検索結果
-
3.3貴族の反乱で荒廃したタルキス王国に、ロンダルシア王国の王女メローネが嫁いできた。反乱を鎮め、再建を誓う若く誠実な国王カレルだが、国土は荒廃し国庫も疲弊したタルキスに、由緒ある国の若い王女が我慢できるわけがない、すぐに帰るに違いないとあきらめ気味。ところがメローネはつねにマイペースの不思議系王女。小鳥や仔馬と語り、大臣たちや王宮の下働きたちともあっという間に打ち解けてしまう。いっぽう王国には反乱貴族たちが残した呪いの爪痕が今なお残り、あちこちで怪異が起きていた。王宮に現れた巨大な白蛇を前にまったく臆せず話すメローネ。それを見てカレルは王国を襲わんとする重大な異変と、この地をメローネが訪れた意味を悟るのだった——
-
3.0身体が弱く、長くは生きられないと言われてきた男爵令嬢のエメリア。社交界にも出られず、結婚の望みも薄い。なんの役にもたたないのに、治療費だけは人一倍かかって仕方ない――。義理の姉からは疎まれ肩身の狭い日々を送っていた。 そんな中、資産家として有名な伯爵家の当主・ルシエンがエメリアを妻に迎えたいと申し出る――が、彼にとって必要なのは「妻という存在」だけだと言う。エメリアは愛のない結婚を悲しむも、お飾りの妻として贅沢を望まず暮らし始める。そんな控えめなところを好ましく思いながらも、ルシエンはエメリアが自分に関わらないよう策を講じるが、それが彼女の優しい真心に触れることになって……?
-
4.0大企業の御曹司として育てられた時臣は、常にアルファとして理想の姿を求められ続けてきた。そんな『完璧なアルファ』を演じつつも、素の自分を受け入れてくれる誰かを夢見ていた時臣は、ある日、とあるバーで乱暴されそうになっていた店員――オメガの大和と出逢う。時臣が助けたことで警察沙汰となり大和はバーを首になってしまったが、彼のことがどうしても忘れられない時臣は、その素性を調べて小さな劇団の役者であることを突き止める。偶然を装い大和と接触した時臣。その夜、大和を家に泊めることになったが、彼は身体はオメガだが性自認はベータという“トランスバース”だった。オメガのフェロモンを垂れ流しながらも時臣に抱かれることを拒み、時臣もまたバース性に縛られたくないという己の本性を暴いてくれる彼に共鳴し、抱かれることを選ぶ。こうして二人が同居を始めて一ヶ月、突然家に両親がやってきて時臣は大和を紹介することになるのだが…。異色のオメガ×アルファBL!!
-
4.0エルド王国のディトン伯爵家の長女・レイリアは、嫁ぐ義妹を前に奥歯をギリギリと噛みしめていた。事あるごとに張り合ってきた義妹アンジェラが、小国の第三王子とはいえ玉の輿婚を果たしたのだ。悔しさに唇を噛むレイリアは、義妹を超える「王妃」の座を目指すことを誓う。そんなある日、王立銀行の使者が彼女を訪ねてくる。首を傾げるレイリアに銀行員が告げたのは、彼女の祖母が、生前、身寄りもなく仕事を失った青年に船を与え、その青年が今や海運王と呼ばれるほど財を築いたという話だった。その恩返しとして、レイリアに財産の半分を相続させたいという。一夜にして大富豪となったレイリアだが、義母の広めた噂によって、財産目当ての求婚者が押し寄せる。追い詰められた彼女の前に現れたのは、第二王子アシュレイン。彼はレイリアを救い、「俺と結婚するのはどうだろう?」と提案する。王子の求婚は断れない、しかし第二王子では「王妃」にはなれない。悩むレイリアは、親友アリスのアドバイスで「夫選びの競技会」を開催することに。果たしてレイリアは、目指す「王妃」の座を手に入れることができるのか!?
