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4.4「麻由子が話すのも笑いかけるのも、俺だけでいい」 病院で目を覚ました加藤麻由子は、出勤中に遭った交通事故の影響で中学卒業以降の記憶を失っていた。意識が戻ったときそばにいたのは、麻由子の恋人だと話す櫻井雅人。彼は中学の同級生だったが、28歳の今は自分と特別な関係にあるらしい。同棲中だったという雅人に従い、麻由子は退院後すぐに彼と一緒に暮らし始めた。朝から晩まで雅人に優しく甘やかされ、「記憶があってもなくても、俺にとって一番大事なのは麻由子だから」と熱く愛を囁かれる毎日。麻由子は心も身体も満たされていくが、記憶がなくてもいいとしきりに言う雅人に違和感を覚え始めて?
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4.4彼氏の部屋で浮気現場を目の当たりにしてしまった沙耶。しかも相手は二人の務める会社の受付嬢。彼氏にも受付嬢にも二度と会いたくないと思っても、会社に行けば嫌でも顔を合わせることになるのが社内恋愛の嫌なところ。会社でばったり出くわした受付嬢には勝ち誇ったような顔をして見下され、彼氏を寝取られた悔しさと悲しさでやけ酒をする沙耶。そんな沙耶に、幼馴染の瑛士は「俺と付き合っているふりをして、見返してやればいい」と提案してくる。実は瑛士は、沙耶の務める会社の御曹司。女子社員の憧れの的である瑛士と付き合い出したら、元カレも受付嬢も驚くはず……とその提案に乗った沙耶だったが、その日から、なぜか瑛士は本物の恋人のように甘く優しく沙耶に接してきて……。
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4.5触れていい男は俺だけだって約束できるか? どうしてこんなことになってしまったの!? 彼が運命の相手かどうか知りたかっただけなのに! 侯爵令嬢のソフィは、婚約した友人の幸せそうな姿を見て自分も恋愛しようと決めた。「大らかで包容力のある年上の騎士」が運命の相手と占われたが、それはソフィとの結婚を願う第二王子で騎士団副団長のアレクが仕組んだものだった。アレクと兄妹のように育ってきたソフィにとって彼は恋愛の対象外…のはずだったが、アレクが頼れるほど逞しい身体か裸を見せてほしいとお願いすることに。するとアレクから次は君の番だと言われ、ソフィも脱ぐことに…!?
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2.5「お前が俺の子を成せば、和平に応じてやる」――人間と魔族との間で200年前に交わされた和平協定。ところが50年に一度の定期会談に魔王は現れず、人間の国の国王は友好の証(生贄)として『聖女』を贈ることに。聖女イレーネは魔王の後継を産むことが出来る唯一の存在として、幼い頃から国王の住まう王宮に幽閉されていた。10年ぶりに許された外出で世界平和を背負ったイレーネだったが……「勝手に友好の証など送られても迷惑だ」魔王は聖女に興味ゼロ! しかし奥の手だった『子作り』を提案したら、予想以上の反応と共に唇を奪われてしまって……? 超ピュア聖女ともふもふ魔王のラブファンタジー!――お前は俺のものなのだから。
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4.6「感じているのに、別れようって言うんだな」。トップクラスの為替ディーラーという地位を捨て、田舎町で独り暮らしをしている34歳のあかり。ある夏の日、彼女は自宅の前で、具合が悪くなった男・飴屋(あめや)っを介抱する。染色作家で作業場兼住居を探していた彼は、あかりの隣に引っ越してくる。少しずつ距離を縮め、遂に結ばれたふたりだったが、過去の恋に縛られていたあかりは、飴屋を慕いながらも別れを選択する。過去の恋に縛られていた女性が6歳下の染色作家と出会い、心を解放していく姿を切なく、そして甘く描いた大人のラブストーリー。上巻+下巻に加え、かき下ろし短編を加えた合本版。
