検索結果
-
-キャピーは幼いころに両親を亡くし、今は動物病院で働きながら、怪我で半身不随となった兄とつましい生活を送っている。ある日、車の衝突事故に巻きこまれたキャピーは、その場に偶然居合わせた院長のベントリーに救われて、驚愕した。いつも気難しく、キャピーにはとくにきつく当たっていた彼に、こんな心優しい一面があったなんて……。それ以来、互いの家を行き来するようになった二人は距離を縮め、キャピーはベントリーとの結婚さえ夢見るようになった。ところが翌週、突然別人のように冷淡になったベントリーから、キャピーは耳を疑う言葉を浴びせられる。「君はくびだ。出ていけ」■ハーレクイン・ディザイアの1500記念号を飾った、重鎮ダイアナ・パーマーの胸を揺さぶる切ないロマンスをお贈りします。キャピーのベントリーへの一途な想いは届くのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.3アメリカ一の大富豪ハードキャッスル氏が莫大な財産を譲る後継者を探している。そう連絡を受けたのはドミニク・ディ・バリ。幼い彼と母を追い出した父からなんて何も受け取りたくはない。ずっと復讐を願っていたはずだが、父の余命が3か月と聞いて戸惑う自分に気がつく。会社を見てまわるドミニクは、ベラという研究員と出会い、どうしようもなく気になりデートに誘う。ベラは心臓が破裂しそうだった。実は彼女も復讐のため、偽名を使って会社に忍びこんでいたのだ!
-
3.07年前、キャットは赤ん坊を早産のすえに2日で亡くし、婚約者とも破局して、悲しみをかき消すように仕事一筋に生きてきた。ある日、出張先のバルセロナで同じ医師のドミニクと出会い、美しい彼に惹かれるまま情熱的な一夜を過ごす。一夜限りとわかっているけれど、もっと一緒にいたい……。けれど、何か秘密を抱えている様子の彼を信じきれず、結局は後味の悪い別れを迎えたのだった。やがて思いがけぬ妊娠が発覚し、キャットはひとりで産む決心をするが…!?
-
4.3静養のため田舎町プレスコットを訪れたアンドレア。だが、運悪くタイヤがパンク、吹雪は激しくなる一方で雪のなか倒れてしまう。ホテルのオーナー、ブランドンは救助した彼女の体調を気遣うが、どうしても仕事から離れられないその姿に自分を重ね、ついおせっかいを焼いてしまう。彼女にもっと幸せになってほしい…。そんな時、ブランドンの伯母は恋人たちのおまじないをふたりに語る。それは恋するふたりだけが見ることのできる、美しい蝶々の姿だというが…?
-
-億万長者の娘マーリンは身分を隠し、自立できるように、屋敷の住み込みアシスタントとして働き始めた。充実した日々を送っていたが、ひとつだけ悩みがある。雇い主の息子で、ハンサムだが冷血漢なキャメロンの存在だ。彼はマーリンのことを貧乏で品のない女と決めつけて侮辱し、顔を合わせるたびに、首にすると脅すのだ。ある日、風呂上がりにくつろいでいたマーリンは、あやまって寝室のドアを開けたキャメロンに裸を見られてしまう。すると彼は、「ぼくを挑発する小悪魔め!」と罵り始めた。
-
3.7
-
-田舎の小さな店で、19歳のサッシーは身を粉にして働いていた。横柄な店長からこき使われ、嫌がらせを受けようとも、病床の母と幼い義妹を養うためには耐えるほかなかった。ある日、近所に引っ越してきたばかりだという、ジョンと名乗るハンサムな男性が店にふらりとやってきた。それ以来、彼は何くれとなくサッシーを気遣い、ついには店長の横暴な振る舞いを諫め、救いだしてくれた。なんて素敵な人なのかしら。サッシーは初めてのときめきに戸惑いつつ、ジョンへの想いをつのらせていった──実は彼が世界的な億万長者で、雲の上の存在だとも知らずに。■ロマンス界の最重鎮ダイアナ・パーマーが描く、貧しくも純粋な娘と年上の億万長者とのせつないシンデレラ・ロマンスをお届けします。極貧にあえぐヒロインのひたむきな想いは、無残にも……。 *本書は、ハーレクインディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.4真面目で厳格な会計士コンスタンスは財務調査のため、黒い噂の絶えないカジノを訪れた。私に見抜けない不正はないわ。そう思っていた彼女にカジノのCEOジョン・フェアウェザーは人のいい笑顔を向け「君は可愛いよ」と唇を奪ってきた! 私に魅力を感じる男性なんているわけないのに…その気にさせられるか試しているの!? 戸惑いながらもジョンの奔放な振る舞いに翻弄され次第に彼に惹かれていくコンスタンス。調査対象者と恋をすればすべてを失うとわかっていながら…。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!世界有数の石油会社に就職が決まり、未来を夢みるサラ。ところがCEOでサラのボスにあたる男性が別室で、秘書は年配の女性のはずだと怒鳴る声が聞こえる。すべての若い女性は自分を誘惑すると思っているらしい。なんて自信過剰で傲慢なの? しかし面会したサラは驚愕した。エキゾチックな美しさに逞しい肉体を持つ彼は、まさにミスター・パーフェクトだった。惑わされずに仕事に専念すると誓ったサラだが、気持ちは揺らいでしまう。この恋は絶対に秘密だわ…。
-
3.0ひとりで自由気ままな作家生活を送るモリー宅の隣に、夏の間だけ滞在する父娘が越してきた。挨拶に向かった彼女は隣家の主を見て息をのんだ。15年前、ギリシアの島でひと夏の恋をしたディミトリその人だったのだ。母親そっくりな彼の娘を見て胸が痛むモリーだったが、彼の笑顔はあの頃と変わらず、心はあの頃に戻っていく…。しかし、つらい結末を迎えた恋を今さら取り戻すことはできない。そう自分に言いきかせるモリーはディミトリへの複雑な想いに葛藤する……!