-
3.8
-
-
-
4.0大手カルチャースクールで水彩画教室の講師を務める高塢青海は、日本画の大家を祖父に、世界的な版画家を父にもつ身でありながら、まだまだ売れない駆け出しの画家。ある日、青海は勤め先の廊下で出会い頭に、白い杖を携えた美貌の男性――能楽鑑賞講座の講師・葛城冬馬とぶつかってしまう。偶然にも冬馬は青海が長年憧れ続けた、祖父の屏風絵のモデルとなった人。名門葛城流の御曹司だったが、三年前、病で視力を失って舞台を諦め、今は自宅で謡の教室を開いているという冬馬の身の上を聞いた青海は早速、謡を習うという名目で彼のもとへ通うようになった。年上の冬馬への一目惚れに近い想い…迸る熱い気持ちを抑えることができず、ついに冬馬を抱いてしまった青海。だが、青海を受け入れた冬馬の心はどこか分厚いバリヤーに覆われていて…。そんな折、冬馬に舞台復帰の願いがあることを知った青海は…。夢追う画家と舞を忘れた能楽師――胸打つ愛。
-
-「出すのは、上半身だけの約束だっ!」 和久の不埒な手は篤味のヘソをさすり降り、肉付きのうすい腿に触れてきた。 その抑え付ける力は尋常じゃない。キスはあんなに優しくデリケートだったというのに……。 和菓子店の若旦那:篤味の元へ、人気商品『甘肌餅』を買い求める和久が度々来店した。 画家をしているという和久。同世代ということもあり次第に親密に。 「とうとう、来てくださったんですね。この部屋に……」 和久の仕事場を見せてもらうことになった篤味は、壁に掲げられていた一枚のスケッチ画を見て絶句する。 それは……篤味自身のセミヌードだった。 過去に一度だけ、50人の学生の前でセミヌードモデルをしたことがあった。その時、美術部員だった和久がその輪の中にいたとは……。 「一回だけでいいんです。また、モデルになってください!」 和久の真剣さに気押され、モデルになるため下着一枚になる篤味。 「白くてきれいだ。ずっと見ていたい……」 体毛が薄く、女みたいに肌がきめ細かい。そんな自分の体にコンプレックスを持っていた篤味だが、次第に不快を感じなくなっていた。 「全部見たいな……」 頬を桜色に染める和久の目には、淫欲の明りが灯っていた。
-
4.0悪政によって国民が蜂起し、暴動が勃発。カムラン国の王女であるアーシアは混乱する城からの脱出を試みる。途中で出会った暗殺者の青年ソリスを雇う形で手を借り、無事に逃げ出すことに成功する。一緒に逃げた侍女を里へ返す算段をつけたアーシアは、今度は隣国に向け、ソリスと二人だけの逃避行を始める。無口で無愛想なソリスは何もできないアーシアに呆れながらも、咎めることもなく世話をしてくれる。そんなソリスに次第に惹かれていくアーシアは、目的地に着けば別れなければならない現実を前に自分の気持ちを自覚する。ソリスが丁寧なのは雇われているから。わかっているのに苦しい。悩んだ末、アーシアはある決断を下すのだが――
-
4.5悪政によって国民が蜂起し、暴動が勃発。カムラン国の王女であるアーシアは混乱する城からの脱出を試みる。途中で出会った暗殺者の青年ソリスを雇う形で手を借り、無事に逃げ出すことに成功する。一緒に逃げた侍女を里へ返す算段をつけたアーシアは、今度は隣国に向け、ソリスと二人だけの逃避行を始める。無口で無愛想なソリスは何もできないアーシアに呆れながらも、咎めることもなく世話をしてくれる。そんなソリスに次第に惹かれていくアーシアは、目的地に着けば別れなければならない現実を前に自分の気持ちを自覚する。ソリスが丁寧なのは雇われているから。わかっているのに苦しい。悩んだ末、アーシアはある決断を下すのだが――
-
1.0友達から超人気のカリスマイケメン占い師に見てもらわないかと誘われた由梨は吉沢怜と出会う。今を時めく大人気の占い師だけあって、外見も仕草も非の打ちどころのないほど完璧な吉沢。そんな彼に由梨はどこか居心地悪さを覚える。きっと自分があまりにも平凡で外見もぱっとしないからだ。ところが、いざ占いが始まると吉沢の態度が急変。顔色を変え、占いは中止だと言う。訳が分からず帰った数日後、今度は仕事帰りを待ち伏せされた。話があると言われ、導かれるまま入った店で自分たちは最高の相性だから結婚を前提に付き合ってほしいと告白されて――心温まるほんわかピュアラブストーリー。
-
3.7
-
3.0高校のラグビー部で女子マネージャーをしていたサキ。彼女はある日、謎の爆発に巻き込まれ異世界に飛んでしまった! そこでサキは傭兵の青年に保護される。彼女は傭兵団のボロ砦でしばらく過ごすうちに、団員の一人からある話を聞いた。それは、大手柄を立てれば元の世界に帰る手がかりが得られるかも、というもの。だが、この傭兵団の団員達ときたら気ままだし、みんな自分の事情で手一杯で手柄どころではなさそう……。そのためサキは、彼らの問題解決などに乗り出す! しかし、彼女が奮闘する中、数百年前に猛威をふるった恐ろしい魔物キメラが再出現するという話が持ち上がり――!?