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5.0貴婦人らしい趣味よりも馬で遠乗りをしたり薬草を集めたりするのが大好きなコリンヌ。年頃になっても元気があり余りすぎて社交界にも興味ゼロ。「このままでは行き遅れ、かなり年寄りの後妻に入るくらいしかなくなるぞ」との周囲の苦言にも、「世話の焼きがいがあって素敵。毎日お薬を調合して差し上げるわ」と元気に返す始末。そんなある日、ある伯爵から縁談の申込みが舞い込んでくる。相手は長らく伏せっていたため、社交界にはあまり顔を出さないことで有名な「幽霊伯爵」。名をアランというその伯爵は、今も田舎の領地に引きこもりっきりだという。普通ならば腰が引ける相手だが、アランの暮らす田舎がすっかり気に入ってしまったコリンヌは、喜んでお嫁に行くことに。こうして夫婦として共に暮らし始めた二人。傍からは仲睦まじく過ごしているかのように見えたが、アランはなぜかコリンヌに触れてこようとしない。キスはしてくれるし求めれば優しく抱きしめてくれるのに、一緒に寝ることだけはコリンヌがあの手この手で誘っても、なにかと理由をつけて拒み続けるのだ。アランの態度は自分に魅力がないせいだと思い込んだコリンヌは、得意の薬草で彼をその気にさせる作戦に出るが……。
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4.1「灯里を俺のものにするためならなんだってする。それこそ家の力だって利用するよ、俺は」――灯里と礼は生まれた時からずっと一緒の、いわゆる幼なじみという間柄。礼は京条グループの御曹司でいつも無邪気に灯里の後をついてくるような『わんこ』だ。彼女はそんな人懐っこい礼を弟のように思っていた。なのに二十歳の誕生日パーティで、灯里は礼から突然プロポーズされる。庶民の自分に京条家の嫁は無理と断ろうとするものの、実は気づかない内に花嫁教育をされていたのだ。しかも礼の『わんこ』がそのためのお芝居だったと知らされ、灯里は怒りのあまり彼を殴ってしまう。しかし本性を出した礼は灯里に怒涛のアプローチを開始してきて……。
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5.0京条家の男に目をつけられたのが運の尽きだね、君を絶対に逃がさないよ──日本有数の大企業グループを統べる京条家を陰で支える家系に育った御影佐和子。ある日、海外から戻り起業した京条家の次男・慎から秘書に指名される。じつは慎と佐和子にはとある〝縁〟があった。美代姫と家臣の鉄之進──想いを秘めたまま悲しい最期を迎えた前世の記憶が呼び覚まされ、強く惹かれあい結ばれた。けれど京条家と御影家は主従関係。恋愛感情は許されないと思った佐和子が慎を突き放したのだ。なのに──「今度こそは何がなんでも絶対に守るって決めてたから」再会した慎は魅力的な大人の男性に変貌。超絶御曹司の規格外な執愛に囲い込まれて……
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3.8ブライダルスタイリストとして働く彩葉は、結婚を前提とした本気の付き合いだと思っていた彼氏に、東京本社への異動を伝えた途端フラレてしまった。傷ついた心を癒やすべく、一人旅行にでかけた京都で、行きずりの男と一夜を共にしてしまう。根が真面目な彩葉は、一夜の過ちを激しく後悔。二度とこんな過ちは犯さないと心に決めて、東京本社で仕事に精を出し始める。しかし、そんな彩葉に銀座の街で声をかけてきたのは、京都で一夜をともにしたイケメン・深水だった! なんと深水は彩葉の勤める会社の取引先の御曹司だったのだ。一夜の過ちとして深水と過ごした情熱的な夜を忘れたい彩葉とは反対に、深水は本気で彩葉に惹かれているという。イケメン御曹司から熱烈に迫られた彩葉は……!?