-
-親代わりの遺産管財人マッケイブが、仕事で大けがをしたために、同居することになったウィン。野性的な魅力を放つマッケイブに、顔をあわせるたびに、美しくなったと見とれられ、ウィンの胸はときめく。ある夜、衝動を抑えかねたマッケイブにふいに抱きすくめられ、驚いたウィンは思わず拒絶してしまう。すると目の色に燃えるような怒りを浮かべ、彼は乱暴にキスをしてきた。怯えて震えるウィンに「君だってぼくがほしいんだろう」と耳打ちしながら。
-
4.8
-
-
-
-ケイトには、母親が男と駆け落ちし、父親に「あの女のふしだらな血を引く」と罵られ続けた過去があった。以来、セックスに激しい恐怖心を抱くようになったのだ。それなのに、淡い想いを寄せていた親友の叔父ジェイコブにある誤解から、身持ちの悪い女だと決めつけられ、親友との付き合いさえも禁じられてしまう。だが、親友が結婚し家を出ると、ジェイコブは強烈に、“ふしだらな”ケイトを遊びの関係として求め始める。「僕を惑わす、この魔女め」と侮蔑のまなざしを注ぎながら……。 *本書は、ハーレクイン・デジタルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.7幼い息子を事故で亡くしたアイラは悲しみに暮れ、愛する夫との間に溝を感じるようになっていた。彼と別れたくない、でも一緒にいるのはつらい――そんな彼女が救いを求めたのは離婚専門の弁護士事務所。今後のことを考え、看護師として復帰したアイラだが、夫と同じ病院に戻るしかない。医長を務める彼と互いに歩みよることを決めたふたりは、子どもたちとともに温かい家庭を取り戻したかに見えた。だが、思わぬアクシデントによって絆は再び断ち切られてしまい…。
-
-大牧場主のハート兄弟に雇われていた父親が急逝し、寄る辺のないテスは兄弟の屋敷で家政婦として働くことになった。テスは次男のキャグに惹かれながらも彼が怖くてたまらない。鋭い目で彼女を監視し、ことあるごとに冷たい態度をとるからだ。ある日、料理上手のテスはキャグの誕生日が近いことを知る。バースデーケーキを作れば、きっと喜んでもらえるわ!だが当日、彼はケーキを目にするやいなや烈火のごとく怒り、壁に投げつけて言った。「きみにはなにもしてほしくない」衝撃を受けたテスは荷物をまとめて出ていこうとするが……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.0なにかに傷ついたような昏い瞳。傾けたグラス越しの深い声。バーで見かけた男性、ジーンにアリソンは魅了されてしまう。女性関係が派手で、危険な男だともっぱらの噂なのに。アリソンは人一倍奥手で、25歳のいままで男性経験もなかった。だけど、彼に気に入られたくて精いっぱい大人の女を演じたのだ。飲んだこともないお酒を飲んで、遊び慣れたふりをして――。そしてついに結ばれた夜、怯えるアリソンが無垢だと知るや、ジーンは激高し、ベッドで背をむけた。自分は拒まれている。その惨めさと哀しみがアリソンの胸を痛切にさした。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.5ドクター・ヘリの看護師カーリーは、新しい上司ハンターをひと目見て好感をもった。気さくだし、何より信じられないほどハンサムだ。これからも楽しく仕事ができそう、と思ったのに、カーリーが未婚のまま妊娠中と知ったとたん彼は仕事の第一線から外そうとした。カーリーが強い態度で反発すると、突然ハンターは彼女を抱きしめ激しく口づけしてきた。動揺しながらもキスに心を奪われるカーリー。けれど彼女には、どんな男性にも決して頼れない事情があったのだ。
-
-アメリカ育ちのダニーは、若すぎる結婚に失敗し、故郷である砂漠の国オマーンで厳格な父のもと籠の鳥のような暮らしを余儀なくされていた。唯一の楽しみは、こっそりと古書店に出かけることだった。ある日、そこで息をのむほど美しい実業家のクエーサーと知りあった。やさしく、時に強引な彼の魅力にときめきを覚え逢瀬を重ねるが、彼の一族が長年の宿敵だったと知り絶望する。絶対的な存在の父を裏切ることはできない。ふたりが結ばれる未来は閉ざされて…!?
-
-
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!法医学調査員であるアリスは、仕事先でハーリーという名のカウボーイと最悪の出会いをはたした。金物店の入り口でぶつかり大ゲンカをしてしまったのだ。怒りにまかせ「あなたが花婿ショップで売出し中でも買わないわ」と、きつい言葉を言い放ってしまったアリス。しかし翌日、彼への印象は180度変化する。若者にからまれていたところを彼によって救われ、その勇敢さとやさしさに一瞬にして心奪われたからだ。そしてアリスは心のままに彼に自ら結婚を迫った――!!※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
-
4.0メリッサは幼い頃からずっと、年上のディエゴを愛していた。ある日、馬で遠出したメリッサは暴漢に襲われかけ、危ないところを助けてくれたディエゴと初めて結ばれる。その責任を取るかたちで、ディエゴはメリッサと結婚した。だが彼はこの結婚をメリッサのしかけた罠だと信じ込み、彼と彼の家族の仕打ちに耐えられなくなったメリッサは、ある秘密を胸に抱いたまま、ディエゴの前から姿を消した。5年後、メリッサは不慮の事故で瀕死の状態に陥る。報せを受けて現れた夫と再会しても、メリッサはかたくなに、「息子はあなたの子じゃない」と言い続け……。 ■男のプライドや庇護欲を内に秘めて悶々とするヒーローと、一途に愛する人を想い続ける無垢なヒロイン。何度読んでもいいですよね。世界中の女性が虜になる超人気作家ダイアナ・パーマーの世界を、あますところなく味わえる1989年初版の名作です。
-
2.7ベンガリア王国の王女マリサは、双子の兄を亡くしたばかり。大きな喪失感を抱いて、灼熱の国ブラジルを訪れていた。そこで彼女は世界的実業家のダマソと出会う。彼の瞳はマリサを孤独なひとりの女として見ているようだった。惹かれるままに、彼女はダマソと熱い一夜をともにしたが、翌朝、彼は冷たく去ってしまった。ところが1か月後、新しい命を宿したマリサの前にダマソが再び現れ告げる。「僕と結婚するんだ」何を言ってるの? 私を冷たく捨てていったのに!