-
4.0
-
-信市は、作り物のような毎日を空虚に生きる男子高校生。ある日を境に、不気味な夢を見るようになる。しかし、現実であるはずの学校へ行くと、幼馴染と風紀委員のふたりの女の子の身に夢よりも奇妙な現象が起こっていた。叶えたい夢があった。醒めないでほしい夢があった。何もなかった。そんな三人の思惑の行き着く先は――。
-
1.0元野良猫のタマはボクの家のペットだ。特殊能力が欲しいなぁと思っていたボクはある日本当に特殊な能力を身に着けてしまった!そしてボクはタマからほんとの名前と出自を聞かされて……!? 愛猫とおしゃべりがしたい……という猫好きの願望を形にしてみました。
-
4.0弟が敵国の狂王を暗殺しようとしていると聞き、その現場に飛び込んだ伯爵令嬢のリリー。彼女は、返り討ちに遭いそうな弟を必死に庇う。当然切り捨てられるかと思っていたのだが、王はなにもせずに立ち去ってしまった。結局、命は助かったが、リリーと弟は囚われの身となる。そんな彼女に、王の側近が接近してくる。側近曰く、王が狂王となったのは呪いが原因であり、それを解けるのは「運命の乙女」のみだとか。しかも、彼はリリーがその乙女に違いないと言い出した! 弟のこともあり、仕方なく王の傍で彼を癒し、呪いを解こうと試みるリリー。けれど、次第に王に惹かれていき――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.4
-
3.0ルイーゼは伯爵家の18歳になるお騒がせ令嬢である。毎日昼過ぎに起きて夜会や舞踏会に繰り出し、ワインを飲んでは遊び回る生活を謳歌していた。ルイーゼの華やかな容姿に惹かれて、ちやほやしてくれる貴公子はまわりに大勢いる。恋の駆け引きを楽しんでいたルイーゼだったが、特に気があっていた貴公子が、ルイーゼとは真逆のタイプの清楚な令嬢と結婚を決めたと聞かされる。このままでは結婚が危ういと内心焦るルイーゼだったが、そんな彼女の前に堅物として有名な騎士団長・レイラールが現れ、「俺と結婚してほしい」と結婚を申し込まれたばかりか、「いますぐ返事をしてくれないか」と迫られる。驚いたことにルイーゼの両親は了承済みだという。レイラールのあまりに不躾な申し出に、家に戻って両親に話を聞いてくると返したルイーゼであったが、レイラールはルイーゼに「君にはこのまま俺の邸にきてもらう」と言い放った。レイラールはルイーゼと結婚のために三日休暇をもらったのだと説明する。結婚するのに、たったの三日!? だが、その後の記憶は残っていない。目覚めると、そこはレイラールの邸宅だった……。
-
4.0
-
2.5レオノーラは王女らしからぬ家事を好み、特に料理や裁縫が得意。だが、周囲は誰もそれを歓迎せず、眉を潜めるばかり。城の中でレオノーラは窮屈な毎日を送っていた。ある日、お忍びで出かけた街でラディという四歳の少年出会い、ひとりぼっちの彼にクッキーを焼くことに。やがて帰宅した父親であり医者であるヴィンセントと出会い、多忙そうな彼の話を聞いて十日間だけ彼らの身の回りを世話することに。レオノーラを気遣うだけでなく、料理をおいしいと言い、解れたボタンを直せば喜んでくれるヴィンセントを前に、自分が役に立っていることが嬉しく思うレオノーラ。だがそれを兄王夫妻に知られ、強制的に縁談を決められてしまう。ヴィンセントへの募る想いを抱きつつ、レオノーラは縁談先の国へと嫁いでいくのだが――
-
2.0その日の女王フェイリールのお茶会の主賓は、婚約者のケネス王子。なかなか姿を現さない王子を心配したフェイリールは、自ら王子の様子を見にいくことに。だが、その途中フェイリールは、王子と妹のアデリアが睦み合っているところを目撃してしまう。開き直る二人に、女王はケネス王子との婚約破棄を宣言、アデリア王女には修道院行きを命じるのだった。女王を戴くミレンス王国を統べるフェイリールの婚約破棄はこれで二度目。さすがに女性としての自信を失いかけている。自分は結婚には向かない。その呟きを聞いてしまった政務補佐官のエリクは、あきらめるのは早い、世継ぎを産むのは女王の責務とフェイリールを諭そうとする。ならば結婚せずとも子を成せばよい、父親など誰でもよいと言いだす女王に戸惑うエリクだったが、女王の命で計画に手を貸すことになる。だが、計画は暗礁に乗り上げてしまい、フェイリールは手詰りに……と思いきや、フェイリールは目の前のエリクに世継ぎの父親にと指名するのだった——
-
