西村京太郎作品一覧

  • 十津川警部「ある女への挽歌」
    -
    西村京太郎ミステリーの粋を味わう十津川警部、名探偵左文字進の名推理対決!――捜査一課に次々と送られてきた白骨の謎を追う、ご存じ十津川警部の「ある女への挽歌」。アメリカ帰りの自称ハードボイルド探偵・左文字が挑むトリック殺人「三人目の女」。さらに左文字の愛妻史子が窮地に陥る「依頼人は死者」。読み出したらやめられないミステリーの華、三作一挙収載。

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  • 失踪
    2.8
    私立探偵・左文字進の親友、警視庁捜査一課矢部警部の妻、美加が失踪、部屋には見知らぬ女の死体が…。次々と命を絶たれる美加の友人たち。それも精緻な整形手術をほどこされて…。幾重にも重なり合う謎の核心に、ロス生まれの都会派私立探偵・左文字が迫り、愛妻・史子の直感が女心のヒダを解き明かす。ますます冴える〈左文字シリーズ〉長編推理の傑作。

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  • 十津川警部 湘南アイデンティティ
    2.5
    小田原に住み、湘南ライナーで新橋の経済研究所に通勤する武藤の前に現れた美女・小早川恵。彼女は武藤に、週に1度、平塚にある自分のマンションで一夜をともにしてほしい、ただしセックスは抜きで、と持ちかける。恵はこうして、川上、大杉、岸川、仲という湘南に住む5人の30代エリートに声をかけ、それぞれ月曜日から金曜日まで「一夜同棲契約」を結ぶ。 岸川の美人秘書が殺され、捜査に乗り出した十津川警部の元に、恵と男たちの奇妙な関係を記した報告書が届く。 一方、恵の魅力に翻弄された岸川は、他の男たちに恵をレイプしようと持ちかける。

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  • 十津川警部 哀しみの余部鉄橋
    2.0
    ベストセラー街道を疾走し続ける “西村京太郎トラベルミステリー”。丸ごと1冊十津川警部シリーズの魅力満載―。 新宿のクラブホステスが絞殺された。捜査線上に浮かんだのは、なんと新宿署の警部だった。それも十津川警部の同期……。虚飾の街に絡めとられた男の行末を描く表題作「哀しみの余部鉄橋」をはじめとして「十津川、民謡を唄う」「北の空 悲しみの唄」「北への殺人ルート」の4作を収録。“人生は愛と友情と裏切りだ”。行間から哀感にじみ出る西村ミステリーの真骨頂がここにある。

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  • 三年目の真実
    3.5
    弁護士の水野は小さな自殺記事に目を留めた。彼にとっては忘れられない名前だった。三年前に引き受けた殺人事件の公判で検察側有利の証言をした被害者の姉にあたる吉岡美佐子である。殺人事件そのものに不審をいだいていた水野は真実を求めて動き始めたが……!?

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  • 女流作家
    5.0
    1巻950円 (税込)
    京都に住む主婦の江本夏子は、大学助教授の夫の突然の辞職と留学を機に、同窓の女流作家への対抗心から小説を書き始めた。新進の推理作家、矢木俊太郎と微妙な関係を持ちながら、華やかな作風と気性の激しさで流行作家に上り詰める。ミステリーの女王、故山村美紗。「戦友」にして「恋人」でもあった著者が彼女に捧げる「事実八割」の衝撃の自伝的小説。

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  • 殺人はサヨナラ列車で
    -
    北海道のローカル線「白糠線」が廃止になる。人々の思い出を乗せたサヨナラ列車が走り去り、そして女の死体が残された。「月刊トラベル」の記者高木は、取材中に写した写真のなかに、ある男の姿を見つけた。「あの男、まえに会ったことが……」――表題作をはじめ「第六病棟の殺人」など、単行本未収録の珠玉作五編を集めた。

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  • 薔薇の殺人
    2.5
    『Mに甘美な死を─』という差出人不明の手紙を手にした田島は、いまだに戻らぬ妻・美佐子の身を案じていた。しかし、警察から美佐子が殺された事を告げられた。殺害された美佐子の胸には赤い薔薇の花が差されていた。薔薇の花に秘められた真実とは…!?

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  • 十津川警部捜査行 金沢歴史の殺人 十津川警部
    2.5
    東京で発生した出版社編集部長射殺事件と、加賀百万石の城下町・金沢での交通事故死! 二つの事件を結ぶ糸とは!? 歴史の町・金沢を舞台に、十津川警部の活躍を描く、旅情ミステリーの文庫化!!

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  • 十津川警部捜査行 殺人者は北へ向かう 十津川警部
    5.0
    念力で人を殺したら罪になるんですか!?人気超能力者・田代貢はテレビ番組収録後に殺人を宣言した。標的は田代を批判する大学教授。遺体が発見させるや、一躍時の人となった田代は次々と予言を的中させ、遂に南関東大地震を予言した。捜査陣を翻弄する真の目的は……?死力を尽くした頭脳戦の結末は!!

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  • 十津川警部捜査行 愛と復讐の桃源郷 十津川警部
    2.5
    自殺の名所、青木ヶ原樹海。西湖のほとりに在る巴屋旅館は死を前にした人々が多く訪れる。そのひとり、原田勇が遺書を残して姿を消す。それから一年…殺人事件が相ついだ。捜査本部は原田の復讐と自殺で終結宣言をする。しかし、承服できない十津川警部は桃源郷で真犯人の重要証拠を掴んだ!!

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  • 十津川警部捜査行 能登半島殺人事件 十津川警部
    1.0
    十津川警部の最愛の妻・直子が誘拐された。誘拐犯は連続殺人容疑者の釈放要求をつきつけてきた。直子は無事保護されたがタイムリミットがすぎ、容疑者は釈放されて行方不明になってしまった。捜査が進むにつれ、十津川は連続殺人が1ヶ月おきに起っていることに着目した。

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  • 十津川警部捜査行 萩・津和野に消えた女 十津川警部
    -
    〈あいつを殺しに行って来ます――〉木下由美子は思いつめた置手紙を残し姿を消した。後を追うように恋人の白井も出奔した。だが、萩で白井の撲殺体が、津和野で由美子の服毒死体が発見された。白井を殺害して由美子は自殺したのか……!?独自の捜査を開始した十津川警部を翻弄する鬼畜の正体は!?