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3.0伯爵令嬢だが体が弱かったため、屋敷の中だけで生きてきたフロレンシアはある日、馬車の事故で両親を突然亡くし天涯孤独の身になってしまう。両親の葬儀が終わったばかりだというのに、美しいフロレンシアとその爵位を狙い、強引に言い寄ってくる男たちから彼女を救ってくれたのは、国王の嫡子であるクラウディオだった。クラウディオにより王宮へ招かれたフロレンシアは、生まれてはじめて恋を知った。しかし、生まれつき血が少なく子供を成すことはできないだろうと言われているフロレンシアは、子孫を残さねばならない立場にあるクラウディオを思い身を引く覚悟を決め……。
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3.7すらりとした体型とクールな顔立ちから“クール・ビューティ”と思われている咲良。でも実は、その見た目に反してキャラクターグッズや女の子らしい服装が大好き。「男を手玉に取る魔性の女」なんて噂されてはいるものの、恋愛経験はゼロだし、もちろん処女! しかし周囲の目を気にするあまり、それを隠して噂通りの自分であろうと努力していた。そんなある日、咲良は他部署から異動してきたチャラいイケメン・隆見の指導係を任せられる。指導係、とはいえ隆見は数々の部署で功績を上げてきたエリートで、しかも社長の息子。「自分が彼に指導できることなんて何もない」と困惑する咲良に対しても、隆見はチャラついた態度で迫ってくる。そんな隆見に振り回されっぱなしの咲良だったが、彼が実は仕事に対しては真摯に取り組んでいること、そして意外にも誠実であることに気づき……。
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5.0「あの男にも、抱きながらタトゥーを入れたのか」 敏腕弁護士の梶谷英令(かじやひではる)は、仕事で訪れたシンガポールで、ひとりの美しい男と出会う。その男・ハリーの身体に入れられたタトゥーを見て、梶谷はショックを受けた。それを彫ったのは、梶谷の恋人であるレオンに間違いないと、すぐにわかったからだ。 「こうして抱き合っていれば痛くない――」 恋人になる前、レオンにタトゥーを入れられながら乱れた自分が、ハリーと重なり、梶谷は暗い感情に翻弄されてゆく――。そんな梶谷の不安をよそに『上海の獅子』・レオンと『シンガポールの冷獣』・ハリーは運命の再会を果たしてしまうが…。
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-ショートストーリー&イラストレーターによる特別描き下ろしを収録!! ラヴァーズ文庫創刊15周年記念BOOK ●3人のα&誓 【スウィートソファ】 西野花:ハルタJACK ●ディエン&高柳 【愛の大きさ】 ふゆの仁子:奈良千春 ●神宮&一馬 【秘密の共有者】 いおかいつき:國沢智 ●ハヤテ&ユアハ 【無垢な鳥】 沙野風結子:奈良千春 ●蒼真&ユーリ 【天使の居ぬ間に】 犬飼のの:國沢智 ●田口&白鹿 【たいせつなもの】 バーバラ片桐:奈良千春
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4.3ふたりの出会った思い出の地、ラスベガス。遊佐はそこで恋人のヨシュアと共に甘い蜜月を過ごしていた。半年前、遊佐とヨシュアは、カジノでお互いの人生を賭けた勝負をした。勝負に負けた遊佐は、ヨシュアの会社に採用され、その心も長い時間をかけて口説きおとされたのだ。しかし、再び訪れたカジノで、金髪の美しい男に新たな賭けを持ち掛けられてから、遊佐の運命は変わり始める…。「お金ではなく、お互いの最も大切なモノを賭けないか?」男との駆け引きは、ただのカジノゲームではなかった。愛するヨシュアと、ふたりの大切な会社ウェルネスを守るため、遊佐は男と密約を結ぶ――…。
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-営業事務として働く愛良はある日、残業後の帰り道でヒールが折れてしまうというアクシデントに見舞われる。途方に暮れていると、思わず息を呑むほどの甘いルックスをした男性が声をかけてくれた。「靴、壊れたの?」 愛良の状況を理解した男性は、筋張った美しい手で、新品だというハンカチを使って愛良の靴に応急処置を施してくれた。映画のような出会い。しかし「蒼佑」という名前しか知らない彼を探す手段があるわけもなく、再会は望めない……。残されたハンカチとともに、一瞬のときめきを思い出として大切にしまいこむ愛良だったが、偶然にも社内で蒼佑と再会してしまう。まさか同じ会社だったなんて! 夢のような展開に胸踊らせたのもつかの間、蒼佑はなんと、愛良の勤める会社の副社長だったのだ。偶然の出会いに縁を感じていたのは愛良だけではなかったようで、その日から蒼佑は積極的に愛良に甘い誘いをかけてくるようになる。「副社長である蒼佑さんが、私なんかに本気になるわけない」 そうは思うものの、蒼佑の魅力に愛良はすっかり夢中になってしまう。そんな時、愛良に言い寄るもうひとりの男が現れて……。