-インテリア小売店に勤務するオメガの一音は二十六歳。「番」が欲しい!…と、ある日婚活を決意。さっそく評判の良い有料マッチングサイトに登録したのだが、メッセージを送ってくるのはベータばかり。どうやら婚活市場にはアルファが少ないらしい。そんな折、思わず目を瞠るほど恰好いい男性――三十歳・商社勤務の超エリート、賢悟から連絡が…。だが彼は一音の望むアルファではなくベータだった。後ろめたさを覚えながらも交際を始めた一音だが、賢悟のあたたかな人柄を知るにつれどんどん惹かれていく自分に気づく。そうしてオンラインデート、実際に会ってのデートと進んでいくなか、終わったはずの発情期が再燃しついに賢悟と一夜を共にしてしまう。番になれないベータとは結婚できない…悩む一音。そこへ念願のアルファ男性からマッチングの希望が届いて…。
-
-「可愛い……俺の、俺だけの花嫁」舞踏会で婚約者候補として隣国のアラン王子を紹介されたローザ王女。姉の元婚約者セルジュ王子への淡い憧れを封印したローザは、王位継承者として国のため政略結婚を受け入れることに。アランとは幼馴染みで気心も知れているけど、俺様なアランが苦手だったローザ。しかし、婚約者となるのを機に、アランの濃厚なアプローチが始まって!? 嫉妬が彼に火をつけ「おまえが、可愛くて……たまらない」と、獣のような淫靡な夜の出来事に、不器用な彼のほんとうの愛情を感じてしまい★ 俺様ツンデレ王子×箱入り王女の溺愛ラブ★ ※セット版との重複購入にご注意ください。
-
5.0
-
3.4そういう態度が、よけい男のプライドをくすぐるんだよ 公爵の愛人と噂される騎士団長のクレアは、盗賊のジョンの人質となり森のアジトで際どい体験をしてしまう。しかしジョンの正体は…。 「お前なんかに……屈するものか」ブランチャード公爵直属の『白獅子の騎士団』の団長を務める女騎士クレアは屋敷に侵入した賊――ジョンを取り逃がしたばかりか、追走の末に負傷したところを助けられる。公爵の愛人と噂されながら初心なクレアの言動にそそられたジョンは、官能で矜持も忠誠心も奪おうとしてきて…。そんな人に言えない一夜を過ごしたクレアだが、王宮の仮面舞踏会でジョンと再会し…。 「電子限定書き下ろしSS」を収録した電子特別版!
-
2.5
-
-「俺のオンナになれば、借金1000万はチャラにしてやる」 異例の早さで昇格した有名ヘアサロンの人気スタイリスト・和泉真幸。その才能をねたむ同僚も多く、悩んでいたところに尊敬する先輩から 「二人で独立してサロンを共同経営しないか」と持ちかけられる。…だがそれは巧妙に仕組まれた罠だった。真幸は失業した上、闇金融から1000万の借金まで背負わされた。毎日借金の取り立てに怯えながら暮らすも、ついに取り立て屋に拉致されてしまい闇金融の本部に連れてこられた真幸の前に、闇金融の社長・鷹羽が現れる。そこで即返済か、鷹羽の愛人になるかを迫られ──!? セシル文庫人気BL小説、コミカライズ!! ※本作品は2015年発売の『火龍の宝玉』(Kyun Comics BL Selection)を電子化・分冊したものです。
-
-「俺のオンナになれば、借金1000万はチャラにしてやる」 異例の早さで昇格した有名ヘアサロンの人気スタイリスト・和泉真幸。 その才能をねたむ同僚も多く、悩んでいたところに尊敬する先輩から 「二人で独立してサロンを共同経営しないか」と持ちかけられる。…だがそれは巧妙に仕組まれた罠だった。 真幸は失業した上、闇金融から1000万の借金まで背負わされた。 毎日借金の取り立てに怯えながら暮らすも、ついに取り立て屋に拉致されてしまい闇金融の本部に連れてこられた真幸の前に、闇金融の社長・鷹羽が現れる。 そこで即返済か、鷹羽の愛人になるかを迫られ──!? セシル文庫人気BL小説、コミカライズ!! 【※本作品は『火龍の宝玉』1~6話を収録した電子単行本版です。重複購入にはご注意ください。】
-
-両親を亡くしたセレンシアは、類まれなる美貌の持ち主。幼い弟妹を育てるため、王都で成功した商人の大叔父を頼って身を寄せたものの、セレンシアと年齢の近い大叔父の娘からひどい仕打ちを受けてきた。かわいい弟と妹のためにと黙って耐えてきたセレンシアだったが、ある時、道ですれ違った侯爵家の跡継ぎから妻として迎えたいという申し入れを受けることに。礼儀正しくやさしいその青年は、弟妹たちも引き取ることを約束し、これまでセレンシリアたちを冷遇してきた大叔父までもが手のひらを返したようにもてはやして、誰もがうらやむ婚約が成立した。体面を気にする侯爵家の手前、セレンシアは伯爵家の養女となって貴婦人としての教養や立ち居振る舞いを学ぶ。男児ばかりで女児を得なかった夫人はセレンシアを娘のように可愛がり、伯爵家の次期当主・クラレンスは成人してからできた義妹に戸惑いつつ、何かと気遣ってくれていた。これまでになく穏やかな日々を送るセレンシア。そんな彼女のもとに、久しぶりに婚約者が訪ねてきて……。
-