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  • 十津川警部捜査行 伊勢志摩殺意の旅 十津川警部
    3.0
    地下鉄の社内で若い男が刺殺された。男は「セコ」という謎の言葉を残して死亡した。身元は不明だが、東京駅の派出所で「警察の元締めはどこか」と尋ねていたことと、伊勢の名物・赤福餅を持っていたことが判明した。伊勢市へ飛んだ十津川警部と亀井刑事は、伊勢で起きた二件の事故死に不審を持った。

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  • 十津川警部捜査行 桜の下殺人事件 十津川警部
    3.7
    三河湾・西浦温泉で白昼の惨劇が起きた。旅行者の女性が、突然、宿泊先の板前を殺し、直後に自殺を遂げたのだった。捜査が進むにつれ、伊豆半島河津七滝、下諏訪とまるでこれを再現するような事件が続発していることが判明した。十津川警部は、この事件のうらにある符丁に着目していた。

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  • 狙われた男 秋葉京介探偵事務所
    3.0
    秋葉京介の探偵事務所には看板がない。素行調査などの退屈な依頼は引き受けない主義だからだ。その代わり、どんなに危険な仕事でもきちんと解決する。そんな評判を聞いた依頼者が事務所を訪れるのだ――。悪どい商売で財をなした川島大三郎が、一か月以内に全財産を慈善事業に寄付しなければ殺す、という脅迫をうけている。川島に恨みを抱く三人の男に会うが……。表題作他、秋葉の探偵稼業、全五話。

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  • 十津川警部の事件簿
    2.5
    「関根パン」の製品を小売店に配達する営業員の岡田は、得意先の女主人・幸江との情事を楽しんでいた。が、ある日、幸江の店先にライバル社のパンが積まれているのを発見。他の男に乗りかえたことを覚った岡田は、嫌がらせのためにそのパンに下剤を仕込んだのだが、なぜか、それを食べた幸江が毒死してしまったのだ!? 「甘い殺意」等、若き日の十津川警部の活躍を描いた六篇を収録する傑作集。

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  • 十津川警部 北陸を走る
    2.5
    公団住宅で女性の絞殺死体が発見された。被害者は真田よう子、主婦。続いて夫の台東区役所広報課長・真田信一郎も福井・東尋坊で溺死。福井県警は夫が妻を殺して自殺したとの見解を発表したが、警視庁の十津川警部は疑惑を抱く。さらに真田の部下である小柳がひき逃げに遭い死亡。そんな折、捜査本部宛に一通の手紙が届いた。〈真田広報課長も、小柳課長補佐も、殺されたのです〉! 長篇推理。

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  • 十津川刑事の肖像
    2.5
    この人を見つけて下さい。見つけた方に百万円を差し上げます――顔写真と体の特徴だけでその男を探し出せ、という企画が「週刊ジャパン」に載った。たまたまその記事を読んだ小田雄太郎と松木順子は、二人が同棲するアパート近くのマンションにその男がいたことを思い出し、その男の部屋を訪ねるが、そこで発見したのは、男の刺殺体だった……!? 刑事時代の若き十津川がとりくんだ五つの事件。傑作推理。

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  • 幻奇島 〈新装版〉
    4.0
    雨の夜、車に飛び込んできて重傷を負った女が、謎めいた言葉を残して病院から失踪した。飲酒運転をしていた内科医の西崎は、院長から、南海の果て、滅亡を予告された御神島の診療所行きを命じられる。そして、第一の殺人が…!? 初期代表作。

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  • 特急「にちりん」の殺意
    2.5
    会社社長・工藤のもとに届いた脅迫状は、「お前を殺してやる」に始まり、日を追うにつれエスカレート。ついには、「26日に死ぬんだ」という殺人予告に変わった。その当日、工藤は故郷の九州へ逃げたが、特急「にちりん」のグリーン車で、毒殺死体となって発見された! “毒殺”ゆえに可能な殺人トリック――十津川警部の推理が冴える表題作ほか、計4編を収録。

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  • L特急踊り子号殺人事件
    4.0
    東京駅総合指令所に、「踊り子5号に爆弾を仕掛けた」と、電話がかかった。緊急停車をした踊り子号の車内点検が徹底的に行われたが、爆発物は発見されなかった。その代わり、背中にナイフが突き刺さった、サラ金会社の社長の死体が発見された。有力容疑者が捜査線上に浮上するが、アリバイが……。十津川警部は、踊り子号の、特異な運行に着目する(表題作)。

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  • 十津川警部の標的
    3.3
    殺人犯はどこへ逃げるのか? 犯人の深層心理を読む十津川警部。新宿のホステス殺しの容疑者・竹田淳(じゅん)の逃走経路を推理した十津川は、北陸・芦原(あわら)温泉の潜伏先をみごとにつきとめる。竹田を越前海岸の名勝・呼鳥門(こちょうもん)におびき寄せた十津川は、逆にライフル銃の標的となり狙撃された! 山陰・北陸の温泉郷を舞台に、難事件に挑(いど)む十津川警部の、隠された一面を描く力作。

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  • スーパーとかち殺人事件
    5.0
    六本木のクラブで、客同士が突然喧嘩(けんか)になり、まきこまれた男が殺された。生前、北海道旅行の計画を楽しげに話し、飛行機や特急列車の切符を見せていたという。しかしその切符は、犯人とともに消えていた。狙いは切符にあったと睨んだ十津川警部は、被害者が乗るはずだった列車を〈スーパーとかち〉5号と推理。そして、車内に……?! 長編トラベル・ミステリーの傑作。

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  • 九州新特急「つばめ」殺人事件
    2.0
    日航機に乗っていたはずの二人が、同時刻、鹿児島本線新特急「つばめ」の車内で目撃されていた。その二人、銀行員・石田淳と君原真紀は、指宿の海で殺されていたのだ。目撃の事実を捜査本部に通報した、つばめレディ・山本宏子に襲いかかる魔手。佐賀・嬉野温泉での第二の殺人。全力で捜査をつづける十津川警部。事件に絡む政界と、浮かびあがる意外な黒幕!?