-
3.0新聞社に勤めるカーラは、取材に訪れた晩餐会で、市長のブライアンに強烈なまなざしをむけられて戸惑っていた。私を不安にさせる、あの瞳はいったい何かしら?答えはすぐに明らかになった。呼び止められると、記事の内容について厳しく叱責されたのだ。いわれのない非難に言い返すこともできず、あふれる涙を隠して、会場を飛び出したところを、カーラは不良少年にからまれてしまう。危ういところを救ってくれたのはブライアンだった。そしてさきほどの非礼をわびると、彼女に熱い視線を注いだ。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-レイナは親友の結婚式で、リッチでハンサムなルシアンと出会い、情熱的な一夜を過ごした。夢見心地で目覚めると、彼の姿は消えていた。1度だけ電話をしたが、彼はレイナの名前すら覚えていなかった。レイナは彼の子供を宿していたのに。月日は流れ、再びルシアンと顔を合わせたが、彼は何も気づかず軽薄なプレイボーイを演じて接近してくる。いったいどういう神経なの!? でも、こんなにひどい目にあわされても、同じ過ちを繰り返そうとする私はどうかしているわ!
-
-キリーはあらぬ誤解から、元婚約者ラングの愛を失った。罠に掛けられ、裸で男性といるところを見られてしまったのだ。泣きながら弁解する彼女に、ラングは耳を貸そうともせず去った。あれから5年。彼以上に愛せる人にはいまだに出会えないが、23歳のキリーは、仕事が生き甲斐の日々を送っていた。ところが美しい女性に成長した彼女につきまとう男は少なくなく、いまは警備員の男からの執拗なセクハラに悩まされている。新しく着任した警備部長がボディガードを務めてくれることになり、キリーはオフィスで彼を迎えた。だがそこに現れたのは、ラング!私の心を引き裂いた男性と、24時間一緒にいることになるなんて。■〈ボディガード〉3部作最終話です。美しいキリーを狙う男から、何がなんでも守ってやると決意するラングですが、彼女を今でも強く求める彼自身の欲望が最も危険なことには気づいておらず。男のプライドと未練に引き裂かれるヒーローに悶えてください!
-
3.0火事で家族を失ったトーリは、自分の無力さと喪失感に打ちひしがれ、獣医としての仕事に逃げ込んでいた。そんなある日、都会から来た裕福でハンサムな医師ジェイクと出会う。誰もが魅了される彼の人柄に触れ、頑ななトーリも愛されたいと心から望むが、環境が違いすぎるふたりが結ばれることはない。それでも、思い出が欲しい。切ない思いがあふれ、ついに彼女はジェイクの胸に飛び込んだ。一夜の甘い抱擁が、やがて苦い現実に変貌することなど想像すらしなかった…!
-
3.5バレリーナのメグは生まれ育った町にもどってきた。ここには4年前、彼女と婚約していたスティーブンがいる。お互いに激しい愛を感じていながら、ささいな誤解によって二人は喧嘩し、メグは夢を口実にニューヨークへと去ったのだ。再会したスティーブンはメグに冷たい言葉を浴びせ、なみいる愛人の存在を皮肉たっぷりに見せつける。かと思えば、メグを強く抱き寄せてキスを奪い、彼女の欲望をもてあそぶ。あげく、メグの所属するバレエ団が資金難に苦しんでいると知るや、実業家として財力を誇る彼は傲慢にも言い放った。「金を出してもいい。ただし、一晩いっしょに過ごすことが条件だ」 ■ハーレクインで長年トップの人気を誇るダイアナ・パーマーによる〈ボディガード〉3部作の1話目。4年ぶりに再会した二人は過去の誤解からなかなか素直になれない……。少女から女性へ成長するヒロインを想う年上ヒーローの、不器用で一途な愛に注目です。
-
-クライトン家――代々弁護士を輩出するイギリスの名門一族。ジョナサンは華やかな双子の兄デイビッドの影のように生きてきた。しかし、ふたりの50歳の誕生パーティーでデイビッドが心臓発作で倒れ、そのうえ横領が発覚する! 一族に訪れた未曾有の危機のなか、闇に眠らせてきた問題が次々と噴出していく。ジョナサンの妻ジェニーはもともとデイビッドの恋人だった。妊娠したとたん捨てられ、償いのようにジョナサンに求婚されたのだ。本当は誰が誰を愛しているの?
-
3.0突然父が倒れて会社経営をまかされたギニー。でも大学を卒業したての彼女には荷が重く、さっそくトラブルを起こしてしまう。怒りをあらわに、父の友人と名乗る美しいギリシャ人男性がギニーのもとにやって来たのだ! しかし彼は何を思ったか、「食事をしながら仕事の相談をしよう」と言い出した。断ればきっと取引きを中止されてしまうわ。会社と父のために仕方なくギニーが誘いを受けると、彼は巧みなリードで抵抗できないギニーに甘いキスを落として…。
-
4.0アリシアは26歳になってもバージンなことに焦っていた。原因は、両親を亡くしてから親代わりになって育ててくれた過保護な兄の存在。なんとしても、兄が納得する完璧な男性を見つけなくてはいけない。そんなアリシアの前に、ついに運命の王子様リック・ジョーンズが現れた! ハンサムで裕福で、何より思いやりがあるリックは、純潔を捧げるにはこの上なくふさわしい相手。すっかりリックに夢中になってしまったアリシア。彼がある嘘をついていることも知らずに…。
-
-父の診療所で働くイザベルは、ある日思いがけない人物と再会した。ロス・テンプルトンは初恋の相手。彼は7年前にイザベルを捨てて村を出ていった。なぜ今さら戻ってきたのだろう? でも、私はもう自立した医師。いくら彼が魅力的だからと言って、惑わされたりしないわ。ところが、家に帰ると父から信じられない言葉を聞かされた。ロスにも診療所で働いてもらうと言うのだ。それは彼女の過去の傷をえぐり出すだけでなく、自尊心をも打ち砕く侮辱の言葉だった!
