現れたダンテは身分を隠しておきたいという。しかも、ナターシャに助けてもらいたいことがあるらしい。一国の皇太子が私になにをしてもらいたいというのだろう?トラブルの予感に怯えながらも、ナターシャは引き込まれていった。彼の美しい、鮮やかな青い瞳に魅了されて……。★2007年12月に刊行を開始した作家競作シリーズ〈王宮への招待〉。今月は、ハーレクイン・アフロディーテでも活躍中のイマージュの人気作家ニコラ・マーシュが第五話をお届けします。作家それぞれの個性が光るロイヤルロマンスをお楽しみください。★
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-■再会した恋人の冷淡な態度に、プリンセスは打ちのめされ……。■赤ちゃん! プリンセス・エリザベスの母としての本能が、ふくらんだおなかを隠すように告げた。こちらに向かって歩いてくる彼は、私に会えてうれしいようには見えない。私のほうは、ずっと彼を捜していたというのに……。エリザベスは、おなかに小さな命が宿った夜のことを思い出した。彼女の家でもあるウィンボロー王国の城で開かれた舞踏会の夜、背の高いハンサムな男性に一目で惹かれ、どちらも名乗り合わずにそのまま一夜をともにした。だが、エリザベスが運命の恋人に出会えたと思ったのもつかの間、彼は翌日には姿を消していた。今、彼は自分を捜し出したエリザベスに烈火のごとく怒っている。赤ちゃんができたことなど、とても言えない……。
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-ウィンボロー王国・第二王女エリザベス。彼女は、生き別れた兄と、舞踏会で情熱的な一夜を過ごした「運命の人」レイフを探すため一人、アメリカの地に降り立っていた。今やレイフはお腹の子の父親でもある。再会に胸ときめかせていたエリザベスだったが、やっと出会えたレイフの態度は冷たいもので…。
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3.0結婚式の晩、姿を消した花嫁。再会した彼女は記憶を失って……。■結婚式の晩、自由になりたいという手紙を残し、十万ドルの債券を持ち出して、ジェニーは姿を消した。エドワードは愕然とした。僕の財力や権力めあてに群がる人間はたくさんいたが、ジェニーだけは違うと思っていたのに……。半年後、新聞社に送られてきた写真と手紙からエドワードはジェニーの居場所をつきとめる。彼女は記憶を失い、さらに失明していた。ジェニーの世話をしてきた牧師館の夫妻の話では、彼女は瀕死の重傷を負い、病院に運び込まれたのだという。ジェニーは犯罪に巻き込まれたのか? 僕を裏切ったわけではない?エドワードの心に一縷の望みがわき起こった。
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4.0結婚式の晩、姿を消した花嫁。再会した彼女は記憶を失って……。 結婚式の晩、自由になりたいと置き手紙を残して10万ドルの債券を持ち出し、ジェニーが姿を消した。エドワードは愕然とした――僕の財力をめあてに群がる人間は大勢いたが、彼女だけは違うと信じていたのに……。半年後、送られてきた写真と手紙から彼はジェニーの居場所をつきとめる。しかし彼女は記憶を失い、さらに失明していた。ジェニーの世話をしてきた牧師夫妻の話では、彼女は瀕死の重傷を負い、病院に運び込まれたのだという。ジェニーは犯罪に巻き込まれたのか? 僕を裏切ったわけではない?エドワードの心に一縷の望みがわき起こった。■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今月は、1999年に刊行されたモディーン・ムーンの記憶喪失がテーマのドラマティックな物語をお楽しみください。驚愕のラストシーンにご注目!