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  • 「C62ニセコ」殺人事件
    2.7
    一代で財をなした早川卓次は熱烈なSLファンでもあった。愛人の女優・榊由美子と函館本線を走る特別列車「C62ニセコ」で寛ぐ早川。同時刻、札幌のホテルで早川の妻が絞殺された。鉄壁のアリバイ! ところが、それを証言する由美子が東京のTV局で殺害された。早川逮捕にふみきる道警。しかし、十津川警部は……!? トラベル・ミステリーの粋(すい)を集めた傑作集。

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  • 特急「あさま」が運ぶ殺意
    3.0
    「この子をお願い……」特急「あさま」で幼児を連れた小田ゆみ子は、隣席の北条早苗刑事にそう言い遺して毒死した。一カ月前に事故死したゆみ子の恋人の実家、小諸随一の料亭・日暮亭を訪れる矢先だった。ところが、日暮亭には婚約者を名乗る女性が先着していた!? 事件を追う北条刑事。さらに十津川警部に謎の電話が……。裏切り、そして憎しみを乗せて、列車は驀進する。

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  • 伊豆の海に消えた女
    3.3
    東京南青山の高級マンションで、プレイボーイの青年実業家・高原雅之が刺殺された。十津川警部と亀井刑事の捜査で、五人の女の名前が浮かんだ。その一人、モデルの片山みゆきは、伊豆下田に向かったまま行方不明、石廊崎から身を投げたか、水死体で発見。さらに一人が天城峠で殺され……伊豆を舞台に次々起こる殺人。十津川警部の推理が冴えるトラベル・ミステリー。

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  • 山手線五・八キロの証言
    3.4
    旅行雑誌の編集者が殴殺された。物盗りでもなく、人に恨まれることもない。しかし、彼が山手線一周の取材で、車窓から撮影した写真が消えていた。──彼はいったい何を撮ったのか? ここに動機を求めて、十津川警部は乗客の中から目撃者を捜し始めたが……。トラベル・ミステリー3作を収録。1冊で三様の推理の贅沢!

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  • 十津川警部の逆襲
    3.3
    被害者はトラベル・ミステリーの第一人者、北川京介。白昼、観潮で有名な鳴門公園で取材中、わずか五分の隙に殺害されたのだ。さらに一週間後、調布・深大寺で女子大生・小西麻子が殺され、四国旅行の写真が消えた。この連続殺人に浮かぶ四人の容疑者。「ひかり号」を追い越すトリックとは何か? 犯人のアリバイ工作を十津川警部は逆転できるか? 胸のすく名推理!

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  • 十津川警部の怒り
    2.5
    巨人―阪神戦終了直後、甲子園球場の近くで、野球解説者の早田規夫が刺殺された。現地には出雲市駅から血染めの特急券が……。早田の宿命のライバル、パイレーツのコーチ小笠原敬に嫌疑がかかる。しかし、彼は犯行時、東京行きの寝台特急「出雲4号」に乗っていたと主張。十津川警部は、この鉄壁のアリバイを崩したが……!?

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  • 仮装の時代
    2.5
    「どんな卑劣な手段を使っても、あなたを叩きのめす!」野望に燃える若き挑戦者早川吾郎は、新聞・TVを牛耳る“マスコミの帝王”五味大造に宣戦布告した! 五味の愛娘に接近し、その背後に隠された疑惑に迫る早川。反撃に転ずる五味との死闘! 頭脳と権力の虚々実々な闘いに、謎とサスペンスを織り込んで描く傑作悪漢小説(ピカレスク)。

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  • 宗谷本線殺人事件
    2.3
    白雪の宗谷本線をひた走る急行「礼文」。その車中で男が毒殺された。被害者平野康生は死の直前、行きずりのルポライタ~田島徹に書きかけの原稿を託す。と同時に、謎のサングラスの女が平野のスーツケースを奪い去っていった。原稿に書かれていた驚くべき事実! 田島は、十津川警部に協力を求めた。急行「利尻」「礼文」を舞台に宗谷本線上で交錯する殺意の真相は?

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  • 十津川警部の決断
    2.0
    東京の地下鉄三田線の車内でOLが刺殺された。直後、犯人が自首、会社重役長谷川健と名乗るが、その会社にはもう一人の長谷川健が実在した!? そして取り調べ中、丸ノ内線で第二の刺傷事件が発生、十津川警部は長谷川を釈放して尾行をつけた。さらに第三、第四の惨劇! 犯人から挑戦状まで届く。「一週間以内に逮捕する」十津川はこう宣言し、大胆な秘策を決断した!

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  • 第二の標的(セカンド・ターゲット)
    2.5
    終電車の車内で刺殺された男は、商事会社の社員。真面目で仕事第一、怨まれる理由などなかった。動機が皆目つかないまま、目撃者の女性が殺され、さらに容疑者も自殺! これで事件のけりをつけようとする上司に、納得できない刑事がいた。十津川である。奇抜な謎と心憎い結末。迷宮入り寸前の事件をみごと解決する、若き日の十津川などを描いた傑作集。

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  • マウンドの死
    2.7
    日本シリーズ2戦目、人気投手小野が突然、マウンドの上で殺された。犯人は試合直前に飲み物を渡した婚約者の疑いが濃い(「マウンドの死」)。ほかに、首なしの女の裸体写真を片手に、弟殺しを探し出す男(「裸の牙」)、犯人にしたてられた営業マンが真犯人を追いつめる(「バイヤー殺人事件」)など、珠玉作満載の傑作ミステリー集。

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  • ナイター殺人事件
    2.5
    代打専門の田村がレギュラーになれたのは日下令子のおかげだった。幸運はつづき、チームも首位戦線へ! しかし大阪遠征後、とつぜん田村の調子がおかしくなった。理由を探る令子の前に、ある刺殺事件が! 表題作「ナイター殺人事件」のほか、自分の運命を賭けて、自殺志願の少年を探す「スプリング・ボード」など、サスペンスあふれる推理小説傑作集。

