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4.5武田信玄(たけだ しんげん)の霊を封印した《魔縁塚(まえんづか)》が、何者かによって破壊された夜――高耶(たかや)の親友・譲(ゆずる)は、火だるまになる夢を見た。「ようやく見つけましたぞ、お屋形様(やかたさま)…」譲に忍び寄ってくる武者たちの亡霊…。強力な霊によって憑依(ひょうい)されようとしている譲を救おうとする高耶は、不思議な《力(りょく)》を使う直江(なおえ)と出会った。自ら何百年も生きた換生者(かんしょうしゃ)と名のる直江は、高耶に前世からの宿命を告げるのだが…!?
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5.0『炎の蜃気楼』本編完結20周年&昭和編開幕10周年を記念し、文庫未収録の小説、イラスト、マンガなどを一挙収録した電子限定版のスペシャルブック! 幻の番外編小説「赤い鯨と室戸のこうもり」、企画小説「Dream Stage2015」、ショートストーリー「いもうと参観日」「古寺逍遥」ほか多数、邂逅編マンガ50ページ、雑誌のふろく小冊子「のうまくさまんだ こんぷり~と」、歴代イラストレーターによるイラストなど、盛りだくさんの内容でお届け! 【Contents】 小説/「赤い鯨と室戸のこうもり」「Dream Stage2015」 SS/「いもうと参観日」「ある正月の風景」「獅子、お茶屋で遊ぶ」「レガーロレポート」「笠原家レポート」「蝉しぐれ」「海とカンカン帽」「古寺逍遥」「この手いっぱいの真珠」 脚本/「二十歳の月」「overture」 マンガ/「炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響 羽衣」「炎の蜃気楼邂逅編 のうまくさまんだ こんぷり~と」「桑原先生とブラリ浅草・銀座歩き」「トリビュートって言っとけば何描いても許されるってちょっと思ってるかもしれないんだぜ」「桑原さんぽ」「桑原先生とブラリ銀座歩き」 イラスト各種(小冊子、雑誌)/高嶋上総、東城和実、浜田翔子、ほたか乱 対談/「桑原水菜&編集エリーのバックヤード対談」「桑原水菜&編集エリーのバックヤード対談アンコール(今作のためのとりおろし)」 スペシャル:桑原水菜書き下ろしコメント
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-志堂家の養嗣子である隼知は、小柄で頼りなげな見た目をしているが、戦いにおける勘は人一倍優れた21歳の若武将。そんな隼知を支えるのは、9歳年上の補佐役、常嗣。11年前、隼知が志堂家の養嗣子となった頃から共に過ごしてきた、隼知にとっては誰よりも信頼できる兄のような存在だった。ある狩りの最中、隼知は何者かに襲われる。常嗣らの機敏な反応により事なきを得たが、時を同じくして館では、現領主である隼知の養父が毒を盛られていた。首謀者は、もう何代にも渡り睨みあっている隣国・庵原であることは間違いない。幸いなことに一命はとりとめたが、しばらくは療養の必要があるという養父に代わり、隼知は家中の指揮を執ることになる。突然の試練に不安を抱きながらも、常嗣に支えられ立派に責務を果たしていく隼知。しかし、隼知の養嗣子としての成長は常嗣との関係に変化をもたらしてしまう。急に突き放した態度を取り、隼知から離れようとする常嗣に、隼知の心はかき乱されて……。
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-梅谷季暉(うめたにすえあき)は大国の主・鳥狩厳季(とがりかねすえ)から一番の寵愛を受けていたが、そのために主に子ができないと考える父たちの画策により、他国への使者に出されている間に姉の蒿雀(あおじ)に立場を取ってかわられてしまう。季暉が知った時には既に蒿雀は懐妊しており、厳季の興味は腹の子だけに向かっていた。寵と共に鳥狩館や梅谷屋敷での立場も失った季暉に対して、同盟国筆頭である三刀田峻延(みとうだたかのぶ)だけは以前と変わらず接してくれることが、唯一の心の支えだったが……。美貌の武将の健気な純愛譚!(「哀花零乱第一話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.49に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-自分に自信のない引っ込み思案の英司は、就職活動に失敗したことをきっかけに、宇田木商店街のキャラクターのひとつ、ふさまるという白うさぎの着ぐるみを着て地域のアピール活動をする日々。着ぐるみに入っていてさえ、他人と満足にかかわることが出来ない英司にとって、もうひとつのキャラクター・うたぎさまに入って活動する年上の男・十坂は憧れの存在だ。すぐに落ち込んでしまう自分を優しく励ましてくれる十坂。そんな彼を見ると、英司はいつしか胸がドキドキとし始めて……!? (「うたぎさまのお気に入り♪ 1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.16に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-居候させてくれる人を「飼い主」と呼んで寝床を転々としている明るい金髪が特徴の直は、飼い主に捨てられた夜、宝石のように綺麗で美しい六実優輝と出会った。「男と試してみたい」という優輝に応えて一晩寝床を提供してもらい、家事や猫の世話、ベッドでの相手をするかわりにしばらくの間居候させてもらえることに。ところが「飼い猫」として新たな寝床でもうまくやっているはずの直に、優輝は「バイトを探せ」「アパートを借りろ」と真剣に言ってくる。愛人の子として息を潜めて生きてきた直にとって、こんなに真正面から向き合ってくれる人は初めてでどきどきしてしまい――。野良猫男子×堅物リーマンのピュアラブ!(「猫は、金魚鉢の中 第1話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.62に収録されています。重複購入にご注意ください)
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3.0伊智地家に仕える軍略家・小田月冬政は、同じ家に仕える同い年でもう一人の軍略家・時音に幼い頃から心を寄せていた。しかし時音は、冬政の父と親しく接する一方、冬政とは距離があった。そのことに焦燥感を覚えていた冬政は、戦で父を亡くしたことがきっかけで想いが爆発。時音を無理矢理抱いてしまう。二度と笑いかけてくれないと絶望する冬政だが、その後も素直になれず彼を傷つけてしまうばかりだった。そんな折、冬政は厳しい戦場へと向かうことになり……。(「夢湖月 1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.23に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-幕末、京の都を震撼させた新撰組。驚くほど気さくでお茶目は沖田に惹かれてゆく朔次郎、そして沖田も……。 諸外国が日本に対し干渉を強めていた幕末。国内では、尊壤倒幕派と幕政存続を唱える佐幕派との抗争が激化、幕府方武闘集団・新撰組は、京において倒幕派の浪士捕縛に狂奔していた。 三河の郷士の次男で十五歳の帯刀朔次郎は新撰組の噂を聞き、親の反対を振り切り出奔、新撰組の本拠で隊随一の剣豪・沖田総司と出逢う。入隊試験は、なんと沖田との立ち合い! 腕の差はともかく朔次郎は気迫と一途さを買われ、沖田預かり隊士見習いとなる。 驚くほど気さくでお茶目は沖田に惹かれてゆく朔次郎、そして沖田も……。 妬みや裏切り、敵への拷問……。志士たちを生身の人間として描く快作!! ※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。 サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。