-
4.0世界有数の石油会社に就職が決まり、未来を夢みるサラ。ところがCEOでサラのボスにあたる男性が別室で、秘書は年配の女性のはずだと怒鳴る声が聞こえる。すべての若い女性は自分を誘惑すると思っているらしい。なんて自信過剰で傲慢なの? しかし面会したサラは驚愕した。エキゾチックな美しさに逞しい肉体を持つ彼は、まさにミスター・パーフェクトだった。惑わされずに仕事に専念すると誓ったサラだが、気持ちは揺らいでしまう。この恋は絶対に秘密だわ…。
-
2.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】豪華な結婚式を終えたばかりのジャックの前に現れたのはカサンドラ――まさか、死んだとばかり思っていた妻!? 3年前、研究ひと筋の彼女はアマゾン奥地へ調査に行き、行方不明となった。傷心のジャックは教授の職を辞して仕事に就き、取引き先の社長令嬢と今日、結婚したのだ。そのカサンドラが別人のように美しくなって今、現れるなんて! 信じられないことに彼女はジャックの妹だと自己紹介し、新居に滞在することに。妻が二人。ジャックは混乱状態に陥った…!
-
2.0独身男性のチャリティ・オークションに参加したキャリーは、寄付のためとびきりゴージャスな実業家ブレイクを落札した。彼の魅力はただごとではなかったが、不幸な家庭で育ったキャリーは、恋や結婚に興味はない。用が済んだらさっさと縁を切るつもりでいたのに、ブレイクは彼女のそっけなさに惹かれたのか、強引なアプローチを仕掛けてくる。追いつめられたキャリーは、ブレイクが持ちかけた賭けに応じ、負ければ彼とベッドをともにすると約束させられてしまった!
-
-たったひとりの肉親である父を亡くしたキンバリー。ほかに身よりもなく、婚約者にもフラれたばかりの彼女にとって、もはや唯一心の拠り所は生まれ育った家、ブランコートだけだった。ところが父の遺言により、5か月以内に結婚しなければ、愛するブランコートの相続権を失うというのだ! 困り果てた彼女は、知りあったばかりの売れない役者、スレイドの生活のめんどうをみる代わりに愛のない結婚をもちかけようとする。だが、実はスレイドの正体は…?
-
3.7はるかな大地で彼女に訪れたのは、真摯な情熱と、悲しい初恋。■ジェニファーは新しい仕事につくため、大都会での激務で疲れきった体にむち打って、はるばるテキサスの牧場へとやってきた。しかし、やっとの思いでたどり着いたとたん、険しい顔の男性が現れ、なんの用かと詰問した。何も聞いていないのかしら?ジェニファーはいぶかりつつ、雇ってくれたロバートの名を出したが、その男性は突然目をぎらつかせて言い放った。「なんの冗談だ? 弟は一週間前に死んだ」
-
3.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】インテリア・デザイナーのエバは、大富豪マルコスから摩天楼をのぞむNYタワー最上階の改装を依頼される。しかし、プレイボーイと名高い彼は興味をもった女性を追いかけるが、ものにしたとたん残酷になるという噂だ。現にエバの従妹がそんな仕打ちを受けたばかり。女性の敵だわ! 打ち合わせを2度キャンセルするが、逆に彼の挑戦欲に火をつけてしまう。過去の傷から恋愛を拒絶するエバだったが、たくみにベッドの罠に誘われ、身体が溶けるような甘いキスをされて!?
-
2.5産科医マーティは事故で母親を失った赤ちゃんの面倒を、職務を超えて熱心にみていた。やがて父を名乗るスペイン人の外科医カルロスが現れる。自分に娘がいることを知らなかったカルロスは、思いつめたあげくマーティに、自分と結婚して娘の母親になってほしいと申し出た。子供のためだけに結婚するなんてあり得ない。でも、その提案は限りなく魅力的だった。母親になること――それは、マーティが何よりも望んでいたことであり、決して実現できない夢なのだから…!
-
-都会の上流階級で育ったマンダリンは、18歳のときにアリゾナの美しさに心打たれて引っ越してきた。近隣に住むカールソンとはそれ以来のつきあいだ。年の離れたカールソンは無骨で粗野な男だが、彼女にだけは優しさを見せる彼を、マンダリンは憎めずにいた。そんなある日、カールソンは唐突に、彼女にマナーを教えてほしいと切り出す。きっと故郷に帰ってきた美しい旧友の気を引くためだわ。しぶしぶ引き受けながら、マンダリンの胸が痛んだ。
-
5.0今日はディリ―の結婚式。準備は着々と進んでいたが、花婿と父の会話から衝撃の事実を知る。私に求婚したのは報酬が目当て!? すべて30歳独身の娘を心配した父親が仕組んだことだった。屈辱感にふるえるディリ―はウエディングドレス姿のままバージンロードを逆走。ハネムーン用の白いリムジンに飛び乗り、ハンサムな運転手に「車を出して」と告げる。私なんて恋に向いてない。一生、結婚できないんだわ。運転手ミックは剣幕に驚きながらも逃亡劇に手を貸すが…!?