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  • 山陰路殺人事件
    1.5
    美人歌手柏崎マリが、城崎で突然蒸発、そして、出雲で、恋人のTVディレクター河西の殺人容疑で逮捕された。そのうえ彼女には、第二、第三の殺人容疑が! 十津川警部は山陰に飛び捜査を開始。マリのほかの容疑者が捜査線上にうかんだが、鉄壁のアリバイを誇っていた。十津川の鋭利な推理のメスが光る! 芸能界の暗部をえぐるトラベル・ミステリーの傑作。

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  • 特急「北斗1号」(スーサイド・トレイン)殺人事件
    1.5
    失恋と借金、失意の風見ゆう子は、自殺を決意して雪の北海道へ旅立った。しかし、「百万円を使ってくれ」という不可解な依頼、毒殺現場の指紋……ゆう子を絶望の底へ突き落とす連続殺人の容疑!――十津川警部は、幾重にも張りめぐらされた巧妙な罠に挑む! 愛と哀しみと殺意。詩情あふれるトラベル・ミステリーの傑作。

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  • 特急「おおぞら」(ハイデッカー・エクスプレス)殺人事件
    3.0
    亀井刑事の息子、健一が特急「おおぞら9号」の車中で誘拐された! 憔悴しきった亀井は、息子を助けるために犯人から届けられた毒入りジュースを飲み、意識不明に……。気がつくと、手には 血まみれのナイフ、男女二人が刺し殺されていた。十津川警部は、亀井の殺人の汚名をはらすため、北海道へ。意想外の展開!

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  • 寝台特急「北斗星」(ロイヤル・トレイン)殺人事件
    3.0
    「北斗星5号」を爆破する。一億円用意せよ。――JR東日本は苦悩の末、金を支払い、列車運行を決断した。ところが、直後、列車が爆発、女優の浜野カオリが死亡した。第二の爆破をおそれた十津川警部は、必死の対抗策を講じるが……。札幌へ向け、闇夜をひた走るこの豪華特急はなぜ狙われたのか? 十津川は、元部下の私立探偵橋本と連繋し、JR最大の危機に挑んだ!

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  • 日本海からの殺意の風~寝台特急「出雲」殺人事件~
    3.3
    昼下がりの東京・丸の内、人通りの絶えたビルの谷間で、老婆の絞殺死体が発見された。十津川警部は、被害者が山陰の漁村・豊岡から上京したことをつきとめ、現地へ急行したが、そこで新たな殺人が……。すべての謎を解く鍵(キー)は寝台特急「出雲」に隠されていた!? トラベル・ミステリーの精髄(エッセンス)を集めた待望の中編傑作集。

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  • 最果てのブルートレイン~急行「天北」殺人事件~
    2.7
    「私を助けて!」稚内行きの下り急行「天北」の車中で、隣席の若い女性が矢代に救いを求めてきた。突然女は別の車両へ。そしてなんと女は上りの「天北」で殺されていた。莫大な遺産を相続したまま……。さらに、殺人事件の真相を追う矢代はまた、警視庁十津川警部に追われる身でもあったのだ!? トラベル・ミステリーの粋を収録した傑作集。

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  • 都電荒川線殺人事件
    3.0
    盲目のマッサージ師が、白昼都電の車内で毒殺された。毒物はカプセルに詰められた砒素。疑いは、薬剤師である彼の美しい若妻に向けられた。たまたま現場に居合わせた雑誌記者、青木亜木子は、「あの献身的な人妻に、夫を殺せるはずがない」と直感、犯人捜しをはじめた……。青森から宮崎まで、日本中が舞台の傑作連作推理。

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  • 北能登殺人事件
    2.5
    北能登・恋路海岸で、一発の銃弾が若い女性の肩をかすめた。恋人を自動車事故で失い、傷心のうちに死の逃避行に出た松田由紀子。彼女を狙撃したのは誰か? その翌日、由紀子の泊まった部屋に血まみれのナイフを握った由紀子がいた。一連の事件の背後に黒幕が!? 十津川警部の指揮のもと、真犯人を追う若き日下刑事の執念を描いた傑作。

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  • 麗しき疑惑
    5.0
    十津川と亀井の所属する警視庁捜査一課の小川刑事が結婚した。だがハネムーンに出かけた車中で時限爆弾が爆発し、新妻が死んだ――。十津川と亀井が初登場の短篇「新婚旅行殺人事件」他、四百を超える短篇から精選された自選集第二弾。

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  • 美女高原殺人事件
    4.5
    行き過ぎ捜査のために警視庁を懲戒免職となり、妻子とも別れた小山淳一郎のもとに、西条恒夫と名乗る男が訪ねてきた。〈必ず日本のためになる仕事〉だからと、高額の報酬を示された小山は、西条の指示通り尾行や盗聴を繰り返すが、不審を覚えて西条の正体を探ろうとした矢先、飛騨高山近郊の美女高原で殺され……!? 十津川警部シリーズ。

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  • 八ヶ岳高原殺人事件 [新装版]
    5.0
    雑誌の取材で清里高原を訪れた矢代とカメラマンの卵・由美は「あずさ」車中で目撃した、人気女優の小池祐子と同じペンションに宿泊することに。翌朝二人は、取材中のカラマツ林で祐子の絞殺体を発見した! 十津川&亀井の推理が冴える!

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  • 男鹿・角館 殺しのスパン
    3.0
    焼き鳥店の二階で、鬼の面をつけ、なまはげの扮装をした死体が発見された! 店主の野田かと思われたが、別人と判明。十津川と亀井は野田の出身地・男鹿へ飛ぶが、第二の殺人が起き、死体にはまたしても鬼の面が……。犯人の意図は!?