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3.0総合化学メーカー「ミズシナ」の営業二課で営業アシスタントをしている成瀬詩織には、想いを寄せている相手がいる。詩織の大学時代の先輩であり、今は隣の営業一課に所属している中延浩也。彼は王子様のように甘い顔立ちと温かな人柄で、学生時代から人気者だった。学生時代の片思いを忘れることができず、就職先まで浩也と同じ会社を選んでしまった詩織だったが、誰にでも優しい人気者の浩也にとって、自分は気楽に接することのできる後輩の一人でしかないことは理解していた。月に一、二回誘われる食事もマメに届く連絡も、誰にでも同じようにしていることだとわかっているのに、浩也から連絡がくるたびに、詩織の中には少しの期待が膨らんでいた。そんなある日、普段どおりの浩也との食事の後、詩織は酔った勢いで抑えきれない思いを伝えてしまう。しかし浩也の答えはNO。「詩織のことは好きだけど、恋愛感情ではない」とはっきり告げられ、詩織の片思いはあっけなく幕を閉じた。その日以来、少しでも早く浩也のことを忘れたい詩織は、浩也と距離を置くようになる。浩也からの連絡にはそっけなく返し、誘いは理由をつけて断り続けた。すると浩也はそれが気に入らなかったようで、「以前の関係に戻りたい」と言ってきて……。
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4.0引っ込み思案で自己主張が苦手な美桜は、大学生の頃から同級生の悠に片思いをしている。二人は28歳になった今でも、よい友人として定期的に呑みに行く仲。今の心地よい関係を壊したくない思いから、美桜はなんとなくいい感じの雰囲気になっても「友達」の顔をしてはぐらかすことが癖になっていた。そんなある日、社長である悠の父親が病気で倒れたことで二人の関係に変化が生じる。多忙になった悠は仕事のストレスからか美桜に甘えるようになり、酔うと膝枕まで強請ることも! 散らかり放題の悠の部屋を片づけ、膝枕をしてあげる。そんな恋人のような振る舞いが当たり前になってしまっても、美桜は悠に思いを告げる勇気を持つことができなくて……。
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-美貌で高慢な須磨は、イギリス貴族の末裔で財閥御曹司のアルフレッドに、求婚されていた。「10年お前の気持ちが変わらなかったら、プロポーズを受けてやってもいい」 熱く濃密な夜をいくつ過ごしても、心だけは許さない須磨。男の色気と強烈な魅力を放つアルフレッドが捧げてくる、薔薇もキスも快楽も、愛しているからこそ手放さなければ…! ラブホエッチ、愛ゆえの拘束を描く短編も二編収録。セックスで織りなす、大人のエロティックロマンス。
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3.0大学で犯罪心理学を担当する服部。他人と関わらず地味に過ごす服部には秘密があった。大学研究室の場違いな客―粗野で危険な色香を漂わせた男・吉野こそが、服部を支配する彼の男だった。「君の熱いものを…私に挿れてください」命じられるままに痴態を晒す服部は、吉野の雄々しい凶器で突かれると、淫蕩にうごめく自分の最奥を止められない。悪魔のようなこの男に狂わされ、よがり求めるものは快楽、それとも…!? 「エロとじ」収録作品の単行本化!
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3.8大手音響メーカーで働く千沙都は、入社3年目に異動を命じられる。そして新たに上司となったのは、かつて千沙都の初めてを捧げた相手、湊だった! しかし再会した彼は、クールで近寄りがたい雰囲気に。いまだ燻る恋心を自覚しつつも過去のことだと割り切り、あくまで上司と部下として接する千沙都。そんな中、千沙都は湊と二人で日帰りの出張に行くことに。帰り道、大雨に降られ家に帰れなくなってしまった千沙都は、半ば強引に湊の自宅に連れていかれる!? ――「あの夜の続きしない?」昔と変わらず“千沙都”と呼ぶ声に、甘く切ない思い出がよみがえって?