-
3.5新米記者のカーラは夢の市庁舎担当となって張り切っていた。ある日、取材に訪れた晩餐会で、市長のブライアンに強烈な視線を向けられて戸惑う。私を不安にさせる、あの瞳はいったい何かしら?答えは、その後のカクテルパーティで明らかになった。彼女の責任ではない誤報に関して、厳しく叱責されたのだ。言い分を聞こうともしないブライアンの一方的な態度にカーラは恐怖と悔しさから身を震わせて会場を飛び出し、涙で頬を濡らした。■“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語です。
-
4.0シェルビーは男友達のダニーに頼みこまれ、婚約者のふりをして一緒に帰省することになった。だが、彼の実家に着いたとき、シェルビーは唖然とした。不在のはずのダニーの兄、キングが現れたのだ。キングはシェルビーを都会育ちのあばずれだと軽蔑し、ことあるごとにつらく当たる。彼がいると知っていたら、ここには来なかったのに……。案の定、婚約を告げられたキングは怒りに燃え、シェルビーに向かって冷ややかに言い放った。「きみのような女と弟を結婚させはしない、絶対に」
-
4.0不当な理由から失業して行き場をなくしたマギーは、親友の兄クリントの牧場で短期の秘書をすることになった。本当はもう、ここには戻ってきたくなかった。マギーは子どものころから11歳年上のクリントに夢中で、どこへ行くにもおしゃれをして、あとをついてまわった。だが3年前、彼は冷たく言ったのだ。“きみなんか欲しくない”と。以来ずっと彼を避けてきたのに、彼のもとで働き、一つ屋根の下で暮らさなくてはならなくなるなんて。迎えに来たクリントの目に宿る強い光に、マギーの胸はさらなる不安でいっぱいになった。■超人気作家D・パーマーの真骨頂ともいえる、初恋の激しさと苦しみを余すところなく描いた作品です。侮蔑の言葉をぶつけながらマギーを抱きしめるクリント。彼の気まぐれにマギーはいつまで耐えられるのか……。そのもどかしさは、悶えてしまうような甘い責め苦です。
-
4.0ひっつめ髪に、黒縁めがね。垢抜けない簡素な服。敬虔な母親の影響で、地味な装いを好む秘書のエリナーは、この3年間、ボスのカリーにずっと恋している。振り向いてもらえなくても、そばにいられればいい――そう思っていたある日のこと、エリナーは偶然聞いてしまった。ボスが彼女のことを“男に見向きもされない田舎娘”と言うのを。しかも、傷ついた心に追い打ちをかけるかのように、カリーは美しく洗練された恋人との婚約を発表する。絶望の淵に落とされ、エリナーはたまらず辞職を申し出るが……。
-
-避暑地を訪れたケイトは、傲慢な大富豪ケンブリッジに、彼の土地から追い払われたことで腹を立てていた。気分転換に湖でクルーザーに乗ったとき、遊泳中のケンブリッジを不注意にもはねてしまう。恐怖から逃げ出したものの、後日罪悪感に苛まれ、謝る決意をする。ところが向かう途中で彼に出くわし、驚愕した――なんと彼は視力と事故の記憶を失っていた!加害者とは気づかず気さくに話しかけられ、ケイトは正体を明かす機会を逸してしまった。さらに困ったことに、ケンブリッジは彼女のことを気に入り、住み込みの秘書になってほしいと申し出てきた。■“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。
-
4.0世界を股にかけて活躍する、敏腕社長マッカラム――数カ月前に彼の秘書になったマデリンは、不在ばかりの社長の顔を、実はまだ見たことすらない。それでも仕事にやりがいを感じ、忙しく過ごしていたある日、隣の家にカルという男が住みはじめた。長身でハンサムなカルは獅子を思わせる威圧感を漂わせ、初対面から、マデリンが自分を誘惑したがっていると決めつける。「時間の無駄だよ、君はぼくのタイプじゃない」とんだ言いがかりに憤慨し、彼を避けようとするマデリンだが……。
-
4.0病気の母の療養費を稼ぐため、記者のダナは身分を偽って有名会社社長のエイドリアンに近づき、潜入取材を行った。だが彼女の記事の誤りのせいで、彼の会社は破滅してしまう。3年後、まだ罪悪感を拭えずにいるダナを思わぬ事態が襲う。みごとに会社を建て直したエイドリアンが、宣伝のために記事を書いてほしいとダナを指名してきたのだ。きっと復讐する気だわ! 恐る恐る彼を訪ねたダナは、エイドリアンの本当の目的を聞いて、思わず耳を疑った。「半年間、僕の秘書として働け。償いをしてもらう」
-
-自分を変えたくて、洗練された女を装って夏の発掘調査隊に参加した、本当はさえない教師のクリスティ。個性豊かなヒロインが恋の季節に見つけた永遠の愛とは……?