3.0オメガの、オメガによる、オメガのための喫茶店。通称――オメガ喫茶――。 そこは、店長の清水が作った、客も従業員もオメガだけという、オメガのための癒しの場所だ。そのオメガ喫茶のバイト募集に応募した榎坂玲音は、たび重なるオメガ・ハラスメントにあった末に会社を辞めたばかり。癒し系の店長のもと、個性あふれる三人のスタッフとともに榎坂の新しい生活が始まる。そのオメガ喫茶に、唯一の例外として出入りするアルファの男がいた。店長の弟の泰斗だ。彼は、作詞作曲もこなすプロミュージシャンかつボカロPの北斗として活動中。そんな泰斗は動画サイトで正体不明の謎の歌い手――E/Knоwの歌声に惚れ込み、「俺のディーヴァ」と呼んで捜し求めていた。実は、榎坂こそE/Knоwだった。互いの正体を知らず、オメガ喫茶で出会ったふたり。ひょんなことから泰斗がE/Knоwの正体を知ることとなり…。
-
-
-
4.8輸入雑貨の会社で商品管理の仕事に就く、ちょっぴり天然な二十五歳・安積。そして、安積の世話焼き女房のような同僚・広瀬。二人は高校時代からの付き合いで大学も同じ、就職先も一緒、デスクも隣り同士という腐れ縁だ。安積にとっては頼りになる同僚で友人でしかなかった広瀬だったが、残業続きのある晩、会社のトイレで自慰の手伝いをされてしまい安積の中で動揺が広がる。――あいつ、どういうつもりなんだ? これも寝ぐせ直しと同じ? 世話焼きの一環? さらに二人で飲みに行った帰り、今まで見せたことのない顔で「俺と付き合えよ」と言って、突然キスの真似ごとをしてきた。――まさか本気じゃないよな? 安積の疑問は日に日に膨らんでいく。そんな折、二人の部署に曰くつきの男が異動してきて――。ゲイで世話焼きな広瀬×ノンケで天然な安積。王道リーマン・ラブアフェア。
-
4.0
-
3.6
-
3.0
-
3.9
-
4.0
-
3.0
-
3.8王家代々大切に扱われてきた『黒き魔女の書』を封印してきた『鍵』。 しかし、オルグレンが隣国エウリーシュに攻め滅ぼされたどさくさで、『鍵』のありかがわからなくなってしまう。 封印が解かれれば、世の中にわざわいがもたらされることになるという。『魔女の姉妹』の長から鍵を奪回する命を受けたキリエは、姉妹のダーナとともに隣国に渡った。 やがて薬師として王城に仕えるようになったキリエは、往路でスリから守ってくれた青年と城内で再会する……。 【著者紹介】 木野美森 東京都在住。2015年はじめてネットで発表した「運命の乙女は狂王に奪われる」で出版デビュー。 好きなものは猫とアイス。 代表作:『王妃は政略結婚の夜に溺れる』『攫われた花嫁は騎士団長の愛に真実を知る』
-
3.8没落した貴族の娘タリサは、森の小屋で細々と暮らしている。ある雨上がりの日、森の中でタリサは高貴な身分と思しき青年と出会う。ところが、顔見知りの少年クルトがリスを狙うつもりで放った矢が彼に向かっているのを目の当たりにし、青年をかばって自らの肩に傷を負ってしまう。そしてその青年とは、近隣に狩りに訪れていた国王。狼藉を働いたとクルトを咎める国王に、許しを乞うタリサの意識はやがて遠のいていき、気がつくと王城で手厚い看護を受けていた。命の恩人のタリサに、国王ディートフリートは手ずから食事の世話をしようとしたり、毎日贈り物と部屋に届けたり……。ある日タリサは、ディートフリートが10年前の内乱で婚約者を亡くしたことを知る。その婚約者は、タリサと同じように王をかばって矢を受けたのだという。やがて城内の貴族の令嬢たちからいやがらせを受けるようになる。早く元気になって城を出なければ。しかしその想いとは裏腹に、ディートフリートとの静かな語らいが、タリサを癒していくのだが……。
-
4.0小鳥遊涼は、オーナーの神宮司怜子にスカウトされてバー『よすが』で働き始めていた。そんな時、裏メニューの存在を知る。それはコープス・リバイバー……死体を蘇らせるという意味のカクテルは、黒諏輝良という男を仲介する合言葉であった。 小鳥遊の前に現れた黒諏は、眠たげな瞳で派手な柄シャツを着た何とも覇気のない男だった。 その風体から怪しいオッサンだと訝っていたが、小鳥遊が店で怪異な現象に遭った時に黒諏がそれを救う。彼は凄腕の魔術師だったのだ。 「小鳥遊君は、陽の気を纏った招き猫体質なんだよ。だが一歩間違えれば、とんでもないモノを引き寄せる誘蛾灯になりかねん」 その言葉通り小鳥遊は奇妙な悪夢に苛まれており、それはホストクラブ『新世界』の客の失踪事件とも繋がっていく―― オッサン魔術師と怪異を引き寄せるバーテンダーのコンビが、不可解な事件に挑む。
-
-
-
-
-
-
-