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-親に反対されながらも舞台俳優、それもブロードウェイの舞台に立つようなミュージカル俳優を目指している大学生の高須慎。彼の原点は十二歳の時に観た『ミュージカル版ハムレット』――すらりとした長身、朗々と歌い上げる声、そしてアメジスト色の瞳。主役を演じたフランツ・エールスベルク、その存在のすべてに圧倒され魅了されてしまった慎は以来、舞台俳優を目指し日々努力を続けていた。そんなある日、慎がバイトをしているバーにフランツが打合せのため訪れるという情報が……。なんとかして接触の機会を得ようと試みる慎だったが、その策略をフランツに見破られ、『退屈しのぎ』に弄ばれてしまう。憧れの帝王、フランツに己の熱い情熱をぶつけることは叶ったものの力不足を思い知らされた慎。再会を約して一年後、ニューヨークへと向かうが……。
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4.0恋人なら、これくらいするだろう? 一途な社長×奥手女子 嘘から始める本当の恋 美人で人気者な姉に引け目を感じ、男性との付き合いに自信が持てない美咲。初めて淡い恋心を抱いた人が、姉の恋人だとわかり、告白もできないまま失恋する羽目に。傷つく美咲に声をかけてきたのは、勤め先の社長・遊佐大輔だった。強引で口の悪い大輔に反感をおぼえる美咲へ、失恋から立ち直るために恋愛の手ほどきをしてやると言いだして……!?
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4.1暴君という噂から、姉たちが拒否したギリアル国カーズ王との結婚を承諾した、末姫リュシーナ。お忍び旅行を装ってひっそりと嫁ぎ先へ向かう途中、山賊に襲われ騎士たちに助けられる。彼らはギリアル国の兵士たちだった。どうしてもギリアル国までたどり着かねばならないリュシーナは、侍女とともに身分を隠し、彼らに同行する。過酷な旅の途中、不思議な連帯感が芽生えた騎士とリュシーナは……。
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4.4とても華やかな容姿の美人なのに性格は非常に大人しい子爵令嬢クローディア。年頃になっても屋敷からほとんど出ず社交界デビューもしようとしない。そんな 彼女を、父親と姉・セシリアはいつも案じている。ある日、花嫁学校で行われているダンスのレッスンに通わせることを父が勝手に決めてしまった。 レッスン初日、ダンスが苦手なうえに多くの令嬢がいることに気おくれしたクローディアは、男性講師や大勢の令嬢の前で踊ることに耐えられずレッスン場から逃げ出してしまう。 逃げた先は、人気のない図書室。たくさんの本に囲まれ、その静かな空間にクローディアの心は安らいでいく。 しかしクローディアを追いかけてきた人物がいた。講師である伯爵家の三男坊・アルフレッドだ。「ぼくのレッスンから逃げるなんて!」と怒り心頭の様子の彼。そんな彼の勢いに恐縮してしまうクローディア。俯き体を震わせる彼女の様子を見て、内気な令嬢なのだと気付いたアルフレッドは優しく「ここで特別レッスンをしよう」と提案をする。 姉のサポートもあり、徐々にアルフレッドと打ち解け、ダンスも上達していくクローディア。だが、アルフレッドに恋する令嬢の嫉妬がクローディアに向けられはじめ――。静かな図書室で燃え上がる、控えめ令嬢のラブロマンス。
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-「自分から僕を欲しいと言うまで、たっぷりいじめてあげます」 かつて端役で出演した映画の監督から、三神のもとに地中海クルーズを行う船内で催されるパーティーの招待状が届く。そこで出会った美貌のモデル・アーサー。女性にも見える強烈な色気をもつ彼に誘われるままに、三神は煽られ体を許してしまう。なぜ自分に近づいてきたのか――アーサーの本心がつかめぬまま、三神はどうしようもなく彼に心惹かれてしまい…。