-
4.0両親を相次いで亡くし、孤児になったティシュは、裕福なカリー家の養女となり、何不自由なく育った。中でも長男のラッセルとは兄と妹のように仲良しだった――そう、一年前に帰省した夏のあの日までは。ラッセルは、一糸まとわぬ姿でいたティシュに歩み寄ると、彼女をあばずれだとののしりながら乱暴な口づけをした。傷ついたティシュは、すぐに荷物をまとめてカリー家を去り、二度と帰郷しないとかたく心に誓った。だが一年後、ラッセルは突然迎えに来た。
-
3.0シリは憂鬱だった。辣腕弁護士ホークの独占取材のため、彼と二人でパナマへ向かうことになったのだ。父の共同経営者であるホークは、いまだにシリを子供扱いし、軽蔑する。新聞記者として優秀だから今回の同行も命じられたのに、「子守などしたくない」と言われる始末だ。悩んだ末に、シリは行くのをやめる決心をした。ところがそれを聞いたとたん、ホークは手のひらを返したようにシリに優しくなり、ときおり熱い視線さえ向けながら同行を迫った。
-
4.0地質調査員として働くジェニファーは、モデル並の美貌が災いして内面を見てもらえず、27歳にして男性とまともに付き合った経験がない。そんな彼女がひそかに心惹かれているのが、同じ会社に勤める保安責任者のハンター。だが、彼のジェニファーへの態度はいつも冷たく、憎まれてでもいるのかと疑いたくなるほどだ。そのハンターと二人で極秘調査を行うため、一週間、昼も夜もともに砂漠で過ごすことになり……。
-
3.3秘書のモーリーンの働く会社がプロジェクトに失敗した。状況からして、ライバル会社による買収を望む内部の者が妨害工作をたくらんだ疑いが強い。そんなとき、モーリーンの自宅のとなりに男性が越してきた。同じ会社の新顔、ジェイク・エドワーズだ。オフィスでばったり会ったときから惹かれるものを感じていたが、ジェイクの行動にはどこか謎めいたところがあった。もしかすると、例の妨害工作にからんでいるのかもしれない……。恋心と疑念のあいだをさまよいながら、モーリーンは彼のようすを探ってみることにした。
-
4.0思いがけない熱い口づけが、彼女を切ない片想いへ導いた。■財産目当てで言い寄る男たちにうんざりして、名家の令嬢マーリンは父と賭をした。一カ月間身元に気づかれることなく働けたら、もう結婚はしなくてもいいというものだ。作家の住み込みアシスタントとしての仕事も見つかり、マーリンは張り切って働き始めた。雇い主とも気が合い、楽しい毎日だったが、一つだけ問題があった。雇い主の息子キャメロンだ。彼はマーリンを貧乏で品のない女だと軽蔑し、ことあるごとに首にすると脅すのだ。笑顔でかわしながらも、マーリンは内心怒りに燃えていた。だが、ある日の出来事が二人の関係を大きく変えた。
-
4.0テキサスの牧場で家政婦をしている叔母からの電話に、マリアンは心を揺さぶられた。油田王でもある雇主が病にかかり、余命僅かな彼は回顧録を書く手伝いを必要としているというのだ。私で役に立つのなら──マリアンはすぐさまテキサスへ発った。空港で彼女を迎えたのは、長身で男らしいセクシーな男性だった。彼が叔母の雇主ウォード・ジェソップだと名乗るや、マリアンは愕然とした。こんなに若いのに不治の病だなんて……。ところがウォードはなぜかマリアンを男性不信だと決めつけて、病人とは思えぬ熱心さでいきなり誘惑をはじめた。
-
4.0ペリドットのように輝く淡いグリーンの瞳。傾けたグラス越しに、ゆっくりとささやく深い声……。バーで友人に紹介された男、ジーンにアリソンは魅了されずにはいられなかった。噂によると彼は女性関係が派手で、荒れた生活を送っているらしい。彼は悪い人じゃない。ただ、心に傷があるだけ。その痛みは、わたしだってよく知っている。アリソンは人一倍道徳心が強く、男性経験もなかったが彼の気をひこうと、遊び慣れた女を装った。映画、ロデオ見物と、ふたりはデートを重ねる。そして、三回目のデートで、ついに……。
-
5.0仕事ひと筋で地味な毎日を送っていたアリッサだが、新社長のケイレブには心が揺さぶられた。彼は型破りで超セクシー。でも、どんなに魅力的でも惑わされてはいけないわ。その努力を運命があざ笑うかのように、ある日ふたりは出張先でホテルの同じ部屋に宿泊するはめに。予想外の展開でふたりは唇を重ねてしまうが、それ以上には発展しなかった。ところが、会社に戻るとふたりが情事にふけっていたという噂が流れていた。アリッサの脳裏に過去の悪夢がよみがえり…!
-
3.0ホテルのバーで、ミランダはかなり酔っていた。自分を見つめるカウボーイハットの男の視線を感じ、声をかける。「ずっと見てたでしょ。あなた、わたしのことほしいの?」男の目に軽蔑の色が浮かんだ。「いや、女嫌いさ。ご主人はきみが夜、遊び歩いてもなにも言わないのかい?」「夫は……亡くなったの。三週間前なの。たまらないわ!」涙ぐんだミランダは急に立ちあがると、走るようにして出ていった。男は彼女が忘れていった小さなバッグをつかんであとを追う。男に追いつかれたとき、ミランダは川の橋の欄干にたたずみ……。
-
3.0タイスンは事故死した弟の遺言を聞かされて、耳を疑った。驚いたことに、全遺産をあのエリンに譲るというのだ。エリンはモデルだった。弟が初めて屋敷に連れてきたとき、その妖精のような容姿に、タイスンはひと目で心を奪われた。だが不器用なタイスンはエリンに冷たくあたることしかできず、あげくに弟が不在の夜、強引な形でベッドをともにすると、弟への後ろめたさから、彼女を追い出してしまったのだ。自己嫌悪に苦しみながら、タイスンは考えた。彼女は戻ってくるだろうか──復讐さながらの遺言を受け入れて。
-
-なんて世間知らずだったのかしら。あんな男に夢中になるなんて……。4年間の看護学校での勉強を終えて家に帰る途中、エレノアは過去を振り返り、いらだたしい気持ちでハンドルを握りしめた。憧れのキーガンは私とデートした翌日、別の女性と婚約してしまった――あのときの屈辱は、いまも忘れることができない。その後知りあったウェイドのおかげでやっと女性としての自信を取り戻し始めたエレノアは、父親に紹介するためウェイドを夕食に招待していた。ウェイドの提案で、そこにはキーガンも来ることになっていた。キーガンのことなんかとっくの昔に忘れたと、思い知らせてやるのよ。ところが、キーガンをひと目見た瞬間、たった一度だけ激しく求め合った情熱の夜の記憶がいっきによみがえり、エレノアはその場に立ち尽くした。
-