2.5継母と義妹の贅沢の末、リディアは年の離れた資産家のもとに援助のかたとして嫁ぐことになってしまう。だが、結婚式が始まる直前、教会に盗賊のような一団が押し入り、リディアは攫われてしまい――!?ようやく自由になったかと思えば、そこは船の上だった!誘拐を目論んだのはオーブランス王国の王子、実行したのは騎士団長。しかし、ここでリディアは人違いだったことが判明してしまう!王子は騎士団長に「コンラート、そなたが責任を持ってこの娘を妻にするとよい」と告げ、当のコンラートもあっさり了解。困惑のリディアは逃亡を図ろうとするが、その意図は見透かされていて……?「私の妻だということを揺るぎないものにしてあげましょう」
-
2.0
-
3.0アパートは立ち退きを迫られ、おまけにバイトもクビに。小さな洋食屋を開くのが夢で頑張ってきたのに…不運この上ない一樹は、ある日路地裏で男に絡まれ犯されそうになったところを強面風美丈夫・佑久に助けられる。お礼に自宅でありあわせの材料で作った料理をふるまうと、なんとその腕を見込まれ佑久の屋敷で住み込みの家政夫兼料理人として雇ってもらえることになった。古びた洋館に老執事夫婦とともに暮らしている佑久は、IT企業を経営している資産家。しかしその真の姿は獣人――人間たちに紛れて密かに代々生きてきた一族だった。当主の座にあるアルファの佑久は、いまや絶滅寸前の一族の血を絶やさないためにも獣人の、しかもオメガの嫁を娶らねばならないのだが、なぜか普通の人間である一樹に心惹かれてしまう。もちろん一樹はそんな佑久の真の姿を知る由もなく…。だがある満月の晩、発情と酔いに理性を失った佑久が一樹の部屋に突然現れて…。
-
3.0美術品の修復師を目指している美大生・神城遙。村一番の旧家の末っ子で、幼い頃から実家の奇妙なしきたりに縛られて生きてきた。だが、大学院に進学し引っ越しを済ませたばかりのある晩、遙は二つの決め事――雨の日の外出は控えること、どんな時でもお守りのピアスをつけること――を破ってしまう。そうして道に迷った遙は偶然に入ったスナックで、一人の少年を嬲りものにしている男たちに遭遇する。「お前いい匂いがする」…逃げようとする遙を獣人の姿と化した男たちが押さえつける。犯される!…覚悟した瞬間、店に木刀を手にした凛々しい風貌の男が…。それは遙の行きつけの喫茶店の店員で、遙が密かに胸ときめかせていた相手。『ハンター』と名乗った男・真守に助け出された遙は、自分が神の末裔の一族で生まれながらの稀少なオメガであるという、記憶の底に閉じ込められていた真実を次第に思い出していき…。
-
4.3独身アラフォー刑事の中居和樹は、ある晩行きつけの飲み屋『酒処サナエ』でひとりの青年と出逢った。優と名乗ったその彼は、まるでうさぎのような丸い双眸が可愛い、純朴そうな、だがどこかミステリアスな一面もある二十七歳。再びサナエで出逢い、今まで男相手に感じたことのない、恋心のような胸の高まりを優に覚えてしまい戸惑う和樹だったが、いつしか仕事帰りに優の部屋に寄り彼に手料理を振る舞ってもらうという、ほのかに甘い関係になっていた。そうしてついに身体でも結ばれ、二人は恋人同士として付き合っていくことになったのだが…。そんな折、和樹が追っている殺人事件でも進展があった。殺された男は、同性愛者の男性たちに強請を働く極悪非道な輩だったことがわかってきた。やがて被害者の携帯電話の通話記録が開示されて…。
-
3.0
-
3.0バーテンダーになる為、ホテルのバーでアルバイトをしている雪矢は、その美しい外見から男女問わず口説かれることが多かったが、故に人間嫌いでもあった。 ある夜、酔っ払った客に口説かれていたところを矢崎と名乗る客に助けられる。 何故だか妙に惹かれ、忘れられなくなってしまう雪矢。一人でいることを好み、誰にも心を取られることなどなかった自分に戸惑い、もう会うこともないから忘れようと言い聞かせたところに再び矢崎が来店する。雪矢は居ても立ってもいられず、一杯付き合ってほしいと誘うのだが―― 【登場人物】 澤渡雪矢(21)大学生、バーテンダーを目指している。自分は他と違っていると思うがゆえに一人でいることを好むが、矢崎と出会ってその考えが独りよがりであったことに気づく 矢崎洋充(35)外資系投資会社東京支店副支店長。雪矢の内に秘めた情熱にほだされる。
-
2.8
-