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-ソーシャルワーカーとして病院に勤務するルネイは担当する患者カレン・エリオットの息子タグにひと目で心奪われた。富豪エリオット家の一員で、ハンサムなタグは、しばしば新聞の社交欄や雑誌にも登場する。そのうえ、目の前の彼は、少々傲慢だが好感の持てる男性だったのだ。数年前に男性からのひどい裏切りにあって以来、傷ついた心を抱え、ルネイはひたすら仕事に没頭してきた。だけどタグのような男性となら、もう一度だけ夢を見てみたい。誘われるままに食事をし、キスをされると彼女の体は喜びに震えた。その夜が、思わぬスキャンダルの始まりになるとは想像もしなかった。★今月は、ルネイとの立場の違いを超え、愛を貫こうとするタグの姿が印象的な作品です。二人の恋ははたして……。★
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-目の前に立つ男性を見てフィービは言葉を失った。姉の恋人だったウェイド――私がこれまでに愛した唯一の男性だ。一年ほど前のあるパーティの夜、フィービはずっと憧れていたウェイドに思いきってダンスを申し込んだ。だが、その姿を見た姉が激しい嫉妬にかられて会場を飛び出し、車を暴走させて事故死したのだ。二人は思わぬショックにうちひしがれ、葬儀が終わったあと、慰めを求めてベッドをともにしてしまった……。もう一度君に会いたかったと言うウェイドに、フィービは背を向けた。姉をまだ思いつづける彼に、あの日生まれた秘密を知られるわけにはいかないのだから。
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-★出会えた幸運に感謝していたのに、最も会いたくない人だったなんて。★心臓移植のためのチャリティー・パーティーで、キャサリンは謎めいた男性にダンスを申し込まれた。グレイと名乗る彼は、新聞にも載るほどの有名建築家だった。間違いなく初対面のはずなのに、なぜか彼に自分のことを知られている気がしてならない。魅惑的な笑顔に惹かれる半面、不穏な胸騒ぎを覚えたキャサリンだったが、成り行きで彼の新居が完成するまで自宅の離れを貸すことになった。グレイが胸に秘めている、彼女に近づいた本当の目的も知らずに……。
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-あの一夜の思い出は消えない――愛しい彼が、わたしを忘れても。 「レイナだって? レイナ……名字はなんというのかな?」勇気を出してかけたあの電話のことを思い出すたび、レイナの心は沈んだ。親友の結婚式で会った、女性を惹きつけてやまない美しき富豪ルシアン。わたしの人生をたった一夜で変えてしまった人。彼の力強い手、優しい愛撫、歓喜の吐息を忘れることなどできなかった。たとえ翌朝に彼が姿を消し、二度と戻ってこなかったとしても。それなのに、ルシアンはわたしの名前すら覚えていなかったのだ。あの夜に娘を授かったが、父親が誰かは、親友にさえ告げずにいた。そして今、約1年ぶりにルシアンと顔を合わせる機会が訪れた。けれど、彼はレイナを思い出した様子も、悪びれる様子もなくて……。 ■情熱と恍惚の一夜を経て幸せをつかんだかに見えた矢先、冷たい仕打ちを受けたレイナ。再会したルシアンがあまりに屈託がないので戸惑っていると、なんと彼は事故に遭い、あの夜の前後2日間の記憶を失ったことが明らかに――感動のシークレットベビー物語! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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2.5「ルシアン、レイナよ……」「レイナ? 名字はなんていうのかな?」この電話のやりとりを思い出すたび、レイナは屈辱感に苦しんだ。親友の結婚式で出会った、ハンサムなルシアン・シンクレア。どんな女性でも惹きつける魅力の持ち主で、レイナの人生をたった一夜で変えてしまった男。あの夜のルシアンの力強い手、優しい愛撫、歓喜のため息を彼女は忘れることができなかった。たとえ翌朝彼が姿を消し、二度と戻ってくることはなかったとしても。それなのに、思い切って電話をした彼女に対する仕打ちがこれだった。彼はレイナの名前すら覚えていなかったのだ。そして、今、約一年ぶりにふたたび顔を合わせた彼は、レイナを思い出した様子も、悪びれた様子もまったくなく……。