4.0ニューヨークでモデルとして成功したアビーは、 久しぶりに故郷のモンタナへ帰ってきた。 父の死後、家の土地は隣のマクラレン牧場に買い取られている。 アビーよりも14歳年上である牧場主のケイドは、 彼女が幼いころから秘かに思い続けていた相手だった。 しかし4年前の晩、彼女の純真な想いは拒絶され、 それ以来、二人の間にはぎくしゃくとした空気が流れている。 そして今、ある事件がもとで心に傷を負ったアビーは ますます彼に素直になれなくなっていた……。
-
-本屋で働くサラは、客のひとりジャレッド・キャメロンが気になっていた。町に越してきたばかりのハンサムな大人の彼は、他人とは打ち解けないタイプのようだが、自分だけに見せてくれる態度にはどこか甘い雰囲気があり、サラはすぐ恋に落ちていた。そんなある日、サラはパーティーの帰りに彼に家まで送ってもらうことに。意味深な会話からキスで火がつき、夢中で愛を交わしてしまう。だが、それは幼いサラが夢みた甘いひと時などではなく、ひどく残酷なものだった。
-
3.0「君のために僕はあることを思いついたんだよ、シンデレラ」犬猿の仲であるリーガンの言葉に、ケナは耳を疑った。弟のデニーを誘惑して、財産目当ての美女から遠ざけてほしい。そのために君を魅惑的な女性に磨きあげてみせる、と彼は言う。確かに、ケナが上司のデニーに密かな恋心を抱いて2年になる。そろそろ“仕事一筋のさえない秘書”から脱却しなければ……。ケナは決死の覚悟でリーガンの申し出を受けた。弟とは正反対のリーガン――荒削りな魅力を放つ傲慢な彼に、心を奪われることになるとは夢にも思わずに。
-
4.0アメリアは親友に頼まれ、奇妙な仕事を引き受けてしまった。もとは彼女の恋人のアイディアだというのだが、ウェントワースという建設会社社長のオフィスに、肌もあらわな格好で乗り込んでほしいというのだ。見事やってのけたアメリアだったが、当然、彼を激怒させてしまう。ウェントワースの祖母の個人秘書になることで許されるかと思いきや、彼は自分の秘書も兼ねることを要求した。さらに、彼の恋人の代役まで引き受ける羽目になり、事態はますますアメリアの手に負えない方向へ進み始める……。
-
4.0今をときめくロマンス作家のケイティは、クリスマスの休暇を前に重い気分になっていた。ルームメイトのエイダの兄で、ワイオミングで牧場を営むイーガンをふたりのアパートメントに招待したのだが、荒削りで男らしい顔立ちのイーガンはとても魅力的なのに、なぜか会うたび、ケイティに何かと言いがかりをつけてくるのだ。今回も到着早々、彼はケイティを小説のヒロインさながらの奔放で自堕落な女と決めつけ、力ずくで抱きすくめようとした。驚いたケイトにイーガンは、傲慢にも言い放った。「反発し合うのはお互いに惹かれているからだ」
-
1.0ピアニストのアラベラは事故にあい、病院に運ばれた。慈善演奏会を終えて、父の車でテキサス州ジェイコブズビルに向かう途中のことだ。「脳震盪、手首の複雑骨折……。すぐにオペが必要だ」医師の冷たい声がアラベラのもうろうとした頭のなかにこだまする。「どうなんですか?」せきこむような別の声がした。彼女のことを心配する聞き覚えのある男の声……。まさか、イーサン? でも、どうして彼がここに?アラベラの心に、懐かしさと四年前の屈辱感がわきあがってきた。
-
5.0仕事で砂漠の国を訪れた景観設計師のシーリアを待っていたのは、かつての恋人シーク・サリム。まさか4年前に突然別れを告げられた彼からの依頼だったなんて…。戸惑うシーリアだったが、サリムの圧倒的な熱にとらわれ、仕事を引き受ける。ふたりは砂漠に埋もれた古代都市(ロストシティ)をリゾート地にする事業を進めるが、以前と変わらぬサリムの魅力にシーリアは苦しんだ。さらに彼女はまだ告げていないことがあった。秘かに産んだ彼との子供の存在を。
-
4.5母親を事故で亡くし、失意のどん底にいた看護師のデイナ。新しい生活で悲しみを癒やそうと、勤務先の病院を辞めた彼女は、一時的に失明した富豪ギャノンの看護を住みこみで引き受けた。ギャノンは獅子のように気高く傲慢で、でもどこか憎めない男。扱いづらさに手こずりつつも、気づけばデイナは彼に恋していた。そんなある日、主治医からギャノンに非情な判断が下される。彼の視力が戻る見込みは、ゼロに近いというのだ!打ちひしがれたギャノンは、自暴自棄ぎみにデイナにすがった。僕と結婚してくれ――愛は誓えないがそばにいてほしい、と。
-
-サビナは私生児として育ち、貧しい日々を生き抜いてきた。そんな彼女をずっと支え続けてくれた親友が、ようやく片思いを成就できそうだと聞いて、サビナは喜んだ。ところが二人の恋路を相手の兄が邪魔しているという。冷酷と噂の石油会社社長ソーン──政略結婚させるため、弟を恋人と引き離そうとするなんて、ひどすぎるわ!ある日、親友のホームパーティに出かけたサビナは、尊大な男に強引に誘惑をしかけられ、体に電流が走るのを感じた。サビナは夢にも思わなかった……彼が親友の敵、ソーンだとは。
-
3.5存在すら知らなかった幼い娘を引き取ることになったとき、穏やかだったブレークの暮らしはとつぜん大混乱に陥った。その娘とは、先日死んだ元妻が5年前の離婚時に宿していた子で、育児などしたこともない彼はかつてない不安にさいなまれていた。そんな折、ブレークは地元紙の一面記事に目を留めた。〈人気小説家メレディス・キャルホーンが故郷の書店でサイン会〉はるか昔、ある出来事を機に町を去り、成功を手にした彼女。あのとき自分がした仕打ちは、今も苦い記憶として刻まれている。彼女に会いたい――目下の悩みをひととき忘れ、彼はそう願った。
-
3.0アマンダは深い失意のなか、ワイオミングにあるコテージに向かって車を走らせていた。人気ロックバンドのボーカリストである彼女は、ある日突然ステージで声が出なくなり、叔母のすすめで静養にやってきたのだ。目的地の近くで出くわしたのは、牛の世話をする長身の男。アマンダは男にコテージへの道をたずねたが、その瞬間、彼は体をこわばらせ、冷たい目でこちらを見た。底知れぬ敵意のようなものを感じ、アマンダは当惑する。
-
4.2【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「僕は君の息子の父親だ」ステラが赤ん坊のニッキーと暮らす家にすごい迫力のハンサムな男性が現れて、信じがたい事実を告げる。彼はステラが精子バンクを利用して出産した子のドナーだというのだ。さらに驚くことにモンマジョール王国のヴァスコ国王だと名乗る。つまり、ニッキーが王位継承者ということ!? 驚いて彼を追い出した翌日、ステラは突然職場を解雇されてしまう。途方に暮れているところにヴァスコが現れて1か月、王国に来て仕事をしないかと誘われ…!?