-婚約を祝う茶会で、マカロンを喉に詰まらせた王女。目覚めるとそこは豊島区巣鴨なるところ。鏡に映る姿は……これが、わたしか? 婚約を祝う茶会で、マカロンを喉に詰まらせた王女。目覚めるとそこは豊島区巣鴨なるところ。鏡に映る姿は……これが、わたしか? 王太后である厳格な祖母に育てられたレティシアは、自分がひそかに『氷の王女』と呼ばれていることを知っている。婚約を祝う茶会に集まった令嬢たちがよそよそしいのも相変わらずだ。やがて趣向を凝らした演出とともにマカロンが提供され、レティシアはそれを口にすると、喉に違和感が……。息ができず苦しんでいるうちに意識が遠のいていく。目覚めると、そこは見たこともない部屋だった。「ここは、どこだ?」と侍女のビビに尋ねると、これまで聞いたこともない響きを持つ声が『ここは豊島区巣鴨です』と答える。鏡を見れば、髪も瞳も黒く、地味な顔立ちでまるで別人である。『あなたは長谷川環、二十八歳。誕生日は三月九日です』とレティシアに告げたのは、侍女のビビと同じ名前のバーチャルアシスタントだった。やがてビビと会話をするうちに、レティシアはどうやら別世界の『はせがわたまき』と入れ替わってしまったらしいことに気づく。『はせがわたまき』として生きるために、レティシアは日記を読み、配信ドラマでこの世界について学び、ビビに日常を教えてもらいながら街に出て、『はせがわたまき』の転職先で『はせがわたまき』として仕事に就く。だが、つい素が出てしまい……
-
-オメガの、オメガによる、オメガのための喫茶店。通称――オメガ喫茶――。 上司からの度重なるセクハラ、モラハラ、オメハラが原因で会社を辞めた榎坂玲音が、オメガ喫茶「清流」で働きはじめてひと月。優しい清水店長と三人の従業員仲間、そして店長の弟、アルファの泰斗との出会いは榎坂の運命を大きく変えた。作詞作曲をこなすプロミュージシャンでボカロPの泰斗は、榎坂こそがずっと探していた歌い手E/Knоwだとわかると、強引に自分専用の歌い手にしてしまった。それから、紆余曲折の末、榎坂は泰斗と結ばれ番となった。そんな折、榎坂はレコード会社のプロデューサー・守屋からデビューの誘いを受ける。清流での仕事の傍ら、守屋との打ち合わせやボイトレ、そして引っ越し…と忙しいさなかに泰斗と過ごす甘いひと時――。ところがそんな幸せいっぱいな榎坂の前にトリプル・ハラスメントの元上司・坂井が現れ、狂気じみた執着を見せてきて……。
-
2.0
-
3.7癒やしの力を持ち、この大陸でただひとりの聖女と言われたリリエンティーナは、彼女を目の敵にする国王の愛妾・グエンダの謀略によって、聖なる力を魔力に変えられてしまう。国王主催の舞踏会で勧められたワインを口にしたとたん、輝く蜂蜜のようだと謳われた美しい金色の髪はみるみる色褪せ光のない灰色に変わり、その場に居合わせた人々から魔女だと糾弾されたのだ。森の奥深い屋敷に幽閉されたリリエンティーナだったが……案外、自由気ままなひとり暮らしが性に合っているようで、森で出会った愛猫ルール—ルーとともに、ぐーたら生活を楽しんでいた。三年後。幼なじみ同然の王太子・アルセイからリリエンティーナのもとに手紙が届く。国王が崩御したこと、アルセイが新国王に即位したこと、リリエンティーナの名誉回復をしたいことなどが綴られていた。しかもその条件として王族との婚姻が示され、結婚相手の候補を送るとも。名誉を回復する気も、幽閉生活をやめる気もさらさらないリリエンティーナは、あくまでもお試しなんだし、と断る気まんまん。そしてやって来たのはレニアスと名乗る口数の少ない元騎士だった——
-
4.0椋田弥里26歳。中学生のころは、年齢を重ねていけば自然に恋人ができ、大人になり(深い意味で)、結婚するものなのだと思っていた。だが、いまだに彼女もできず、清らかな身体のまま誕生日を迎えてしまった。このまま30歳になって魔法使いになったらどうしよう。誕生日を祝ってくれるのは、幼なじみの隈江寛貴だけ。文武両道・温厚篤実・眉目秀麗の彼に不毛極まりない愚痴をこぼすと、寛貴は弥里にデートを提案。女性に声もかけられない弥里に疑似体験をすることで、そのハードルを下げようというのが趣旨。映画を観て、カフェでお茶をし、ショッピングを経て、ディナーへ。だが、寛貴がいつもこんな風に女性にやさしくしているのかと思うと、弥里の心はなぜか重くなる。心配する寛貴に、弥里は酔ったみたいだとごまかすのだが……。
-
4.0ドラゴンには二つの魂がある――ドラゴンキラーであるイリュゲイルに老族長を殺され、ドラゴンハートを奪われた。若いドラゴンのルシエルは魔法で人間に変身し、ドラゴンハートを奪還するため、イリュゲイルに近づく。愛してはいけないはずなのに……体を重ねるごとにルシエルは生まれて初めて味わう感情に悩み、一族の使命とイリュゲイルへの想いとのはざまで揺れる。
-
3.8
-
4.2
-
4.2
-
4.0
-
-
-
-1、風雲黙示録~龍神VS龍神~…龍神様と「龍神」と名付けられた俺のコメディ短編。 2、龍の逆鱗…無慈悲な龍神と、龍神に仕える男の運命を描いたシリアス短編。 3、ニャン雲黙示録~龍神VS猫~…龍神様が戦う相手は……猫!?