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  • 左文字進探偵事務所 盗まれた都市
    4.7
    人口十万の某地方都市が、ある日、突如として奇妙な狂気に支配された。〈反東京〉というその騒動の実体を探るべく乗り込んだ左文字進・史子の夫婦探偵は、たちまち東京人ボイコットの嵐に捲き込まれてしまい、あげくの果てに次々と起る殺人事件の容疑者にされてしまった。狂気の正体は一体何なのか? その演出者は果たして誰か? そしてその目的とは?  巨匠・西村京太郎が放つ戦慄の傑作長篇。左文字進探偵事務所シリーズ第四弾。

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  • 左文字進探偵事務所 ゼロ計画を阻止せよ
    4.5
    収賄事件でK島の診療所長に飛ばされた元国立病院内科部長の神崎は、ひそかに〈ゼロ計画(プラン)〉なる犯行を企てた。成功すれば、大金と国外での甘い生活が約束されていた。一方、神崎のグループから逃走した一人の男が刺され、私立探偵左文字進の妻史子の腕の中で「阻止してくれ、ゼロ計画(プラン)を……」のダイイング・メッセージを残して死んだ。〈ゼロ計画(プラン)〉とは何か? スリルとサスペンスで読者を魅了する傑作長篇。左文字進探偵事務所シリーズ第三弾。

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  • 会津高原殺人事件
    5.0
    会津鬼怒川線開業記念のバッジを持った男が浅草で倒れていた。高沢明という自分の名前以外、記憶がない。警視庁の十津川警部は、三日前に会津高原で起きた殺人事件との関連を疑う。男が入院先から失踪した翌日、高沢と名乗る男が殺され……。

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  • 華やかな殺意
    2.5
    隅田川に浮かんだ少女の扼殺死体。彼女はなぜ殺されなければならなかったのか……。オール讀物推理新人賞受賞作「歪んだ朝」を始め、「南神威島」等、初期の傑作を収録。

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  • 汚染海域
    5.0
    伊豆で一人の少女が入水自殺した。死の直前、少女から救いを求める手紙を受け取った弁護士・中原は伊豆へ向かう。公害問題の陰で、目先の利益に躍る巨大企業と地元漁民、さまざまな思惑が絡み合うなか、政府の調査団長が他殺体で発見され…。

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  • マンション殺人
    4.0
    都心の高層マンションのモデルルームで、見学客の一人が撲殺された。持っていた名刺は偽物で、別人と判明。ついで北多摩ニュータウンで同様の撲殺死体が発見される。しかも被害者は、第一の被害者の偽名刺を持っていた! 長篇本格ミステリー。

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  • 十津川警部捜査行 出雲神々の殺人 十津川警部
    2.7
    <神が人を殺した。これは神々の殺人の始まりだ>連続殺人の刺殺体の上には、奇妙なメモが残されていた。十津川警部は亀井刑事と共にメモを手がかりに出雲に向かう。祝島という無人島に辿りつき、神主の息子・神木洋介を容疑者として特定するが…。待望の文庫化。

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  • 十津川警部捜査行 仙台青葉の殺意 十津川警部
    2.5
    十津川警部は田中啓子から夫・伸彦の葬儀参列への招請を受け、仙台へ向かった。そこで遺品の手帳を預かるが、その手帳をめぐり、つぎつぎに起こる殺人事件。容疑者を5名に絞り込んだ十津川は・・・!?

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  • 十津川警部捜査行 北海道殺人ガイド 十津川警部
    2.7
    警視庁を定年退職した川島が函館本線・渡島大野駅近くで絞殺死体で発見された。函館警察は殺人事件として捜査を開始した。元刑事は、かつて担当していた殺人事件をあらためて調べていたことが判明した。重要容疑者を割り出した十津川警部だが、彼には完璧なアリバイが!?

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  • 十津川警部捜査行 みちのく事件簿 十津川警部
    -
    一人で温泉旅行を楽しんでいた警視庁の刑事・酒井は同宿の女性にふとしたきっかけで誘われて一緒に露天風呂に入浴した。翌日、その女性が露天風呂で死体となって発見された。知らせを受けた十津川警部は部下が拘置されている弘前署に向かった。

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  • 十津川警部捜査行 愛と憎しみの高山本線 十津川警部
    -
    <次の月曜日に、Aを爆破する>謎の予告状が警視庁に送りつけられた直後、空港で爆破事件が起きた。<次の月曜日に、Cを爆破する>という第3の予告も爆破を防げなかった。予告Dを特急『ひだ』と推理した十津川は高山本線を張り込むが……!?

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  • 秘めたる殺人
    3.0
    映画の全盛期に一人の監督が殺された。映画の撮影中だったので話題になったが、犯人はわからなかった。数年後、助監督をしていた私は、当時の関係者の話を聞いてまわった。それは女優の自伝を書くためだったが、事件の真相も浮かんできた。

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  • 十津川警部捜査行 北陸事件簿 十津川警部
    2.5
    上越新幹線「とき403号」が終点新潟駅に到着。その車内から刺殺死体が発見された。被害者は60代の老人と思われていたが、実は30代のフリーライターと判明する。十津川警部は被害者の身辺調査を開始し、浮かび上がった容疑者のアリバイ崩しに挑む。

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  • 行先のない切符
    3.0
    ラッシュアワーで満員の電車が新橋に近づいた時である。しなやかな細い指先が、巧みに藤原の前に立っていた男の内ポケットから、黒い皮財布をすり取った。その時、藤原は背筋に何ともいえない戦慄が走った。分厚い皮財布が見事にすり取られた瞬間の藤原を襲った快感。これこそ藤原の生活を一変させる因だった。

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  • 聖夜に死を <新装版>
    2.5
    一年前の聖夜(クリスマス・イブ)、サンタクロース姿の男が殺害された。元弁護士が出頭、公判が始まる。その法廷にガス弾が撃ちこまれ、被告が拉致された! 捜査中、今度は「クリスマス・イブにサンタクロースが――」と110番にメッセージを残し、男が殺された。

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  • 十津川警部 愛憎の街 東京
    2.5
    帰宅途中、女性が猫をひき逃げするのを目撃した十津川。翌日テレビに出ていたデザイナー・林田ひろ子が昨夜の女性だと知る。そこへ多摩川で死体発見の報が。被害者は銀座のクラブママ。スポンサーの不動産会社社長が疑われるがアリバイは成立。だが彼の女性関係を調べていくうち、ひろ子の名前が浮上し…(「夜が殺意を運ぶ」)。傑作推理集。【解説】山前譲

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  • 左文字進探偵事務所 黄金番組殺人事件 新版
    4.5
    視聴率30%を誇るNBTテレビの「ザ・リクエストタイム」のレギュラー五人が、ビデオ撮りのスタジオから忽然と消えた。そして二日後、NBT社長宛に五人の身代金五億円を要求する手紙がとどけられる。前代未聞の誘拐事件に戸惑う関係者をよそに、さらに人質の一人が死体で発見され、ご存知私立探偵・左文字進の登場となったのだが……。華やかな芸能界の舞台裏に渦巻く黒い人間関係を抉る会心の長篇推理!