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2.5華やかな顔立ちとグラマラスな身体つきが目を引く伯爵令嬢・グロリアは、夜会での強引な誘いを断った腹いせに、相手の男により「男遊びの激しい尻軽」だと根も葉もない噂を流されてしまう。しかしグロリアはその見た目に反して初心で真面目な淑女。噂に踊らされている人々の好奇の目に晒されながらも、町の教会で奉仕活動に勤しんでいた。実はグロリアは、同じく奉仕活動に参加している常に襟巻きで顔を隠している男性・シェロに密かに思いを寄せていたのだ。そんなある日グロリアは両親から、隣国の公爵との縁談が決まったと告げられる。断ることはできないと悟り、シェロにせめて恋心だけは伝えようと試みるグロリアだったが、シェロはそれを受け入れてはくれなかった。それでも、最後に彼と言葉をかわすことができた。その思い出を心の支えとし、故郷を離れ隣国へ嫁ぐ決意を固めるグロリアだったが……。
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-どうしてこんなことになってしまったの!? 彼が運命の相手かどうか知りたかっただけなのに! 侯爵令嬢のソフィは、婚約した友人の幸せそうな姿を見て自分も恋愛しようと決めた。「大らかで包容力のある年上の騎士」が運命の相手と占われたが、それはソフィとの結婚を願う第二王子で騎士団副団長のアレクが仕組んだものだった。アレクと兄妹のように育ってきたソフィにとって彼は恋愛の対象外…のはずだったが、アレクが頼れるほど逞しい身体か裸を見せてほしいとお願いすることに。するとアレクから次は君の番だと言われ、ソフィも脱ぐことに…!
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3.0「いつまでも昔のままでいられるわけないだろ」──小さな商店街にある酒屋の看板娘・美月と、大手不動産会社に勤めるエリート・佑真は小学一年生のころからの幼馴染。背も伸びエリート街道を走るようになっても、佑真はちょくちょく美月の店に顔を出す仲。しかし、商店街が再開発でショッピングモールに!? その計画を進めているのが佑真の勤める会社だと知った美月は愕然。佑真に「あんたなんか大っ嫌い!」と思わず口にしてしまう。美月は商店街を守りたいと必死に頑張るが……。二十年以上、近くにいた佑真と初めて感じる心の距離。ずっと変わらない想い、変わらないと進めない関係──幼馴染との不器用な恋をほどいて……
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-少年時代に心を奪われ、ずっと追いかけ続けてきたミュージカル俳優、そして世界的演出家、フランツ・エールスベルク。高須慎はそんなフランツの演出するブロードウェイミュージカル『ハムレット』の主役の座を射止め大成功を収めたばかりか、フランツの恋人の座も手に入れた、まさにシンデレラ・ボーイだった。そんな折、『ハムレット』の公演を終えた慎に次回公演の話が……。演目は『ルードヴィッヒ』――日本での凱旋公演。さらに今回は、ミュージカル版とストレート版の同時上演という斬新な企画だ。そのため、慎は初めてフランツ以外の演出家とも組むことになり、しかもダブルキャストでもある。不安に苛まれるあまりフランツとの関係に隙間風が……。追い打ちをかけるように、もう一人の主役である笹崎とフランツとの仲にまで嫉妬し、焦燥に駆られる慎だったが……。 『アメジストの瞳に囚われて』の続編。
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3.6「てめえは、本当にここを触られるのが好きだよなあ」借金のカタに、取り立て屋である前嶋の女になることを強要された大学生の京介。1発1万――借金返済のために、前嶋に命じられればどんな状況でも身体を開く日々が始まる。やがて京介の胸の突起は淫らに膨らみ疼き、後孔は前嶋のものを咥えては甘い声で鳴く淫乱な身体に変えられていく。そして京介の心底には、前嶋に対する執着が芽生え始め…。法外な金に関わる男たちのダークエロス・オムニバス。
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4.3「この賭けに君が負ければ、君の人生は私がもらう」「それでも逃げるのは性に合わない」仕事、恋愛。遊佐の人生はまさに順風満帆のはずだった。社運をかけた大きな契約が破談になるまでは…。理不尽なリストラをされ、その退職金で憂さ晴らしをする為に遊佐はラスベガスのカジノを訪れていた。そこでヨシュアと名乗る美形の日系人と勝負することになる。自棄になっていた遊佐は勝負に負け、約束通りヨシュアに身体も、これからの人生も握られることになるのだが、ヨシュアは遊佐をベットに押し倒しながら、更なる賭けを持ちかけてきた。今度こそ、勝負に負ければ一生囚われの身…。遊佐はその勝負を受けて立った。