-
1.5
-
3.5
-
-1、天使見習いのシモーヌとルイーゼ。クリスマスまでに課題をクリアしないと一人前の天使にはなれない。だけど二人は性格不一致で……。 2、克己は黒っぽい子供の鳥を拾って飼うことに。懐いたその鳥をクーと名付ける。だけどクーを返してほしいという男が現れる。クーは家族だから! 3、さっちゃんのお友達は野良猫のナーコ。この日も行ってきますの挨拶をして学校へ。ナーコはなわばりチェックをしながらさっちゃんの帰りを持っているのに、さっちゃんはなぜか帰ってこなくて……。
-
4.5ロージアン王国・アナンディル伯爵領。偏屈で陰気臭い魔術師、ケヴィンは領主のライアンに命じられ『惚れ薬』を作成していた。着手から一年。試作品はほぼ完成しているので、あとは人を使って実験せよ…との命を受け、ケヴィンは街で奴隷商からひとりの若く美しい男を金貨七枚で買った。こうして森の奥にあるケヴィンの庵に連れてこられた男、テッド――実は彼はフィブ王国・ストラサーン男爵の跡継ぎだったが、叔父に諮られ奴隷商に売られてしまった騎士。もちろんそんな素性を知る由もなく、ケヴィンはさっそく試薬をテッドに飲ませてみるが…結果、テッドは耐えがたい欲望に体が昂ぶり、一晩に六回もイカされるはめに。人格破綻気味の年上の、しかも男の手で感じてしまうなんて…。翌日、ケヴィンの留守時を狙って逃げようとしたテッドだが、そこへ現れたのは領主のライアン。ケヴィンとは腹違いの兄だった…。生活力皆無の魔術師と負けず嫌いな元騎士。惚れ薬が取り持つ不器用な恋の顛末は…?
-
4.3
-
5.0
-
3.8
-
4.3サーリアは竜の子孫と謳われるパラシオス王国の王女。このたび政治事情にてグーランタイン王国との婚姻が成立し、輿入れすることになったが、兄王は相手の王子の名前すら教えてくれなかった。どんな王子なのだろう……不安を抱きつつ出立するサーリア。ようやく到着し、王に謁見すると、述べられた言葉はなんと三人の王子とそれぞれ褥を共にし、気に入った王子を選べ、だった。さらにサーリアが選んだ王子を時期国王に据えると。そんなバカな……驚愕するサーリア。だが王は本気で、二週間後の新月の夜、一人目を選ぶよう命じる。いったいどうすれば……迷うサーリアは城を抜け出し、街で王子たちの評判を聞こうと思い立つのだが、早々チンピラたちに取り囲まれてしまう。そこに現れたのはサーリアへの態度が冷たい長兄のクラウスだった。
-
1.0伯爵家令嬢ながら、意地が悪い義母に家を追い出され図書館で住み込み司書をしているリーネ。彼女は仕事の一環で、幽閉中の王子へ本を届けることに。その時の本をきっかけにリーネへ興味を持った彼は、以来、定期的に彼女を呼び出すようになる。そんなある日、彼は幽閉先を脱出して兄王を倒し王位に就く。そしてリーネを王宮へ呼び出し、彼女に求婚するのだった。自分には王妃なんて難しいと主張するリーネだが、彼に言いくるめられ、結局結婚してしまう。とはいえ夫婦として共に過ごす中で、リーネは優しく麗しい彼に少しずつ惹かれていく。けれど、王としての彼に関するよくない噂や義母の不穏な動きに悩まされて―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。