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  • 左文字進探偵事務所 華麗なる誘拐 新版
    5.0
    日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を支払え、という電話が首相官邸に入った。三日後、新宿の喫茶店で、シュガー・ポットに混入された青酸カリが原因で、若いカップルが死んだ。犯人からの電話で、二人は人質として殺されたことが判明。その後も、北海道、九州で無差別殺人が続発する。犯人の目的は─ 発表時、一大センセーションを巻き起こした、三百作に及ぶ西村京太郎作品群中の屈指の名作。

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  • 左文字進探偵事務所 消えた巨人軍(ジャイアンツ)
    3.7
    ここに、ある人物が、三十人を超す屈強な若者の集団である巨人軍を誘拐することを考えた。果して、そんなことが可能かどうかを書いてみたのが本書であり、誘拐と捜査と、犯人追及のサスペンスを存分に味わって頂きたい(著者)。東京から大阪へ移動中の[ひかり号]から、選手全員が忽然と消えた!犯人の要求は五億円。私立探偵・左文字進が犯人の奸智に立ち向かう、日本誘拐ミステリー史に輝く不朽の名作。左文字進探偵事務所シリーズ第一弾。

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  • 空白の時刻表
    2.5
    千歳空港近くのモーテルで若い女の絞殺死体が発見された。容疑者には、犯行時刻、釧路ゆきの特急〈おおぞら3号〉に乗車していたという鉄壁のアリバイが!? 時刻表トリック、列車乗っ取り……鉄道推理の名作中の名作六篇を収録。

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  • 十津川警部 裏切りの街 東京
    2.5
    十津川の妻・直子が尿管結石で緊急入院した。幸い大事には至らず、退屈しのぎに院内を歩き回っていると、立入禁止の札がかかったガラス戸の向こうに「500」と書かれた病室を見つけた。病院の案内図には載っていない。ある夜、部屋の中から唸り声が聞こえ……。「特別室の秘密」他、東京を舞台に活躍する十津川班の刑事たちの活躍を描く傑作推理集。【解説】山前譲

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  • みちのく殺意の旅
    -
    大学時代の同人誌仲間に誘われ、5年ぶりに水戸に集まった5人の男女。しかし、1人の男の姿が欠けていた。東北の温泉巡りをかねた旅のはずが、飯坂で1人、天童で1人と、仲間が次々に殺されていく。行く先々で現れる男の正体は、もう1人の仲間なのか? さらに東京に帰ってからも新たな犠牲者が! アリバイトリックと、犯人の“動機”に十津川警部が迫る!

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  • 特急「しなの21号」殺人事件
    2.5
    東京・井の頭公園で発見された男の刺殺死体。ポケットには善光寺の“凶”のおみくじが入っていた。被害者の交遊関係から、捜査線上に一人の女が浮かぶ。その直後、名古屋発の特急「しなの21号」の車内で、女は毒殺されてしまった。ハンドバッグの中には、やはり“凶”のおみくじが! 犯人の狙いは何か? おみくじが示す連続殺人の謎。十津川警部の推理が冴える!

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  • 下り特急「富士」殺人事件
    4.0
    北の果ての網走(あばしり)刑務所で刑期を終えた元刑事・橋本豊(はしもとゆたか)は、刑務所内で死亡した仲間の遺品を、友人に届けるために、南の国、宮崎へ向かった。しかし、寝台特急「富士」には危険が待ち受けていた。……忍びよる影の手、遺品をめぐる暗闘、そして連続殺人! 十津川(とつがわ)警部の救いの手は間に合うのか?! 愛と謎と恐怖を描く力作。

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  • 十津川警部、沈黙の壁に挑む
    3.0
    殺人容疑者・秋本つね子は、ろうあ者だった。手話通訳士を介しての尋問にも、同じろうあ者の関口弁護士にも、なぜか心を開かぬつね子。関口は彼女の薄倖(はっこう)の半生を辿り、無実を信じた。──つね子に秘められた意外な過去。さらに、悪徳探偵が殺され、遺(のこ)された写真から事件は意外な展開を……。関口はついに十津川警部と対決した!

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  • 十津川警部 ロマンの死、銀山温泉
    5.0
    犯人1人あたり200万円を強奪する、妙な事件が連続した。十津川は、若い男女7人のグループ「ロマンの残党」の存在をつかむ。社会から落ちこぼれた彼らは、山形の銀山温泉に生活拠点を作ろうとしていた。ところが、その内の1人、金融強盗犯が殺され、さらに……。闇の組織も彼らを追っていたのだ! 背後で指示する黒幕の正体は? 十津川警部が真相に迫る!

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  • 山陽・東海道殺人ルート
    2.5
    東京駅に着いた寝台特急「さくら」の個室(カルテット)から、男女の射殺死体が見つかった。さらに所持品から5千万円の札束が。その札は4年前の少女誘拐殺人事件で、身代金に使われたものらしい。少女の父親が、犯人に復讐したのか? しかし、彼は同じ日に先行する寝台特急「あさかぜ」に乗っていたとの証言が! 九州から東京へ。時刻表トリックに十津川警部が挑む!

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  • 怒りの北陸本線
    2.7
    新宿中央公園で、両眼をえぐられた男の死体が発見された。所持品から身元が判明。部屋から、北陸の温泉地を巡る日程が記されたカレンダーが見つかる。男の足取りをたどり、十津川と亀井は北陸へ。そこに、多摩川の河原で右腕を切断された女の死体発見の報が。彼女も男と同じ日程で北陸を訪れていた!? 挑発的な連続殺人犯を十津川警部の熱い怒りが追いつめる!