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3.7自他ともに認める食い道楽の財務省官僚・立花は、新部署に配属希望の若手・樟の面談を任された。事実上、立花のための新部署――『危機対策準備室』に、引く手あまたの樟が、なぜあえて希望するのか疑問に思う。だが現れたのは、昼食時、立花の通う店の先々で出会う青年だった。驚く立花に、樟は彼の母校である名門中学から後輩だったこと、その頃から立花を想い、ずっと追い続けてきたのだと熱く告げ――。
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4.0「さぁ、君の発作を鎮めるにはもう少し刺激が必要だ」──ウサギ獣人のシエラは病に苦しむ妹に飲ませる薬を買うため、故郷を離れ帝都に出て働くことを決意する。何のつてもなく帝都に出てきたシエラだったが、2年前に出会ってから密かに思いを寄せていたハルシオンと偶然再会し、働き口を紹介してもらうことに。しかし彼に連れられ向かった先はなぜか皇宮。なんと彼はバーラント帝国の皇帝だったのだ。シエラは獣人であることを隠したまま、さらには日常的に起こる発情を〝発作〟とごまかし、ハルシオンの専属髪結い師として働き始めるが、あるとき発情に苦しむ場面を目撃されてしまう。そのうえ彼はその解消に協力すると言ってきて……!?
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-「あなたとずっと一緒にいたいです……愛してます」 リストラされてアパートから追い出された萌絵が行き着いた場所は喫茶サビエンス。マスターの日下部は資産家で魔術師なのだ。サキュバスに取り憑かれた萌絵を救うために濃厚な愛を交わす。萌絵は謎めいた日下部に思いを寄せる。日下部は一生懸命にがんばる萌絵を溺愛して……。危険と隣り合わせの魔術師の生活から萌絵を愛するあまりに萌絵を遠ざけようとするけれど、萌絵はそんな日下部に「ずっと一緒にいるって言ったじゃないですか!」と言いつのる。萌絵のひたむきな想いと日下部の萌絵を守りたい想いがすれ違いを生むけれど……!?そんなときに悪の魔術師が悪魔を放って萌絵を狙う!!
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-仕事で会社に大きな損失を出してしまった武藤秀仁は社命で、砂漠の小さな国・パゴタ王国へ王子の教育係として派遣される。そこで出会ったのは国民に生き神と崇められている銀髪翠眼の美貌の王子イシュクだった。夜の神殿で初めて対面したときに、武藤はイシュクに突然キスをされ、心を奪われてしまう。イシュクのことをさらに知ろうとするが、国王をはじめとする城の者たちは何かを隠しているようで…。
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5.0家族のために、まとまった大金が必要になった大学生の慎一は、たどり着いた新宿歌舞伎町の店で、コワモテで腕の立つ色男・久住に出会う。「大金欲しけりゃ、男相手のAVにでも出るんだな」と、男をその気にさせる手管を仕込まれることになってしまった慎一。キス、口淫、胸の感じ方…初めての経験に戸惑いながらも、調教する久住の色気と冷たくて熱い視線に、心と身体は溶かされて…!? 無頼漢×純情青年の危険な情事。ノベルズ未収録の甘いクリスマス編を加えた特別版配信! (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
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-亡くなった家庭教師から西欧の小国シュトラールの真の光となるべき人に渡してほしいと託された黒石の指輪。その指輪とともに英国に旅立った英嗣は、太陽の如く輝く金色の髪を持つ不遜な男クラウスと出会う。最初の印象は最悪の二人だったが、互いの生い立ちを知り急速に惹かれ合っていく。しかし、英嗣が持つ指輪を狙い危険な事件が周辺で起こるようになり…。困惑する英嗣にクラウスは、ある大きな秘密を打ち明けるのだが!? さらに、同著者の既刊本「砂漠の鷹が愛でた獲物」(イラスト:小禄)のお試し読みも特別収録!