-
3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】なぜ今になって私の前に現れたの――!?カリスの前にかつての恋人アレッサンドロが現れた。彼はイタリア名門のマッターニ家の伯爵。出会いは2年前のスキー場。セクシーな容姿に生気に満ちた緑色の瞳、そして何よりも情熱的な彼にカリスは瞬く間に恋に落ちた。この幸せはずっと続く…そう信じていたのに、彼はカリスの不貞を疑い冷酷なまでにあっさり捨てた。過去の苦い思い出に不安を募らせるカリスに、彼は以前と変わらない甘くとろけるような強引なキスを仕掛け!?
-
4.0大学生のテディは心を決めかねていた。親友のジェンナから、この休暇に実家のカナダの牧場へまた遊びに来ないかと誘われている。でも、彼女の兄で牧場主のキングには、もう会いたくない。最初に会ったときから敵意をあらわにし、ことあるごとに残酷な言葉を浴びせかけてくる男には。
-
4.0夫のアントニオのもとを去り、別居から5年。前を向いて生きていくために、クレアはついに離婚を決意した。若かりし頃、クレアの思わぬ妊娠によって結婚したふたりだったが、その子供を死産して以来、ふたりの仲は冷えきり、結婚生活はわずか1年しか続かなかった。弁護士を通した離婚の申し立てにアントニオは応じず、直接会って話しあいしたいと要求してきた。クレアはしぶしぶそれを受けるが、アントニオの口から、思いもよらぬ離婚の条件を提示され!?
-
3.0どこまでも続く広い草原、吹きわたる風。雄大なテキサスの牧場に育ったアビーも、もうすぐ二十一歳。いつしか男性に恋心を抱くようになっていた。おめあての人とは、カルフーン・バレンジャー。交通事故で両親を亡くしたアビーを引きとり、面倒を見てくれた、兄のような存在だ。そのせいか、彼はアビーを大人として扱ってくれない。カルフーンの態度にいらいらしたアビーは、自分が一人前の女性であることを証明しようとするが……。
-
4.0ミステリー作家のマデリンはパーティでやきもきしていた。評判の悪いブロンド美女が親友のジョンにつきまとっているのだ。ジョンの体に親しげに触れる様子に無性に腹が立ち、マデリンは彼のためだと自分に言い聞かせて、忠告しに行った。翌日、昨夜のきみは嫉妬していたねとジョンにからかわれ、マデリンが強く否定すると、突然むさぼるように唇を奪われた。そのとたん衝撃が体を駆け抜け、膝の力が抜けていく。我に返ったマデリンは、あわててその場を立ち去った。友人のはずの彼に惹かれてしまう自分から逃げたくて……。
-
3.52年におよぶ介護の末、母を亡くした名家の令嬢ベスは、財産がすっかりなくなってしまったことを知って愕然とする。相続した株のおかげで飢えることはないが、屋敷は手放すしかない。思い悩んでいたとき、ドアチャイムが鳴った。雨の中、立っていたのはその株を望む会社経営者ジュード。お嬢様育ちの彼女を毛嫌いしている、冷徹な男だ。母親の遺言によれば、ベスが彼と結婚しないかぎり、ジュードは株を手に入れることができないらしい。するとベスは突然、彼に抱き上げられ、屋敷に連れ去られた。
-
4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪カーステアズ家の別荘の家政婦であるクロエは、ある日、館のプールで謎の男性に出会う。日に焼けたたくましい体、腿には長い傷跡が走り、サングラスをかけた頬にも深い傷が刻まれている。彼が初めて会う当家の当主、デクランと知ったクロエは、雇い主の体に見とれていたことを悟られまいと挨拶を交わすが、その時、彼の目がほとんど見えていないことに気づいた。これがふたりの危険な関係の始まりだったが、彼には亡き弟を裏切り捨てた女性を探す目的があり――。
-
4.6【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】NYで活躍する若き実業家ジェイクは故国ルテニアに呼び戻され、国王に即位することになった。秘書アンディをともない、国を立てなおして3年、閣僚たちに“来月の独立記念日までの結婚”を求められる。有力者の令嬢のなかから未来の王妃を選ぶ憂鬱なパーティーの夜、秘書アンディがなんと事故で記憶喪失に! 優秀だが堅物の彼女がまるで別人のように無邪気でかわいらしい女性になる。ふたりきりでいるところを記者に撮られ、思わず彼は言った。「彼女が僕の花嫁だ」