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  • 青函特急殺人ルート
    1.5
    息子の健一にせがまれて、青函トンネルを見学しに行った亀井刑事。帰途、健一は無人のはずの吉岡海底駅で、若い女性が手を振っているのを見たという。翌朝、その海底駅で女性の刺殺体が見つかる。犯人はどこから侵入し、脱出したのか? さらに被害者の婚約者が、東京のホテルで謎の転落死を遂げた!? 全長54キロの巨大密室(トンネル)の殺人事件に、十津川警部が挑む!

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  • 愛の伝説・釧路湿原
    3.0
    釧路湿原のタンチョウサンクチュアリに、ボランティアを志願して、突然現われた白井香織。責任者の持田は、その謎めいた雰囲気に惹(ひ)かれていく……。東京の殺人事件を追って釧路に来た十津川警部が、捜査途上で香織と出会った翌日、彼女は消えた。私立探偵とその妻の死。逃避行の裏には巨悪の影が!? 美しい湿原を舞台に、ロマンの香り漂うミステリー意欲作!

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  • 十津川警部 長良川に犯人を追う
    2.5
    東京・上野でホームレスのテントが燃え、16人が焼死した。放火の疑いを持った新聞記者・白木は、火元の男性が岐阜・長良川周辺の出身と知り、調査を始めた矢先、凶弾に倒れた! 白木の足跡を追い、岐阜へ乗り込んだ十津川と亀井は、二年前のある事件との接点を探り出すが、関係者の口は一様に重い。さらに岐阜県警までもが……。十津川警部、孤立無援の闘い!

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  • 寝台特急「北陸」殺人事件
    2.5
    金沢のホテルから失踪した学生時代の親友を探すため、理沙(りさ)は上野から寝台特急「北陸」に乗った。早朝、後頭部を殴られて理沙は昏倒(こんとう)。気がつくと寝台に運ばれていて、隣には旧知の男性の刺殺体が! 当然、理沙に殺人容疑がかけられる。一方、東京で捜査を進める十津川(とつがわ)と亀井も「北陸」に乗り込むが……。北陸を舞台に人間の心の”二面性”を描く、旅情ミステリー。

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  • 十津川警部「オキナワ」
    1.5
    東京で殺された男が遺(のこ)したダイイングメッセージ「ヒガサ」。沖縄に多い「比嘉」姓が捜査線上に浮かび、十津川は、那覇空港に降り立った。美しい故郷「沖縄」と、基地の街として、いまだ戦後を生きる「オキナワ」。米軍・GIの不審な行動を追う十津川は、事件の背後に、沖縄の悲劇を見た! 基地の街を殺意が走る!

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  • 特急「おき3号」殺人事件
    -
    山陰本線の出雲市(いずもし)駅に到着した特急「おき3号」の車内で、写真家の石田が刺殺された。怨恨の線から容疑者に浮上したのは、十津川の先輩で警視庁OBの政務次官・山崎の息子・徹だった。しかし、徹は同日、ハネムーンで山陽本線を走る寝台特急「富士」に乗っていた! 鉄壁の時刻表トリックに十津川警部が挑む表題作ほか、十津川班の活躍を描く全5編を収録。

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  • 十津川警部の死闘
    2.5
    加賀温泉郷のホテルで、男が心臓マヒで死んだ。三ヵ月後、同じホテルで、また男が心臓マヒで死んだ。さらに一ヵ月後、もう一人の男が! 3人は死亡前夜にまったく同じ行動をとっていた。県警が殺人の疑いで捜査を始めたとき、4人めの男が現われて……(「加賀温泉郷の殺人遊戯」)。他に「心中プラス1」「処刑のメッセージ」「特別室の秘密」の計4編を収録。

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  • 東京・松島殺人ルート
    1.5
    「……島」と意味不明の言葉を遺して、東京で初老の男女が相次いで死んだ。男は交通事故死、女は溺死。「島」に、事件の匂いを感じた十津川警部と亀井刑事は、二人が松島の大地主夫婦であったことをつかむ。松島開発に絡んで浮かび上がるディベロッパー「みちのく興発」、その背後に政界で暗躍する男の影が……。政官の黒いルートに十津川の鉄槌が下る!

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  • 特急ワイドビューひだ殺人事件
    5.0
    <ヒロシ1031Dのことで話がついた>。その奇妙な新聞広告が掲載された直後、ヒロシという名の青年が相次いで殺された。1031DがL特急「ひだ11号」のことだと推理した十津川警部は、警戒乗車するが、そのさなか、爆弾を所持した男が車内で毒殺される……。JRへの列車爆破予告、犯人と十津川の息詰まる攻防。トラベル・ミステリーの傑作。

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  • 飛騨高山に消えた女
    3.0
    飛騨高山でスケッチをしていた謎の女が突然の失踪(しっそう)。東京では、不可解な連続殺人の発生。現場には、飛騨高山を描いたデッサン画が残されていた。十津川(とつがわ)警部たちの執念(しゅうねん)の捜査の結果、“名画贋作団(めいががんさくだん)”の存在が明らかにされるが……。謎の女性の恋人の自殺による復讐なのか!? 十津川警部の推理は意外な展開を見せる!

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  • 尾道に消えた女
    2.5
    「えっ、妹が船から海に落ちた!?」広島県尾道市の病院からの電話に、日下(くさか)刑事は驚愕(きょうがく)した。妹の京子(きょうこ)は、連絡の途絶えた親友ユキを追って同地を訪れていたのだ。京子は、駆けつけた兄に何者かに船から突き落とされたと告げた。十津川(とつがわ)警部は、日下とともに捜査に乗り出すが、やがてユキの水死体が発見される……。用心深く巧妙な犯人に十津川が挑む。

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  • 特急さくら殺人事件
    3.0
    東京と、長崎とをつなぐ寝台特急「さくら」。その列車に博多から乗った警視庁の日下(くさか)刑事は、深夜の洗面所で倒れている女性を発見した直後、何者かに頭を殴られた。そして、意識が戻ってみると、女性の”死体”は列車から消えていた。いったいどんなトリックが……? 犯人を追う十津川警部の前に、時間の壁が立ちふさがった! トラベル・ミステリー会心作。