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-有賀組の降矢は、組の後継者・真之から逃げねばならなかった。このままでは少年の頃から護ってきた、凛と美しく気高い彼を、己自身の激しい愛と欲望で穢してしまう──! 命より大切な使命を見失い、ニヒルな男前ぶりも見る影もなく荒む降矢。「迎えに来た」と告げる真之に、とうとう想いを抑えきれず、執着をぶつけるように淫らに貪ってしまうが…!? 闇社会に生きる男たちの恋は、血を流すように一途で熱く。
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3.3モデルに演技に引っ張りだこのイケメン若手俳優・龍星。そんな人気芸能人の龍星と付き合っている琴は、新社会人として働き始めたばかり。春から同棲を始めたが、多忙なふたりの生活スタイルはバラバラで、顔を合わせることすら難しく、琴は日々綺麗な人たちと仕事している龍星が、目移りしてしまわないか不安になってしまう。しかし彼女にベタ惚れな龍星は、そんな琴を安心させるように、二人の時間は深い愛でたっぷりと甘やかす。会えないながらも充実した同棲生活を送っていたのだが、ある日琴は、龍星の新任マネージャーから、彼の未来のために別れるように言われてしまって……?
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-いつかは、心から愛し合える王子様に出会えると信じて――。 ■令嬢ヴィクトリーナは、ロマンス小説が大好きで、恋に焦がれる純粋な乙女だが、『特殊な体質』のため、いままで一度も恋愛をしたことがなかった。両親が他界し、祖父母に育ててもらったヴィクトリーナ。その祖父母も他界して残してくれた屋敷で生活していたのだが、祖母が多額の借金の肩代わりをしていたことが判明してしまい……。そんな問題を抱えるなか庭に咲く珍しい花の調査で訪れた、寡黙だが眉目秀麗な庭師・ファストリックと出会い、ヴィクトリーナは恋に落ちてしまう。屋敷に頻繁に訪れるファストリック。いつしか、ふたりは触れ合いたいと互いに願うようになり……。無愛想だが優しいファストリックは、ヴィクトリーナに甘く愛を囁き、心身ともにたっぷりと愛してほしいヴィクトリーナは……? 青い百合の花が導く、可憐な花が咲き乱れる屋敷が舞台の甘くピュアなラブロマンス。
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-恋愛小説家として活動する傍ら、ひっそりとTL作家としても活動する水上凛(みなかみりん)。 男性経験のない処女なのだが、ありったけの知識と妄想を頼りにTL小説を書き上げていき、更には『凛@充実生活』なるものをネット上で公開し、リアルが充実し性に奔放な女性を演じていた。 ところがある日、担当編集の杉にアカウントばれしてしまうことに…。そして、経験豊富な凛なら適役とばかりに、杉の親会社の社長である門脇総一郎(かどわきそういちろう)の童貞を奪う任を負わされてしまう。強引に押し切られて門脇と一夜を共にすることとなった凛だったが、その後も関係を続けていく内に、ビジネスの一環と割り切っていた彼女自身の気持ちも少しずつ変化していく…。そんな中、思い切って自分が処女であった事を告白すると、門脇の態度は一変し、凛は冷たく突き放されてしまう。公私において大事な人に冷たくされ、途方に暮れる凛だったが……。
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3.5歌舞伎町の人気ホストのサクラは、店の装飾に来た男に驚く。彼――市井は、昔、どん底にいたサクラを立ち直らせてくれた男だった…! 美丈夫な花屋×ナンバーワンホストの恋。
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2.0神からのお告げ・託宣を重視する国、ラバノフ帝国。もとは巫女として神に仕えていたヴェロニカは託宣により皇帝アレクセイの妻となった。それから三年。ヴェロニカは皇后としてアレクセイを支え、結婚生活はとても甘く、アレクセイの優しさと愛情に柔らかく包まれ幸せに満たされる穏やかな毎日。――そう、たったひとつの『嘘』をついてしまったことを除いては……。大好きな夫にも言えない大きな秘密。そのことにヴェロニカは罪悪感を抱え、幸せの陰で密かに怯えてもいた。しかし、世継ぎを待ちわびる周囲がとうとう騒ぎ始めて……。蕩けるほど睦まじい皇帝夫妻の仲に危機が!?
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2.7
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3.6