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  • 寝台特急あかつき殺人事件
    3.3
    刑事を辞めた田辺(たなべ)は、大阪で私立探偵を開業するが、なかなか客がこない。そこへ、娘と一緒に佐世保に行ってほしいとの母親からの依頼。美人のエスコートだ。喜んで引き受けた彼は、「あかつき」に乗り込んだ。同じ頃、佐賀市で殺人事件が発生、その容疑が田辺に! 証拠は不利。元部下のために、十津川(とつがわ)と亀井(かめい)が立ち上がる。著者のトラベルミステリーの代表的長編。

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  • 十津川警部の抵抗
    1.5
    私立探偵・橋本豊(はしもとゆたか)に奇妙な依頼……服役中の殺人犯・浜田功(はまだいさお)は無罪だ、一カ月以内に真犯人を捜してほしい、報酬は1千万円! ところが、依頼主の広池(ひろいけ)弁護士が北陸・芦原(あわら)温泉で絞殺された! 福井県警は、現場を訪れた橋本を緊急逮捕。橋本は身の潔白を、かつての上司・十津川警部に訴えた。浜田はなぜ上告しないのか? 苦悩し、抵抗する十津川が掴(つか)んだ真相は?

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  • 十津川警部の試練
    3.0
    ひとり暮らしの女性をねらった連続殺人事件が発生! 被害者はいずれも、自宅でバスローブやパジャマ姿という格好で殺されていた。彼女たちはなぜそんな格好のまま、犯人を部屋に入れたのだろうか。そしてなぜ、捜査の進行状況がマスコミに漏れてしまったのか(「午後の悪魔」)。「北の女が死んだ」「警官嫌い」「若い刑事への鎮魂歌(レクイエム)」の計四編を収録。

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  • 秋田新幹線「こまち」殺人事件
    2.7
    戸塚由美は角館へ帰った。29歳の今なら新しい人生を始められる、その言葉を信じて。しかし、由美にはフランス料理店オーナーの殺害容疑がかけられ、刑事が尾行していた。実家の旅館の若女将として奮闘する由美の周りで、次々と殺人事件が起こる。ホステス時代の客・中山、別れた夫・島崎……。角館に乗り込んだ十津川(とつがわ)警部が、事件の真相を究明する!

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  • 伊豆誘拐行
    4.0
    人気スター、桂アヤが誘拐され1億円の身代金を要求する脅迫状が届く。巧妙な手口で身代金は略取された。彼女の部屋には“伊豆長岡へ行け 青い蛇“のメッセージが残されていた。事件の追及を続ける十津川警部の前に、「誘拐団(青い蛇)」の組織が浮かぶ。次々と起こる誘拐事件には必ず、哀しみにくれる事件被害者の家族の姿があった。ナゼ? 十津川警部、伊豆へ向かう。

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  • 高山本線殺人事件
    2.7
    警視庁捜査一課の刑事、西本の父親が、下呂(げろ)・高山間で、同乗していた謎の美女と交通事故死。死因に深い疑惑をいだいた西本は、単身“捜査“を開始する。さらに、高山の朝市ではOLが背中を刺され、高山本線特急「ひだ」車内でも女性が刺される事件が発生。連続する不可解な事件をつなぐ真実の連鎖は……。十津川(とつがわ)警部の名推理が解きほぐす!

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  • 奥能登に吹く殺意の風
    3.5
    能登旅行中の警視庁の北条早苗刑事が、ライフル銃で狙撃された。さらに早苗が泊まった家の娘・田村真理子が、片山津温泉で溺死。警察への恨みか、人違いか。――一方、東京・国立市でバス爆破事件が発生、早苗の同僚4人が死亡した。絞り切れぬ犯人の動機。いらだつ十津川警部のもとへ、早苗暗殺を予告する挑戦的電話がかかった。みなぎる緊張とサスペンスの傑作。

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  • 九州特急「ソニックにちりん」殺人事件
    2.7
    政界進出を噂される官僚出身の元総理大臣秘書・佐久間要(かなめ)が、謎の写真を残して失踪した。写真には博多~大分間を結ぶJR九州の新鋭L特急「ソニックにちりん」が。謎を追って九州・阿蘇に飛ぶ十津川警部と亀井刑事。そこで二人を待っていたのは!? 霧に覆われた佐久間の過去が、十津川(とつがわ)警部の推理で暴(あば)かれたとき、政界を揺るがす、ある黒幕の存在が浮かび上がった!

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  • 山形新幹線「つばさ」殺人事件
    2.8
    山形新幹線「つばさ」で東北に向かった若い女性が相次いで蒸発した! 囮(おとり)として、単身同列車に乗り込んだ警視庁北条(ほうじょう)早苗刑事に近づく謎の男平沼。……ところが、平沼は仙山(せんざん)線の踏切で自動車事故死、その車のトランクには若い女性の右足が! 平沼犯人説に傾く山形・宮城県警に対し、十津川(とつがわ)警部は独自の推理を展開するが……。「つばさ」が運ぶ都会の殺意とは?

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  • 伊豆・河津七滝(ななだる)に消えた女~十津川警部の叛撃~
    2.7
    十津川警部が妻の直子と伊豆旅行中に出会った、OLグループの一人・東郷由美子が河津七滝で行方不明! 一カ月後、彼女の殺害死体が東京・国立市の豪邸地下室で発見された。事件を追う十津川の前に立ちはだかる数々の謎。由美子の隠されたいくつもの秘密!──伊豆の河津・下田、鬼怒川、会津若松……名勝の地を舞台に、十津川警部の叛撃が冴えわたる。

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  • 東京地下鉄(メトロ)殺人事件
    1.5
    東京の地下鉄構内で起こる連続殺人事件。現場ではかならず謎の美女が目撃された。十津川警部らの捜査で、死体の身元が判明するが、いずれも一年前に行方不明になったままの人物、しかも整形手術で顔を変えていた。……白いコートの“幻の女”は何者なのか? 十津川ひきいる捜査陣の前に、やがて防衛産業の利権をめぐる、闇の世界の暗闘が暴きだされていく。

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